「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ(TVアニメ動画)」

総合得点
78.6
感想・評価
1902
棚に入れた
11129
ランキング
533
★★★★☆ 3.5 (1902)
物語
3.2
作画
3.6
声優
3.6
音楽
3.4
キャラ
3.7

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

可愛いけど面白くない

ラブコメハーレムものとしても先が気になる内容ではなかった。
絵が可愛かったので、少し変化球が来ればいつかは引き込まれるだろ~と
半ば義務感のように見ていたが、山無し谷無し平常運転で視聴後は疲れだけが残った。
6話最後で「鷹ノ宮 ありさ」なるキャラが登場し、ようやく物語に波乱がみられるか?
と思ったもののこちらも空振り。
登場を引っ張ってみたものの物語に与えた影響は軽微なもので、学生寮の空席が一つ
埋める要因止まり。学力・家事完璧の立ち位置は銀兵衛で事足りたため、必要性を感じない。
ラノベ展開的に、表裏の激しい小悪魔なノリで、寮生たちのほのぼのハーレムをぶっ壊す
立ち回りを見せてくれるのかと思いきや全くの肩透かしだったようだ。

3話ぐらいまで見て合わないと思ったら視聴を止めても問題ないでしょう。

ギャグ要素として作用としていたのは那須原アナスタシアだけど、
芸風でみると下ネタと天丼メイン。
唯一「女の子に向かって穴呼ばわりなんてあなたも相当な男ね」ってのはセンスを感じる
言い回しではあったけど、これに限らずとお笑い芸人を目指すらしいアナスタシアの
ボケにあたるやり取りは、どれもこれもやり過ぎてクドさが目立つ。

あと、一番気になったのが、主人公であるはずの姫小路秋子が全然主人公っぽくない。
最終回間際の幽霊を確かめるため森へ入る話の時も、秋人の背中についていく順番は最後尾付近だし
作中頻繁にあるお披露目バトル的なイベントの時も、最初でも無く、最後でも無く、
常に間に登場していたと記憶している。
各話、秋子のみにガッツリ焦点があたった話も1話のみで、本当にこの娘主人公なの?
ワーワー騒いで場を盛り上げるサブキャラじゃないのか、と終始疑問がついて回った。

同じ兄妹愛がテーマのものとしては「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」の方が
観る価値は感じた。
前にも何かのレビューで挙げたかもしれないどうでもいい話だけど、兄妹愛を取り上げた話は
私は「加奈~いもうと~」という18禁ゲー以上のシナリオを知らない。
あの水準は求めないまでも、せっかく非現実的な禁忌に抵触するテーマなんだから、
ラブコメハーレムと言えどもう少し、家族愛と男女の愛の違いを教えてくれるような
工夫を凝らしてくれても良かったのにな。

結論として量産型ラノベアニメで何を先に見るかで受ける評価は割れそうですが、
率直にいって可もなく酷く目立った不可もなく。不本意ながら視聴中何度もウトウトしてしまった。

投稿 : 2014/04/25
閲覧 : 257

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