凡打 さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

よく分からないけど、凄まじい作品

↑が一話を見た時の感想です。

全体的に「文学作品」のような作品です。

作品の雰囲気が「ギラギラ」とした、エネルギーに満ち溢れたもので、その圧倒的な迫力に完全に飲まれました…
しかし、独特の様々な演出が面白く、それだけで最終回まで楽しんでみることができました！
そして、過去のストーリーの見せ方や回想シーンの入れ方が非常に丁寧で、素直に「すごいな」と思いました。
ただ、説明が少なく、抽象的な表現も多いため、自分で必死に考えながら見なくてはいけません。
「普段、脳の使わない部分を使う作品だ」と、某掲示板にもコメントがありました。
さらに様々なところに比喩表現が用いられていて、必死に見ていないといろいろなことを見逃しそうになってしまいます。

他のレビュアーさんも書かれていますが、以上のように、非常に「人を選ぶ」作品だと僕も思います。

ただ、最終回、（イマイチ理解していないのに）感動し、泣きました…

結局、僕は最後までわからないことだらけで、制作者さんたちからメッセージを全て受け取れたとは言えませんが、それでも、何か残るものがある素晴らしい作品でした！