くろゆき* さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

タイトルなし

原作未読です。

京都アニメーションの作品なので作画的には心配ないのですが、脚本はどうだろうと。「妖夢」と戦う「異界士」って・・・少し心配だなと思いながら視聴しました。
呪われた血を持つメガネドジっ子のワケありヒロインとメガネっ子大好きの半妖の不死身主人公。
京アニ制作のアクションラブコメです。

何が起こっても揺るがない、メガネっ子命の主人公の信念は尊敬に値します。
その主人公に対するメガネっ子の「不愉快です。」がかわいく、耳に心地いいです。
メガネっ子のかわいさを再認識したアニメです。

これまでの京都アニメーションと異なり、シリアスなシーンが多く、新鮮に感じました。主人公の神原秋人と栗山未来のやりとりは面白くて、シリアスな中でも京アニがいるなと感じるところでした。また、神原秋人を演じるKENNさんが役にすごくぴったりで自然でした。

内容的には最終話まで視聴すると、栗山未来がこの街を訪れた理由や神原秋人を狙っていた理由が明かされていくのですが、更に謎が追加されていってわからないことだらけです。

６話はストーリーと関係ないサービス回。
コメディー全開のノリは大好きです。
もうちょっとこれを続けてよかったのに。

決して面白いとは言えないシリアスストーリーは、半分ぐらいしか理解できません。
なんか謎が解決されていないような気が。
最終話がハッピーエンドで終わって良かったのですが、どうやって栗山未来が復活したのかそれだけでも説明がほしかったところです。
中途半端感が不愉快です。