「劇場版 図書館戦争 革命のつばさ(アニメ映画)」

総合得点
68.0
感想・評価
467
棚に入れた
2434
ランキング
2180
★★★★☆ 3.8 (467)
物語
3.9
作画
3.9
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.9

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ギータ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

映像というメディアの利点

今回の映画を見て確信しました。この作品は原作を読まなくてはいけないと。
それはこのアニメシリーズの出来が悪いということではありません。

今回の映画は2008年のアニメに比べてメディア良化法、検閲、表現の自由などの諸問題により深く触れています。そして、これだけの問題を時間が限られている映像のメディアで伝えきるのは無理だと思ったのです。絶対原作はより細かく描写し、アニメではカットされたところがあると。まぁ普通に考えれば原作そのままできないというのは当たり前のことですが、この作品に関しては設定上、そして伝えたいことを考えれば、他とは一線を引いているのかなと思います。

それでも映像化には間違いなく意味はあります。単にお金を稼ごうというだけではなく、映画で実際に出てきた場面を使って例に挙げると、より影響力がある、より多くの人に情報が伝わるということです。原作を読んでない人も、この作品を通じて少しでも表現の自由について考えてくれればという願いも込められていると思います。


私はまだ原作を読んでないので詳しいことは書けませんが、読んでない人間としての立場でプレビューを書かせていただきます。
前述したとおりアニメの時よりも深く問題について触れています。それは実際に私たちがこれから関わっていくであろうものであり、目をそらしてはいけない、自分は関係ないと他人のふりをしてもいけないものです。それを考えさせることがまず一つの意義であり、見どころといえます。もうひとつはそれを考えた人の変化、成長です。ここは原作と少し違うらしいのですが、私は自分に置き換え、自分も変わっていかなければと考えさせられ、いい構成だったと思いました。

投稿 : 2013/02/25
閲覧 : 195
サンキュー:

3

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