くろゆき* さんの感想・評価

4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

ななめななじゅうななどのならびで、なくなくいななくななはんななだいなんなくならべてながながめ。

第1話　「かれんビー　其ノ壹」
{netabare}
大ヒット作「化物語」の続編が満を持して登場ということで、この冬最も注目されている本作。
その気になる第1話は、まさのその続きが戻って来たと感じさせる「化物語」ファンにはたまらない会話劇とシャフト演出が炸裂する素晴らしい内容になっていました。
第1話ということもあって、より「化物語」を意識させる戦場ヶ原さんとの会話劇に真宵とのロリロリコントが楽しく描かれていてサービス過剰とも言えそうな今回です。
アニメ的にも予算の多さを感じさせる豪華作画陣でシリーズディレクターの板村智幸演出が楽しすぎるものになっていて、この上ないつかみはOKの初回かと思われます。
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第2話　「かれんビー　其ノ貮」
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今回は、千石撫子＆神原駿河のエロエピソード。
前回の戦場ヶ原さん＆八九寺真宵に続いてのアニメ再開を記念したお祭り的な化物語ヒロイン達による過剰サービス回となっていた今回です。
前作から数ヶ月が経ってビジュアルが少し変わった撫子と神原のエッチなシーンが満載です。
そんなことをしていてほとんど物語が進まない「偽物語」となっていますが、ようやくかれんビー主役の阿良々木火憐も登場して、OP＆EDも披露されて、そろそろ本腰を入れて「偽物語」にシフトチェンジしていく準備はできてきた今回かと思われます。
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第3話　「かれんビー　其ノ參」
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今回は、阿良々木暦のヒロイン巡りが一段落してガハラさんのところに戻ってくるガハラさん回。
1,2話で暦が各ヒロイン達とお痛をしてきたのを見透かしたように暦を罵倒するツンデレ鬼嫁のガハラさんが超怖い今回です。
そんな中、なにやら怪しい新キャラの貝木泥舟（かいきでいしゅう）が登場して、気になっていた第1話冒頭の阿良々木暦の監禁シーンとも繋がりつつ最後には事件が勃発して、ようやく「偽物語」の物語が動き出してきて、化ヒロインサービスアニメというだけでなく「偽物語」としても面白くなってきた今回かと思われます。
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第4話　「かれんビー　其ノ肆」
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第4話は、ついに登場の羽川翼＆ロリババア忍野忍エピソード。
初回から化ヒロイン達を巡ってきた本作ですが、今回はそのラストとなるこの二人の登場です。
お話も前回のラストから大きく動き出してしていて、会話内容、ビジュアル共に非常に情報量が多くて内容の濃い今回となっています。
そんな今回の見所は、ガハラさんをも怖れさせる羽川翼のお下げ髪とメガネが無くなった新ビジュアルとついに坂本真綾声で喋りだしたロリババア忍野忍の幼児体型入浴シーン。
特に忍野忍の入浴シーンは八九寺真宵に続いて大丈夫かと心配させられるほどのロリロリシーンに挑戦している本作です。
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第5話　「かれんビー　其ノ伍」
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今回は、羽川翼と巨大な方の妹・阿良々木火憐に貝木泥舟のことを聞くお話。
全7話と言われている「かれんビー」もそろそろ事件の真相に迫りつつある中、終盤展開に入って来ている本作です。
内容の方は、今回も相変わらずのの会話劇で進行する形となっていて、羽川翼と火憐ちゃんとのお話で事件の謎が明かされて行きます。
そして、今回はついにロリコン主人公・阿良々木暦が真宵、撫子、忍に飽き足らず、妹・火憐の裸体に迫るド変態プレーを見せてくれるわけで、結局今回もギリギリのところを攻めてくるエロアニメだった本作です。
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第6話　「かれんビー　其ノ陸」
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今回は、かれんビークライマックス前エピソード。
貝木泥舟との対決を前に戦場ヶ原ひたぎさんの家を訪ねて伏線を張る溜め回となっている今回です。
お話的にはあまり進展しない今回ですが、再び登場の八九寺真宵、ガハラさん、忍野忍との会話劇中の演出がたのしいことになっています。特にガハラさんがエロカワ描写がいい感じです。
そして、最後に火憐ちゃんに不測の事態が起こって次回のかれんビー完結エピソードに続く今回です。
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第7話　「かれんビー　其ノ漆」
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第7話は、阿良々木ファイヤーシスターズの大きい方の妹・火憐篇「かれんビー」の完結エピソード。
火憐の兄・阿良々木暦が主人公らしく、火憐とガチンコバトルとした後、貝木泥舟と話をつける完結物語となっている今回です。
完結物語としては、阿良々木暦がラスボス貝木泥舟と大立ち回りをして気持よく悪を退治する展開を予想していた人には肩をすかされる展開となっていましたが、「偽物語」というタイトルのラスボスらしく全く言葉が届かない非常に食えないニセモノキャラの貝木泥舟が非常に興味深い敵キャラとなっていたように思います。
そして、そんな貝木泥舟の挑発に乗らずに阿良々木暦というパートナーとともに過去を乗り越えたガハラさんの成長話が素敵な今回でした。
派手なバトル決着ではありませんが、物語シリーズらしく会話劇で繰り広げられる水面下の貝木泥舟とのバトルに手に汗握る熱い今回だったかと思います。
いわゆる質アニメな完結です？
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第8話　「つきひフェニックス　其ノ壹」
{netabare}
今回からついに本作の完結編となる「つきひフェニックス」（全4話）がスタート！
その気になる初回の内容は、火憐ちゃんと阿良々木暦の禁断の兄妹ド変態歯磨きプレイエピソード。
今まで数々のエロプレイを見せてきた阿良々木暦ですが、妹にガチに欲情してしまっていつも以上に荒ぶっている今回です。
そして、そんな阿良々木暦に攻められる火憐ちゃんが可愛すぎて困るのが今回です。
前回までの「かれんビー」エピソードで兄に惚れてしまったそんな火憐ちゃんのあられもない姿が、シリーズディレクターの板村智幸演出・コンテと豪華作画陣で描かれるエロ神回となっています。
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第9話　「つきひフェニックス　其ノ貮」
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「つきひフェニックス」第2話となる今回は、新キャラの影縫余弦（かげぬいよづる）＆斧乃木余接（おののきよつぎ）登場回。
白石涼子＆早見沙織演じるそんな新キャラが登場する今回ですが、まだ何者かは明かされない溜め回となっています。
お話の方は、阿良々木暦が火憐ちゃんを神原駿河に紹介して、帰りに八九寺真宵とちちくりあうというものになっていて、主役の月火ちゃんも登場しないまったくどうでもいい内容（笑）に原作未読者的には本当に残り2話で完結できるのかと心配になっちゃいます。
でも、前回に引き続いて阿良々木暦と火憐ちゃんのバカ兄妹コントが非常に楽しくて秀逸な内容の今回です。
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第10話　「つきひフェニックス　其ノ參」
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第10話は、「偽物語」のタイトルの核心に触れる肝エピソード。
前回初登場の影縫余弦（かげぬいよづる）＆斧乃木余接（おののきよつぎ）の正体が明かされるとともに、阿良々木暦とファイヤーシスターズの穏やかな日常が壊され、ニセモノだった月火ちゃんの正体が明かされる神回の今回です。
お話の流れも穏やかな月火ちゃんとの会話劇と忍とのドーナツネタから、貝木泥舟のサプライズ登場を経て一気に衝撃の謎が明かされるオシャレなものになっていて、演出も素晴らしい本作の最大の謎が明かされる物語に衝撃を受ける今回です。
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最終話　「つきひフェニックス　其ノ肆」
{netabare}
最終回は、「つきひフェニックス」完結エピソード。
前回ついに小さい方の妹・阿良々木月火の正体が明かされた本作ですが、最終回はその月火ちゃんを狙うラスボスの影縫余弦との王道的なバトル決着最終回となっています。
決着展開的にも、最終回らしい気持ちの良い謎解き話となっていて、「かれんビー」とも話が繋がる貝木泥舟と影縫余弦や忍野メメとの関係が明かされるなど、本作タイトルの偽物と本物のお話でまとめられる納得の面白い最終回になっている今回です。
ということで、物語シリーズのアニメは「化物語」の前日譚で最初の物語の2012年劇場公開の「傷物語」に続く本作です。
{/netabare}