takumi@ さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

＜８話まで視聴中＞　これは最高に面白い♪

＜８話までの感想＞

単純なバトルじゃなく、奥深い人間ドラマが根底にあって
憎悪の塊のディオにも、正義のジョジョにも人間らしい甘さがあるのが
すごく見応えあるし、観ていて飽きない。

ディオがどんどん力をつけていく一方で、
ジョジョもツェペリさんとの出会いで数々の能力を身につけた。
それにしても名台詞満載で楽しい。
アフレコ中の子安さんの表情とか、思わず想像して笑ってしまうけれど
熱演してるよね。それにテンポが良いので、あっという間に終わってしまう。
別れと出会いを繰り返して、ジョジョは精神的にもどんどん強くなっていく。
これから先どこまで描かれるのか気になってきた。
---------------------------------------
＜４話の感想＞

原作が漫画だから仕方ないけれど、スピードワゴンさんが
いちいち解説してくれちゃうのが、アニメ的には可笑しい。
でもそれもまた、擬音を文字で表すのと同じように
アニメ化したジョジョの持ち味なんだろうと思う。
それにしても、４話は名言の数々に唸った。哲学的でもあるし
今後はこんな感じで、いろいろと名台詞が飛び出しそうだね♪
-----------------------------------
＜３話の感想＞

とても濃密だし見応えがあって面白い～！
独特の演出や台詞の言い回しも、すっかり慣れたし違和感ゼロ。
ディオの描き方がとにかくいい！
悪役が魅力的だと物語は確実に面白くなるものだよね。
子安さんも熱演してるし観るほうもなんだか力が入った。
--------------------------------------
ジャンル的にはファンタジーアクションになるのかな。
原作は２５年も前からいまだに連載中という素晴らしさ。
雰囲気は西洋文学っぽい香りがし、ダークな人間臭さが描かれていくようだが
人気が高いのは、おそらく物語自体が面白いからなのだろう。
原作を全く知らず、リアルで繊細な作画を見慣れてしまっている自分としては
古くて懐かしい感じのキャラデザに、最初は少々抵抗感があったものの
原作漫画そのものをOP映像に取り入れていたり、擬音をあえて
文字でも表現したりする演出法が、かえって新鮮で面白いと思った。

そしてあの演出法や荒削りなキャラデザ、映像は
「原作ファンにとって原作がいじられすぎることこそ嫌われる」というのを
優先した結果、いろんな意味で原作に忠実になったのかもなと思っている。

で、ジョジョについて何も知らなかった僕はといえば
このアニメの２話まで観た段階ですでに原作を読んでみたくなったし、
どうやら壮大らしいこの物語の今後がすごく知りたくなった。

きっとそれは、あにこれに参加して以来、
苦手なキャラデザでも観てみたらすごい感動作があったり、
先入観的に受け付けなかったジャンルでも人気の秘密に納得できる作品が
数多く存在するのを実感してきたおかげかもしれない。
もちろん、作品との相性とか好みを完全無視して無理な視聴をするのは
苦痛でしかないだろうけれど、少なくとも自分にとってこの『ジョジョ』は
最後まで観たくなる魅力を兼ね備えていると感じられた。

最新の技術で美しい映像に仕上げられていたらそれはそれで、新たなファンが
増えただろうけど、同時に原作ファンからはやはり賛否両論だったかもね。

とにかく、自分の趣味趣向のひとつである吸血鬼や仮面が
キーワードになっている以上、最終回まで見届けるつもり。