川越ボーイズ・シング（TVアニメ動画）の最新話/最終回ネタバレ速報【あにこれβ】

たくすけ さんの感想・評価

2.3
物語 : 2.0 作画 : 1.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態：観終わった

ボロクソな出来

クワイア部を舞台にした部活アイドルアニメ系のオリアニ。
天才指揮者の春男が表舞台に復帰するためにクワイア部を優勝させようとするお話。

【物語】

クワイア部を新設し部員を集め大会で優勝を目指す王道の流れ。
全体的にありきたり・平凡という感じだし話が弱すぎる。

印象に残ったのが8話9話。
IT君が退部してしまう。
原因が親父が迷惑系動画配信者で炎上してしまい、引っ越さざるを得ないからというもの。
なんだそりゃ(笑)
同じく川越が舞台の「僕らの雨色プロトコル」も無能クソ親父が出てましたが親が子供の足を引っ張る展開を安易に使うのはあまり良くないと思います。
もっとまともな理由無いんですか？
黒板に別れの言葉を書いてそれをIT君に送ってたのは良いシーンだったけど、それをやりたかっただけな気がする。
制作の自己満のためにキャラを退場させたんじゃないかとも思えてしまう。

最終話の終わり方が視聴者のご想像にお任せしますみたいな感じ。
春男が学校を去る事になって、部員が春男の所へ集まって終わりでモヤモヤ。
春男が残るか去るかという事よりも、春男と部員のやり取りくらい見せなさいよ。
尺の計算が出来なかったんですかね？

【作画】

良くないです。
印象に残ったのはこれまた9話ですが間に合ってないからかアップ画多発。
ちょっと酷いなぁと思いました。
わざとそういう演出にしたのであれば私の見当違いですが。

【キャラクター】

春男はたまに良い事言うけど。やる気無い。
その割には謎に部員がやる気。
顧問のリカ先生が怒ってビンタしてたけど、怒らなきゃいけないのは部員の方なのでは…
春男と部員の交流が薄いし、最後の方に春男が普通にやる気になってるのが謎。

部員はキャラがいまいち。
だんぼっち君は引っ込み思案で人前で歌えないというテンプレみたいなキャラ。
足立君はメイクをしないと自分を出せないという印象に残るけどスベってる感ある。
そんなのが通ってる事がおかしいし、クワイア部以外の人間が誰もツッコまない。

このアニメの主人公は春男？だんぼっち君？それとも親との関係が良くないえいちゃん？
春男は何で追放されたのか不明(想像つくけど)
過去の話とかあれば見方が変わるかもしれないのに。
だんぼっち君は過去の話あったしそこに絡む相手が出てきた。
殻を破って人前で堂々と歌うという所に持っていってはいるが話が薄くて全然刺さらない。
ベタな話になるだろうけどだんぼっち君の成長をきっちり描いていれば見れる話になってたかもしれません。
キャラが多いアニメあるあるだけどキャラを使いこなせてない、活かしきれてません。

他校の部員や顧問が感じ悪いのだが安っぽい。
小物みたいなキャラを出さなきゃ話を作れないのか。

顧問のリカ先生は美人で何気に巨乳という女性向けアニメでは珍しいキャラ。
このアニメ唯一の良かった所かもしれません。

【クワイアとは】

単語はなんとなく聞いたことあるけど、どういう事をやるのか知らなかった。
このアニメを見て合唱みたいなものなのはわかったがはっきりとした定義がわからないので調べた。
ざっくり言えばゴスペルの合唱団・聖歌隊らしいです。
イメージは古い映画ですが「天使にラブソングを」ですね。
動画見てみると動きながら歌ってたし、このアニメもお披露目の時は動きを付けて歌ってたのに、大会は棒立ちで合唱コンクールと変わらない。
動きを付けて歌うシーンを作る余裕なんて無かったのでしょう。
制作が間に合っていればちゃんとしたクワイアが見れてたのかもしれませんね。

感じ悪い高校の歌がババアに席を譲っちまったとかやさぐれた歌詞だし、アコースティックギターのみのアレンジでゴスペル感が無いのですがそれってクワイアなんですかね？
足立君のメイクもだけどガバガバな世界なようです。
ネタとしては面白かったです。
このアニメだけだとクワイアが何なのかわかりません(笑)

【まとめ】

話は薄い弱い
作画は終わってる
キャラはいまいち
クワイアとは…？

ダメダメでした。
センスも技術も無いって感じ。
ツボを全く抑えてないアニメも珍しい。
絆のアリルより酷いのでは…
いつも書いてますがオリアニは駄作ばかりですね。

投稿 : 2024/02/17

閲覧 : 51

サンキュー：

1

Mi-24 さんの感想・評価

1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態：観終わった

歌はダメ。キャラはダメ。ストーリーもダメ。何もない

天才指揮者がゼロから合唱団を作り上げるサクセスストーリーを期待したが、全くの期待外れだった。

天才指揮者は「ここぞ！」と言うときに力を発揮するのかと思ったが、ずっとだらだらしているだけ。天才指揮者はなんのために居るのか意味が分からない。

合唱団の個々のメンバーの話も、微妙な内容で関心が持てず。
メンバー全員紹介は諦めて、誰か一人に絞って集中的にやった方が良かったのでは？

結局、全く盛り上がらないままで、終わってしまった。

投稿 : 2024/02/10

閲覧 : 57

サンキュー：

1

くまごろう さんの感想・評価

2.7
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 1.0 キャラ : 3.0 状態：途中で断念した

クワイアとは？

1話断念

とある学園の学園長が、芸術活動の発展のため、天才だけどコミュニケーション能力0の親族に、ボーイズクワイア部を設立し大会で優勝させたら仕事を紹介する、という約束の元、元聖歌隊、水泳部、スポーツ万能助っ人を無理やり勧誘する話。

まずクワイア。指導者が元オーケストラの指揮者で、歌うのが好きな元聖歌隊と肺活量はありそうな水泳部ということで合唱部的なものとしては良い感じのメンバーかな？と思っていたら、この作品のクワイアはまさかの歌って踊る系。しかも曲はハードテンポ。
そのためスポーツ万能助っ人しかその個性が活かせない。ちなみに、クワイアという言葉を調べてみたが聖歌隊ということらしい。
ということはイケメンアイドルものですね。だったら最初からアイドル部を作ってくれ。

また、学園長の思いつきの展開で、水泳部で頑張っている生徒の未来を閉ざすのもイライラ。
作中に学園長がいなきゃなぁという水泳部のセリフがあるのだが、逆らうと退学になるのだろうか。
やりたくてやってるわけではない、意味不明なアイドルもの。断念以外の選択肢なし。

投稿 : 2024/01/19

閲覧 : 56

サンキュー：

4

てぶくろ さんの感想・評価

2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態：観終わった

『大迷走』後に、無事『大爆死』

　第9話まで視聴しました。
　{netabare} わぁ…すっげぇ…なんだこれ…。

　オリジナルアニメの中には、2倍速で見てもまだ長く感じるような作品が時より出てきますがこの作品もその仲間入りとなりそうです。
　
　ターゲット層を絞った作品であることを加味しても、こんな真正面から力強く思いっきりスベリ散らかしているのはなかなか拝めません。

　なんと言えばいいのでしょうか…。例えるなら芸人さんが漫才で「コンビニ」をテーマにしてスベっている感じというか…。

　部を設立して、部員を集めるというフォーマットに乗っていながらも新規キャラの魅力が引き出されているわけでもなく、既存のキャラの掘り下げがなされるわけでもない。
　お約束な展開に下手なギャグが追加されるという地獄のような代物になっています。

　ハッキリ言ってこの作品は春男というキャラを持て余しているように思います。
　奔放でクセが強く、人格に問題があるキャラを魅力的に演出しつつ話の軸に据えることはこの作品には荷が重すぎたようです。
　現状の春男はただのキチガイです。

　クワイア部という設定も、最初は男声オンリーの合唱部の話ということで斬新で期待していたんですが、蓋を開けてみるとダンスなども追加された男性アイドルものの廉価版であることがわかりました。

　こうしてお約束や斬新な要素もままならなくなってくると、オリジナルアニメはトンチキなことをし始めます。
　それが、第8話の強盗が侵入してきてさらに迷惑系配信者が闖入してくる、といったことです。
　しかもそれが部員の父親だったことがわかり、まさかの話を跨ぎます。
　その父親が炎上したことで夜逃げすることになり、退部することになるという訳のわからん方向へずんずん進みます。

　そして不可解なことにそんな訳のわからん話がこれまでのなかで一番作画がいい、とかいう謎っぷりです。

　この世にも奇妙な迷走っぷりを最後まで楽しみたいと思います。{/netabare}

　最終回視聴しました。
　{netabare} 厳しい制作状況の中、なんとか終わる事ができました。　いやぁ…本当にただただ終わっただけでしたね…。　　
　
　この最終回に関しても、作品全体にも思うところが無い訳ではないのですが、「この作品はBlu-ray＆DVDが発売中止になった」この一文がこの作品の性質の全てを表しているように思います。
　"ガチ"な作品は語ることさえできない…。

　便宜上、星の評価をしますが心情的には採点不可といったところです。
　ただ、Blu-ray＆DVDの予約者には全話収録のBlu-rayを送るというのはとても真摯な対応であると感じました。
　 {/netabare}
　