「バイオハンター(OVA)」

総合得点
62.0
感想・評価
12
棚に入れた
59
ランキング
4982
★★★★☆ 3.4 (12)
物語
3.4
作画
3.5
声優
3.5
音楽
3.2
キャラ
3.4

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ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

一本で完結するホラーOVAの中でも特に好きな作品

このOVAは、細野不二彦氏の漫画を原作とした作品である。
漫画に関しては、読了していないためコメントできない。

おおまかなあらすじとしてはこんな感じ。
デモンウイルスによる事件が続いている架空の日本が舞台。
普段は、デモンウイルスの研究者として生活している
越ケ谷と駒田だが、裏ではデモンウイルス事件解決のために
暗躍する探偵としても活動していた。
それから、しばらくした後都内において、女性を狙った
猟奇的連続殺人事件が発生する。2人は、これはデモンウイルスの
仕業だと確信し、事件解決のために動き出すのだが…。

まず目を惹かれたのは、デモンウイルスの設定。
一応、妖怪アニメでもあるため、それにちなんだ妖怪が
登場するのも面白い。個人的に好きな妖怪は、妖怪に変身した駒田。
おそらく、ガルーダを元にデザインしたものではないかと
思われる。個人的には、とても興味深いものだと思った。

また、比較的テンポよく進む点も高評価。変にだれることなく
集中できるのは大きい。他の川尻作品も何本か視聴したのだが
私の中ではこのOVAが一番出来がいいように感じる。

敵キャラでは、紫色のスーツを着こなした
長身の赤髪の男が一番好きだ。出だしから、こいつは明らかに
危険な奴だと実感した程。最終的には倒されてしまうものの
悪役としての貫禄は十分果たしていると思う。
私としては、ラスボスよりもこの赤髪に尊敬の意を表する。
(悪役キャラとしてである)

ちなみに、序盤からエロシーンが存在する。
正直驚いた。視聴前にこれを予測できた人が
いたらぜひ教えて欲しい。

1時間以内と短いもののグロ描写もそれなりにある。
印象的だったのは、カニバリズムと顔面破壊のシーン。
油断しないほうがいい。事前に耐性を付けてから
視聴することをオススメ。

個人的には、名作だと感じるほどとても面白かった。
良作の域に達する。

投稿 : 2020/04/19
閲覧 : 608
サンキュー:

6

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