ｃｒｏｗ さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

”グロ”とは何か？

ホラーとミステリー、グロ要素が強いアニメです。
恐怖と好奇心で、視聴者を虜にしたといっていい
でしょう。

自分の予想を次々と上回ってくるストーリーには
驚かされました。”死者はだれなのか？”
数話ごとに予想して、外れるの繰り返しでした。
死者と思わせる見せ方、話の構成は圧巻です。
また、伏線の回収もとても丁寧で、違和感を感じること
なく視聴できました。
　さて、ここからは主観的な意見を述べたいと思います。
残酷な死や、 {netabare}生徒同士で、殺しあう
シーンが多い{/netabare}ことについてですが、
グロいシーンというのは、死や{netabare}殺し合い
{/netabare}のところに多いです。当然のこと
です。気持ち悪いと感じます。
ここで、”グロ”を別の観点から見てみると、今述べた
すべてのことにおいて、”必死”さが伝わってきます。
死にたくない、助かりたいとか、グロのシーンでは
”真剣さ”が伝わってきます。
”グロ”というのは、キャラの心情状態を、１番分かり
やすく伝える手段なのです。
だから、”グロ”は気持ち悪いと捉えずに、「真剣なんだ
極限状態にあるんだ」と考えてほしいです。だから、
”グロ”がこのアニメに、恐怖と好奇心をもたらす
のでしょう。