「まおゆう魔王勇者(TVアニメ動画)」

総合得点
83.6
感想・評価
2536
棚に入れた
14761
ランキング
314
★★★★☆ 3.7 (2536)
物語
3.7
作画
3.7
声優
3.8
音楽
3.5
キャラ
3.7

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ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「めいど妹」をわたしにくれ~!!

原作は未読で視聴しました

難しい作品でした

「まおう」と「ゆうしゃ」で「まおゆう」
って
タイトルがなんかカワイイ

なんて
最初は
軽い気持ちで観てたのですが
正直
よく分かりませんでした

ストーリーが難しいとかではなく
この作品をどう"見るべき"なのか
悩みました
(それほど深刻ではないのですが)

この作品を視聴して感じたのは
見るべきポイントが
次の三つだったことです

・世界観
・キャラ
・オッパイ


まず"世界観"を見てみると

舞台は中世のヨーロッパのようなことろ
(なんか"○と香○料"のレビューでも同じこと書いたような)

人間と魔族が長い間
戦争をしているお話です

「魔族」という言葉から
最初「ファンタジー」色の強い作品を連想したのですが
魔族をそのまま人間にすりかえても
そのままストーリーが成り立つのでは
と思うくらい
あまりファンタジー色を感じませんでした

戦闘のシーンなんか
{netabare}人間と魔族がほぼ互角に戦ってたりしてて{/netabare}
魔族という設定があまり
突出していません

逆に
{netabare}ゆうしゃが瞬間移動するシーン{/netabare}が
非現実的なファンタジーって感じがしたくらいです

舞台背景として

戦争
経済
宗教
貧富格差など
かなり現実的な要素が盛り込まれています

視聴し始めは
なんだか難しそうなお話を予感したのですが
じっくりみてると
それほど難しい設定が多いというわけではありません

世界史とか公民のお勉強をちゃんとしてれば
結構いけるかもって思える内容です

長期間の戦争による民衆の疲弊
そして貧富の差

戦争の目的が領土の争奪という原始的なものから
経済主導やイデオロギーの台頭への変化

教会の強大な権力による異端民衆の弾圧

通貨に変わる穀物の投機的取引による貨幣価値の低下

羅針盤や活版印刷機などの発明による技術革新

天然痘のワクチンの開発
(って天然痘ワクチンってだいぶ後の話ですが)

激動の中世ヨーロッパがそのまんま舞台になったって感じですね

なんだか
高校生時代のお勉強を復習をしている感じでした^^


次に"キャラ"の設定

登場人物がやたらと多いですね

多いのに
全てのキャラについて
固有名詞が付けられていません

ここのところは
「観る側」のイマジネーションに
委ねられるところではあると勝手に思い込んでいます

メインとなるのは
「まおう」と
「ゆうしゃ」
そして
「めいど姉」と
「女騎士」

それ以外のキャラについては

ややこしいから
私はキャラ"群"として見てました

「冬寂王」は偉い人達
「司教」は教会
「軍人子弟」は騎士軍あるいはその兵士
「青年商人」と「商人子弟」は同盟あるいは商人たち
「火竜公女」が魔族かな

まおうとゆうしゃの"おのろけシーン"から
難しい政治的なお話や
戦争のお話までを
網羅するとなると

あえて
こんな形でのキャラ設定で
あとは視聴する側任せっていうのも
ひとつの手法としては有りなんでしょうね


最後に"オッパイ"

まおうの"オッパイ"と"キャラ"に引いてしまいました

おおきなオッパイ

グラマラス体型
おっとりしててちょっと天然?
なのにとても博学
たまに"やきもち"をやいたりして

なぜだか
イミテーションの角

ついでに
"かわいい"

魔王というキャラ属性のかけらも見当たりません

男性の"下心"をくすぐるような属性が満載です

っていうか
オッパイのゆれ方が尋常じゃありませんね
ゆれ方がかなりリアル?です
"ぼよよーん"って

素直に僻んでしまいました(これを素直といえるか分かりませんが)

途中
途中で
{netabare}女騎士を見て怒りをおさえてましたけど^ ^
(女騎士のは小さいんですよ^^){/netabare}

なにより
ゆうしゃとのイチャイチャシーンが
ハンパないです

"○と香○料"の○ロと○レンスを彷彿とさせる
というか
それ以上の
おのろけ全開に
終始
引きっぱなしでした

そもそもが
おのろけシーンが"売り"なんですね


というわけで
この作品
一応
最後まで観ましたが

失礼ながら
{netabare}「丘の向こう」がどうの{/netabare}とか
序盤の感動しかけた記憶が
一切頭の中から消え去ってしまってました

えぇ!
これで終わり?

って言うくらい

終わり方が
とても
中途半端に感じたのは私だけではないと思います

申し訳有りませんが
2期もやるなら"観てやっても"いいかな

ファンのみなさまゴメンナサ~イ


最後に

{netabare}全てを通して
唯一
私的高評価だったのは(結局面白くなかったんかい)

「めいど妹」ちゃん

ちっちゃくて
ちょ~カワイイんです

なんと
めいど姉の妹なんです(当たり前か)

そして
なんとなんと
姉の2歳年下なんです

姉の年齢が分からないので
いくつなのか不明なのですが
それよりも
どう見ても2歳くらいの年齢差には見えません
このことを作品を観終わってから
wikiを見て知ったときにはとても驚きました

かなりの食いしん坊で、メイド長からは「ご馳走にかける執念は上級魔族を上回る」とまで言われている。自分で作った料理を誉められたことをきっかけに料理人になることを決意し、様々な料理を編み出すようになる。中でも代表的な料理はパイである。作品の中で、メイド妹が作ったパイは度々登場し、南部諸王国の王族や、勇者一行に絶賛されている(wikipediaからコピペ)

このキャラ設定の意図がいまだに理解できません

メイド妹だけで
別枠のスペシャル回作ってほしいくらいの
ちょー気になる
お気に入りのキャラです

30分あれば
焼酎ロックで3杯いけますよ~

というわけで
「めいど妹を・・・」
そのままレビュー・感想のタイトルにしちゃいま~す^^{/netabare}

投稿 : 2013/06/29
閲覧 : 347
サンキュー:

35

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