dossun さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
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ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜の感想・評価はどうでしたか?
dossun さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
アニメ好き さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
よこちゃん さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
原作漫画5年以上連載されているし人気があるんでしょうが、設定が奇をてらいすぎてて別にブラック企業の話じゃなくても、普通のゾンビ物でええやんとおもうんですよ。ただ今後関係あるのかもしれないので、あくまでアニメを観た感想です。それとしたいことを書いて達成したら消していきますが、たまたまレアな手伝い頼まれて終わったら書いてたとか、あまり書いてるシーンが無いので、視聴者である私が達成感を感じられないのはどうなのかなと。
ゾンビや血しぶきの描写とか作画は良いですね、グロさも抑えられて観やすいです。気になったのはゾンビって走るとチートだと勝手に思ってるんですが、それ以上の動きをするので主人公達が逃げ切れるのが逆に不自然。あとネタバレになるから詳しくは言えないですが、途中からゾンビが弱くなります、私でも勝てるぐらいに(^^)
結局ハチャメチャな部分を楽しむのが正解なんですかね。強そうなのに戦わずネタキャラになってたり、登場時は出来る子のように振る舞ったがただのかよわい美少女だったり、不自然に強すぎるキャラとか。
最後3話が中断したようですが、皮肉にも私はこの3話が一番面白かったです。あまり細かい事は気にせずアニメは観るのが信条なんですが、話にハマらなかった分ツッコミ増えてしまいました。ただ映画も今年の夏予定されていますし、巻き返してくる可能性は大いにあると思います。このレビューを書いた事を後悔させてくれるような展開待ってます。辛口になりましたがお勧めします。
2024年3月18日
8bit さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
・作画良い
・1話の熱量が凄いだけにそこからの落差が酷い。
・1話のままコメディ/ギャグ路線なら良かった。
・シリアス路線が微妙、シリアスの世界線だとこの世界は成立しない。
・この世界でお仕事の話見たいか?
・お涙頂戴の演出が安い。
・ゾンビが少女に斬られる射られる。世界観がよく分からん。
・ゾンビがただの道具と化している。
放送延期との事。再開しても見ない可能性大。
9話の最後は酷い。
取ってつけたような悪役いらないよ…
うにゃ@ さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
最後3話が万策尽きて一挙放送含め12話なかなか面白かった。
ゾンビの群れを乗り越えて移動していく感じがハイスクール・オブ・ザ・デッドを彷彿させるが、更にノリや勢いがより少年誌な感じ。
ゾンビが迫る恐怖的なものは少なく本当に人生やりたいことなのは何なのかをゾンビパンデミックの中で問いただしていく。
日曜17時台アニメという感じで楽しいこと楽しくやっていく気持ちの良いアニメ。
100点中74点
せいこちゃん さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ガムンダ さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
若手会社員風の主人公がブラック勤務に勤しむ中、突然ゾンビウィルスが蔓延。⇒「やりたい事やれば良いんだ」的な直球なヤツです。
幼馴染と合流して、謎の美少女と出会ったりで、ロードムービー形式となります。
他にも日常に鬱屈した悲喜こもごも有象無象な連中がパンデミックの中で本性を現していく。というお話。
「本当に大事な事は何か」と言う哲学的な問はそれとして良いと思いますが、それがただ「クソみたいな日常」に不平を言いたい層に訴求する内容となっていまして、言ってしまえばそれだけです。
問に対して回答が幼稚と言いますか。
世の中への不平も表層的な主観でそれ以上のメカニズムに踏み込むでもなく、じゃあどうすれば良いのかというような思考実験がある訳でもない。
「ツイッターやってそう」って域を出ない。
その代わりにお決まりの巨乳美女が何の必然性も無く物語に供給されるのはいつもの通りです。
そんな感じでメタ的に論じると作者の意図に反して出口の見えないパンデミックアニメ作品でした。
金賢守(キムヒョンス さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
take_0(ゼロ) さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
あと さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:今観てる
万策尽きてしまったみたいで9話で今のところ終わりのようです。残念。
・ブラック企業で心身をすり減らした主人公が突然ゾンビパニックによって会社から解放されゾンビになるまでに自分のやりたいことをして自由自在に崩壊した世界を楽しく生き抜くアニメです。
普段忙しい生活を過ごす中でたまに思う突然世界が壊れて非日常にならないかなあ…という願いが急に実現してしまったら、どうするか。普通のゾンビものはシリアスな話のラブコメで閉塞感があるものが多いが、この作品は非日常の極限状態で平然とやりたいことをやる、ということを貫いていく。やりたいことができずに虐げられるくらいならゾンビになって死んだほうがマシ、というブラック企業に三年間勤め辞め時も自分の夢も見失っていた主人公の言葉はとても重みがあります。割と主人公がフィジカルエリートでやる気もあるので結構無敵な人ムーブができるんですよね。
明日も見えないこんな世の中になって自分のやりたいことを楽しんで楽しんで楽しみまくる、いかに楽しく生きるか、というメッセージ性がとても好きです。また、ゾンビものでありながら全然グロくなくカラフルで、アクションもすごいきれいな作画でゾンビもとっても楽しそうに動くのが面白いですね。ヒロインの女の子たちも可愛いので最終回まで見たいですが……。
追記 {netabare}最終回まで見終わりました、最後まで作画崩れず良いアニメでしたね。過去に囚われず今好きなことを楽しんでいくという前向きなテーマのアニメで、10-12話に至っても大胆な解決策で困難を打破してましたね。笑っちゃうくらなバカみたいな作戦ばっかですが、まあそのくらいでも良いでしょう。もともとゾンビものにリアリティ求めてもしょうがないですし、清々しい俺たたエンドで良かったです。ベアトリクスさんはまだあんまりキャラの個性掴めてないんですが、そこまでは回収できず。楽しいアニメで面白かったし、総じて見れば良作だと思います。延期さえなければもっと良かったですね、3ヶ月待ってあの悪役のチープさは……。 {/netabare}
とろろ418 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
【魅力的に思った点】
・特になし
【残念に思った点】
・完全ご都合主義のストーリー
・人間味がなく思考がぶっ飛んだキャラたち
・リアリティのない世界観
【総評】
・60点
特に語りたいことはないですね。
自分で完走できたことに驚いてるくらいなので。
shino さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
BUG FILMS制作。
ブラック企業での絶望的な毎日は、
黒く靄がかったモノクロの世界であり、
身も心を病む、天道輝にとっては、
ゾンビが徘徊する混沌の世界ですら、
青い空、緑の木々、そして真っ赤な血、
鮮やかな色に満ちた解放された世界である。
彼はそこでやりたい人生の計画を始める。
キャラクターの動きに躍動感があり、楽しい。
謎が多い展開ではあるが、前向きなものを感じる。
やりたいことを楽しむために人生はあるのだろう。
青空の下にゾンビの群れ、楽しくなる予感がする。
最終話視聴追記。
{netabare}さすがにこれほどの厄災ですので、
ここから先、説得力のある背景描写が、
描かれていくことに期待しています。
中断後もそこまでは描かれずでしたが、
日本を周り、解決方法を探す旅へ。{/netabare}
過去を克服し、今を肯定する物語です。
夢の力とはそう言ったものなのでしょう。
前向きな主題には共感が持てます。
徳寿丸 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
waon.n さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
レオン博士 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ゾンビ映画好きにオススメしたいアニメ
ゾンビ化ウイルスが蔓延した世界で、ゾンビ映画あるあるを思う存分満喫??できます
そんな絶望的な世界になったらあなたならどう生きますか?
アキラは、正常な世界ではできなかった「やりたいこと」を全力で楽しむことにしました
それが「ゾンビになるまでにしたい100のこと」
かなり無理のある設定でいろいろツッコミどころは多いですが気にしないほうがいいかも
作画綺麗だし勢いがあるし、大量のゾンビに囲まれた絶望感と、やりたいことをやる爽快感の落差が激しくて面白いですね!
あっという間に30分過ぎていく良いアニメ!
シリアスな展開も特に後半は多くて、好き勝手やっていた前半とは違ってちょっと勢いが落ちて残念ですが、前向きなシナリオなので最後はいい感じに締めてくれました、続きが見たいです
気になったところなど
{netabare}
施設や店の中に人がいないので、たぶん深夜か早朝に感染拡大が始まったんだと思いますけど、ふしぎなことはいくつかあります
日本全体にゾンビ化ウイルスまいたなら全員感染するでしょうから船や飛行機でゾンビが各所に送り込まれたのかな?って思うんですが、ゾンビの移動速度が遅いし知能もなさそうなので、日本全土に広まるには結構な時間がかかると思うんです、ある朝目が覚めたら急に日本がゾンビだらけになんてことにはたぶんならないし、ゾンビ化するタイミングやゾンビになる・ならないの判定が都合良すぎる気がします
【デパ地下の話】
入口のシャッターがちょっとだけ開いていたのはどうしてでしょうか?
中にいる4人が全部閉めそうだし、4人もどうやって中に入ったのか不思議
ゾンビ化したおじさんはいつ噛まれたんでしょうか?おじさんに噛まれたお姉さん達はすぐゾンビ化してたのに・・・
【水族館の話】
バスの後ろのお客さんはいつ噛まれたんでしょうか?、もしかしたらわざと時間がたってから発症するようにして送り込まれたのかも?
閑さんはあれだけリスクヘッジって言ってるのにバスに乗るなんてリスクありすぎませんか?
【サービスエリアの話】
・SAを拠点にするなら、バリケードの監視しなきゃいけないSAじゃなくてもっと守りやすいSAあるような
・バットしか武器なさそうだけど、ゾンビで混乱した世界なら通りかかった車がもっと強力な武器を持っていても不思議じゃないから返り討ちにあいそう
・法律なんてない世界でパワハラ先輩はバット持った手下いっぱい周りにいたけど、背後から襲われるかもとか思わないのかな?
・ゾンビにトラック引かせてたけど、どうやってトラックにくくりつけたの?運び終わった後の処理が面倒そうだしガソリンがなくなったわけでもないですよね?町からトラック引かせてSAまで運ぶのどれだけ時間かかるんでしょうか?
・パワハラ上司は置き去りにされただけなので、いつかまた出てきそうですね、こういう見苦しいキャラはあんまり何度も見たくないですが・・・
【温泉の話】
ゾンビがあふれかえった高崎市でお寿司屋さん普通にしていたけど、どうやってゾンビから身を守っていたのでしょうか?夜に明かりもつけていましたし
お約束の混浴展開、注意してれば回避できたでしょー、
閑の性格なら万が一人が来た時のためにすぐ身体隠せるようなもの用意しそうだし、ゾンビに襲われる危険も考えたらベアに武装して見張っててもらえばいいのにって思う
全然リスクヘッジできてなくて、ゆるみすぎかも
でも、けんちょ達の乱入でうやむやになって、たぶん4人仲良く入ったぽいのは信頼できる仲間って感じがして良かった
普通はありえないけど、極限状況だし、もうどうでもよくなる気もする
【村の話】
途中までは嫌な展開にうんざりしていたけど、いい話で終わりましたね
モブ悪役の過去の話はどうでもいいけど、日暮はいい悪役だった
パワハラ上司と違ってこっちは改心もできそうな気がするのにちょっと残念
ゾンビ化して川に飛び込んで、そのあと助かった可能性もなくはないけど
シズカちゃんに強制わいせつしようとしていた人だけゾンビに襲われた描写ないから、なんか助かってそう? 助かるのはいいけどまた出てくるのはちょっと遠慮して欲しいかも
パワハラ上司もそうだけど、キモくて更生しそうにないキャラに限ってゾンビに襲われた描写がないので、後々また出てきそうなのが気がかりです
{/netabare}
ロンギリの米倉 さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
taka_2 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
前クールでは中断してたと思うんだけど、いつの間にか再開して完結してた。
ようやく追いついて完走。
シリアスなシーンもあるけど、ギャグも多めで良かった。
死ぬまでにしたいことだったり、そもそもどうやって生きていこうってのを考えるきっかけになるよね。
最終話の展開は切なかった。
あと、急に「認知焦点化理論」ぶっこんできてびびったよ。
大重 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
文句なしに視聴継続ですね。
作画も良いし… いや演出が素晴らしいですね。
前半の重苦しい中からの、終盤の開放!
いやこのタメからの開放が実に素晴らしい。良い一話でした。
ブラック企業の苦しさはゾンビが蔓延する世界より本当にきついのかは、謎には思いますが…。
しかしまあ、同じ人間が言葉と態度でプレッシャーをかけてくるよりは、物言わぬゾンビが襲ってくる方がマシというのはあるかもしれませんね。
全力で逃げるか戦うかで良いのですから。ただ生き残れば良い。死んだらゾンビになって終わり。シンプル!
対人間では、色々悪いのはわかっていても一気に何とかする方法がどこにもなく、どうしようもないですからね…。
ま、本来ブラック企業勤めは辞めれば済む話なのですよね。
嫌なら辞めるという選択肢は常に持っていたいものです。
全話感想
とても良い作品でした。
ゾンビに襲われる世界でやりたいことをやっていく主人公は楽しそうで良かった。
遅れてしまったのはまあ仕方がないですね。ゾンビに襲われたり色々あったのでしょう。
終盤、やりたいことをやる、と言って悪事に手を染める人間というのも、人間の一面です。
ストレスの強い敵でしたが最後は倒してスッキリできましたし…。
何よりヒロイン達は可愛いかったですね。
大変良い作品でした。
鬼戦車 t89 さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
最終話(12話)まで観ました。2023.12.31
万策尽きた3話を年末一挙放送!で、観ました。まぁ、普通のゾンビ物でしたねぇ…。
ゾンビパニック物は、ゾンビによって既存の秩序が崩壊した後、どのように生きるか!と言う、カタルシスを味わうコンテンツです。
勿論、色々とオブラートに包んで、生存の悩みとか、サバイバルを描きますが、本音は崩壊した世界で好きにやろう!です。
ゾンビを惨殺したり、無人の商業施設を略奪したり、馬鹿や偉そうな奴が無惨に殺されるのを楽しむエンタメです。大人向けだと、生存女性をレイプしたりもします。
本作品は、主人公がブラック企業の社畜で、ゾンビパニック物の本音を前面に押し出しています。まぁ、女性キャラをレイプはしませんが…。
結局、可愛いお色気女子達と崩壊後の世界を楽しむ感じで終わりました。不謹慎な感じですね。
説教臭い部分もあるけど、結局いつもの奴という…。ゾンビ物の鉱脈は掘り尽くしているんですね。評価はまぁまぁです。
………………………………………………………………………
9話まで観ました。2023.09.25
結局、安全地帯に逃げ込んだかぁ…。今後は、頭の悪い奴らがゾンビを招き入れる様な騒動を起こすんでしょうねぇ…。
結局、いつものゾンビものになってしまう気がします。もう、観終わった感じです。
途中で延期だと、何か釈然としません。
………………………………………………………………………
8話まで観ました。2023.09.19
仲間が増えてきたため、どうもテーマのやりたいことをやる!が、釈然としなくなってきました。
社畜でどうしょうもなかった主人公がカワイイ女のコ達とキャッキャしながら旅をしているのを観ていると、コレでいいのか?と思います。
この楽しさは他人がゾンビ化(死亡)して、社会が崩壊したからこそ出来る楽しさです。
コミカルな感じになればなるほど、他人の犠牲の上で楽しさを享受している感じが強くなります。
これじゃあ、従業員を社畜(ゾンビ)化して利潤をあげてブイブイ言わしているブラック企業の経営者と同じなんじゃ?
それとも、アウシュヴィッツで囚人を死ぬまで働かして豪華な生活をしていたナチの高官とか…。
ブラック企業がはびこる社会の風刺なのかも知れませんが、観ていてあんまり気分が良いものではありません。
最初の頃の、主人公が自由だけどいつ死ぬか分からない中で、目標を達成するために孤独にもがいていたときの方がテーマに沿っていた様な気がします。
ただ…それだと人気がでないかなぁ。アニメ化すると、主人公がヘイトを集める系の話になってしまっている感じがします。
主人公も含めて仲間がゾンビ化して、最終的にバッドエンドに終わらないとタイトルを回収出来ない気がしますが、ここまで観てきてそれを望むのか?と言われると複雑です。
結局、いつものゾンビものらしくフェードアウトが穏健な最後なのかもしれません。
いや〜ゾンビものは難しいです。
………………………………………………………………………
1話観てのレビューです。2023.07.11
ゾンビパニックものは、序盤は面白いけど、後半は失速することが多いです。
大体、モールに立て籠もったりして、安全を確保し、序盤の盛り上がりが終わったら、後は人間同士のイザコザとか、馬鹿な行動するキャラのせいでピンチになったりする展開しかないせいです。
本作品は、ブラック企業の社畜だったせいで失った青春をゾンビパニック中に取り戻そうという目標があるのが良いです。
作画は中々良く、面白くなりそうです。失速しないでワンクール保つか楽しみです。
ミュラー さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
今年夏の放送のアニメ。
日曜夕方5時枠で大変期待のアニメだった。
その期待に応えて、インパクト抜群。
素晴らしい動きとスピード感で、覇権候補と思われた。
だが・・。
延期に延期を重ねて、9話までを放送して終了。
この年末にようやく残りの3話が放送された。
最後まで作ったことは評価しますが、なんせ万策尽きてしまったのが残念。
せっかくの素晴らしい作品も、水差された感じ。
ようやく最後まで見ることができました。
間隔空いたことを差し引いても、最初の期待ほどの出来ではなかったかなぁ。
結局何も解決せず、ゾンビから逃げるだけで終わってしまった。
もう少し解決の糸口でも見えてくると良かったかも。
ウェスタンガール さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
一大事が起こった時、世の中には3種類の人間しかいない事が分かる。
先ずはシズカさんのように、パンデミックレディ、デザスターレディ、要は備えることのできる人。
次にこのお話の主人公のように、臨機応変に対応してゆく人…。
そして最後は、私のように思考停止に陥り右往左往、何も出来ずに終わってしまう者である。
しかしそれは致し方のない事。
勉強や仕事、友人、恋人、家族、はたまたペット等々といった“しがらみ”、さらには病気や介護といった煩いを抱えているなら尚更である。
今視聴中の終末世界モノのドラマ、その「語り」にこんな言葉があった。
“when we let go of something…,it opens up
a little space to grow”
邦訳がなかなか良い。
「何かを手放す事で、余白が生まれ、成長できる」
-ゾンビになるまでにしたい100のこと -
煩悩の数には少し足りないが、それらを一つ一つ捨て去る事で、自ずと見えてくるに違いない「本当に大切なもの」を探す旅が始まる。
脳みそが沸騰しそうな毎日が続く。
昼飯を買いに行かねば…。
ゾンビウォークも板に付いてきた昨今ではある。
(2023.8.28.)
アポカリプス・ナウにおけるお約束、忘れてました
ね。
全てを支配しようとする嫌なヤツのことを^^;。
そして手放すべき、いや、手放すのが最も難しい重荷のことを。
それは、心に刻みつけられたスカー、笑顔で覆い隠そうとすればするほど、深く深く侵食してゆく厄介物である。
(2023.9.1.)
さてさて、原作準拠かどうかは別として、何だか、三文ドラマのクリスマス特番を見せられたような…。
あるいは、クリスマス・キャロルをオープントースターで焼き直したら、説教臭くなっちゃった…、的な。
まあ、2023年、余白だらけの我が手帳への反省と共に、めでたしめでたし。
101匹足利尊氏 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ブラック企業の“社畜”として鬱屈した日々を過ごす青年男子主人公が、
突如ゾンビが溢れ返る非常事態となり、
むしろ会社に行かなくて良くなり、自由に好きなことができると、
“やりたいことリスト”を実行していく同名連載コミック(未読)の連続アニメ化作品(全12話)
【物語 4.0点】
ゾンビ物と言うより、自己啓発本まとめ動画。
私は観ていて真っ先に『夢をかなえるゾウ』が思い浮かびました。
あの本は、自己啓発し続けても常識の枠からはみ出す勇気がなく、
夢に踏み出せない人々に発破をかけ続けるベストセラー自己啓発小説でした。
一方、本作はゾンビパニックにより常識を枠ごと吹き飛ばすことにより、
夢を追わない言い訳を強制撤去して、
視聴者に一度切りの人生、やりたいことを我慢してはいないですか?と本心を問い掛ける作風。
ゾンビについても、まるでゾンビみたいな社畜。現代社会はゾンビ映画より地獄。
〇〇しないくらいならゾンビになった方がマシ。ゾンビより無理な{netabare} キモ男のベロチュー。{/netabare}
といった具合に社会風刺の比喩表現の素材等に活用される。
よってクライマックスはゾンビ退治を背景に回した上での、
社会病理の権化としての敵キャラの人間と、
主人公サイドによる大仰な説教バトルとなる。
様々なコンテンツでゾンビ物が乱造されてる感を抱き、
どうせゾンビやるなら捻って欲しいと思っていた私にとっては、
ビジネス書読み漁りたいメンタルの時を選べば、
主人公たちの熱弁と共に、美味しく頂けたということでこの評点。
ですがゾンビに何を求めるか?説教なんて聞く気分じゃないなど、
観る角度やメンタルによって評点は乱高下すると思われます。
【作画 4.0点】
アニメーション制作・BUG FILMS
ゾンビ群衆なども処理するなど作画レベルは良好。
それ以上に光ったのは色彩設定と画面構成による演出の妙。
狭い画面サイズによるブラック企業などの鬱屈した視野狭窄の現代社会から、
ゾンビパンデミック後の世界では画面を最大化して解放感を好表現。
モノクロに近い過去のトラウマの記憶から、
アートみたいに自由で色とりどりなゾンビたちの世界。
その他、多彩なアングルによる疾走感や、心理描写による説教合戦のアシストなど、
単に作画が綺麗か否かだけでない、
アニメーションによる表現の意志が感じられるのが嬉しいです。
が、本作が初元請けとなる同スタジオ。
私も放送延期についてはあまり言いたくはないのですが、
制作遅延と総集編を繰り返し、TBS夕方17時の夏アニメ枠からはみ出した末に、
ラスト3話クリスマス深夜一挙放送は流石にグダグダ過ぎます。
納期でいつもカツカツなブラック制作会社からの解放を謳ったアニメの制作が、
“万策尽きる”とか洒落になりません。
最終話。“人生最後の夏休み”も決着し、季節も寒くなって来る。次は{netabare} 北海道{/netabare} だ!
予定通りの放送なら時季の上でもタイムリーヒットだったのに、
残念ながら、こっちはもうとっくに冬ですわw
TBSが高らかに復活を宣言した“日5”アニメ枠。
私は早くも、毎週安定して作品が放送されないネガティブなイメージを抱きつつあります。
TBSも、またそのうちアニメを枠ごと切り捨てるのでしょうか?
私は白い目で見ています。
【キャラ 4.0点】
よくB級パニック映画を批判するリアリストの定番に、
おバカな主人公のせいで、要らぬピンチを招くのが見るに堪えない。
というのがありますし、私もこうした批判をしたりしますが、
本作主人公のアキラはまさにそんな感じの元・社畜の夢追い人。
しかもセオリー無視して、リスクを取って、やりたいことを優先して主人公の姿を、
感化された親友の“全裸芸人”ケンチョとのおバカコンビネーションも交えて、
夢に一歩踏み出す勇気を称えるテーマの根幹と接続して肯定していくスタイルのため、
リアリストはアレルギー反応必至。
リアリストが精神の平衡を保つための拠り所にするのが、冷徹に状況分析する“常識人”枠。
本作の場合はヒロイン・シズカが該当しますが。
シズカは、何でも、べきべき言って、自分のやりたいことを誤魔化す“リスクヘッジお姉さん”
と揶揄され、改心の対象として描かれるため、リアリストの心が休まる暇はありません。
ここも自己啓発本の諸要素を具現化したキャラ構成と割り切るか否かで評価は乱高下するのでしょうか。
私は割り切って挑んだので、例えばクライマックスでシズカさんが紹介した{netabare} 認知的焦点化理論{/netabare} とか、お勉強になりましたって感じで折り合えましたし。
何より、金髪ハンターの尊氏としては金髪ポニテ巨乳の甲冑ドイツ人・ベアトリクスちゃんが、
いつ登場するんだ?というのが延期が相次ぐ中でも、視聴継続できたモチベーションだったのでw甘めの評点。
あとは、アキラの父、ヒコじい、熊野、それと寿司屋の大将のおもてなしとか。
じっちゃんが輝いているアニメに悪い作品はないと思います。
【声優 4.5点】
主演アキラ役の梅田 修一朗さん、ケンチョ役の古川 慎さん。
高音、低音に暑苦しい男共の絶叫が共鳴し、夢へ驀進するキャンピングカーの動力源となる。
それをアンニュイボイスで冷淡に論評するのがシズカ役の楠木 ともりさん。
彼女が全身全霊でデレるカットがツンデレ好きへのご褒美。
日本大好きドイツ人・ベア役の高橋 ミナミさん。
高校時代、国際科履修で、日本語で懸命にコミュニケーションを取ろうとする外国人留学生との交流経験があったと言うたかみな。
外国人キャラとして確立しつつも、わざとらしくなり過ぎない。
絶妙な塩梅のカタコト日本語ボイスは国際交流の賜物。
特筆したいのがアキラのブラック企業上司役の小杉役・三宅 健太さんのパワハラ表現。
迫真の演技で圧倒されて私も胃がキリキリしましたw
トラウマを抱えている方は注意しましょう。
終盤立ちはだかる日暮グループリーダーの日暮 莞太(かんた)役の岡本 信彦さんも良い感じでイカれていて説得力がありました。
日暮はかつて数多くの自己啓発本を読み漁りながら夢を掴めなかった、見つけられなかった凡百の成れ果てでもあります。
『夢をかなえるゾウ』はビジネス書読み重ねても行動できねば夢を叶えられぬと主人公と人々に奮起を促す。
でも『夢をかなえるゾウ』を読んだ400万人超のほとんどは私も含めて夢を掴めたとは言い難く、
『ゾン100』観たって成功する人はごく僅かでしょう。
それでも尚、書店には夢を諦められない人々に向けて自己啓発本が並び消費され続ける。
夢見る人々の心を埋め続けるビジネス自己啓発書市場の悲哀も想起させるw
悪役陣の好演が作品を下支えしていました。
【音楽 4.0点】
劇伴担当は宮崎 誠氏。
(K)NoW_NAMEにも参加しているギタリストが、
平時の静寂から、ここぞの場面ではバンドサウンド等で加熱させる緩急で作品を好アシスト。
OP主題歌はKANA-BOON「ソングオブザデッド」
ED主題歌はシユイ「ハピネス オブ ザ デッド」
双方とも各話タイトルに必ず「~オブザデッド」を付す作品とも足並みを揃える痛快ロック。
OPアニメーションはシリーズ前半が過去回の振り返りも交えた構成で、
後半がゾンビたちも交えたダンシング動画。
私はどちらの作風も好物なのですが、どっちも提供されるのはパンとラーメン一挙に喰らう感じでちょっとw
踊るのは良いけどもうちょっと早くしてよと正直思いました。
こんな所にも感じる制作の自由度と言いましょうか、延期が繰り返される混乱と言いましょうかw
こま さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
1話からそうだったけど主要キャラ以外全員死ぬ感じなのかな?
忘れてた…女の子とNo. 1ホストの人が生きてたなそういえば。
親しくなった人が目の前でゾンビ化とか結構くる…。
モブキャラはそこまで気にならなかったのに、可愛い女の子ってのもあって今回はホントきつい…。男2人は狂ってる感あってどっちも好きw
まあそれでも今後どうなっていくのか気になるし面白いので最後まで視聴確定。
主人公はあの状態から抜け出せるのか…まあ抜け出すしかないんだけどね。
友人の方は怪我が回復するまでどのくらいかかるのか。唯一まともに動けるのが女の子1人。こういう展開上避けて通れないアレはどうなるんだろう…。次見るのに抵抗あるなぁ…。
そういう目で見たりセクハラ発言はあったものの何も無かった!
コレなら苦手な人でも安心して観れると思います。
まあ、主人公は終盤辺りまであの状態のままなのでキツい人はキツいでしょうけど。
この手の作品だと女性がギリギリ助かるけど、そういう扱いだったり目だったり酷いのもあったのでコレにはそれが無くてふつうに観れました。
まあ普通に考えて脅されたとかで自分から行かない限りは、キャンピングカーで寝泊まりしてる以上何も無いと後から思った。
ただ、1話であの感じだったので他ですら何も無かったのは気にはなったけど(普通に女性はいたので)
最後はヒーロー回にざまぁでスッキリ!!今回でホント終わって良かった…。
次話以降は安心して観れそう。
9話までの感想。
宿の温泉入ってたらゾンビの集団が潜っていたと言うwてかアレよく無事だったなw
主人公達いい感じに狂ってるの面白いなぁw相変わらず脱ぐ必要無くね?とか、ヒロインもノリノリだしw
秘境温泉の実は入ってました!距離が縮まったよ!はいつものやつ。
テンプレだけどこういうのは好き。
そしてヒロインはやっぱりエロかった!
両親ともに本当は嬉しかったりなのかな?
あの感じだとお父さん、もしかして咬まれた可能性が…。
アレは主人公とは対照的に悪い方向に狂った感じか。
まあでもこっちのがある意味ふつうとも言える。
終末世界と言える状況下で悪い意味で狂わない方がおかしいし、こっちのが多そう。
いくつか見た作品だと主人公達のまともな狂い方のほうが珍しい。
人を縛っているとも言える法律だったりルールを守らなくていいからね。
次回は分かりやすい展開になるのかな。
果たして何人が生き残れるのか…。
10〜12話最終回感想。オレ達の戦いはコレからだ!エンド!
4人とも自己中過ぎたよなぁ。
相手が悪い周りが悪い自分は悪くない相手が憎い、こんな考え方してればそうなるとしか。
個人的にあの中で1番危なかったのはヒロイン追いかけてた人。
銃持ってるのに使い方がアレ過ぎて良かったよ()
ただまあアレでも危なかったのは確かだけどね。
おじいちゃん覚醒してホント良かった。
思い出したw後ろから抱きしめてたけどちょっとズレるだけで…。
で肝心なあの人は自分から歩み寄る、手を差し出された時に手を取っていればこうはならなかった可能性もあったのよね。気付くのが遅かった…ただそれだけ…。
ただ言えるのは、それでもこの状況で狂わない保証はどこにもない。
まともな方がある意味おかしいんだよね。
この後あの状態であんな行動に出たのは驚いた。
主人公も大概だけどwああ、
もう1人モザイクかけられてた人いたっけw見事な〇〇〇回収だったよ!
肝心のお父さんwホントびっくりしたw意味深な感じがしてたのに。涙を返してw
まあそれでもお父さんがお父さんしてたのは良かった。
そして最後はお別れは辛いね…。世界は救いたいけど美味しい物は食べたい!エンド。
でまだまだ人がいるみたいでどうなるか気になる終わり方。
難しそうだけど2期希望!
最後に。
異世界おじさんの時も言われてたけど自分の場合、他アニメで忙しかったしこの時期で良かった。異世界おじさんもいまだにマンガの新刊買ってるしね。
この作品も面白かったのは確かだしマンガ買ってみようかなと。
そう、面白い物は面白い!それは変わらないからね。
終わり。
タイガー さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ブラック企業社畜の主人公の人生がゾンビパンデミックにより解放されるゾンビもの
結構好きだった1話。
社畜な私も解放された気持ちになった。
解放される時の色の使い方とか結構良かった
主人公ゎ少しヒロアカのデクを感じさせる。
プラス思考で良いとゎおもうけど、だんだんうざくなってきた、、、
ゾンビ発生しての各自の考え方とか結構好きだし、こんな人生歩んでみたいモノだ。とゎ思う
けど、幸福って誰かの犠牲の上で成り立ってるんだな、と思い知らされてしまった。
これからまた違った考えの奴がやらかしていく展開なんだろうけど、制作中断
。これゎ流れで視聴した方が良かったなー、、、いつかなー、空きすぎたらこの気持ち消えそうw
2023.12.25制作再開一挙放送後
どんなに辛いことがあっても仲間がいればなんとかなるって事ですよね!
こんな人死んだけど気持ちゎ元気になった。
op.ed改めてむっちゃ良いし、
これもっと話題になってもいいよな〜
続編期待してます!
コミカルすぎて誰が死んでも病まない作品
nyaro さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
途中で中断してましたが、なんとか23年中に全話配信できたのは良かったと思います。もちろん熱が冷めている面があって結末の確認になってしまいましたが、クオリティは落とさずに完結を見たことは、うらぎられた感のある視聴者に対し制作が責任を果たしたと言えると思います。
で、この話全体なんですけど、この資本主義世界の生きづらさ…仕事、恋愛、友情、夢などが全部上手く行かない世界に絶望していたら世の中が壊れることで見えてくる、世界の歪さと同時に自分の中にある原因を再発見するとでも言いましょうか。
特に10話以降については自己責任論のような気もします。それもいいんですけどね。世界が悪いだけじゃなくて自分の中にも原因があるよ、じゃあ世界に原因がなくなったら夢を見付けるのか、復讐するのか。お互いの100リストを比べることで明確になってきました。
明確にはなってきましたが、テーマを持ってディストピアを描くという発想は悪くないし、面白くは見られましたが…どうも後半に来るほど説教臭くなる気がしてなりません。初めの方は資本主義からの解放とは現代人にとって文明の放棄であり死と同義だ、という二律背反の上で滅びの中でどう生きるか、生きる意味をどう発見するのか?という点でゾンビという意味性があったと思います。(「少女終末旅行」のライト版みたいなイメージ)
この作品においてバッドエンド=ハッピーエンドにできないと多分結末は相当平凡で尻すぼみなものになるでしょう。
ハッピーエンドにするならよほど工夫がないと「ゾンビを戻す方法を実験所で見つけた、良し命がけでがんばろう」的な終わりになってしまう気がします。サバイバルものとか自然回帰崇拝にはしないでほしいです。
今の人類は資本主義の上の文明でしか生きられない。だからゾンビで一旦滅びるんだ。その運命に対して人間性を取り戻した主人公がどう向かい合うかという話かな、と思っていたので、独自の発想を見せてくれるのかな?と思って楽しみにしてたんですけど。普通のサバイバルものに見えなくはないえす。
ということで、そうはいっても放送休止前の8話くらいまでは楽しめた作品でした。
ちょっと気に入らない展開が無理に人を死なせる必要はないですが父親の扱いをギャグにしていいの?と思わなくはないです。特に10話後半での場面の入れ方はちょっとひどい伏線だったと思います。それと、三日月閑がお色気要因になっちゃった?
評価は悪くないですが、主観的にはちょっとがっかり感がある作品だったかな?
放送休止時のレビュー
分かっている状況がそのまま起きて「万策尽きた」は無いのでは?
{netabare} 万策尽きたらしいですが、それを結果論で言うのはどうかな?と思います。これだけアニメータの確保が大変だと言われている時代です。放送枠やさまざまなスケジュール、資金繰りがあるでしょうから完パケは無理かもしれません。が、そろそろアニメの本数を減らして、人材に余裕を持たせて1本あたりの単価を上げていきましょう。
正直、現場がわからないスーツ組にコンテンツビジネスは経営できませんし、経営がわからないアニメータにも無理でしょう。私はこの分野の専門家ではないですが、経営はわかります。
こういう世界で必要なのは両方に理解がある人材と、利益度外視の「好きこそものの上手なれ」です。コンプラ云々を言い出せばこうなるに決まっています。
であるなら、コンプライアンスで労働単価が上がるでしょうけど、それをイノベーションにするのがビジネスです。クオリティに金を出してこなかったアニメ産業の付けでしょう。あるいはAIによる技術革新やアニメ制作の流れを変革するしかないでしょう。
わかっていることや起きる可能性がある状況に対して、万策尽きたは甘えでしかないです。
小説やマンガ、アニメという嗜好品は「当たる作品」は計算できません。この分野はよほどのビッグコンテンツでない限りは、マーケティングが通用しません。
本の売り上げやグッズ等の周辺のビジネスの先行事例の模倣による皮算用で投資を頼りにするから、こういう事態になります。深夜だから許されたビジネスモデルを日曜5時でやってもなあ…見通しが甘すぎでしょう。
なんとなくヒロインの経営の女の子がむなしくなります。
追記 もちろん親会社がこの会社を設立した見通しがあまいんですけどね。会社は小さくなればなるほど、人材も資金も融通が利かなくなります。収支計算による採算計画や一つのアニメに専念するモデルの意図があるなら、もっと初期の資金と人材を入れないと。{netabare}
1話からリアルタイムのレビュー
1話 話の展開では危険な作品です。題材はいいですけど。
{netabare} 日常が生きているか死んでいるかわからない。すべてを捨てられるなら、死が目の前に迫ったほうが幸せだろう…という思考ならヤバイアニメです。
そうではなくて、どうせ死ぬなら何か他の事ができるんじゃないか、というマインドが芽生えてきて、俺は生きたい。やりたいことが100じゃ足りない、になればなかなかいいかな、と思います。
映画「死ぬまでにしたい10のこと」「最高の人生の見つけ方」は、どちらも老人の話ですので、終活として意味があると思います。余命に関して言えば類似作は沢山あると思います。
最近では水星の魔女のスレッタがやりたい事リストを持ってましたが、あれは現状が辛いからではないですよね…いや、そういうニュアンスも無くはないか。
また、残念ながら映画はひどいと評判ですが、100ワニですね。これはメタ視点で日常の連続の果ての死を、カウントダウンするのは良かったと思います。
死が特別ではなくすぐに横に転がっているという達観か、ただただ自分が気が付かない制限時間をメタ的に見ることの感情的な味わいか。
見方はいろいろありますが、やりたい事リストの逆です。リストが無くても余命宣告がなくても、一生懸命生きようとか友達と楽しく過ごす日々を大事にしようという逆説的な前向きはありました。
実生活で仕事がきつい。好きな女に振られた。時間(寿命)がある人ならいくらでもやり直せます。経済的な多寡とか1人の女で幸せがきまると思うから仕事が辞められないんです。そこにこの作品が行きつけるかどうかかな、と思います。
大谷翔平のように、一流の野球選手になるためにすべきことをリストアップするならいいのですが、もし、今の生活が死よりも辛いというだけなら、あまりにも寂しいです。
もちろん、本作は社会批評にもなりますが、それは1話のメッセージで十分伝わりました。
気になりますので、話の行く末は追わせてもらいます。 {/netabare}
4話 面白くないわけじゃない。ほんのりテーマ性もある。ただ、終わる気がしないです。
{netabare} 思考をとめて人間であることを止める。つまり価値観を経済性=金と外部評価=SNSにおいて生きる脳みそ停止人間社会のアナロジーがゾンビなのかなと思って見ています。あるいはタイパとか入れてもいいですけどね。だから「したいこと」とは資本主義的な制約からの解放という事なんだろうと感じます。
うーん。そういう感じで展開する気配はありますよねえ。恋愛資本主義的ルサンチマン、ルッキズムとか陰キャ側のモテない原因なども含んでます。4話は分かりやすいですよね。気に入った娘に彼氏がいるというのも良かったと思います。そういったポテンシャルは感じます。
生死と隣り合わせの状況などもマンションの住人の件などで描けています。
意識高い系のスポーツお姉さんもある意味では、そうった枠組みで何かを表現している気配はあります。パーフェクトに生きなければいけないのか?などです。
ただ、テンポが遅い?いや、エピソード毎の話はまあまあだと思うんですけど、結末というか何かが描けるスピードなんでしょうか?一応アマゾンで確認したら、原作が14巻。
別にゾンビが生まれた原因とかはどうでもいいんですけどね。どうしようかなあ、結末がないアニメをまた見せられてがっかりするのかなあ?キャラ紹介で終わりますよね?続きがあるにせよ、2年後とかじゃあなあ…1期で何かの区切りは欲しいですね。 {/netabare}
5話 ヒーロー願望は劣等感ではなく他人の為に戦うこと。シズカのキャラ造形に計算を感じます。アンチ資本主義ヒーローの誕生か。
{netabare} シズカの思想を計算でやっているなら結構深いかもしれません。これは現代人=我々のメタファーに見えます。
人間社会・共同体が生存繁栄することよりも個人の生存を優先する。理屈ばかりである。目先の利益じゃないと動かない。エリート設定ですし、これは資本主義の枠内の成功者でもありスタンダードな人物像に見えます。
主人公は、ゾンビ=資本主義の大衆だとすると、ゾンビになるまでの目標の一つとしてヒーロー、つまり他人を助けるために何かがしたいという利他につながります。利他とはすなわち現代的な資本主義へのアンチテーゼです。
仕事を捨てて自分のウォンツを言えるところもまたアンチ資本主義です。そしてバディ=真の家族を得て旅をする。バイクはまた自由の象徴でしょう。
この構図はシズカというキャラ造形を考えると、意図的じゃないとできない気がします。
2人のバディが女性を数多く助けているところも、現代的な人権思想に対する思惑も見えなくはないです。
本作は結末まではいかないでしょうけど、原作なのか2期以降なのかわかりませんが、私としては主人公が子孫を残して、他人を助けてカッコ良く死ぬという最期が見たいかな。{/netabare}
8話 ゾンビになる恐怖とは、自分が自分でなくなること。
これまで資本主義的なルール・価値観からの脱却が描かれてきました。6話7話では反権威主義、つまり反上司・反親でした。資本主義的な民主主義からの脱構築的なアウトサイダーものの逆説的な物語です。精神まで支配されてきた主人公とヒロインが、過去の精神支配から脱却していました。マンガで言えば「俺の空」とか「ボーダー」などと比べると面白いかもしれません。
ただ、少なくとも元上司は組織化によるゾンビへの対抗策を産み出していました。その運営方法に問題はあるにしてもその点では有能だったんでしょう。「お前は何もしていない」という視点は部下からの視点としては共感できるところもあるでしょうが、組織化・組織運営は一番ストレスがたまる仕事です。
ヒロインの頭の良さも親があっての事です。その点を考えると、あまり単純な視点で見すぎるとおかしなことになりそうです。
8話は目的につっぱしる外国人少女の話でした。やりたい事の為に他のことを犠牲にしてでもやり遂げる精神です。確かに日本人には少なく欧米人に多い気質かと思います。
6~8話はエピソードとしてはありきたりですが、半資本主義的な脱構築の視点で見ると相変わらず面白いです。反親・反上司に非常によく表れていました。権威主義の「べき」による刷り込みから逃れる難しさが描けていました。金時計やキャンピングカーの場面も良かったです。
これが原作者の意図かどうかですが、ゾンビものというのは、もともとそういう「思想」「制度」「全体主義」に犯される恐怖に対する無意識の抵抗のような気がします。
つまり、ゾンビものを見たくなる、描きたくなるのはなぜでしょうか?ゾンビへの恐怖の根底にあるのは「自分が自分でなくなる恐怖」ではないでしょうか。
その点で言えば、まだ主人公の「やりたい事」は現時点では未だに資本主義的な欲望の延長線上です。金の時計は分かりやすいです。つまり未だに彼は捕らわれています。
本作で冒険の果てに描いて欲しいのは「どんな望みが本当の望みなのか」でしす。最終的に彼が望むものは何かが楽しみです。利他なのか、つながりなのか、反文明なのか、恋愛・友情なのかわかりませんが、そこに原作者の描きたい事が反映するのでしょう。
尻切れトンボかもしれませんが、ひょっとしたら原作買ってしまうかも、と言うくらい面白いです。
つきひちゃん さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
1クール作品
いろいろあって9話で放送が止まってしまってましたが、20231225に地上波で一気に残り3話?が放送されました。
実家の群馬に行ったところでアニメの終了はキリが良いかなと。原作は未読ですがダラダラ続けるよりはなるべく早く完結させたほうがいい内容かなと。
よくある感染ゾンビものなのですが、
コミカル要素とテンポの良さで飽きることは無く見られます。
脚本や演出はいいのですが、いかんせんストーリーがイマイチ盛り上がらない。
スプラトゥーンみたいな感じの描写がところどころに出てくるのは、グロ系の表現方法としてはありではあるのですが、
当初放映と1225放送の時間の違いなどからも、テレビ放送の制約は強く感じます。
ゾンビものは多数あると思いますが、比較的気軽に見られるという点で物足りないと思うかちょうど良いと思うかで評価が変わるかもですね。
あ~にゃ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
世界設定はゾンビ物ですが、生きるという事が、どいう事なのかを考えるテーマなのかと思います。
作画も良いし可愛いキャラも登場しますので期待大です!
…と、期待していたのですがまさかの終わり方…
アニメ制作会社はブラックだと聞きますが、まさかアニメのテーマと同じく社員がゾンビ化したのでしょうか!?
アニメは世界に誇れる数少ない日本のアイデンティティです!日本政府はもっとアニメ業界を支援するべきです!
青星アーツ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
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入社3年目のブラック企業で身も心もすり減らす天道輝(テンドウアキラ)、24歳。 憧れの経理・鳳さんへの恋もままならず、絶望的な毎日を繰り返す中...ある日突然、街でゾンビ・パンデミックが発生! 大量のゾンビに追われるアキラは、絶体絶命の中「人生を変える言葉」 を閃く。 それは......「今日から会社に行かなくてもいいんじゃね?」 告白、合コン、日本一周......!? ブラック企業から解放され、復活したアキラの 「ゾンビになるまでにしたい100のこと」が、いま始まる―――!!(TVアニメ動画『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』のwikipedia・公式サイト等参照)
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