「LUPIN the Third 〜峰不二子という女〜(TVアニメ動画)」

総合得点
65.5
感想・評価
473
棚に入れた
2359
ランキング
3220
★★★★☆ 3.7 (473)
物語
3.5
作画
3.7
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.8

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

ボン キュッ キュッ な気がする

モンキー・パンチの瞬発力のある線の色気が動くとこうなのかな、と思った。
時折重ねるように鉛筆やコンテのようなザクザクした陰影がかかるのも、アンティークな怪しい雰囲気が加わってる。

オープニングがまた、憂いと背徳の美しさが漂ってて。語りが入るんだけど、不二子の声ではないの。誰??と思ったら、橋本一子さん。ラーゼフォンの音楽の人らしい。
「歌ではなく、朗読」という形式のオープニングテーマ。
物語の深みを感じさせて面白いと思ったけど、若い人に評判良くないんだね。
前衛的、といってもルパン連載初期の60年代に夢見られた前衛美術、製作時の2012年や今から見ると、レトロな夢の残り香…って感じがうまく出てる。

スタイルに物申す。
不二子といえばボンキュッボンな体型の代名詞。
本作は、ウエストがキュッと締まっているのと、お尻が小さく小股の切れ上がった感じが強調されているのとがあいまって、脱ぐとちょっと…、
腰周りが永野護の描くファティマみたいなのが…、私は残念。
もう少し柔らかそうでもいいのでは…と思うんですが、余計なお世話か。お尻から太ももにかけてのボンさが物足りないかなぁ…と。余計なお世話ですか、スイマセン。
服着てると気にならず、すごく可愛いよ。衣装のバリエーション豊か。

女性がかっこいいと思う体型で描かれているのかな。キャラデザは男性だけど。

「フェミニズムなルパン」と評される本作、監督も脚本も女性。(岡田磨里と山本沙代)
不二子を不二子たり得たせているものは何か?という内面性を追求した内容。
一見奔放そのものなのに、腰回りの印象から受ける様な不安要素を抑圧して抱え込んでいて、満たされずに駆け抜け続けて居るからこそ不二子なのかなあ、とも思えた。
安産体型でひとところに落ち着ける女じゃない。

かっこいいんだけど、数話で結構、お腹いっぱいだ…。
モードやレトロな映画に興味のある人、海外ファンにはいいのかな。

投稿 : 2013/09/05
閲覧 : 331

LUPIN the Third 〜峰不二子という女〜のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
LUPIN the Third 〜峰不二子という女〜のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

ページの先頭へ