「天元突破グレンラガン(TVアニメ動画)」

総合得点
90.2
感想・評価
4244
棚に入れた
19918
ランキング
61
★★★★★ 4.1 (4244)
物語
4.2
作画
4.0
声優
4.1
音楽
4.1
キャラ
4.3

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ネタバレ

@ちょめちょめ@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「漢」の教科書!!見方も敵も守るものは一緒だった

久々の熱血系アニメでした。最近のアニメは萌えやらロリやら美少年が多くて正直あきていました。そんな時に無理を通して道理を蹴っ飛ばすような作品に出会えたのは本当に良かったと思っています。

僕は正直ロボットアニメはあまり好きではありません。戦争だったり主人公が鬱だったりかなり戦いたくないのに死んで行ったりと暗いイメージばかりでした。でもこの作品は違います。まだ見ぬ明日におびえて、今を後悔したくないから戦います。自分がやりたいから戦います。頭が悪くて戦うことしかできないから戦います。

でも後悔しません。

余計なことなんか考えねぇで、自分がこうと思ったことをしてみると気持ちがいいもんなんです。やると決めたらやる。やりたくないことはやらない。自分に正直にな男・・・いや、「漢」達の戦いを描いています。

{netabare}第1部 立志編
まだ自分の運命に気づかぬ一人の男の物語。
遥か未来。人間は何百年もの間、地中に穴を掘って生活していた。ジーハ村の少年シモンは、いつものように得意な穴掘りをしていると、光る小さなドリルと巨大な顔を見つける。兄貴分と慕うカミナに、その顔を見せようとしたその時、突如として村の天井が崩れ、巨大なロボットとライフルを持った少女・ヨーコが落ちてきた。
騒ぎの中、シモンは巨大な顔に光るドリルを差し込むと、その顔はロボット=ガンメンとなってその姿を現した。シモン達は襲いかかる敵ガンメンを打ち破ると、勢いそのままに地盤を突き割り大空へと飛び出す。眼前に広がる壮大な地上の風景に興奮を隠せない一行は、地下暮らしを投げ打って地上で旅する事を決意する。だが地上は獣人達が人間に対して侵攻を続ける戦場でもあった。

第2部 風雲編
運命と闘い続ける男の物語。
リーダーのカミナを失った衝撃を隠せない大グレン団。シモンは獣人との戦いの中で、その悲しさを紛らわそうとしていた。そんな中シモンは偶然ガンメンによって廃棄された箱の中から謎の少女、ニアを見つけ、彼女と大グレン団達によって立ち直っていく。一方、四天王の一角を失った獣人達は大グレン団を討伐する為に本格的に動き出すのであった。

第3部 怒涛編
運命に裏切られながらも、自分の道を探し続ける男の物語。
螺旋王を倒し、地上で平和な生活を満喫する人類。僅か7年もの間に急速な文化の発展と人口の拡大を続ける人間達は、暗い地下暮らしを忘れ傲慢になっていった。人民を統率する為に新政府を設立したシモンたちに、ロージェノムが遺した言葉が重く圧し掛かる。そして100万人目の出産が確認されたその時、人間達は自らをアンチスパイラルと名乗る謎の敵からの空襲を受ける。

第4部 回天編
戦闘因果に支配された宇宙の運命に風穴をあける男の物語。
カテドラル・テラを制御可能にして地球への激突を喰い止めたシモン達。シモンがニアに贈った指輪を頼りにアンチスパイラル母星の位置を掴んだ大グレン団は、カテドラル・テラを超銀河ダイグレンと改名、全ての戦いに決着を付けるべく敵母星へと向かう…。{/netabare}

この話のいいところは、味方だろうと敵だろうとみんな地球や未来を守ろうとしていること。ただやり方が違うだけ。
どれが正解なんてないのに争う。そんな奥深いアニメ。

大グレン団の主要キャラ死ぬところはどれもいさぎのよいものだった。倒れていった者の「願い」と、後から続く者の「希望」。ふたつの思いを二重螺旋に織り込んで、明日へと続く道を掘る。

余談ですが秋に同スタッフでやるキルラキルは注目ですね。

投稿 : 2013/08/05
閲覧 : 212
サンキュー:

8

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