たくすけ さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
タイトルだけ見ると面白くなさそうだが意外といける
タイトル通りの話ですw
《良かった所》
ちゃんと陰陽師だったこと。
転生王女、便利屋、英雄王と違い前世の要素をちゃんと押し出していたのは好印象。
セイカがなろうにありがちな主人公とはちょっと違う事。
一見クールでスカしてるように見えるしサイコっぽさがあるが自分と関わる人間には優しくする気持ちを持っている。
反面敵対する相手には容赦ないが優しいだけの主人公よりはマシ。
たまに鼻につくけど、優柔不断さも無くスッキリしているのでイラっとしなかった。
前世の経験を活かして振舞っているので薄っぺらいキャラになっていないのも良かった。
バトルがシリアス寄りで俺TUEEE系の雰囲気なのでこれもイラッとしなかった。
作画は飛び抜けて良いわけでなく無難な感じだが女の子が可愛く見えたからOK
なろうお馴染みの周りは女の子ばかりという環境だが無駄なラブコメが無かったのは好印象。
花守ゆみりの演技と低音ボイスが良かった。
セイカがショタ寄りの見た目だからってショタボイスにしてたら話の雰囲気やキャラに合わず台無しになってたと思う。
OPのangelaがアニメに合ってて良曲。
陰陽師に合わせてちゃんと和のテイストにしてる。
《いまいちな所》
なろうの定番を抑えちゃってるので面白味が薄い。
感じ悪いキャラ出てかませにされる
いつもの魔法学園
いつもの武術大会
いつもの赤髪女の子キャラ
最近は勇者関係が絡んでくるのも当たり前になってきたので勇者はもういいかなってなってきた。
12話で魔族が攻めてきたけどあっさり倒しちゃって物足りなかった。
子安とか良い声優使ってるから結構強いんだろうなと思ったらサクサク終わってしまい拍子抜け。
声優の無駄遣いだと思っちゃうくらいだった。
《簡単なまとめ》
多すぎた冬なろうの中では良作だと思う。
ストーリーは平凡な部類だがセイカのキャラ付け、陰陽師として戦っている事、前世の経験があっての振る舞いは良かったと思う。
続きが制作されれば見たいと思える作品。
《余談》
花守ゆみりは最近出番が少ない気がする.
もっと起用されてもいいくらい上手い声優だと思う。
春はカワイスギクライシス出てるけど。
演技上手い声優の枠を種崎敦美に持ってかれてる気がするし、高橋李依、上坂すみれ、鬼頭明里の出演が多すぎて花守ゆみりレベルの結構上手い人が割を食ってる感あるんだよなぁ。
古賀葵と小原好美もそんな感じで出演少ないなって気がする。
好き嫌いじゃなくてあまり偏りすぎるのは好ましくない。
自分の場合、上手い声優でも出演が集中しすぎると食傷気味で飽きる。
現に高橋李依と上坂すみれはちょっと控えめにして欲しいと思ってる。
声優は何も悪くないし種崎敦美と高橋李依はどんな役でもこなすので居てマイナスな事は無いのだが。