「デキる猫は今日も憂鬱(TVアニメ動画)」

総合得点
71.3
感想・評価
175
棚に入れた
528
ランキング
1333
★★★★☆ 3.6 (175)
物語
3.5
作画
3.8
声優
3.7
音楽
3.4
キャラ
3.7

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ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 疲れた社会人がうちに帰ると人でない存在に癒されるという系統としては「小林さんちの
メイドラゴン」、「世話やきキツネの仙狐さん」、「社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。」
などの系統に連なる作品。
 もっともこれらの作品がおうちで待っているのは可愛い存在であるのに対して、本作は
太々しい巨大猫の諭吉。
 パッと見はそれほど可愛い感じではないのだが、その行動や心情が分かってくると、なんとも
可愛く見えてくる。
 まあ、ペットに関して「うちの子が一番可愛い」と思っている人は多いと思うが、飼い主で
ある福澤 幸来からすると子猫の頃から飼っていることもあるだろうしで、無条件に
可愛いだろうなとは思うけど。
 先に「癒される」と書いたが、諭吉の場合は「癒し」よりしっかり家事をやってくれる存在と
いうことで、そのしっかりした部分の描写が見どころといった感じ。
 特に料理などはグルメもの的な要素もあり。

 一方の幸来は外では仕事ができ、料理やお菓子作りも得意な美人さんという、高スペック
評価だが、その実態は家事が一切ダメで、片付けもろくにできないダメ人間という内と外の
ギャップが面白い。
 考えてみると性別こそ逆だが、外で働いている方は家事ができず、家にいる方が専業で家事を
全てこなすという、昭和の夫婦像を描いているみたい。

 前述の作品では癒す側と癒される側、慕う側と慕われる側といった関係であったのに対して、
本作の幸来と諭吉は相棒といった関係性に近い印象があり、そういう点では友人が共同生活を
送っているような雰囲気だった。

2024/02/03

投稿 : 2024/02/03
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サンキュー:

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