1995年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメ一覧 43

あにこれの全ユーザーが1995年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2020年12月04日の時点で一番の1995年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
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90.3 1 1995年秋(10月~12月)アニメランキング1位
新世紀エヴァンゲリオン(TVアニメ動画)

1995年秋アニメ
★★★★★ 4.1 (6035)
24163人が棚に入れました
西暦2015年。15年前に起こった大災害・セカンドインパクトで総人口の半数近くを失った人類は、使徒と呼ばれる新たな脅威にさらされていた。国連直属の非公開組織である特務機関NERV(ネルフ)は、汎用人型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン (EVA) を極秘に開発し、予測されていた使徒の襲来に備えていた。そのパイロットに選ばれたのは、わずか14歳の少年少女たちだった。
 主人公である「碇シンジ」は、他人との接触を好まない内向的な少年だが、ネルフの総司令である父親ゲンドウによって、EVA初号機のパイロットに突如選任される。こうしてシンジらEVAのパイロットたちは、世界の命運を託され、命をかけて戦う過酷な状況に追い込まれる。セカンドインパクトの真相や襲来する使徒の正体、そして秘密裏に進められる「人類補完計画」など数多くの謎と共に、主人公シンジの成長と挫折を織り交ぜながら物語は進んでいく。

声優・キャラクター
緒方恵美、三石琴乃、山口由里子、林原めぐみ、宮村優子、立木文彦、石田彰、清川元夢、優希比呂、長沢美樹、子安武人、関智一、岩永哲哉、岩男潤子、麦人

九条 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

あの時代、あの瞬間だからこそ生まれた神話。

言わずと知れた社会現象を巻き起こし後続作に計り知れない絶大な功績と悪しき産物を刻印した作品。
複雑難解なストーリー、専門用語の羅列、主題歌の衝撃、個性的なキャラなど、現在でも画期的であり
単刀直入に言うならば、全てが斬新でありながら全てが他の追随を許さない折り紙付きの歴史的傑作。
流石に全てと言うと、語弊を生むが、先行作品に対するオマージュを絡めながら、本作独自の世界観を
構築しており、結果的に唯一無二のエヴァ色に染め上げたと思う。先行作品の恩恵や当時の情勢など
大ヒットを後押しする因果が多々あったのは事実だが、それらを差し引いても社会現象たる謂れはある。

思春期の少年少女のインナースペースを深く抉った描写やアイデンティティ・クライシスの描写は見事。
リアルタイム世代でなくても、あの時代、あの瞬間の閉塞感を、如実に体験出来るのではないだろうか。
また、視聴者の心を掴んで離さない数多の謎は、最大の見せ場であると同時に賛否両論の火種であり
物議を醸した最終話は、受け取り方一つで全くの別物になってしまうという、台詞が象徴しているように
エヴァに対する見方・解釈は特に千差万別であり、称賛と同じく批判が入り混じるのは致し方ない事実。

それ故、他者の意見を唯々諾々と受け入れるのではなく、個人の見解を確立してこそ真価が問われる。
収拾すべからざる混乱を招いた無数の異本的解釈は、単線的・一元的な図式へのアンチテーゼであり
25話・26話に関してもエヴァがエヴァたる所以であり、当時の既存アニメに対する懐疑であると言える。
無論、付け焼刃的ガジェットや聖書の引用など、難解さを競うかの如き流儀が本作以降頻出しているが
個人的には良し悪しの問題は別個として、アグレッシブかつアヴァンギャルドな試みは高く評価したい。
賛否こそ分極化するものの、クオリティ・ポテンシャルの高さは、誰もが認めるところではないだろうか。

投稿 : 2020/11/28
♥ : 61

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

エヴァは何を救ったのか

(エヴァ評 その1:承認欲求編)

 エヴァについて書くのは恥ずかしいことだ。
 そう思っている。
 間違いなく、これは90年代最大のインパクトを誇った物語だ。それゆえ、包括的に書くことは難しい。どう書いても、誰かに何か言われるだろう。「わたしにとっては、そういうものではなかった」と。
 だから、とりあえず、まずは個人的な雑感を――とりわけ人の承認欲求にかかわるものとしてのエヴァについての話を――すこしまとめておきたい ※1。

■「立派になりたいとすら思わないわたし」の居場所

 当時、内向的な性格だった私自身も、ご他聞にもれず、たいへんハマッた。
 そのこと自体が恥ずかしいといえば、恥ずかしい過去でもある。しかしながら、それは一方で、わたしにとっての大事な過去でもある。
 ハマッた当時、シンジくんに、ベタに感情移入しながら見ていた。
 これは、シンジくんに感情移入できるかどうか、でまったく観方が変わる。
 だから、ここからの記述は15年前にシンジくんに感情移入できた側の人間の書いたものだと思ってもらいたい。
 当時のわたしにとっては、エヴァは「内気なわたし」に何か希望をあたえてくれるもの、でもあった。

 その理由は主に二つある。
 一つには、「どこにでもいるしょぼい私が、一足とびに世界の救済にかかわる」はなし、だったことだ(※2)。
 シンジくんが世界の救済にかかわりえた要因ははっきりといえば偶然に与えられていた資質でしかない(※3)。だが、「偶然」ではなく、多くのスポーツマンガにあるような「能力もある人間が努力によって、世界をすくうヒーロー」の話よりも、偶然によって世界を救う、という話は多くの凡庸な人々に希望をあたえる。たいした能力もなければ、努力をすることもできない。そういう人間に希望を与える話だ。
 もっとも、「どこにでもいる凡庸なわたし」が見出され、肯定される話は、少年少女向けの話ではよくある。
 「クラス一の人気者の彼に、ワタシなんかが告白されるだなんて…!」的な少女マンガのお約束展開でもある。肯定されるべき本人の自己評価の低さ、の種類はいろいろとある。少女漫画の場合は、多くの場合「ドジなわたし」「普通のわたし」だ(※4)。だけれども、多くのマンガやアニメでは、最初はドジで凡庸なわたし、が次第に精神的に成長し、努力家になったり、こころに余裕が出てきて周囲に配慮のできる人間になっていったりする。
 「努力」や「成長」によって、ヒーローになる話というのは「立派な人物」を称える話だ(※5)。
 「立派で善良な人物」を褒め称える話では、わたしは救われない。
 そういうことを思う人は、たくさんいただろう。全く立派ではないわたし、が生きていくしるべがあるのなら。それを見てみたい。立派ではないわたしが「いけない」ものではない、ということ。それをどうにかして肯定することができるのならば、その形を見たい。
 そう思っている立派ではない少年少女。そもそも「立派になりたい」とすら思うことのできない少年少女は、全国に何万、何十万といただろう。
 立派ではないわたし、が何がしか、世界にいていいのだ、と思わせてくれる。そういう物語がある。そして、その「立派ではない」わたしの、立派でなさ加減たるや、だいぶ徹底して救いがたい。そういう人間に救いがあるような世界観を提示してみせたこと。それだけで、エヴァは救いだったと思う。

■人を肯定してみせることの「闇」

 「あなたは、何も恥じることはない」
 そのことを強く感じさせてくれる経験は、強い力をもっている。
 だからこそ、実は、この経験は危うい力としても用いられる。
 うがった言い方をすれば、エヴァの熱狂は新興宗教の教義があたえる熱狂と同類のものである、というように言ってみせるひともいた。それもそうだと思う。当時で言えば、「オウム真理教にハマる若者」と、「エヴァへの熱狂」が同類のものだ、という評論家は、決して少なくなかった。
 自分なんて生きていていいのだろうか、という自分への自信のなさ。
 同時に、世界の役に立ちたいという底なしにピュアな善意。
 その二つを同時に兼ね備えた若者というのは、そこらじゅうに転がっている。そうして、どうやって世界と関わっていけばいいのか、その関わり方がわからなくなる。それは「若い」ということのもっているそもそもの性質なのだ、とわたしは思う。※6

 そういう若さ。
 それは「<しょぼいわたし>が、いきなり<世界の革命>に関わることができる」というストーリーに惹かれやすい。
 オウムが信者向けに用意していた話も、そういうものだった。
 オウムの信者と、シンジくんとほとんど同じじゃないか。そういう批判は、実際あった。※7

 こういう話は、いつしか定番のパターンとなり、二〇〇〇年代にはセカイ系、と呼ばれるようになった。
 こうしたお話、が新興宗教と類似の性質をもっていること。それはそのとおりだと、わたしも思う。
 だから、「エヴァなんて駄目だ」という人は、たとえば次のようなことを言う。
 「こんな浮世離れした話をみていないで、仕事で成功して、自分の自信をつけなさい」
 「こんなウジウジしたものを見て救われてないで、地元に親しい友達を見つけて、友達から認めてもらいなさい」
 と。

 それは、それで、そのとおりだということは、ある。
 その説教も、意味がある、と思う。この作品のラスト自体をそういうメッセージだと見て取るひともいる。
 
 一方で、その説教によってはやはり救われない人もいる。それもまた、もう一つの事実だ。
 仕事にも、友人にも、勉強にも、どう頑張れば、自らの居場所を得ることができるのかわからない。
 そういう少年少女は、溢れかえっている。そういう気分になっている人に、「あなたを肯定する物語」を与えることは、決して意味のないことではない、とわたしは思う。「新興宗教と同類の欲望を与えているのが事実だとしても、アニメという代理のもので欲望を昇華しえているのだから、問題はない」と、そう言うこともできる。

 一方で、
 「おまえらはみんな乱暴なんだ!おまえらは、ぼくのことなんか、ぜんぜんわかってないんだ!!」
 そう言い続ける人は、いる。
 そう言い続けたい人のための、免罪符として、エヴァのような物語があることにすがる人もいる。
 「ダメな自分」をいつまでも肯定し続けるためだけの装置になってしまっていたことも、もちろんあっただろう。
 そういうことの道具としてエヴァのような物語が使われたら、それはやっぱり不幸なことだと思う。

 エヴァはその意味で、危険な物語である。

■危険であり、重要な承認でもあるということ

 そういう、危険な物語。そういう未熟な人間のための物語に、ハマったということ。
 それは、今の視点でどう考えるにせよ、十代中盤の中学生のときのわたしが、どハマリした事実は、恥ずかしながら、素直に書けば承認欲求の問題だ。
 それは恥ずかしいとも思っているし、それは大事な「思い出」だとも思っている。
 この手の、そういう承認欲求の問題は、
 未熟なものとして否定してもいいし、
 しかしながら普遍的な悩みとしてもちあげてもいい。
 その二面性をもっている。

 未熟者を釣り上げるだけの話だといえば、「コンプレックス商法乙」という批判もでてくる。センチメンタルな表現による無内容な自己肯定とも言っていい。悩める日々を美しく描くことで、未熟さにとりあえず「青春」とか「思春期」とかいう名前をつけて肯定してみせる。そいういうやり方で、それは一部の新興宗教の与える物語とも実は近しい。
 普遍的な悩みなのだと言えば、「少年少女の繊細で、重要な問題の表現」になる。それは、実際、どこにでも転がっている凡庸な悩みでありながら、どこにでも転がっている凡庸んな悩みだからこそ、きちんと取り扱われることを要求する問題だ。


 わたしは、ダメで苦しい自分でしかいられないのか。もっと、立派でラクな自分になれるのか。
 そういうことは、人生のいつまで経ってもわからないけれども、
 若ければ、若いほどにそういうことは全くわからない。

 人生を少し生きていくと、「ああ、わたしはこういう自分でもありえたのか」と納得することもあれば
 「ああ、わたしにはこれが限界なんだなあ」ということをしみじみと思うこともある。
 若いということは、その範囲がまったくわからない。
 「自分」についての不安が、とても、とても大きい。

 だからこそ、「立派なわたしになる」ためのヒーローものや、成長物語が希望を与え、
 同時に、エヴァのような「立派ではないわたし」の抱える不安の物語も、一種の安堵を与える。

 どちらかの視点だけを強力に打ち出してくるようなタイプの考えは、わたしは非力だと思っている。
 どちらかが、完全に消去されることはない。
 そこのところのややこしさはある。
 立派であることを諦めるばかりでは、未成熟なまますぎるし、
 立派になれないことがある、ということを理解できないのも阿呆すぎる。
 自分ではなく、他人に対して「おまえも、もっと立派になれよ」としか言わない人間だったりすれば、それは無神経すぎる。
 何かに「立ち向かうこと」と、何かから「逃げること」との価値は紙一重だ。
 そのバランスが難しい。
 どうしても傷が深い人間には立ち向かえないことはあるし,
 だからといって逃げてばかりいてはいけない。
 そのバランスが難しいからこそ、いつまでも、人は脳天気に悩みから解放されない。
 「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ!」
 というシンジくんのテンプレートは、まさしく、そのバランスの難しさに直面した人間のそれだ。

 エヴァは、何かから「逃げるかどうかを迷う」話である。
 立ち向かってばかりいる人には「逃げる」ことの感覚を思い出す話は、それはそれで貴重なものだし、
 「逃げている人」には、世の中に数少ない(※8)何かから「逃げるかどうかを迷う話」は貴重だろう。
 迷っていい。

■沈黙のわからなくなってしまったわたしにとっての価値

 シンジくんは、基本、とってもウジウジとしていて煮え切らない。
 「凡庸」というよりも、もっといえば、自己評価が低すぎる人間、だといったほうがいいだろう。

 「自分など、生まれなかった方がよかったのではないか」
 そういうことを、思春期のときは何度も思った。
 自己評価の低さにあえぐ日々を送る人間にとっては、この人物描写はやっぱり深刻なものがあった。
 エレベータのなかで訪れる長い沈黙など、どうしようもなく、ささった。
 エレベータの「沈黙」や、綾波が雑巾を絞っているのを遠くから見つめている風景や、カヲルくんをエヴァから握り締めてながく沈黙する、あの沈黙の間の表現は、ひどく印象にのこっている。
 わたしは、この場にいて、何をすればいいのだろうか?
 そうやって、うろたえることが、わたしの昔の日常だった。

 わたしは大人になってから、
 「何をやっている人間なのか」を宣言することができる何者か、になった。
 何かの専門家であったり、何かの職業の人間だったり、会社の人間だったり、
 そういうものになった、ということだ。
 それはそれで辛いことは、もちろんあるけれども、
 行く先々で、わたしが何を期待されているのかが、だいたいは、わかるようになった。
 会議があれば、会議の時間で、わたしがひっそりと沈黙しなければいけないことはなくなった
 そうすると、不思議とこういった少しの沈黙や、人の微妙な言葉遣いなどがほとんど気にならなくなった。
 今はこういう沈黙の「重さ」がほとんど感覚的にはわからない。
 
 だけれども、かつてのわたしにとっては、こういう「沈黙」の重みこそが、切実な日常だった。
 こうした、きわめて自己評価の低い人間であっても、なにがしかの形で肯定されえたり、とんでもなく重要な問題の中心に置かれたりすることを描く。
 それだけで、これは、わたしにとっては、これがとても重要な物語たりえた。
 

 三〇を過ぎて、
 今になってみると、シンジくんに感情移入ができるかどうかは不安だ。
 いま、見たら、まったく違う感覚で見るしかないだろう、と思う。
 エヴァを見ることは、今のわたしにとっては、そのときの感覚を思い出すことになるかもしれない。
 それならば、それはそれで、今のわたしにとって貴重な物語だ。


 むろん、エヴァの全体のこうしたエポックメイキングな方向性は、描写の細やかさや、作話、作画の水準などの高さに支えられているのはいうまでもない。


 

■■■■注■■■■■

※1 なお、別途、エヴァの「解釈論」にかかわる感想を、「新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを、君に」のほうのレビューで書きました。「エヴァの「難解さ」ははっきり言って、ただのフェイクである」という一般に言われていることを全面的に肯定しますが、そのフェイクがどうして、機能したのか、ということのほうについての話です。

※2 いわゆる「セカイ系」
※3 シンジくんが、乗ったのは「必然」だったんじゃないか、というツッコミをいただきましたが、物語の受容のされ方によっては、そう感じられる、というのは確かにそうだと思います。なので、はじめの書き方だと、言葉遣いが適切でなかったかも…と思い、少し言い方を変えました。
 わたしがここで案に前提としている対比は次のようなものですたい
A:努力によって能力を得た人が必然的に選ばれる物語
B:たまたまの才能や、ほんとにただの偶然によって選ばれる物語
 との対比です。

 その人の自己評価などをめぐるさる社会調査で、努力・才能・運を分けて議論している話がありましたが、この三つは、それぞれ
・努力:後天的で、コントロール・選択可能なもの
・才能:先天的で、コントロール・選択不可能
・運:後天的だが、コントロール・選択不可能
 という分け方になります。(シンジ君は、デザイナーベビー的な側面がありますから、先天的にコントロールされた存在…とも言えますが)。要するに、ここでわたしが書いた「偶然」というのは、「運」という意味ではなく、本人によってコントロール・選択不可能な要因によって、エヴァにのるわけで、その意味で「偶然」と申し上げました。
 まあ、「努力する才能をどう考えるか」とか突っ込まれると、話がさらに混沌としていくというか、ディフェンスをするためにもってまわった言い方が必要になってくるわけですが、そこまで配慮した書き方をしようとすると、言葉の定義や選択をゼロから述べていく学術論文みたいな記述になってくるので、この程度の説明で許してつかぁさい。

※4 さらに言えば、シンジくんと、当時のわたしは、他のマンガなどで表現されている人格なんかよりも、だいぶ性格的にも近しかった。あそこまでいじけていたかどうかは、さておき、人の多い場所が慣れなかったり、会話に入れなかったりするコミュニケーションに対する自信のなさ、というのはだいぶ似ていたように思う。

※5 こういうものは、いまや誰もが古臭いと認める高度成長期的な価値観を、再強化するものでもある。その意味で、ヒーローの話しか存在しない世界と比べれば、こういう偶然性によって個々の人間の固有性を肯定する、という話の存在は、相対的には歓迎してもいいものだろう。(このような擁護の論理自体、ふるくさい)。こうした「高度成長期」の価値観への批判というのは、もう何週もしてしまって、賞味期限切れではあるけれども、一応、定番ものとしては見田宗介の時代区分「理想」の時代→「夢」の時代→「虚構」の時代あたりは、なんのかんのいいつつ何度も参照されるので、まあ一応、前提として確認しておきます、ということで。現代においても、「理想」を前提とする価値観こそを高尚なものと考える素朴な議論はあとをたたないですし。

※6 2012年現在においては、こういう「高度成長経済のメンタリティ」とからめてセカイ系を論じるという議論設定そのものがもはやきわめて古臭いわけだ。…が、いずれにせよ、こうした「高度成長」「バブル」の物語のあとにくる承認欲求物語はまったく空白だった、ということを論じていたのが、80年代後半~90年代の論壇だった。
 ある種の論壇人とかは、こういうタイプの「高度成長」「バブル」後の空白を埋める物語として、エヴァが機能した、というようなことをよく言っていて、それはまあ、確かにそうだといえばそうだろうということは、わたしも思っている。

※7 少年少女が、どのように世界と関わっていけばわからなくなる瞬間というのは、何度も訪れる
 青少年にむけて、こういった公共的な物語の空白というのは、90年代においてはじめて現れたものではなく、戦後1950年代~60年ぐらいの間にも存在していたものでもある、わけで。戦争のあとの空白感たるや、それはすごいに違いない。
 そういうのは繰り返す。
 最近だと、いまさらハルヒがそういう欲望を代替していた、と論じる人がけっこういっぱいいるけれども、こういうのは繰り返すものだから今だと確かにハルヒなのかもね。わたしがハルヒを見たときは、もうすでに承認欲求をめぐる問題からは、ほとんど自由だったので、ハルヒの中のそういう要素に対してはまったく反応できなくなっていたのだけれども。

※8 正確には、ジュヴィナイル小説だとか、青少年向けコンテンツに数が少ないだけで、純文学系だと腐るほどあって、それはそれでうんざりするような気分になることすらあるのだけれども…

投稿 : 2020/11/28
♥ : 43

米粉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

理解力を必要とする名作

話題になっているという
理由から見始めたアニメ、

面白いです!
設定が凄く変わっていて
ロボットアニメが苦手な私でも
全然抵抗なく見れました♪
まぁ、エヴァはロボットではなく人造人間なんですがね…
中身も(内蔵など)もちゃんと詰まってますしね!
そうゆうところ凄く好きです。

しかし
内容が少し難しいです
何回か見て解説サイトなどを
みて分からない部分を補ってくと
また新しい発見があって楽しめると思います!

投稿 : 2020/11/28
♥ : 12

85.0 2 1995年秋(10月~12月)アニメランキング2位
GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(アニメ映画)

1995年11月18日
★★★★★ 4.2 (1023)
6098人が棚に入れました
他人の電脳をゴーストハックして人形のように操る国際手配中の凄腕ハッカー、通称「人形使い」が入国したとの情報を受け、公安9課は捜査を開始するが、人形使い本人の正体はつかむことが出来ない。そんな中、政府御用達である義体メーカー「メガテク・ボディ社」の製造ラインが突如稼動し、女性型の義体を一体作りだした。義体はひとりでに動き出して逃走するが、交通事故に遭い公安9課に運び込まれる。調べてみると、生身の脳が入っていないはずの義体の補助電脳にはゴーストのようなものが宿っていた。

声優・キャラクター
田中敦子、大塚明夫、山寺宏一、仲野裕、大木民夫、玄田哲章、生木政壽、家弓家正

ヒロウミ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

一般周知されることが無かった悲劇の名作

1995年公開作品?マジでっ!?原作マンガ1989年?マジっすか!?な物語。


この作品に触れるきっかけとなったのはパチスロ攻殻機動隊S.A.C 2nd GIGを打つ機会があり「タチコマ」のファニーな言動が面白くぐっと興味を引かれた。タイトルだけは聞いたことがあったがそれ以上もなく無関心そのものでした。


SF世界でゆったり流れる空気なのに至るところに撒き散らされた霧が充満しもやがかかったストーリー展開。退屈もハラハラも大きくあるわけではないがそれでも画面に食いついてしまうこの物語はマトリックスとセブンが合わさった空気感。そんな雰囲気が好きな方は事前情報無しでも楽しめる物語。この作品独自の専門用語が多いが何となく掴めると思います。


緻密に描写された世界、その世界を深く落とし込む劇中音楽、キャラクターに命を吹き込む声優さんたちの演技。Production I.G制作の近未来作品のロボットやアイテムやっぱ良い!良いぃぃぃ!
あにこれだと150位なんですね。ガタガタ物語&ロボダサなコー◯ギアスやS◯Oよりこれ間違いなく面白いと思うんだけどなぁ。


このシリーズ完走前からべた褒めしちゃってますが完走後再評価しようと思います。このシリーズの公開順序をご存知の方はご一報ください。
劇場アニメから出てしまっが故にエヴァほどの知名度を得ることができなかったのかもしれないが劇場アニメだからこそあるこのクオリティ。Production I.Gであれば大きな差異無く制作しただろうけど1年早く公開されていたらどうなっていたのか見物でもある。

タチコマいつ出てくるんやぁ?

投稿 : 2020/11/28
♥ : 28
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

世界5分前仮説

押井守監督によるの攻殻機動隊シリーズ劇場版第1作。
劇場版は、テレビ版の「攻殻機動隊 Stand Alone Complex(http://www.anikore.jp/anime/475/)」のパラレルワールドという設定です。
世界観がよく似ているのでどちらから入っても大丈夫です。
しかし、テレビ版から見たほうがとっつきやすくていいと思います。

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 → http://www.anikore.jp/anime/1798/

イノセンス -INNOCENCE → http://www.anikore.jp/anime/1864/


人間の脳が電脳化され、ネットワークで接続されるようになった時代。
人形使いと呼ばれるスゴ腕のハッカーが、次々と電脳をハッキング。
それを追う公安9課(攻殻機動隊)の物語。


ガッチガチのシリアスなストーリーです。
テレビのシリーズとは異なり、タチコマという癒やし要素が存在していません。
もともとの硬派なアニメがさらに硬くなりました。


目立つ特徴は独特な間。
多くの時間がBGMと動画だけで占められています。
映像と音楽で表現される「行間」です。

しかし、いったんしゃべり出すと嵐のようなテーマ展開。

キーワードは、

・全と個の境界
・生命の定義
・現実と夢の境界

といったところです。
見るだけでくらくらしますね。
でも、そんな哲学を上手に表現するのが、このアニメの持ち味です。


みなさんは、「世界5分前仮説」ってご存じですか?
文字通り、この世界は5分前に生まれたという話です。

「世界は5分前に、5分前の状態で作られた」

別に30秒でも1時間でもいいです。
要するに、「記憶」は本当にあったできごとなのか、それとも植え付けられたものなのか。
それは証明できないという理論です。

このアニメでも似たようなことを表現しています。

自分という個が昔から確かに存在し、今も存在している。
それを証明する手立てはあるのか?
また、これからも個を存続させることはできるのか?

それに対していろんなアプローチをしているのが本作。
テーマは「アイデンティティ」。
カギとなるのが先ほどのキーワードです。


何やら難しいことを書きましたが、簡単に言えば、
{netabare}
素子(もとこ)「機械化しすぎてワケがわからなくなったけど、自分って本当に人間として生まれてここにいるの?」
人形使い「記憶があるんだから自分は人間と変わりがない。でも、自分をコピーで増殖しても進化がない」

機械に近い人間と、人間に近い機械。
さーて、そんな2者が合体したら答えは出るのかしら?
{/netabare}
ということです。

なかなか面白いテーマだと思います。
2度、3度と見ると、テーマにつながる新しい発見があります。
余韻が残り、いろいろ考えをめぐらせてみたくなる、そんな作品でした。

投稿 : 2020/11/28
♥ : 58

ジョニー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

アニメーション

扱う内容が緻密なだけに、それに合うだけのクオリティを実現したアニメ。というより『アニメーション』
『アニメーション』としてあるべき姿の一つを体現している作品です
今ではこのような作品は観られません。
TVアニメ版の攻殻とも違い、これが攻殻機動隊の真の姿なんだろうと思います。
TVアニメ版から入り、この作品を観る人には違和感を感じる方もいるでしょうが、アニメではなくアニメーションとして観て頂ければ良いと思います。
世界感は同じですが、キャラクターの設定がTVと異なり、ストーリーの繋がりも無いので別作品として捉えてもよいでしょう。
とにかく、このアニメの価値は計り知れません。
人それぞれ好みはありますが、アニメ好きなら是非ご覧ください。

投稿 : 2020/11/28
♥ : 7

71.3 3 1995年秋(10月~12月)アニメランキング3位
マクロスプラス MOVIE EDITION(アニメ映画)

1995年10月7日
★★★★☆ 4.0 (194)
1030人が棚に入れました
2040年、人類の移民惑星エデンにあるニューエドワース基地では、統合宇宙軍の次期主力可変戦闘機の採用コンペティション「スーパー・ノヴァ計画」が行われていた。競合メーカー2社のテストパイロットは、かつて親友同士であったイサム・ダイソンとガルド・ゴア・ボーマン。幼馴染の二人は、7年前のある事件をきっかけに袂を分かっていた。そして二人は、偶然にも幼なじみの音楽プロデューサー、ミュン・ファン・ローンと再会し、彼女を巡る三角関係でも火花を散らす。しかしミュンは、絶大な人気を誇る人工知能のヴァーチャル・アイドル、「シャロン・アップル」の秘密に深く関わっていた。

声優・キャラクター
山崎たくみ、石塚運昇、深見梨加、内海賢二、速水奨、林原めぐみ、西村朋紘、銀河万丈、兵藤まこ
ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

板野サーカスの最高峰。

1995年にマクロス7と同時上映された作品であり、
OVA全4巻を劇場用に再編集して新規カットを20分加えた映画です。

OVA版の方で評価を概ね書ききって、こちらで述べることはあまりないのですが、
一つだけ特に語ることがあるとするならば、
{netabare}ガルドの最後の空戦の追加シーンとか、ミュンがシャロンを抱きしめてチップを抜き取るシーンとか、{/netabare}
いろいろ良い場面が加わっていますので、OVAと映画と両方を観たほうが作品を楽しめるということですね!

肉眼で追い切れないほどの数の高速ミサイルの雨の全部を手書きで計算して描くとか、
板野一郎さんは本当に凄い人ですね。必見の価値有りです!

OVA版の追記程度の文章量ですが、これにて感想を終わります。

投稿 : 2020/11/28
♥ : 30

たわし(冨岡) さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

作画の凄さで言ったら本作を超えるものはない

マクロスシリーズは正直、本作以外はほぼ真面目に見たことがない。

初代もダイナマイト7もフロンティア、ゼロ、デルタすべて本作からしたら足元にも及ばない。

なんといっても見所はヴァルキリーのドッグファイトシーンだろう。あんなにリアルで今までにハリウッドでも見たことない映像はなかった。しかも制作のトライアングルスタッフは僕が元いた会社の上司の所属していた会社だったのだが、その面影は一切なかった。

当時、どのようにしてあのクオリティーを保ったのか聞きたかったが、監督があの渡辺信一郎さんなので何か特別なスタッフが関わっていたのだろう。ブレードランナーのアニメを見たらその凄さは変わらなかったので、うちの会社にいてくれたら僕の状況は変わっていたかもしれない(笑)

後、作曲家菅野よう子さんのデビューでもある。正直、これ以降の彼女のアニメソングもほぼ聞いたことがない。ターンAか攻殻ぐらいだが、どちらもそんなにすごいとは思わなかった。

奇跡のような作品。

投稿 : 2020/11/28
♥ : 17

Robbie さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

作画だけなら全アニメの頂点

もうこの作品は戦闘シーンのための作品といっても良いくらい戦闘シーンが素晴らしい。
伝説の5秒は全アニメで最も作画が凄いシーンだと思う。
ただ、作画だけでなくそれ以外のところも劣っていない。
音楽は菅野よう子が担当してるので文句なし。
シャロンの歌もミュンの歌も素晴らしい。
ストーリーは、完全に大人向け。
人間の心中の汚い部分がかなり見える。
キャラ設定もドロドロしている。
雰囲気も終始シリアス。
また、前半はテストパイロットの話でわりと地味な話だったが後半からの盛り上げも話の流れ的に自然だったし良かった。
ラストは感動出来る作品に仕上げてあり、ここまでテーマを変えたのによく短時間で上手くまとめたなーと感じた。
愛おぼと同様人に勧めやすいマクロス作品だ。

投稿 : 2020/11/28
♥ : 2

67.4 4 1995年秋(10月~12月)アニメランキング4位
アラジン(TVアニメ動画)

1995年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (10)
40人が棚に入れました
詳細不明

67.2 5 1995年秋(10月~12月)アニメランキング5位
マクロス7 アンコール(OVA)

1995年12月18日
★★★★☆ 3.8 (23)
160人が棚に入れました
TV未放映話「オンステージ」、「どっちが好きなの?」、の2編を収録。DVD版はテレビシリーズ第13巻に「最強女の艦隊」を含め収録された。

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

観客の声援に応えて!まだまだライブは続くぜ!!ファイヤー!

TVアニメのエピソードの後で制作された番外編だ!
マクロス7はこれ以外にも劇場版『マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!』とOVA『マクロス ダイナマイト7』の展開があるが、俺はこの『アンコール』が一番好きだ!

何故なら!バサラやFIRE BOMBERの魅力がぎっしり詰まっているからだ!!


まず最初の50話は「オンステージ」。

本編では明かされなかったFIRE BOMBER結成前のエピソードだ!これが一番面白い!

バサラが少年期どんな人間であったか、レイやビヒーダとの出会いはどんなであったかが詳しく把握できる。
これを見ればますます彼ら三人が素晴らしい漢だと実感できるはずだ!!
そして、やはりバサラは昔から熱かった!!


次に51話「どっちが好きなの?」。

ミレーヌが主役なだけに、コミカルな調子に仕上がっている。
シンプルな三角関係に絞ったため分かりやすくミレーヌを理解できる。
恋する少女の揺れ動く心の描写の丁寧さは、本編と変わらず見事なものだった!


最後に52話「最強女の艦隊」!
実は意外にも熱いエピソードでハラハラすること請け合いだ。
はぐれゼントラーディ(女性の宇宙人)がバサラ達に襲い掛かってくる!バサラはこれをどう回避するのか?という展開!
女性の方が強く、感性も豊かだと思わせてくれるのが面白い。本編より軽いノリだがこれも面白いエピソード!



わずか3話分のエピソードだが、どれも単発回として申し分ない面白さ。
是非本編と併せて視聴してほしい!特に50話「オンステージ」は傑作!

投稿 : 2020/11/28
♥ : 6

65.5 6 1995年秋(10月~12月)アニメランキング6位
怪盗セイント・テール(TVアニメ動画)

1995年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (77)
478人が棚に入れました
聖(セント)ポーリア学院に通う羽丘芽美は、マジシャンを父に持つ中学2年生の少女。しかし夜になると自らが住む聖華市に出没する怪盗セイント・テールになって巧妙な詐欺や窃盗で巻き上げられた金品を盗み、本来の持ち主に返す。学院礼拝堂の見習いシスターにして情報アシスト役のパートナーの親友・深森聖良と共に、犯罪被害に遭った「迷える子羊」達の救済に走っている。警察さえ手玉に取るセイント・テールを追うのは、クラスメートの天才少年・アスカ.Jrこと飛鳥大貴。彼は市長より特命を受けた、セイント・テール専任捜査官なのだ。最初は生意気なアスカ.Jrに怒り心頭に発した芽美だったがその想いはやがて微妙なものへと変化していき、徐々に彼がセイント・テールを追う真摯さに心惹かれていく。

声優・キャラクター
櫻井智、井上喜久子、岡野浩介、こおろぎさとみ、森川智之、永島由子、大塚明夫

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

☆芽美ちゃんが可愛い♪

セーラームーンと並ぶ90年代の変身ヒロイン物の傑作アニメ☆

手品を使うシーンがファンタジックでお洒落です♪
アスカJr.も聖良ちゃんも可愛いです(*^^*)

今でも充分楽しめるアニメです☆

原作/立川恵「なかよし」講談社

監督/鍋島修

制作/トムスエンタメ

放送期間
1995.10.12-96.9.12全43話+おまけ劇場

テレビ朝日木曜19台後半

投稿 : 2020/11/28
♥ : 4

Pocali さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

最強焦らしプレイ&最強宗教撲滅アニメ

ワン!ツー!スリー!!!
幼少期に、おもちゃ全部持ってるくらい大好きだった!
今更見直してみてるけど…何これめちゃくちゃ面白い。
電話ボックスの中のアスカJr.とセイントテールのやりとりが焦らし過ぎでゾクゾクしました…
くっつきそうでくっつけないこのもどかしい感じ、たまらないです!
この切なさは他に知らないですね。
素晴らしいです。

さて、30話まででとりあえず一旦休憩して、次の休みで最後まで一気に観ようと思います!

…最後まで見終わったので追記。
教会に参った人が修道女に失くしたものを相談・神様にお祈りする→修道女が参拝者の悩みを怪盗に他言→怪盗が失くしたものを取り返して参拝者に戻す→参拝者は神様が加護したと思い込む、目出度。
怪盗セイントテールは、最強の宗教撲滅アニメかもしれない。神様の力なんて存在しない、誰かが裏で動いている、というメッセージが込められているのだとしたら、マジパネェ。

アスカジュニアLOVE!

投稿 : 2020/11/28
♥ : 1

64.3 7 1995年秋(10月~12月)アニメランキング7位
ガンスミスキャッツ [GunSmith Cats](OVA)

1995年11月1日
★★★★☆ 3.5 (16)
71人が棚に入れました
愛銃Cz75で戦う賞金稼ぎのラリー・ビンセント、ボム・フリークスのミニー・メイたちを描いた同名の園田健一原作コミックのOVA作品。ストーリーはオリジナルで、運び屋ビーンのコンビを組みやっかいなトラブルに立ち向かい、原作の硝煙臭いストーリーをそのままにシカゴを舞台にガンアクションが展開される。もちろん、コミック同様の銃の運用に対する徹底したリアリティも見逃せない。また本作に登場するパーシー警部は、2004年より続編としてコミック連載がスタートした「GUNSMITH CATS BURST」で登場し、OVA版のリボーンと思われる展開が話題を呼んだ。

62.1 8 1995年秋(10月~12月)アニメランキング8位
モジャ公(TVアニメ動画)

1995年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (11)
78人が棚に入れました
ある日、家出を考える空夫のもとに、同じくそれぞれの星で家出をしてきた宇宙人のモジャ公、ロボットのドンモが宇宙船でやってきて、3人で宇宙に家出をする。愉快で自由気ままな旅のはずが、成り行きで参加したアステロイドラリーや伝染病が蔓延する無人の惑星での決闘、詐欺師オットーとの丁々発止、不死の星で自殺フェスティバル、精神に仮想現実を送信することで架空の現実を体感させて支配する死人の星…行く先々はほとんどが命がけの冒険になってしまう。

声優・キャラクター
田中真弓、折笠愛、岩男潤子、中村大樹、緒方賢一、深雪さなえ、林原めぐみ、高木渉

61.7 9 1995年秋(10月~12月)アニメランキング9位
爆れつハンター(TVアニメ動画)

1995年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (45)
282人が棚に入れました
主人公のキャロット・グラッセは闇の仕置き人(ソーサラーハンター)の一人。お調子者で三枚目、女の子にはてんで弱いスケベ男。しかし、魔法を吸収することにより巨大な怪物の姿へと変身する能力を持を持っている。他の仲間達もそれぞれ特殊能力を駆使して悪しき魔法使い(ソーサラー)から庶民を守るために活躍する、愛と涙とお色気の物語。

声優・キャラクター
古本新乃輔、林原めぐみ、水谷優子、真殿光昭、梁田清之、玉川砂記子、島本須美、銀河万丈

60.0 10 1995年秋(10月~12月)アニメランキング10位
バイオハンター(OVA)

1995年12月8日
★★★★☆ 3.2 (10)
49人が棚に入れました
人気コミック『ギャラリーフェイク』の細野不二彦と、『デスノート』のマッドハウスが手掛けたアクションホラーのアニメーション作品。人間を妖怪に変えてしまう病原体・デモンウイルスが巻き起こす事件を解決する越ケ谷と駒田。二人はデモンウイルスをコントロールすることができるという特異体質であった。そして都内で女性の内臓を食いちぎる猟奇的連続殺人事件が起きたとき、彼らは動き出す。キャストには、『機動戦記ガンダムSEEDシリーズ』の関俊彦、『美味しんぼ』の井上和彦、『YAWARA』の皆口裕子などの豪華声優陣となっている。

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

一本で完結するホラーOVAの中でも特に好きな作品

このOVAは、細野不二彦氏の漫画を原作とした作品である。
漫画に関しては、読了していないためコメントできない。

おおまかなあらすじとしてはこんな感じ。
デモンウイルスによる事件が続いている架空の日本が舞台。
普段は、デモンウイルスの研究者として生活している
越ケ谷と駒田だが、裏ではデモンウイルス事件解決のために
暗躍する探偵としても活動していた。
それから、しばらくした後都内において、女性を狙った
猟奇的連続殺人事件が発生する。2人は、これはデモンウイルスの
仕業だと確信し、事件解決のために動き出すのだが…。

まず目を惹かれたのは、デモンウイルスの設定。
一応、妖怪アニメでもあるため、それにちなんだ妖怪が
登場するのも面白い。個人的に好きな妖怪は、妖怪に変身した駒田。
おそらく、ガルーダを元にデザインしたものではないかと
思われる。個人的には、とても興味深いものだと思った。

また、比較的テンポよく進む点も高評価。変にだれることなく
集中できるのは大きい。他の川尻作品も何本か視聴したのだが
私の中ではこのOVAが一番出来がいいように感じる。

敵キャラでは、紫色のスーツを着こなした
長身の赤髪の男が一番好きだ。出だしから、こいつは明らかに
危険な奴だと実感した程。最終的には倒されてしまうものの
悪役としての貫禄は十分果たしていると思う。
私としては、ラスボスよりもこの赤髪に尊敬の意を表する。
(悪役キャラとしてである)

ちなみに、序盤からエロシーンが存在する。
正直驚いた。視聴前にこれを予測できた人が
いたらぜひ教えて欲しい。

1時間以内と短いもののグロ描写もそれなりにある。
印象的だったのは、カニバリズムと顔面破壊のシーン。
油断しないほうがいい。事前に耐性を付けてから
視聴することをオススメ。

個人的には、名作だと感じるほどとても面白かった。
良作の域に達する。

投稿 : 2020/11/28
♥ : 5

59.0 11 1995年秋(10月~12月)アニメランキング11位
神秘の世界エルハザード(TVアニメ動画)

1995年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (35)
248人が棚に入れました
高校生の水原誠は文化祭の準備の為、実験装置の準備を行っていたが誠を一方的にライバル視する生徒会長、陣内により装置は暴走、それにより誠、陣内、陣内の妹の菜々美、教師の藤沢の4人は異世界エルハザードに飛ばされてしまう。
ばらばらに飛ばされてしまった4人だが奇跡的に再会できた誠と藤沢は化け物に襲われている少女を偶然助ける。 その少女、ロシュタリア王国のルーン王女に王宮に招かれた誠と藤沢は元の世界に戻る方法を探す間そこに滞在することとなるが、おりしもロシュタリアは王女を襲った昆虫型人類バグロムとの勢力争いの真っ最中。 異界に飛ばされたことで特殊な能力を持つこととなった誠と藤沢はその戦いに力を貸すことになるが、なんとバグロム側には陣内の姿があった。かくして、ルーン王女・水原誠 vs. バグロム・陣内克彦 のバトルが展開するのだった。

計測不能 12 1995年秋(10月~12月)アニメランキング12位
バーチャファイター(TVアニメ動画)

1995年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (6)
68人が棚に入れました
セガによる同名の人気3D格闘ゲームが原作。このアニメ版では晶を中心に物語が進められ、第25話以降は 3年後が舞台の第2部となる。伝説の武術・八極拳を継ぐ男・結城晶は、チャイナタウンを支配する虎燕館から少女パイを救い出すよう依頼を受ける。目的を果たした晶はさらに虎燕館の幹部ヤンも打倒。新たな仲間ジャッキーやサラたちと共に旅立つ一同だが、やがてある研究所で究極の戦士を生み出す計画が進められていたことを知る…!

声優・キャラクター
三木眞一郎、松井菜桜子、千葉繁、岡本麻弥、松本保典、梁田清之、岩永哲哉、石塚運昇、大友龍三郎、北村弘一、森川智之、塩沢兼人、田中敦子

計測不能 12 1995年秋(10月~12月)アニメランキング12位
らんま1/2 SUPER(OVA)

1995年9月21日
★★★★☆ 3.6 (5)
50人が棚に入れました
人気マンガ家、高橋留美子原作の人気シリーズ第七弾がOVA化。監督はシリーズですっかりおなじみになった西村純二。一度でも入ったら必ず破局を迎えるという、破恋洞。この伝説の洞窟に右京とシャンプーが町内会の旅行で行こうと画策する。目的は乱馬とあかねを別れさせるためだ。しかし、良牙や玄馬など、さまざまな人物が関わってしまい…。

計測不能 12 1995年秋(10月~12月)アニメランキング12位
赤ずきんチャチャ(OVA)

1995年12月6日
★★★★☆ 3.6 (3)
44人が棚に入れました
人気少女マンガのOV化。監督は劇場版「るろうに剣心」シリーズを手がけた辻初樹。うらら学園に通うチャチャのクラスに転入生のポピィがやってくる。しかし、彼はもみじ学園の学園長がうらら学園の秘密を探るために送り込んできたスパイだった。そうとも知らないチャチャは新しい友達に大喜びする…

計測不能 12 1995年秋(10月~12月)アニメランキング12位
今日から俺は!! 第5巻 名もなく 貧しく ズルッこく(OVA)

1995年11月1日
★★★★☆ 3.7 (7)
41人が棚に入れました
『今日から俺は!!』(きょうからおれは)は、西森博之による少年漫画作品。またそれを原作にしたOVA作品。千葉の架空の高校である軟葉高校と、その周辺地域を舞台にした「ツッパリ格闘漫画」でありギャグ漫画。主人公・三橋貴志と、相棒の伊藤真司の2人が様々な敵と戦ったり珍事に巻き込まれたりする。

計測不能 12 1995年秋(10月~12月)アニメランキング12位
ジャイアントロボ外伝 青い瞳の銀鈴 GinRei With blue eyes(OVA)

1995年9月25日
★★★★☆ 3.8 (9)
35人が棚に入れました
人気ヒロインである銀鈴をフィーチャリングした、番外編としては第3弾にあたる本作だが、今回に限ってはおふざけを極力排したエピソードである。 謎の遺跡が発見された熱砂の辺境。そこへ、学術調査団と偽って銀鈴と鉄牛がやってきた。BF団のアジトである可能性を考慮して先に遺跡へ調査に向かい、行方を絶った国際警察機構調査団の捜索のためだ。そこで彼女たちは案内役として遣わされた少年ルードと出会った。彼の保護者であるフェダインはBF団工作員であり、とっくに正体を看破していた敵の襲撃を受ける銀鈴たちは遺跡の闇の中で人造人間を相手に激闘を繰り広げる! 先述した通り、あからさまなギャグのない本作だが、サリーちゃんの三つ子や人造人間フランケンの登場、そして正太郎似の少年役に高橋和枝を起用するなど、横山光輝ファンをニヤリとさせるお遊びは本編同様に健在だ。
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

本編とは打って変わったコメディ

三つのエピソードを銀鈴に焦点を当てて構成された今川ジャイアントロボの外伝的作品です。

しかし、実際に外伝として見られるエピソードは画像にもある『青い瞳の銀鈴』のみで、

他二つはおふざけ全開のメタ的お笑いや楽屋ネタで完全にコメディ路線になっています。


1話目『素足の銀鈴』は真面目な作戦に見せ掛けて、実は茶番劇のようなお話。

普段と違う銀鈴の姿が見られて新鮮だと思います。


2話目『鉄腕GinRei』は正真正銘のキャラ崩壊(笑)

ここまでやるかってくらいの悪ふざけに正直付いていけませんでした。

GRの綴りを掛けたネタには感心しましたが、あそこ{netabare} おっぱいミサイル{/netabare}までやるとは思いませんでした。

ただ、EDのアルベルトとイワンのデュエットは好きです。


3話目『青い瞳の銀鈴』は本編に似たシリアスな雰囲気で、外伝的なシナリオになっています。

BF団との関わりや親子の絆など本編ではあまり見られなかった特色もあり、一番楽しめた話でした。


外伝、というよりは本編後のお祭り気分のような作品でありましたが、スタッフなりのファンサービスを感じられました。

投稿 : 2020/11/28
♥ : 4

計測不能 12 1995年秋(10月~12月)アニメランキング12位
沈黙の艦隊(OVA)

1995年12月18日
★★★★☆ 4.0 (9)
34人が棚に入れました
その衝撃的な内容で巷に物議を醸したかわぐちかいじ原作の人気劇画を、『ボトムズ』の高橋良輔監督がアニメ化。 日本初の原子力潜水艦が、処女航海の当日に突如姿を消した。それを奪取したのは、かつて海自で潜水艦艦長を務めロシア原潜との衝突で死亡していたはずの、青年士官・海江田四郎。海江田は核を搭載したその艦をやまとと称し、全世界に向けて独立国家発足の宣言を行った。米軍はそれを看過しえず、やまと殲滅のため動き出すが? 一作目はTVスペシャルとして制作され、続く2作はそれぞれOVAとして販売された。国際間の複雑な駆け引きを描き政治劇としても見応えのある原作だが、このアニメ版では海洋サスペンスとしての魅力に特化して映像化している。自衛隊への取材を活かしリアリティーを極めた戦闘描写も重厚。

計測不能 12 1995年秋(10月~12月)アニメランキング12位
覇王大系リューナイト アデュー・レジェンド II(OVA)

1995年12月18日
★★★★☆ 3.8 (5)
29人が棚に入れました
さまざまなメディアミックスを受け、非常に高い評価を得た「リューナイト」シリーズのOVA第二期。キャストも前作と同じく、制作はサンライズ、監督は池田成で送る。リューとウォームガルデスとの戦いから数ヵ月後が過ぎた。少年ではなく、少しだけ成長したアデューは城下町シャドゥームにいた。その国の王子デューマは「アースティア」再興のために戦士を集めていたが、それは自らの野望のためであった…。

計測不能 12 1995年秋(10月~12月)アニメランキング12位
妖精姫レーン(OVA)

1995年10月27日
★★★★☆ 3.8 (8)
27人が棚に入れました
倉鎌市に住む宝田ゴウはトレジャーハンターを夢見る高校生。
ある日、レーンという妖精と遭遇する。レーンとは全く意思疎通ができていないにもかかわらず、ゴウは勝手な思い込みでレーンの語る言葉に秘宝「四つの神像」の在処が隠されていると信じて宝探しを始める。
一方倉鎌市に一大レジャーランドの建設を企図していた天才高校生・全集院タクマは、そのゴウの暴走のとばっちりを受けて…。

chance さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

【ハイテンションバカノリ】ガッチャバグース!

まず最初に、私はこの作品が大好きで大地丙太郎監督好きになりました。(サイト評価仕様だと満足度ががが・・・

考古学マニアの少年と異世界からきた妖精レーンが巻き起こすドタバタ日常もので、大地丙太郎初監督作品。

作風は炎の転校生や宇宙英雄物語に類し、シナリオ、構成、展開そっちのけでバカがひたすらバカしまくる昭和ノリのオバカ作品。とくに宇宙英雄物語では作者が単行本のあとがき欄に「妖精姫レーンがヤバイ」とピンポイントで取り上げる程の同属性っぷりです。

大地監督はその後も「今、そこにいる僕」や「神様はじめました」等々多数の作品を手がけていますが、これが大地丙太郎だ!といわんばかりの個性を凝縮させたハッチャケッぷりは初監督作品ならでは。お得意のオバカなカットを入れる、キャラが怪しげな動きをする、スベるの上等で独善的な不条理演出を展開する等々、やりたい放題してるなー感が溢れ出る意欲満々作です。

作風および絵面のクセが強く、駄目な人も多々いそうですが評価されてなければその後の監督ロードはなかったわけで、オバカな作品大好きなんだよねーっていう人にオススメです。

各地の方言を使い回し、何言ってるかわからない青年実業家のキャラ立ちなんか・・・タマラんなぁ。

投稿 : 2020/11/28
♥ : 3

計測不能 12 1995年秋(10月~12月)アニメランキング12位
幽☆遊☆白書・映像白書2~幽助の章~(OVA)

1995年12月16日
★★★★☆ 4.0 (3)
26人が棚に入れました
週刊少年ジャンプで大ヒットした冨樫義博著の「幽☆遊☆白書」をアニメ化。
名場面を登場人物別に再編集したビデオ映像であり、幽助ファン必見の作品。

計測不能 12 1995年秋(10月~12月)アニメランキング12位
銀河お嬢様伝説ユナ 哀しみのセイレーン(OVA)

1995年9月21日
★★★★☆ 3.5 (5)
25人が棚に入れました
PCエンジンソフトとして発売された人気ゲームをOV化。脚本は「爆れつハンター」など多数のヒット作を手がけたあかほりさとる。光の救世主、そして銀河のアイドルの神楽坂ユナがワナにはまり、裁判にかけられた。それを知ったパートナーのユーリィとリアが救出に向かうがそこにはさまざまな陰謀が取り巻いていた…。

計測不能 12 1995年秋(10月~12月)アニメランキング12位
こどものおもちゃ(OVA)

1995年12月16日
★★★★☆ 3.5 (4)
23人が棚に入れました
詳細不明

計測不能 12 1995年秋(10月~12月)アニメランキング12位
魔法騎士(マジックナイト)レイアース 増刊号(TVアニメ動画)

1995年秋アニメ
★★★☆☆ 2.9 (1)
18人が棚に入れました
原作は1993年~1996年までの間、少女漫画誌『なかよし』に連載されていたCLAMP原作のファンタジーアニメーション。ある日、中学の社会科見学で訪れた東京タワーから異世界「セフィーロ」に召喚されてしまった3人の少女――獅堂光・龍咲海・鳳凰寺風。彼女たちは何も分からないまま伝説の魔法騎士(マジックナイト)としてセフィーロを救う旅に出ることになる。剣と魔法の世界で出会いと別れを重ね、数々の困難を乗り越えながら成長する3人であったが、旅の最後には衝撃的な事実が……。本作は、セフィーロ解放後に光がその軌跡を振り返る作りの総集編。

計測不能 12 1995年秋(10月~12月)アニメランキング12位
闘魔鬼神伝ONI [トウマキシンデン オニ](TVアニメ動画)

1995年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (3)
17人が棚に入れました
遠い未来、人類は出生率の低下により滅亡の危機に瀕していた。人類を救わんとする頭脳集団「七福神」は遺伝子に原因があると考え、過去に戻り劣悪な遺伝子を持つ人間を抹殺することで問題を解決しようとする。しかし、不思議な力を持つ主人公たちの活躍により計画はうまくいかず…。

計測不能 12 1995年秋(10月~12月)アニメランキング12位
ヤマトタケル ~After War~(OVA)

1995年11月22日
★★★★☆ 4.0 (3)
15人が棚に入れました
魔空要塞の決戦から3年。オトやハヤミカもヤクモの村でタケルたちと暮らすようになり、平和が戻ったかに見えた。だが、そこに魔空要塞の一部が天空から落下し、さらに魔空戦神のシュラノオが現れて村を襲い始める。タケルは洞窟に眠るスサノオの封印を解き再び戦いへ! オトとツクヨミに秘められた関係とは果たして? 日本神話をモチーフにし、全37話で描かれたロボットアニメ『ヤマトタケル』のOVA。TV放映ができなかった2エピソード分を後日談としてまとめている。
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