「おおかみこどもの雨と雪(アニメ映画)」

総合得点
84.9
感想・評価
1826
棚に入れた
9953
ランキング
257
★★★★☆ 3.9 (1826)
物語
4.0
作画
4.2
声優
3.7
音楽
3.8
キャラ
3.9

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ネタバレ

もずくず さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

時かけ、サマーウォーズに続く感動作

生きることの大変さ、家族愛が描かれています。


タイトルは
おおかみの子供 女の子 雪 男の子 雨

そのままの意味合いです。

さて以下は感想をざっくりと

{netabare}
母親の学生時代で、オオカミの父親と出会い、恋におちるという流れでしたが。

段階を得て、ストーリーの進行がわかるように、ナレーションが組まれており、構成が非常にわかりやすかった。

感情の起伏でおおかみになるところがかわいい。

実際のおおかみと人のハーフを描いたときという人物像は、結構難しいものですよね。

そこもなんなくクリア。

母親の親心が巧みに描かれており、母親視点が60%くらいです。

子供たちが中心というよりは、母親がそのときどう思っていたか、今どう思うかという心情がわかりやすかい。

女の子は人の道を。
男の子はおおかみの道を。

二人の子供たちが10歳になり別々の道を行くという結果にはなったのは、少しびっくりしました。

雨は父親にそっくり。
雪は母親にそっくり。

作画が特にタイプで、雪の草原をかけぬけたときや、雨がしたたるときなど、CGを使用しているのかは調べてないですが、非常にきれいでした。

それと人の表情の豊かさ、しぐさ、細かいところまで行き届いています。さすがというべき。

いつもこの系列の映画作品は、見終わった後に、満足します。

すべてが印象深いという意味ではないですが、どことなく、心の奥のほうに何かが残っていて、どことなく悲しい気持ちになります。

見終わったことに満足しているのもそうだけど、それだけ心に残る作品ということです。

まぁすべて個人的な感想ですけど。

おおかみという着眼点が面白いですし、タイトルからはさっぱりですけど、人間同士、家族同士の、心温まる映画作品でした。

投稿 : 2013/03/09
閲覧 : 236
サンキュー:

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