「咲-Saki- 全国編(TVアニメ動画)」

総合得点
75.1
感想・評価
1183
棚に入れた
6548
ランキング
824
★★★★☆ 3.8 (1183)
物語
3.7
作画
3.8
声優
3.9
音楽
3.6
キャラ
4.0

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ネタバレ

OZ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

永遠に続けられるアニメ

1期の『咲-Saki-』は観ているが
『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』を観ていないので
心配だったが 問題無く楽しめた2014冬アニメ

■永遠に続けられるアニメ■
1期同様 女子高校生達による競技麻雀の全国編。

各キャラクターの背景をメインに
それぞれの負けられない想いが描かれ
物語上 咲が主人公なのだけれど
卓に着く"全員が主人公"となり
4人でやるゲームらしさを上手く表現されている。

麻雀を打つ人なら分かるが
通常有り得ない和りでも
当たり前の様にやってのけるので
ツッコミ所は多い。
もし 観てる側の顎が尖っていたら
「狂気の沙汰ほど面白い」と
ツッコミを入れながら楽しむのもまた一興である。

評価の分岐点になるであろう展開の速度。

スローな展開であり
対局→回想→対局→回想と
なかなか本筋が進まず
団体戦だから5人分の対局があるとしても
1クールで1試合しか進んでいない。

決してテンポが良いと言えないけれど
メインは人物背景の構成なので
各キャラに感情移入出来る点は評価したい。

今後 新しいキャラが登場すれば
再び対局→回想→対局・・・と
幾らでも続けられるので
"無制限システム"と名付けても良いくらい
永遠に続けられるアニメである。

■お気に入りは姫松高校■
一人一人名前が覚えきれない程
登場人物の多い今作品。
サブキャラであってサブキャラではなく
見せ場がしっかりあるのは嬉しい。

前回 清澄高校麻雀部 部長 竹井久の
変則的闘牌に魅せられたのだが
全国編でお気に入りとなったキャラは
姫松高校3年生 末原 恭子。

咲を含めた怪物揃いの大将戦に登場するが
末原以外は特殊な能力を備えており
前半 早上がりを仕掛け3連続和了と
立ち上がりは良かったものの
徐々に追い上げられ4位に転落してしまう。

自称 凡人ながらも懸命な打ち回しで
結果として咲のアシストもあるが2位を死守し
見事準決勝に姫松高校は駒を進める事となる。

大将戦終了後「ありがとうございました!」の笑顔は
全キャラ中 最も清清しい表情であった。

対局後は咲曰く「一番手強い人が残っちゃった・・・」
そう言わしめる程であり
秘めた雀力を持つ事が窺える。

おそらく準決勝で咲と再戦するであろう彼女。
凡人が天才をどこまで追い詰めるのか!?
末原 恭子vs宮永 咲の対局が楽しみである。

■謎の超常現象と際どい露出■
美少女雀士達による熱い闘牌は勿論
入浴シーン等のサービスカットが
お馴染みでもある『咲-Saki-』

見えそうで見えないギリギリのラインで
観ている側をおあずけし
何故か布が浮いたり
何故か湯煙が立ち込めたり
何故か光が差し込んだりと
大事な所を隠す謎の超常現象はお約束。

特に目を引いたのは
出場者全員が巫女装束の
鹿児島県代表 永水女子高校3年生 薄墨 初美。
パッと見は子供だが腕前はかなりのモノ。

しかし 凄いのは麻雀の腕だけでなく露出具合だ。
龍門渕高校 国広 一の露出度も際どいけれど
薄墨は着崩れしてるレベルではなく
半裸状態であり頭一つ抜けている。

またも顎が尖っていたら
周りから「ざわ・・ざわ・・」と
雑音が聞こえてくる事だろう。

危うく都の条令に引っ掛かりそうな姿は
槓したらそのままドラだった!そんな気分である。ん?

■あとがき■
これから!って所で終わってしまうのは残念だが
全13話を1期と同じく楽しめました。

展開がゆっくりなので
一気に観ないと前の展開を忘れちゃうね。

続編は何時になるのか分からないけれどその前に
『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』を
観ておかねばと思ったな。

満足度 ★★★★★★☆☆☆☆ (6)

投稿 : 2014/07/12
閲覧 : 326
サンキュー:

48

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