「ぼくらの七日間戦争(アニメ映画)」

総合得点
63.7
感想・評価
59
棚に入れた
234
ランキング
4110
★★★★☆ 3.3 (59)
物語
3.2
作画
3.5
声優
3.2
音楽
3.2
キャラ
3.2

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ねるる さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

【酷評】話の展開の雑さと設定の甘さが酷い。最近見た中で最も残念作品。

原作小説未読。実写映画未視聴。
原作小説から約30年後の2020年の北海道が舞台。

~あらすじ~
本好きで控えめな性格の主人公"鈴原守"は、隣の家に住む幼馴染"千代野綾"に片思いをしている。ある日、急な親の都合で綾の引っ越しが決まる中、少年少女は大人たちへの反抗として7日間の家出を決行する。


"大人たちへの反抗"、"子供の主張"がテーマと思いますが、物語の展開が強引すぎました。ツッコミどころがありすぎる。
ツッコミ①
子供たちは家出先として、廃れた炭鉱を選びますが、その炭鉱、電気はつくし、綺麗そうなトイレ完備。有り得ん。
ツッコミ②
連れ戻そうとする大人たちとの戦いで、炭鉱の機械設備を当たり前のように使いますが、なぜ使える。危険すぎる。いつ死人が出てもおかしくないような場面ばかり。有り得ん。
ツッコミ③
そもそも子供たちが大人たちと戦う理由が薄い。ある人物を庇うために戦うが、庇う理由がない。有り得ん。
ツッコミ④
炭鉱を「あまり壊さないでね」って言ってたおじいさんの意見はどうした。ズタボロに壊されてて可哀想。有り得ん。
ツッコミ⑤
ラストの展開の強引さが酷い。
子供たちがそれぞれの本心を告白するシーン。爆弾発言があるし、LGBTとかいじめとかSNS事情とか、現代の少年少女が抱える問題を取り入れるにしても、ただ詰め込んでて展開と発言が強引すぎ。有り得ん。

この他にもツッコミ要素ありあり。有り得ん。

キャラクターについて、綾の父親はパワハラの権化でしかないし、少年少女も反抗してる理由が弱いし、人任せ過ぎて全く理解できない。
大人でも子供でもなんでもいいから、人間としてまともな奴が一人もいなくてキツかった。

オープニング音楽はRADのパクリにしか聞こえないし、いい雰囲気出そうとしてるんだろうけどイマイチ刺さらない。

ラスト、あれだけの問題を起こしといて丸く収まりました☆っていう展開にもただただ呆れる。なんだそれ。

見終わって凄ーーく不快感が残る、非常に残念な作品でした。
原作人気の作品だと思って、期待してたのに...大ハズレ引いた気持ちです。(ふて寝)

投稿 : 2022/05/12
閲覧 : 393
サンキュー:

4

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