「天元突破グレンラガン(TVアニメ動画)」

総合得点
90.2
感想・評価
4016
棚に入れた
18685
ランキング
37
★★★★★ 4.1 (4016)
物語
4.2
作画
4.0
声優
4.1
音楽
4.1
キャラ
4.3
レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

天元突破グレンラガンの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

AIR さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

良い意味で、全年齢対象アニメ(480)

物語  294/300点
一見すると子供向けの作品に見えるが、実はかなりストーリー重視の作品。見ているこっちも高揚してしまうほどに展開がアツい。男子諸君は最早視聴が義務教育のレベルである。女子も一度は見た方がいい。つまり全員見た方がいい(暴論)。後半に向かうにつれて風呂敷が広げられていく様は圧巻で、しかもそれを綺麗に収束させてくれた、何とも素晴らしい秀作だ。
要は気合いである。

キャラ 50/50点
{netabare}ニアにハマり過ぎてしまった。初めは何の感情も持っていなかった、人形同然の存在であったのに、大グレン団に出会いシモンに出会い、あそこまで成長したのである。最終話の「シモン、あなたはあなたの為すべきことをするためにここまで来た。そうでしょ?」という台詞で不覚にも泣いてしまった。私は他のレビューで「泣いた」と言う感想は書かない。実際に「感動した」と書くことはあっても、「泣いた」作品はこれだけだからだ。感情を奪われ、捨てられ、少しずつ感情が芽生えてプロポーズを受けたその日にメッセンジャーとして覚醒してしまい、ようやく帰ってきたと思ったら消滅。文字に起こすと少し悲惨すぎやしないか。それでも煌々と明るく輝いていた素晴らしいキャラだ。{/netabare}

作画  49/50点
ガイナックスのアナログな感じが非常に良い面として出ていた。最終回付近のあの鬼畜作画は、なかなか見れないものだ。

声優  42/50点
兄貴が一番気合いこもってたように感じる。聞き応えがあった。

音楽  45/50点
かなり良かった。OPEDは勿論のこと、挿入歌を入れるタイミングが完璧。

総評  480/500点
グレンラガンを見ずに熱血アニメを語るなかれ。初めはガンメンがダサく見えたり、ただのお子様向けアニメに見えたりするかもしれないが、間違いなく質アニメの類である。しかも素晴らしい質アニメである。少し通俗的な言い方にはなるが、これはマジで神アニメ。本当に素晴らしい。

投稿 : 2020/05/14
閲覧 : 92
サンキュー:

4

ネタバレ

リクポテ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「熱い」だけではない!

兄に勧められたものの、なかなか見れずにいたこの作品。
少し時間が出来たので数年の時を経てようやく視聴することができました。

全27話で、大きく分けて4部構成になっています。
熱血ロボットアニメというとこのアニメが必ず筆頭に挙げられるほど有名な作品です。
それほど有名な作品なので、実は視聴前から少しだけ内容は知っていた状態でした。 {netabare} カミナが死ぬこととかね。{/netabare}
なので、視聴前から幾分ハードルが高かった。

☆視聴後の率直な感想☆
「とても面白かった」です。
正直言うと最初のほうはつまらないと思いました。
基本脳筋たちしかいないので、ノリが暑苦しくて断念しそうにもなりました。しかし8話以降 {netabare} カミナの死{/netabare}から一気に面白くなります。
ロボットのデザインが絶妙にダサかっこいいですww

この作品は、どんな困難もひたすら気合いと根性で乗り越えて前に突き進んでいく熱さを売りにしていますが、それだけではないところが良いですね。世界観がしっかりと練られていますし、ギャグもほどよくあります。
加えて人間の心理描写もちゃんとされています。
キャラクターがめちゃくちゃ多いので全員はさすがに無理ですが、そこは仕方ないですね。{netabare} 第3部のロシウがまさにそのキーパーソン。
タイトルもロシウの言葉。タイトルの字体もロシウの真っ直ぐさを表しています。私がまだ小さい子供や学生だったなら、きっとロシウがただの嫌なやつにうつったでしょうし、この第3部はつまらないと結論していたと思います。しかし、大人の今だからこそ、ロシウの思いや葛藤はすごく分かる。人の上に立つことの難しさ、責任、リスクマネジメント。基本周り(大グレン団)が脳筋しかいない中で、作品の中でも数少ない頭脳派、論理派のロシウ。
実際第3部で大グレン団とロシウは度々ぶつかります。
でも大グレン団もロシウも自分にできることを精一杯、一生懸命にやっただけ。
不正解なんてきっとないんですね。
ただの子供向けのアニメではないことをひしひしと感じました。中にはこの部分をつまらない、不要と思われる方もいるようですが、私は結構好きです{/netabare}

しょこたんこと中川翔子さんが歌うOPと挿入歌が反則級に素晴らしい!音楽もこの作品の熱さをさらに増大させています。鳥肌たつシーンも盛り沢山ですよ!

同時に不満も少しだけ。
熱すぎるゆえに、スケールが大きすぎて置いてけぼりにされることが多々ありました。アニメのコンセプト的にあまり細かいこと気にしたらダメなんですけどねw
それと {netabare} 終盤ちょっと簡単に人が死にすぎじゃないですか?なんかお涙頂戴を狙ってる感が出てしまっていたような気が・・・{/netabare}
{netabare} ブータの人型への変形、これいらなかったのでは・・・{/netabare}
{netabare} 最終回の展開に関しては、賛否両論あるそうですね。ニアが消滅するのは途中の展開とかでもう分かっていたことです。あの展開に納得いかないというわけではありません。ただ、ただ・・・「無理を通して道理を蹴っ飛ばす」ならば、ご都合主義といわれようがニアは生存していてほしかったというのが正直な感想です。だってあまりにも切なすぎるじゃないか・・・地球を救っても愛する女は救えないのか・・・これも俗に言うシモンを翻弄し続ける「運命」なのだろうか。切なすぎて、視聴後にいろいろ思い返してしまい泣いてしまいました( ; ; ){/netabare}

一番燃えたシーン→ {netabare} 11話 シモンの覚醒シーン{/netabare}
ここはマジで鳥肌止まらなかった

一番笑ったシーン→ {netabare} ニアの料理を食べた後のロシウの渾身の顔芸{/netabare}

長々といろいろ書きましたが、かなり面白いアニメだったことは間違いないです。たまにはこういう熱〜いアニメもいいものですね。劇場版も今度見てみよう^_^

投稿 : 2020/05/09
閲覧 : 61
サンキュー:

7

ネタバレ

ブラックテクノロジー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

キャラも展開も熱い!

動いているだけでワクワクするアニメーションが良かった
こういうアニメの原点がしっかりしているような作品って意外と少ないので◎

物語の進行でOP曲の歌詞が変わるから
作品に更に感情移入できる

【まとめ】
全てが熱すぎる(暑苦しい?)アニメ

投稿 : 2020/05/07
閲覧 : 172
サンキュー:

4

ネタバレ

和田アキ子信者 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.5 作画 : 2.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

三大過大評価作品の1つ

声優の小西克幸さんの演技が良かっただけ。たぶん周りの人が「とにかく熱い!!」って言ってるのはほとんどこの人のおかげ。シナリオやロボのデザインはお粗末なものでした。こんな物人様におススメ出来ません。

投稿 : 2020/05/04
閲覧 : 154
サンキュー:

1

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

過去と未來、死者と生者、二つの想いの二重螺旋が明日を突く

もうアニメ好きな方なら必修と言っていて名作ロボットアニメである本作について、あそこのシーンが最高とか、キャラ萌えについては語り尽くされてるだろうから私は述べません。私としては本作の重要なポイントは、単に熱血だったり勢いだけじゃない、ということについて書きたいと思います。

本作の後に本作の主要メンバーが独立してトリガーを作り、同じような熱望系の作品を作ってきましたが、正直個人的には本作ほどの興奮には達しませんでした。それで改めて本作を見直してみて感じたのは最初には見逃してた要素、特に哀しみでした。


本作は確かに熱い作品ですが、それと平衡を保つ哀しみを根底にすえている。北斗の拳のごとく愛と哀しみの物語ということが重要だったと気付いたのです。後発の作品は、熱さに釣り合うだけの哀しみ、勢いに釣り合う溜めが物語から欠けてしまったように思えます。

ジャンプしようと思ったらしゃがまなくてはならない。しゃがまないでジャンプしようとしても大きく翔ぶことはできない。これは多くの「なろう」作品等が典型的に陥っている過ちです。

日常系のように大きなジャンプが不要な作品ならともかく、物語をしゃがませることをストレスとして排したせいでコクのない物になってしまっている。現実逃避だとか、ご都合主義といった問題は二次的な物だと思います。エンタメの基本を抑えてないということ、あと単純に物語やキャラを描く筆力がない、という当たり前過ぎることが欠けていることが一番の問題でしょう。


本作は序盤のまさかの展開だけでなく、中盤も、そしてラストも単純にハッピーではなく必ず痛切な哀しみが前提にある。ラストのシモンなんて、考えようによってはバッドエンドといっていいぐらい苦いものである。しかし、痛みを無かったことにせず、それを抱えて乗り越える者達、そんな物語だから未來に繋がっていくという希望で終われる。


この作品に捧げるのは、本作最終回と同じタイトルのスタプリの曲こそ相応しい

「天の光りは全て星」

投稿 : 2020/04/23
閲覧 : 94
サンキュー:

10

ネタバレ

Kohki さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

俺を誰だと思っている!

とにかく熱く、凄まじい勢いで進んでいくアニメ。

投稿 : 2020/04/22
閲覧 : 45
サンキュー:

2

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ドリル萌え

サンダーバードのジェットモグラに始まり、円谷の轟天、ウルトラ警備隊はマグマライザーを振り回し、ガキどもの落書きにはドリルが溢れていた。
『ドリルは男のロマンだ!』などと綺麗事を言ってはいけない。
文化人類学的に…、充分恥ずかしいぞ。

ちなみに、ゲッターロボはあまり覚えていない。

ただし、確かなことが一つだけある。
この、かけがえのない地球に生まれた生命の理は、膨張を続ける宇宙の理と同じである。
天の光はすべて星、天上天下一揆同心ということだ。

しかし、現実は厳しい。
無理を通して道理を蹴っ飛ばすには確率変動の一撃がが必要だ。
多元宇宙の迷宮で妄想している暇は無い。
己を信じる自分を信じてこそ曖昧模糊とした未来は確定するのだ。

気合いだ!

投稿 : 2020/04/20
閲覧 : 143
サンキュー:

13

ネタバレ

遊微々 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これは、戦闘因果に支配された宇宙の運命に風穴をあける男の物語

2007年にガイナックスが製作したロボットアニメ。
よく熱くなれるアニメとして名前が挙がる作品で、未だに高い支持を受けている。

話の内容はとにかく荒唐無稽でスケールがバカでかい。宇宙規模までに話の風呂敷を広げ、とにかく勢いとノリだけで突っ走る作風。
正直超展開に次ぐ超展開のため、人によっては全然内容が入ってこず全くついていけないような内容とも言える。
しかしあらゆる困難を気合いと根性で突破していく光景は実に爽快感あふれるものである。
ごちゃごちゃとした細かい理屈は置いといて、とにかく自分が信じた道を突き進む男たちの熱い生き様は、見ていて思わず胸を昂らせる。

キャラクターはそれぞれに個性があり、全員魅力的。特に主人公であるシモンが様々な経験を積んで一人前の男に成長していく様子はまさに王道ストーリーそのもの。昨今は中々こういった主人公が受けにくい状況ではあるが、やはり未熟な少年が大人へと成長していく様は見ていて気持ちがいい。


主題歌である「空色デイズ」は名曲。歌唱を担当した中川翔子氏はこれで紅白にも出場した。前期後期通してOPとして採用されているので、視聴者サイドに強い思い入れが残る。最終話でイントロが流れた際に涙したのは自分だけではないはず。

そして今作を最も象徴するのが登場人物たちによる名乗りと口上。
回りくどいように思う人もいるかもしれないが、この口上こそがグレンラガンの醍醐味だと自分は感じている。
以下特に好きな口上抜粋。
{netabare}第11話より。口上者、シモン。
アニキは死んだ!
もういない!
だけど、俺の背中に
この胸に!ひとつになって生き続ける!!

穴を掘るなら天を突く!墓穴掘っても掘り抜けて!
突き抜けたなら俺の勝ち!!
俺を誰だと思っている!
俺はシモンだ!カミナの兄貴じゃない!!
俺は俺だ!!
穴掘りシモンだ!!!{/netabare}
{netabare}第21話より。口上者、シモン&ヴィラル。
人と獣の2つの道が!
捻って交わる螺旋道!!
昨日の敵で運命を砕く!
明日の道をこの手で掴む!!!
俺を!!
誰だと思っていやがるっ!!!
{/netabare}
{netabare}最終話より。口上者、グレン団。
因果の輪廻に囚われようと!!!
残した想いが扉を開く!!!!!
無限の宇宙が阻もうと!!!
この血のたぎりが宿命を決める!!!!
天も次元も突破して!!
掴んでみせるぜ!!!
己の道を!!!!
天元突破!!
グレンラガン!!!
俺たちを!!!!
誰だと思っていやがるっ!!!!!!
{/netabare}

今作は自分が出会ったアニメ作品の中で最も好きな作品。
今後グレンラガンのように胸を熱くする作品に出会えることを願っています。

投稿 : 2020/04/17
閲覧 : 38
サンキュー:

5

けやき さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

とにかく熱い‼

唯一見れる4作品のロボットアニメの一つです

投稿 : 2020/04/03
閲覧 : 101
サンキュー:

3

ネタバレ

huh さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ロボットアニメ?熱血系?そういうの無理だわ

見る前まではそう思っていた。
キャラデザインも自分の好きそうなタイプではない、熱血系とか言われてるのも気色悪いと思うだけだった。

偏見で見るのを狭めるのは勿体ないと思わされたそんな作品の一つになった。
絶対に好きになれなさそうな作風でここまで感動させられるとは思わなかった。
triggerの作品のファンになったきっかけ。
続いて見たキルラキルもこれまた古臭い作風で、絶対こんなん好きになれないだろと思いながら
グレンラガンで受けた衝撃とtriggerの信頼から視聴、とても面白かった。

投稿 : 2020/03/28
閲覧 : 167
サンキュー:

3

ネタバレ

ティロフィナーレ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

漢の義務教育

高校生の時にシモンが幼い時まで観ましたが、その先が観たくて最近み返しました。

まさに漢の義務教育といったアニメ。
すべて熱く、かっこいいセリフやキャラ、シーンだったのですが、キタンとヨーコのキスシーンは死ぬほど燃えました。
そのシーンのBGMが最高すぎます。

投稿 : 2020/03/25
閲覧 : 78
サンキュー:

3

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

とことんストレート勝負で変化球は一切なし

全27話 製作は懐かしのGAINAX


タイトルが“天元突破”です。○○戦士なんちゃらとか○○機兵なんちゃらではなく、突破ですから突破。タイトルからして真っ直ぐな意思を感じます。

物語は4つのパートに分かれた編成になっていて、大筋内容は回毎に流れる菅生隆之さんの以下、渋いナレーションがわかりやすいです。


これは、まだ自分の運命に気づかぬ一人の男の物語。
これは、運命と闘い続ける男の物語。
これは、運命に裏切られながらも、自分の道を探し続ける男の物語。
これは、戦闘因果に支配された宇宙の運命に風穴をあける男の物語。


「運命」「男」「物語」なにやらアツいものを感じます。
視聴きっかけは職場同僚の「アツいから観てみろ!」でした。例えば、

CASE1 飲み会で
「は?知らんの?人としてありえん」と40代半ばの元上司から。
その場にいた10人中5人くらいが同調するとかよくわからん状態に。
CASE2 別の飲み会で
「とにかくアツいので観てください」と20代半ばの後輩から。
なお、こちらから話題を振っていたわけではない。

着目すべきは、サンプル2件ではあるものの幅広い年齢層のファンがいること、例外なく薦めてくるのは男であること。視聴理由としては充分です。

一般認知度高いのなんでだろう?と思ったら、これ日曜朝に放送してたんですね。つくづく放送時間帯って大事だと思いました。

この作品の評価は物語としての良し悪しという本筋の部分の横に、もしかすると幅広い年齢層の非ヲタ一般人の男連中が好意的に受け止めている、またはアニメ入口の勧誘ツールとして使えるという側面があるとも言えるかもしれません。
日曜朝の視聴に耐えうる体裁を保ちつつ、エンターテイメントとして完成度高めということは、マヒしきった私達では気付かないトラップを掻い潜った非ヲタ向け推奨アニメでもあるとは言い過ぎでしょうか。


前置きが長くなりました。


いわゆるSFでロボットものに分類される作品です。
主人公は穴掘り得意なシモン。兄貴分のカミナ。そしてヨーコが軸。その他けっこうな数の人物がでてきます。詳細は公式をどうぞ。

まずはそのロボットについて。ロボットものにあるまじきガンメン(この作品でのロボ)のコミカルな造形。はっきり言ってダサいです。戦闘も緊迫感があまりない。たまにカミナがきゃんきゃん吠えてるくらいで、タイムボカンのようなコミカルドタバタ劇みたいな序盤でした。
またガンメンの動力や性能向上の要因が、一言で“気合”(゜o゜)
{netabare}(折れそうな心を奮い立たせたら動くとか、合体すると強くなるとかね){/netabare}SFに求められがちな科学的合理性はガン無視です。

この“気合でなんとかする”の基本プロットは、始めから終わりまで貫徹させました。アツいと言われる理由がここにあるのでしょう。

また、“ドリル”が象徴的なものとして扱われてます。ドリルのねじりながら真っ直ぐ掘り進むという基本特性を活かして、{netabare}それがまた宇宙の真理みたいな扱われ方をし、{/netabare}ひたすら真っ直ぐ突き進む物語となってます。


全話観た結果どうだったか?

『アツさで胸が震えたかは微妙』

『ただ、ひたすら真っ直ぐを徹底したバカさ加減に乾杯!』

直球過ぎて深みがないのです。しかし、プレイヤーの気迫は伝わってくる。
まるで大谷がストレートしか投げずに完投勝利するような試合。清々しいくらい変化球は一球も投げません。
そこで変化球投げたら楽に打ち取れるのに、、、
こんなピンチでストレートを待っている相手に投げたら打たれるのに、、、
ええいうるさい!ことごとくストレートです。


こういった潔い作品は好きです。


深みがないのは戦闘時のセリフや行動がパターン化しているだけで、4章に分かれた物語の構成はそつのない作りになってます。
コミカル序盤がある意味ミスリードとなって、意外な展開{netabare}(カミナ死亡){/netabare}、からのいったんの結末。ここまで第一章~第二章。
2クールめ中盤以降はガラッと変わり、SFの顔を覗かせてきます。ナディアやエヴァっぽさを感じる展開、GAINAXですね。
菅沼さんのナレーション「運命に裏切られながらも・・・」が意味するものはなかなか過酷です。最終回も綺麗にまとめてるように感じました。の後半第三章~第四章。
{netabare}最終回手前でやっと名前覚えたかなぁという面々が次々に踏み台となっていくのはしんどいシーンだが、モブに近い面々だったのでショックはそれほどない。ショックは最終回に取っといたんでしょう。{/netabare}


キャラはシモンとカミナの補完しあう関係という設定が魅力的でした。
{netabare}ヨモコ先生回のヨーコは輝いてました。{/netabare}
{netabare}意思を奪われて操られる少女というのはGAINAX作品のおハコなんでしょうか?ニアも涙を誘います。{/netabare}
人気の高いカミナはごめんなさい。私にはそれほど魅力的な男には映りませんでした。


音楽はOP「空色デイズ」が頭一つ抜けてるでしょうか。
しんどい中学時代を耐えて、花開いたしょこたんがこの作品の主題歌を歌っていることに一番感動したかもしれない。


製作陣に敬意を表したくなる、一芸を磨きに磨いた職人の一品です。



視聴時期:2018年8月


-----
2019.04.26追記

推薦いただいた方曰く、「グレンラガンの後はキルラキルな!」とあって、2019年4月からの再放送で『キルラキル』も観てみます。なんでもスタッフ変わらずで似たようなアツいお話なんだとか。

本作を気に入られた方はその流れで挑戦してみても良いかもしれません。


2018.09.22 初稿
2019.04.26 追記
2020.03.13 修正

投稿 : 2020/03/13
閲覧 : 576
サンキュー:

74

やきどげざ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

あえて言うなら

最高の作品だった

あふれんばかりの熱量と、作品として成り立つギリギリの世界観
魅力的なキャラ達と作品にマッチする音楽

あえて言うなら、敵がなんだかよく分からないところがマイナスポイントの気もするが、そこを肉付けするのはこの作品全体のテーマと尺からすると蛇足にも感じられるので、これで良かったのかもしれない

久々に人生TOP10塗り替える大作に出会えた。日本アニメ最高!

投稿 : 2020/02/23
閲覧 : 104
サンキュー:

3

ネタバレ

もも さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

気合気合

俺は誰だと思う?

投稿 : 2020/02/06
閲覧 : 41
サンキュー:

1

ネタバレ

みの さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

超絶爽快

とにかく展開がすごい
怒濤の勢いで強くなっていく
どんなに逆境でも、すべてはねのけて強くなるシモンたちに心踊る
ここまで爽快感のあるアニメもなかなかない
シモンをはじめ、登場キャラの心情を丁寧に描写しているところにも好感が持てる

投稿 : 2020/01/11
閲覧 : 97
サンキュー:

4

ネタバレ

プラント浜口 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

色々要素の詰まった良作!

■総論
・バトル(ロボット)、恋愛、友情、死、宇宙規模の世界観、と様々な要素が含まれており、テンポよく進むのが良い。
・何より主テーマが人間の活力(作中では「螺旋力」と称される、人間の知的好奇心や進化など前向きに生きるモチベーションと表現される)となってて、人間の強さと弱さを暗示しているのが良い
・宇宙規模になりつつも、最初からラスボスをある程度作りこんできたことが分かるほど、ストーリーに唐突感が少ない
※強いて言うならアンチスパイラルが、宇宙を守るために螺旋族を滅ぼす、という決意に至った経緯を明らかにしてほしかったな。
※また2007年の作品なので仕方がないが、古臭い言い回しや作画は致し方ないかな

■詳細
・アンチスパイラルが主張する宇宙を守るために螺旋力は要らない、人間は制御できない、というのは実に的を得ている感があって面白い。確かに人間は好奇心のような内発的な動機にはほぼ抗えなく、物凄いエネルギーを発揮する生き物だと思う。
・結局、シモンの主張は「螺旋力は制御できる、遠い未来ではなく目の前の明日を大切に」という論調で進めていくが、これだけ見るとアンチスパイラルの主張にも一定の理解が出来る


#2020年1月

投稿 : 2020/01/11
閲覧 : 71
サンキュー:

1

ウィラード さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

熱血ロボアニメ

熱いロボットアニメで尚且つテンポが良い作品です
主人公が一時苦悩するのが少しテンポ悪かったですが
そこを乗り越えてから、すらすら進みます

2クールで少年・大人と進んでいくので
テンポの良さは他作品よりも上だと思います
多分5クールかけて作ると思うので

キルラキルと被る方がいますが
自分はグレンラガンの方が面白かったです
何でかというと、
グレンラガンはキルラキルと違い
世界観が広いからです
広いのと、劇画タッチとロボット作品というのが相まって
熱血に相応しい作品となったからです

複雑描写は無く
分かりやすく回収してるので見てる分には困らなかったです
劇場版を見てからテレビアニメ見ましたが
劇場版もちゃんと熱くて感動しやすかったです

総集編は、感動が小さくなる作品の方が多いですが
グレンラガンの総集編劇場版はそういうの無かったんで
やっぱりインパクトというかそういうのは強い方なんだろうなと思えました

投稿 : 2019/12/04
閲覧 : 82
サンキュー:

4

Some さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

男はこれを観て漢(おとこ)になれ。

最初は絵で少し敬遠していました。でもフタをあけて見てみるとそんなの関係ありません。最高にアツくぶっ飛んだ面白い作品だと思います。これこそTHEアニメと言える作品のように感じます。
男に生まれたからにはこれを観て欲しいですね。

投稿 : 2019/11/27
閲覧 : 123
サンキュー:

3

ぎゃん (・ワ・) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ロボットアニメが苦手な方でも面白いアニメ

まずこれだけは言える!
絵が好みじゃないという理由で見てない人はもったいない。
ロボットアニメが苦手と言う理由で見てない人ももったいないです。

そういうアタシも最初は絵が好みじゃないし、所詮ガキが見る朝アニメだろって思ってました。それでも友人が強く薦めるので仕方無しに見ました・・・

めっちゃおもろいじゃんwww
カミナの兄貴超アツいし、名言マジ心に刺さります。なんど兄貴の言葉に助けられたか・・・。
決め台詞の言い回しも少しずつ変わってそれも期待デキて楽しめます。

少し主人公の性格にイライラする事はありますが、まぁそれも成長の一環だと思えば許せます。

この作品があったからTRIGGERという良アニメーションスタジオが存在し、キルラキルやリトルウィッチアカデミアが生まれた事実を鑑みて高評価をさせていただきました。

投稿 : 2019/11/24
閲覧 : 147
サンキュー:

6

ネロラッシュ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

やってくれたなガイナックスめ

地底の住人が地上を目指して行くロードムービー要素満載のロボットアニメ。
ガイナックスお得意のパク…いやオマージュか(苦笑)
あの場面はと言い出したらキリがない。
8話のサブタイトルは直球すぎるだろ?
不意打ちなら泣けるのに、観る前からわかるのはなぁ…
四天王との戦いもあっさりすぎて…シラケ〜で観たりもしたが、第二部まで観終わったが、なんかこのノリってロボットアニメなんだけど、劇団☆新感線のようなノリなんだよね。
人情に厚くバカでかっこいい啖呵を切るのは。

後半へつづく

第三部は青年編へ
まぁ〜前半のイケイケドンドン!の少年編よりこっちの方がいいね。
落ち着いてSFを堪能出来る流れですし、独裁政治に対する毒も入っていていい。
7年でこんなに近代都市開発とは無茶振りすぎるが、螺旋エネルギーたることのようだ。
サンジゲン担当の3DCGも効果的でいい。
グロスでGONZOが担当したりと、言うなればガイナックスという実家を出た子供達が帰省するような感じでニンマリしてしまう。
赤毛の眼鏡っ娘の先生って…
あの作品ですよね。ツボだからいいけど…

第四部へつづく
ようやくプロローグに繋がった。
引っ張りすぎだぜ。
ハーロックみたいでかっこいいじゃん!
アンチスパイラルね…
ヤンキー物にありがちなサブキャラが次から次へと…
あ〜あ…
このアニメはずっとなんでもありでここまで来て、不可能を可能にしてきたじゃね〜か!
もっと単純にヒロインのニア奪還!
めでたしめでたしにすりゃあ満足なのに。
風呂敷を広げすぎじゃ!
これがトゥルーエンドなら悲しすぎる。

最期にやってくれたなガイナックスめ。

投稿 : 2019/11/08
閲覧 : 114
サンキュー:

5

錯乱坊 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

リレーはいただけない

兄貴の死を境にヒーロー・ヒロインが変わります。ヒーローは最初からヒーローとして登場していたのですが、兄貴の活躍の陰に隠れていてあまりヒーローっぽくなかったのが、一時落ち込んだものの兄貴の死を乗り越えてからはヒーロー道(ってあるのかそんなの)を歩み始めます。ヒロインの方は兄貴とくっつくはずだったので(見事に死亡フラグが回収されました)、今更乗り換えてというわけにもいかず新たなヒロインの唐突な登場となりました。この辺りもう少し工夫できなかったのかねぇ、と思わなくもありません。
お話の方は、なんだかわからないパワー感で押し切った感もありますが、これぞセンス・オブ・ワンダーの傑作だと思います。

投稿 : 2019/10/29
閲覧 : 98
サンキュー:

0

はまやん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

今見ると粗が目立つ

熱血アニメの金字塔としての地位を築いている本作ですが、個人的な評価は厳しめになりました。

たしかにシモンやカミナといったキャラクターは気持ちのいいキャラクターであり、彼らが主に気合と熱血でピンチを乗り越え、それに合わせるようにロボットがどんどんパワーアップしてくシーンは本作が未だに人気である理由が分かった気がします。

ただ全体的にシナリオとキャラクターが水っぽい感じは否めませんでした。

とくに17話~20話は本来一話で済ませられるはずの『その後の世界』を延々と見させられており、ここで何度も投げ出しそうになりました。脚本が自ら設定した「為政者となった主人公たち」というアイデアを説明するのに膨大な分量を費やし、宇宙へ飛び出すまでのシンプルな理由を一年放映するガンダムみたいなスパンで描くのは非常にもったいないように感じました。

同じように大グレン団にいる多すぎるほど多いサブキャラも主人公に追随するテンプレキャラの域を脱していません。個人的に印象深かったのは、何ひとつ伏線もなく適当に男キャラにあてがわれていった三姉妹で、セリフ量も出番も多いのに(こいつら本当に血も涙も通ってねえな……)というどうしようもない感想を抱きました。

もっとこうしたら良かったのに、とか、もっとここを掘り下げて欲しかったという惜しいところばかりが見えた作品でした。

投稿 : 2019/10/04
閲覧 : 182
サンキュー:

2

メタトロン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

幼稚な名作

序盤はただ単に子供向けの幼稚な印象しかなかったが、徐々にその幼稚さに魅了されていきました。

中盤からのシリアスな展開や壮大すぎる終盤は、結局は気合いで乗り切るワンパターンさをシリアスさと壮大さで上手く調整しているように思います。

総評
大人は序盤のノリに拒否反応を示すかもしれないが、そこを乗り越えた先には他には無い特別なものを味わえる。

投稿 : 2019/09/25
閲覧 : 168
サンキュー:

3

ウエハラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

熱い とにかく熱い作品

8話までは惰性で見ていたが、そこから先はとにかく熱い
規模もデカイ。
全アニメでアニキが一番好きなキャラになりました。

投稿 : 2019/08/20
閲覧 : 209
サンキュー:

1

ネタバレ

Bee@ぐーるぐる さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

自分用

バカヤロウ、無理を通して道理を蹴っ飛ばすんだよ!
自分を信じるな,俺を信じろ,お前を信じる俺を信じろ!
一度故郷を離れたからにゃ負けねぇ引かねぇ悔やまねぇ、前しか向かねぇ振り向かねぇ、ねぇづくしの男意地
熱くなるのはいい,だが焦んな,喧嘩に勝つには熱いハートとクールな頭脳だ
余計なことなんか考えね~で,自分がこうと思ったことをしてみろよ,気持ちいいもんだぜ
「もし」とか「たら」とか「れば」とか、そんな想いに惑わされんな!自分が選んだ一つのことが、おまえの宇宙の真実さ。

投稿 : 2019/08/15
閲覧 : 204
サンキュー:

1

エミリアたんマジ10 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感動、鳥肌の連鎖!!とにかく熱い!!

1日で27話全て見たアニメはこれが初めてです。。

主人公のセリフをはじめ一言一言が熱すぎてたまりません。。。本当に最高です。。

挫折しそうになりましたが8話からの展開と、キャラの可愛さでカバーできそこからは止まらなくなってしまいました。

覚えておけ
このドリルはこの宇宙に風穴を開ける!
その穴はあとから続く者の道となる!
倒れていった者の願いと、あとから続く者の希望!!
二つの思いを、二十螺旋に織り込んで!!
明日へと続く道を掘る!!!
それが、天元突破!!!!
それが、グレンラガン!!!!
おれのドリルは、天を創るドリルだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

投稿 : 2019/08/15
閲覧 : 136
サンキュー:

0

ネタバレ

なばてあ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ノーガードの眼差しを撫でる偽装された屈託

インフレーションが止まらない設定と世界観、テンションはずっとレッドゾーン、それでも最後は風呂敷をたたみきる。作品のグランドデザインが見事すぎる。「アホっぽい」絵面と「厨二っぽい」設定に、観る方の気構えはほとんどノーガードに下がる。それが巧みすぎる戦略。こちらの穿った眼差しを無力化したうえで、こっそりと忍ばされる練りに練った構成と伏線。セル画ちっくでフラットな画面だからといって、けっして作品は幼稚そのものではない。戦略としての「稚拙」、外連味あふれる「屈託」、結果として、子供じみているのに極めてオトナな仕上がりに。

{netabare}『キルラキル』と比べると、こちらのほうが完成度は高いと思う。『キルラキル』の「屈託」は完全に「ネタ味」へと昇華されていて、たたむべき風呂敷もそこかしこに孔が空いている状態。その孔こそが「粋」なのだというひらき直りのダンディズムはもちろんよく分かるけれど、その半歩手前で踏みとどまり、風呂敷に空いた穴もいちおう取り繕うだけのポーズは見せる「屈託」と「ネタ味」の閾で七転八倒するのがこの作品。つまり、モダニスティックに完成度が高いのは『グレンラガン』。ポストモダン的なのが『キルラキル』。 {/netabare}

{netabare}『ダリフラ』と比べると、これはもう歴然。いまとなってみれば、『ダリフラ』が『エヴァ』と『ラガン』のパロディであったことがよく分かるのだけれど、パロディとしてもっとも外してはいけない要点である完成度が、致命的に低かったのが『ダリフラ』。ストーリィや世界観が先行作品に近くても、似ていても、重なっていても、それ自体はまったく瑕疵にならない。オリジナリティ信仰は燃えないゴミだ。・・・でも、パロディにはパロディの良し悪しがある。おなじ風呂敷を使うにしても、リスペクトを払いつつ結び目のカタチを変えて仕上げることはマスト。それが畳めなかったとなると、もはや(以下略 {/netabare}

出崎統への愛が随所で反復される。それが「ネタ」っぽく見えないところがすごすぎる。今石さんのなかで出崎様式が血肉化されているからこそ、モノクロ線画も三回パンもまったく浮かない。それは言葉を換えると、アナクロニックで古色蒼然とした絵作りということになるのだけれど、今石さんの場合はむしろそれはポジティブな評価に結びつけられている。バトルシーンの超絶作画も、結果として、すんなり物語に馴染んでいる。作画のみが突出しているわけでもなく、作画ヲタとしては作画アニメとして持ち上げにくい、そういう幸せなアニメになっていると思う。

衝撃:★★★★
独創:★★★☆
洗練:★★
機微:★★★★
余韻:★★

投稿 : 2019/08/12
閲覧 : 83
サンキュー:

0

塩谷ナオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

タイトルなし

<16話で断念しました>

投稿 : 2019/08/01
閲覧 : 614
サンキュー:

0

和奏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

馬鹿にしていた自分を殴りたい!!

幼稚な感じでどうせ面白くないからと、
観るのをやめていた
『過去の自分を殴りたい!』

8話で観た方がいい
そこからのおもしろさが半端じゃない!!
とにかく熱い!!

投稿 : 2019/07/26
閲覧 : 140
サンキュー:

3

次の30件を表示

天元突破グレンラガンのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
天元突破グレンラガンのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

天元突破グレンラガンのストーリー・あらすじ

これは、まだ自分の運命に気づかぬ一人の男の物語。遥か未来。人間は何百年もの間、地中に穴を掘って生活していた。ジーハ村の少年シモンは、いつものように得意な穴掘りをしていると、光る小さなドリルと巨大な顔を見つける。兄貴分と慕うカミナに、その顔を見せようとしたその時、突如として村の天井が崩れ、巨大なロボットとライフルを持った少女・ヨーコが落ちてきた。(TVアニメ動画『天元突破グレンラガン』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2007年春アニメ
制作会社
GAINAX
公式サイト
www.gurren-lagann.net/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E5%85%83%E7%AA%81%E7%A0%B4%E3%82%B0%E3%83%AC%...
主題歌
≪OP≫中川翔子『空色デイズ』≪ED≫アフロマニア『みんなのピース』、HIGH VOLTAGE『UNDERGROUND』

声優・キャラクター

柿原徹也、小西克幸、井上麻里奈、小野坂昌也、檜山修之、伊藤静、中村大樹、谷山紀章、佐藤利奈、植田佳奈、阿澄佳奈、斎賀みつき、本田貴子、福井裕佳梨、梁田清之、根谷美智子、陶山章央、川久保潔、池田成志

スタッフ

原作:GAINAX、 監督:今石洋之、シリーズ構成:中島かずき、キャラクターデザイン:錦織敦史、メカニックデザイン:吉成曜、美術監督:平間由香、音響監督:なかのとおる、音楽:岩崎琢、撮影監督:山田豊徳、色彩設計:高星晴美

このアニメの類似作品

この頃(2007年春アニメ)の他の作品

ページの先頭へ