「ゲド戦記(アニメ映画)」

総合得点
58.7
感想・評価
514
棚に入れた
2604
ランキング
6392
★★★★☆ 3.2 (514)
物語
2.8
作画
3.6
声優
3.0
音楽
3.5
キャラ
3.0

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月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

森羅万象?

2006年7月29日劇場公開。宮崎吾朗 初監督作品。

1968年~Ursula Kroeber Le Guinの原作を元に主に第3巻の
「さいはての島へ」を元にいた、宮崎駿の絵物語「シュナの旅」
を原案とした長編アニメーション。スタジオジブリ制作。
宮崎吾朗監督の独自解釈によるストーリーとなっている。


感想。

原作小説ファンはどう思うか難しそうな作品。
私は原作未読。海外版実写ドラマのほうが面白かった。

声優の起用にしても悪くは無いけど話題作りの枠を超えた
ものかどうかは疑問が残るし・・そして実際にこの作品が
面白い・・楽しい物なら問題は無いだろうけど・・元々が
暗い雰囲気になりやすいファンタジー系・・明るくすると
軽薄に・・暗いと退屈で・・初監督作品には凡そ向かない
原作のような気がする。実際あまり記憶が無い。

原作は世界三代ファンタジーという言われるほどの名作。
映像化すると「指輪物語」に遙か及ばない印象・・ナルニア
にも及ばず・・分かりやすさとエンターテイメント性だと
ハリー・ポッターに遠く及ばない。こんな作品ハリウッド
かどこかで映像技術に物を言わせた実写やらせた方が良か
ったと思わせる作品・・

映像は如何にもジブリという雰囲気。
映像で殆どの世界観やメセージをイメージさせる感じで、
情緒的な風景等の描写が多いけど、映像以上のものを感じ
ない所が物語そのものの印象が薄く感じたのかもしれない。
菅原文太さんは声優結構はまってるのかも?

「指輪物語」の前に映像化していれば印象は全く違った気も
しなくもないが・・既にファンタジーは溢れている・・
題を「シュナの旅」したら?とか・・20年前に宮崎駿さんが
映像化していたら・・とか思ったりするけど・・もし20年
前に宮崎駿監督で映像化してたらジブリのその後の多くの
名作はどうだったのかな?・・そういうヒストリー?的な
角度で映像と音だけは如何にもジブリかな~と視ていた。




アレン(レバンネン):岡田准一(V6)
テルー(テハヌー) :手嶌葵
ハイタカ(ゲド)  :菅原文太
テナー      :風吹ジュン
クモ       :田中裕子
ウサギ      :香川照之
国王       :小林薫
王妃       :夏川結衣
女主人      :倍賞美津子
ハジア売り    :内藤剛志
ルート      :飯沼慧
2人組のオバさん  :梅沢昌代 神野三鈴

船に乗っていた風の司 加瀬康之
国王の家臣 阪脩
王宮の侍女 八十川真由野
ウサギの部下 西凛太朗
船員     宝亀克寿 白鳥哲

役不明 中村悠一、加藤英美里、他

投稿 : 2013/10/29
閲覧 : 334
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