「劇場版 図書館戦争 革命のつばさ(アニメ映画)」

総合得点
68.0
感想・評価
467
棚に入れた
2434
ランキング
2179
★★★★☆ 3.8 (467)
物語
3.9
作画
3.9
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.9

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たつじん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

自衛官募集のポスターではありません。

でも内容は女性自衛官が頑張ってるような話です。
この文章を読んでいるアナタはTVアニメ版を観られたでしょうか・・・?
観ていない方にもちゃんと解るように優しく作ってありますのでご心配なく。

近未来を舞台にしたこの作品は、図書の表現の自由をめぐって「メディア良化委員会」と抗争を続けている「図書隊」に入隊した主人公 笠原郁(かさはら いく)の奮闘する姿を描いています。

近未来といっても生活はほとんど現在と変わりません。
ただ違うのは、人権擁護のため表現の自由を奪われた日本であるという「設定」だけ。
(設定って言うなー)

正直なところ、TVアニメ版の試聴には2か月ぐらいかかってしまいました。
ちょっと前半が物足りなかったからでしょうか。
ただTV版の後半の盛り上がりの興奮冷めやらぬうちにと劇場版を観たのですが・・・
とてもイイです。

原発問題に端を発していて、政治という大きな権力がからまってくるので、TVアニメで感じていた別世界観がちょっと身近になったような気がします。
戦闘シーンやアクションシーンは見応え十分。
また寮の同室で大人の女性って感じの柴崎麻子(しばさきあさこ)がいい脇役を演じてました。
言葉がなくても「あうんの呼吸」で通じ合う仲って感じです。

太めのラインで描かれたキャラには「力強さ」や「正義感」が溢れていて、それは制服の階級章に刻まれたカミツレの花言葉『苦難の中の力』を表しているようです。

観終わったあと、爽快感が余韻に残る作品でした。

投稿 : 2013/02/28
閲覧 : 241
サンキュー:

10

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