をれ、 さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
昔PC-9801シリーズというコンピューターが何処に行ってもある時代があったのだよ、へぇー信じられない。
公式サイト;
https://16bitsensation-al.com/
{昔PC-9801シリーズというコンピューターが何処に行ってもある時代があったのだよ、へぇー信じられない。}
キョウビの人は、そうレスするでしょう。たった1社(一部互換機メーカーは有り)のPCが日本中のオフィスで使われていたなんて今の時代には夢物語に感じられます。もちろん他社もPCを出していましたが、同じアプリやデータを使うことができ〔互換性が〕ないので、ネットワーク外部性(;みんなが使っているものを使うとメリットがある)により、なかなか普及しませんでした。この牙城を壊したのはバンドル(;抱き合わせ販売)商法だったと記憶しています。しかし90年代中頃までには、PCを買うと既に、アプリがインストールされているIBMのPC/AT互換機〔Windows PCの先祖〕勢によって市場から追いだされることになります。PC黎明期やPC-9801退場期のビジネス記は読み物として三國志程度以上にオモシロイと思います。
さて、前置きが長くなりましたが、まだ続きますw。要するに美少女ゲームがWindows PCの先祖で動けば、この作品は成立しなかったことになります、PC-9801が表示できる色数は、かたや約1677万色に対応しているのに対し、同時に使えるのはたった8or16色です。この僅かしかないパレットで絵を描くための工夫や労働量はハンパないことが想像に難くないでしょう。今は知りませんし初期も知りませんが、初期の美少女ゲームはこんな苦労を「熱い思い」で乗り越えてきたのです。詳しくは知りませんが、点描画の知識が必要になるでしょう。今のように写真並み以上の絵をAIがあっという間に描いてくれるなんて、原始時代と現代を比較するようなものです。ただ、美少女ゲームへの熱い思いは永遠不変・・なんでしょうかねwその道の人にお任せしますw。
というわけで、前書き終了かなw。疲れたので以下は概略になりますw。
本作を楽しむために、歴代の美少女ゲームの知識が不可欠化というとそうではなく、1980年代から1990年代中頃までの日本国内牙城PC-9801では、美少女の絵を描くことが難しく専用のノウハウが必要で、それを「熱(い思い)」で乗り越えなければならなかったということが理解できれば楽しめる作品だと思います。2024年で40代以上ならばナチュラルwで、それ未満層は上の前書きのようなことさえ理解していれば、とうわけで万人ウケ可能wなもはや「異世界PC」w作品ということになります。
つまり(結局本文これだけ)、美少女ゲームを作るヒロインに共感できるなら本作はおススメです。
{懐かし..お歳がバレバレw w}
ぴぽ、懐かしい起動音、IPLが走ってるw。5インチディスクのガチャンガチャンの読込音。
16bitとか80年代中頃でしょうか。この時代当時はワタシ的に三國志と大戦略ぐらいしかゲームしたことはないです。美少女ゲームは今まで全くやったことないです。
憎めないヒロイン・キャラが、ここまでは、そういう懐かしさ溢れる世界にタイム・リープすると..っていうお話でしたが、今後の展開が楽しみです。しばらくは視聴してみることにします。