「たまゆら~hitotose~(TVアニメ動画)」

総合得点
74.8
感想・評価
1107
棚に入れた
5085
ランキング
856
★★★★☆ 3.8 (1107)
物語
3.7
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.8
キャラ
3.8

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atsushi さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

日本のネオ・ヴェネツィア

OVAから続く佐藤順一監督&原作の作品。

OPは坂本真綾×松任谷由実、EDも中島愛とOVAから変わらぬ組み合わせ。
音楽のチョイスは間違いなく今年一番。

キャストは主人公は竹達彩奈、竹原の友人が阿澄佳奈、井口裕香、儀武ゆう子。
横須賀の友人が寿美菜子、主人公の母がなぜか緒方恵美。

単なる日常系と言ってしまえばそれまでだが、こりゃ泣きそうな話。
自己啓発的な癒しアニメ。
パンツとかはたぶん出てこないと思うので、全編マジメな話だと思う。

聖地巡礼を呼び込みたいのか知らないが、何だか全カットが実在の風景な気がしてくる(笑)
特定班の動向にも期待。

2話
風呂ですらエロくない。
EDの入りが素晴らしすぎる。不覚にも泣いた。
文化庁もBLOOD-Cなんかに5000万も援助してないで、こういう健全な作品を応援しろよ、と思った。

3話
Working!!山田というか、ARIA後輩ちゃんというか、全体的に広橋涼だった。

4話
麻音の父と母が諸星あたるとラムちゃん(笑)
儀武ゆう子がうる星やつらのファンだからこのキャスティングらしい。
時計屋さんは有名なとこだが、旅館の予約がヤバそう(笑)

5話
美菜子回。緒方恵美本人もバイクに乗るらしい。
なんだか人を見てキャラ設定を作っていってそうだ。

6話
あまりぱっとしない回想回。

7話
水無灯里(写真家)、藍華(写真館の客)、アリス(こまちちゃん)、グランマ(祖母)が揃う。
アリシアさん(かおるの姉)が揃ってればなぁ。
そういえば阿澄佳奈もちょこっとだけARIAに出てたなぁ。
繋がってるなぁ。

8話
竹達彩奈がなんだか鼻声に聞こえる。
タイアップ企業のオタフクソースやポプラも登場するが、エヴァの劇場版みたいにこれでもかとゴリ押しされず、非常に控えめだ。
広島がなんだかネオ・ヴェネツィアに見えてくる(笑)
超設定に付き、写真家、レギュラー入り。
恥ずかしいセリフがいっぱいだ。

9話
ももねこ回、とOVAで写真屋にいた2人のモブっぽい人の回。
最後の方はどう見ても藍華とアリシアさんでした(笑)
しかし、意外と登場人物多いな。
広島だし、出てきた車はどう考えてもマツダなのに、なんだか作画がおかしかった。

10話
ぽってのカメラが出てこないだと!?
アスミン回、あまりにも起こる事件が少ないので、20分で何を伝えたいのかがよく分かる。
しかし、阿澄と井口は素の演技というか、声優本人をモデルにしてキャラ設定を固めたとしか思えない出来。

11話
起こった事件自体は大したことではないのだが、ここまでに出てきた数々の前フリが非常に効いていて、なんか感動的。
船に乗ってるシーンで縦揺れしてるとことか、さりげない一手間。
6話目辺りから、ストーリー自体はかなりどうでも良くなってくるくらい大したことは起きないが、それを見せる、間が
非常に素晴らしい。
このタイミングでこの曲の入り方と、一見関係なさそうな間接的なカットのアップは反則だろう、と。
監督が原作もやっただけあって、その辺りの統一感が素晴らしすぎる。
だが、コレをラノベにしたらたぶんものすごくつまらないんだろうな、とも思う。

佐藤順一がアニメ屋で良かった(笑)


12話
何だか微妙だった。
毎回が最終回並みのテンションで臨んでいる割に、最終回だから特別な事件が起きたわけでもない。
高校卒業、さらにその後の話、父の死の真相、くらいは少なくともネタとしてあるので、ARIAみたいに3クールくらい使ってやってくれたらいいな。

しかし、声優のチャレンジ企画動画やら、ラジオなんかの手法は、完全にうみものがたりから引き継いでる。
さらにその小ネタが本編にも織り込まれてて、出演者にとってはいい作品だったんだろうなぁ。


テレビは全国放送ではないが、1週間はここでタダで見られるようだ。
http://anime.biglobe.ne.jp/title/4383/

投稿 : 2011/12/19
閲覧 : 394
サンキュー:

20

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