「ライアー・ライアー(TVアニメ動画)」

総合得点
49.4
感想・評価
105
棚に入れた
203
ランキング
7701
★★★☆☆ 2.8 (105)
物語
2.3
作画
2.7
声優
3.0
音楽
3.0
キャラ
2.8

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ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 3.5 音楽 : 1.5 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

のあちゃんはずるする人が大っ嫌いなの!!

6話冒頭断念。

まず最初に、タイトルがライアーゲームに近く嘘つきたちの頭脳戦を想像していた人が多いと思います。私もそうでした。
この作品は嘘つき(主人公)と嘘つき(ヒロイン)の物語であって、頭脳戦ではありません。ご注意を。

全てにおいて説明不足で意味不明。
はっきりしているのは主人公が幼馴染を探すため島に留まりたい(7つ星に近い人に会うため上のランクを目指すとか特定のユニークスターをゲットするとかそういうのはない)ということだけ。
そもそも星の争奪戦のルールもよく分からず(将棋の段位みたいなものなのか?それなら頻度の制限とか勝利した時のメリットとかがないと)、星の意味も分からず、争奪戦の制度を作った目的もわからない。
よくある話として優れた才能を見出すためとかならわかるのだが、ゲーム内容とアビリティによりそれもない。
結果好きなゲームで星の奪い合いをするよく分からない世界に転生した、みたいな感じになっている。

さらにストーリー展開も意味不明。
まず主人公はただの雑魚で、ヒロイン?が勝手に自滅したせいで偽りの星7(赤いユニークスターの効果でそう見えるだけ)となる。この自滅の試合は個人的にはギリギリセーフだったが、その後の試合が酷い。
1戦目、カンパニーの協力を経てイカサマを使えることとなった主人公。開幕戦ということでさも衝撃的な展開が、、、場面転換すると試合は終了しておりました。
やらないんかい!!!

2戦目、なんでもあり50メートル走。
正攻法で頑張る先輩に対して、防壁突破のアビリティとイカサマで圧勝する主人公、、、
これを1戦目でやれよ。今更こんなことされてもまたか、としかならない。

3戦目、カード探し
カンパニーポンコツ化と、なんでもありアビリティ。
なぜか先輩側が探索サイドで圧勝し、バトルフェイズで主人公が口八丁で逆転するという展開。
、、、そもそもこの作品のゲームはアビリティという能力を3個まで設定した上で開示する必要がないため、星7ということになっている主人公は後付けさえできればやりたい放題なはずなのにピンチになる主人公。
星7スキル、ブラックホール!とか言ってイカサマでカードを全て主人公のところに集めてゲーム終了でいいのでは?なに真面目に集めようとしてるの?
さらに先輩の緊急動員により集められた部下によって妨害され使えなくなるカンパニー。
主人公側も同じスキルで殲滅すれば良いのでは?

バトルフェイズの口八丁も相当しょうもない展開。
主人公側2枚対先輩15枚、3勝したら勝ち。
というルール自体を、主人公がルールブレイカーというアビリティでどちらかがカードがなくなった時に勝ち数が多い方が勝ち、というルールに変更し、自らの2枚の手札を捨て0対0のドロー、再戦に持ち込み、先輩は手札を捨てる。
というのがブラフで、まずルールはブレイクではなくミラージュ、変更したように見せかけただけで変更されておらず、主人公は1枚捨てたのを会場のモニターでは2枚捨てたように見せていただけ。
結論先輩は手札0枚対主人公1枚で主人公の勝ち
というもの。
そもそもこの作戦先輩が手札を捨てなければ成り立たず、ドローになる場合手札を捨てなければいけないという明示もないため、手札を捨てたのはたまたまでただの棚ぼた。勝利条件を偶然に頼っている段階で作戦もなにもあったものではない。
これが絶対に負けてはいけない勝負でないなら勝率ほぼ0%からの逆転を狙った奇策、という意味ではありなのだが、そうではなくイカサマというより強力な方法もある中での方法は全くの意味不明。

ということで酷かった3戦目、4戦目がもっと酷かったらもうやめようと心に誓い、
4戦目 複雑なカードバトル
のあの策略で味方のメイドの子とバトルすることに。
ただ勝っても負けても選抜戦脱落という状況に途中主人公が気づき、メイドの子としめし合わせてドローに。
これは勝負でもなんでもないのでノーカン

5戦目 追いかけっこボードゲーム
のあとのバトル。違法アビリティとやらでメイドの子のデバイスを破壊されたくなければこのゲームで負けろ、と言って始まった試合。
、、、そもそもアビリティってゲーム外でも可能なの?
3人しかいない有名6つ星プレイヤーがそんなんでもいいの?アイドル的な存在なんじゃないの?
そこまでするからにはゲームでは速攻殺しにくるような容赦ない攻めが、、、
ありませんでした。

ゲームを振り返ってきたが、設定と同様にゲームも説明不足。まずゲームのルールをきちんと説明しないので視聴者が置いてけぼり(主人公はイカサマで後からなんとでもできるので理解する気がない)、その上アビリティも多種多様すぎて意味不明な上それを主人公が理解する気がない(同上)、その上違法アビリティ。

もう無理です。
もっとゲームを簡単にして、アビリティはゲーム前に使用できる一覧か何かを出すようにすればもうちょっと面白かったのかな?
あ、一個忘れてた。作画も酷いです。
メインは綺麗で可愛いけど背景を作る気がない。モブは周りに白いラインが入っている、書く気がありません!というやつ。背景ならそれでもいいんだけど、主人公と絡んでくるやつまでそれなのは勘弁してくれ。


ちなみにこの作品、2023年7月放送の棚にないんだけどテレビ放送ではないのだろうか?

投稿 : 2023/10/11
閲覧 : 201
サンキュー:

2

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