「プラネテス - ΠΛΑΝΗΤΕΣ(TVアニメ動画)」

総合得点
90.7
感想・評価
3113
棚に入れた
15533
ランキング
49
★★★★☆ 4.0 (3113)
物語
4.3
作画
3.9
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
4.0

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ネタバレ

ninfami さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

見ている途中での感想。

この世の中、いろいろな問題がありますよね。生命倫理、テロ問題、戦争・・・。プラネテスは、宇宙のゴミを拾う『デブリ屋』という仕事を通して、そんな問題について取り扱った作品。

子供にはとっつきにくい内容です。これは少し時事問題について興味が出始めた頃に見るアニメだと思います。大人がこのアニメを見たときには、きっと夢中になってしまうでしょう。

そんなプラネテスはヒューマンドラマがメインであり、主人公のハチマキやヒロインのタナベを通して物語は繰り広げられます。

普通アニメって、ギャグとシリアスが半端になってしまうものですが、絶妙なほどギャグとシリアスのバランスがとれています。しっかり笑わせてくれて、しっかり泣かせてくれる。

話も盛り上がってきたので、楽しみです。



見終わってからの感想。

宇宙からは、地球の国境線なんて見えません。それでも、人々は国ごとに見えない線を引き、貧富の差や領土の奪い合い、宗教の押し付けなどによる争いがおきています。何故なんでしょう。ただ、そこに地球があるだけなのに。地球は、誰のものでもなく、みんなのものなのに。みんなで仲良くやることはできないのでしょうか。

それは、私が恵まれている故のただの理想なのかもしれません。先進国の戯言かもしれません。ですが、それでも誰かを見ることはできます。思いやることはできます。誰しも、そういう考えを持っているでしょうか?少なくとも、私は持っていると思いたいです。

自分のことばかり考えているから、国境なんてできてしまった。それは、プラネテスが一番伝えたかったテーマだと思います。タナベが言い続けた『愛』というのは、ひとりひとりがそれを意識することで、ひとつになれるという意味なのだと思います。

プラネテスは名作です。全ての国の人に見てもらいたいです。
最後のしりとりのシーン、鳥肌が立ちました。本当にすばらしかったです。

投稿 : 2014/05/30
閲覧 : 238
サンキュー:

8

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