イチゴン さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
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ガールズバンドクライの感想・評価はどうでしたか?
イチゴン さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
白毛和牛 さんの感想・評価
2.4
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
この作品は2024春アニメにおいてガールズバンド作品として最も注目を集めて
世間的な評価を見るとかなり高く評価されてるのですが、
ただ個人的には世間の評価に反してあまり面白いとは思わず
この作品に対して個人的に好きになれる要素を見付ける事が出来なかったですね。
特にこの作品に関して個人的に最も合わないと思ったのは
主人公である仁菜のキャラがどうしても好きになれなかったのと、
また本作のキャラ達が相手に対して指を立てて挑発するシーンが多かったけど、
あの指を立てまくるのが正直に言って寒いのと同時に不快な気分にもさせられながら
ああいう指を立てるシーンは何とも品性に欠けるなとしか思えませんでした。
この作品に付いて言うと仁菜のキャラが好きになれれば楽しめるんだろうけど
個人的にはあまりにアクが強すぎて仁菜のキャラが受け入れ難かったし、
それに3DCGも基本的にはあまり好みではなく、後は声優さんも総じて微妙でしたが、
とにかく2024春アニメの中で話題性こそ高かったが個人的には合わない作品でした
【評価】
25点・D級
STONE さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
えりりん908 さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:今観てる
さとう さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 2.5
音楽 : 5.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
仁菜がすぐ食い気味にイライラしだしたりめんどくさい奴らだなぁとは思いつつも何だかんだ楽しんで見られた
ラストの方のプロデビューの話は些か締め方がやるせない気がしないでも無い。
くまごろう さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
てぃら さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ガールズバンドもので一番好きだったかも。音楽いいですね
みつき さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
3DCGアニメで自己中心的な哲学を音楽に乗せて叫ぶ主人公という一見尖っているように見えるが、展開は王道の成り上がりストーリーでワクワクする。そして何より音楽がいい。実際に楽器できる人で声をあててライブをするというのはお金儲けの導線があって良い意味でなるほどなと思った。CGというのもあって「未来のアニメ」という感じ
ウェスタンガール さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
実は3話で視聴を止めていたのです…。
でもでも、とあるレビュアーさんの一気観推奨に従いまして…。
いや〜、楽しかったし、久々に気持ちが高揚しちゃいましたね。何よりアニオリの良さを前面に出したテンポの良さでしょう。
自分語りで溜めに溜め、エンディングで一気に爆発するってところがニクイです。
細かな演出も良いですね。
初めは歪んだ自己主張的な振る舞いだった“小指を立てる”が、シンパシーに、スウェア、プロミスに変わってゆく様が素敵でした。
あと、作画スタイルで思い出すのは、なんと言ってもモンティ・オウムのRWBYでしょう。
日本のアニメをこよなく愛し、CGでありながら、独特の可愛さとキレのある動き、何よりラブコメ風のノリとツッコミ、ボケ…、そんなテイストが逆に新鮮な作品であり、これは推測ではありますが、ガルクラの制作に当たって、大きな影響を受けているのでは…、等と思ってみたり。
キャラ的にも、仁菜はルビーそのもので、姉御肌の桃香はもちろんヤンでしょう。
サラブレッドのすばるはワイスで良いかな。
あと、孤高の智ちんはブレイクで。
ルパさんはちょっと離れたところから見守る感じはピュラぽいのですが、謎めいた雰囲気でオズピン当たりが良いかも。
妄想ついでに、花田十輝さんのプロデュースで北宇治OGから誰か引き抜きませんか?
ホーンセクションとパーカッション入ると、今度は…、なんてね。
レオン博士 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
春アニメで一番好き、とても面白かった
ぬるぬる動く絵、コロコロ変わる表情や仕草が可愛い
一部声優の演技が不慣れなところと、吉野家とかカフェとか居酒屋で大声で怒鳴りあいの喧嘩をしてるのはちょっと気になったけど
女の子の心の叫びをうまく描けていて素晴らしい作品でした
「家のルール、大人の事情、同調圧力、親の敷いたレール、いじめ、勉強しなさい、将来の事考えなさい、こうしたほうがいい、ああしろこうしろ、言いたいことが言えない、問題は起こすな、女だから?子どもだから?外国人だから?」
うっせえわ!!!
金も力もない無力な10代女子を取り巻く社会はとにかくうっせえんですよ
なんで自分らしく生きることすら否定されないといけないのでしょう?
そんな時は叫んだらいい
Adoさんのうっせぇわに詳しいストーリーをつけたみたいな、心に溜まったモヤモヤをロックバンドを通して吐き出していくストーリー
仲良し5人組がてっぺん目指して楽しくバンドするような話じゃなくて、重い過去とかバンド活動の先に目指すものの違いなど、ぶつかり合ったりなかなかうまくいかないことばかりで喧嘩ばかりしてる
でもみんな音楽への熱い想いは一緒
それぞれに抱えた想い・悩みを乗り越えて、目標を共有して少しずつ一つになっていくのが見ていて清々しかったです
挿入歌の「空の箱」がとてもいい!
曲自体もいいんだけど、バックストーリーと曲への導入、視覚的な演出、サブキャラの動きなど含めて映像作品として素晴らしいです
アニメに覚醒 さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
最後まで主人公が好きになれなかった。。
全キャラがいいのに主人公だけひどかった。。
あとアニメ見てたら音源全部かおうとおもったけど、音源を映像なしできくといらんね。
katu さんの感想・評価
2.0
物語 : 1.5
作画 : 2.0
声優 : 1.5
音楽 : 3.5
キャラ : 1.5
状態:途中で断念した
Kevin さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
とても素晴らしいです。同じジャンルのアニメの中でも非常に高いレベルに達しています。音楽とロックがテーマのアニメでは、ストーリーもなかなか良いですし、キャラクターの造形も素晴らしいです。3Dアニメーションの制作レベルはもう本当に素晴らしいです。NinaとSubaruを推し。
newfunk さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
J さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
とにかく曲を聞いてほしい
作品中はもちろんそれ以外にもたくさんの曲があり
どの曲も素晴らしい
アニメがなくても曲の力だけでテッペン取れる
とまと子 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
このガールズバンドクライ、はわたしにとって All Time Bestの一作です。
今まで見てきたアニメの中で、文句なしに一番に心を奪われました。
わたしが日常で仕事をしている中では、曲げたくないことを曲げてでもやらなきゃならないことがいっぱいあります。
言いたいことの1割も言えずに黙り込んでしまう場面だってしょっちゅうあります。
でも中にはどうしても許せないこと、見過ごせない誰かのふるまいもあって、
自分を正当化するため、自分が気持ちよくなるために根拠もなく誰かや何かを貶めたり、周りの弱気につけこんでそういう自分の主張を社会的正義にしてしまおうとしたり…
わたしはそういうことには黙ってはいられない。
「どうしてですか? 」って言いたくなるし、言ってしまう。
波風立てないように取り繕うひともいるし、あきれて「大人になれ」って言うひともいる。
無視して傍観する人もいる。
でもわたしの中の、単純に理想を信じ憧れ自分自身もそうあろうとして疑わなかった子供のままのわたしが「黙ってちゃダメだ!」ってわたしを駆り立てる。
こういうわたしがアニメを観続けているのは、そんな自分が「間違ってないよね?」って問いかけて確認するためなのかも知れません。
だって深夜アニメって、そういう子供のままの心を捨てきれなかった「いい歳をした子供」が、夜中ひとりになったときに呼吸を吹き返す…そういうためのものじゃないですか?
これはわたしの勝手な決めつけですが、どんな立場であれリアルでガチで闘って生きている人ならば、そしてどうにもならない自分のちっぽけさに泣いている人ならば、このガールズバンドクライは冷静に客観的には観てはいられずに、知らぬ間に熱い感情を掻き立てられてしまうんじゃないでしょうか。
そういう本当の本気を、心を揺さぶる何かを、このアニメの一話一話が伝えてきてくれます。
アニメ自体のことを何も語っていないこの文章は、もはや感想ですらない単にウザいわたしの自分語りですけれど(ごめんなさい!) 、このガールズバンドクライというアニメ自体は、東映アニメーションが長い時間をかけて切り拓いてきた新しい形の3DCGの表現、3年近くかけた数千人ものオーディションから始まるトゲナシトゲアリという本気のリアルバンド、そしてなにより、ありがちな美少女アニメの枠に敢えて収めず本当に伝えたいことだけを13話に詰め込んだ溢れるほどの熱量を持つ物語のあり方…
すべてが特別なアニメとして記憶されるべき作品です。
それは芸術だのクールジャパンの文化だのそんなキレイなものじゃなく、脚本家の花田さんや東映アニメーションの、音楽を担当されたagehaspringsの、言い訳なしにその時の全力を出し切って仕事に向き合い、作業机にしがみつきながらも上を見て空を睨みつけてきた職人さんたちのお仕事なんだと思います。
名前も知らないその人達の枯れることのないロックンロール魂を、わたしはなによりも尊敬し、愛してやみません。
しらたま杏仁 さんの感想・評価
2.6
物語 : 1.0
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
世間の評判に推されて放送後に最後まで視聴
演奏シーンなどの要所の演出と音楽・曲は良かった
それはOPや冒頭・前半を見たときの第一印象と最後まであまり変わらず視聴できた
ただシナリオも最後まで酷いままだった
正確には尺とやりたいこと(企画)的に最初から切り捨てられている、もしくはどうにもならなかったのだろう
なのでこの作品はアニメ13話分の尺と予算を贅沢に注ぎ込んだ超高級ガールズバンドPV・MVとしてみるのが妥当で、それなら十分に楽しめるのかなという感じ
フィクション部分の物語やストーリーとしての面白さを期待してはいけない
(制作側としてはそっちよりも延長線上の現実のガールズバンドにストーリー求めてくれと思ってそうだが)
キャラクターは支離滅裂・癇癪持ち。仲間と打ち解けたり、メンバーが増えても変わらず。共感はしにくい。
申し訳程度に最近の若者・モラトリアムが抱えがちな、承認欲求問題やら正解はなくとも間違い・失敗をしたくない精神などのワードを入れ込んでくるが、ワードを付けただけでキャラがそれに対してどう思考し葛藤しているかなどのドラマは描かれずずっと薄い
始終注目を引くことだけを目的としたような挙動ばかりで、その理由や思考が描かれないのを謎に見ていたが、後半も後半で取って付けたように説明されるキャラの過去回想を見るに、やはりバンド企画ありきなのだろう。
最初にキャラの説明や掘り下げをするために単調だったり暗い背景の話なんてダラダラされたら客が離れてしまう。とにかく喚いて耳目を引いて、曲を鳴らして演出しろ!というロジックがみえる
話数を重ねるごとに現実味のないトントン拍子展開も上記を思えば潔いと言えるのかもしれない
下記前述に大先生の手抜き仕事と書いたが、正確には大先生が企画の注文通り狙い通りに当てたストーリーアニメとしては面白みのないシナリオだった
余談だがこっちの作品で企画のためなら他すべてを捨てて現実味も高跳びするような構成を書きながら、長年ファンがついてきたユーフォで原作改変してまで「現実を見ろ」みたいなものを作っていると考えるとなんとも小馬鹿にされているなという呆れた気持ちがわく。
やはり花田十輝大先生はこの先もずっと信用できない茶化し対象としてみていくことにする
ーーー
5話まで視聴。
やりたいことは音楽・曲がメインなのねとはっきり分かるくらい曲は良い。
だがその曲の良さに他の要素が大分ついていけてない。
まず主人公の背景や感情の動きや動機に共感できずついていけない。
リアルな思春期人格描写……と括るにも厳しいくらい突飛な行動と癇癪持ちのような感情の上下で行動原理が悪い意味で謎すぎる。
その謎行動がポジティブだったり面白味があればまだ良いが、根暗で陰鬱・陰湿方面でこんなの見せられてもキャラに共感も好意も持てないでしょ…といった感じ。
作画・画作りについては、モロにCG臭いが好みの範囲かと思う。
特別美麗さや目新しさもないが、最近のCGアニメを踏襲したような動きの良さはある。
ただし演出は古く、バタ臭い。
洋CGアニメ感にも見えるが、日本アニメのキャラデザでやられると平成初期…下手したら昭和頃の誇張されたアニメ表現を想起させてただただ臭い。
始終忙しく動かす事を楽しさと考えているのか、行間や間の表現も乏しくキャラの感情をじっくり見せるような演出ができていない。
構成・物語については、今のところ凡庸…というより何も無い。
主人公の行動原理が謎だったり衝動的過ぎるので大目標があまり明確にされておらず乗り切れない。
そりゃ予想としてはバンド組んで何某かの目標に向かって青春しようぜ!って事なんだろうけど、物語としての提示は弱い。
残念ながら大先生の手抜き仕事枠といった所。
キャラは主人公は癇癪持ちの精神異常者。他のキャラはあまり特徴がなく、これといって引き込まれる要素はない。
声優の演技もまぁ歌優先であれば…まぁ許容範囲かと思う。
(演技・キャラの振る舞いと歌唱時の声色が合わないな…とは思うが)
まとめると、曲は良いが外が全体的に雑。
そして雑ながらも流し見しやすいならまだいいが、主人公が癇癪持ちの理解不能行動の持ち主で大なり小なり不快感を感じる点もまた厳しい。
このあと結構大きなカタルシス展開がないとクソアニメとして終わりそう。
Witch さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
【レビューNo.138】(初回登録:2024/8/11)
オリジナルアニメ原作で2024年作品。全13話。
(5人組ガールズバンド「トゲナシトゲアリ」と連動するプロジェクト)
個人的にこの手の作品は好きではないので0話切りでしたが、交流ある
101匹足利尊氏さんのレビューに感化され視聴してみることに。
(ストーリー)
17歳の井芹仁菜は学校や親に反発して高校を中退。
上京して、大学進学を目指し予備校に通うことになる。
そんなある日、仁菜は自分に勇気を与えてくれた河原木桃香と出会う。
彼女はガールズバンド「ダイヤモンドダスト」で活動していたが今は脱退、
ストリートミュージシャンとして活動していた。
桃香は音楽をやめて故郷に帰るつもりでいたが、仁菜と出会い再びバンド
を始めることになる。
2人の元には個性的な女子が集まり5人組のバンド「トゲナシトゲアリ」を
結成、メジャーデビューを目指して走り出す。
(評 価)
個人的にこの手の作品はあまり好きじゃないんですよね。
・女子のギスギスした揉め事が好みじゃない
・ガールズバンドの楽曲が好みじゃない
・3DCG作品が好みじゃない
ってことでずっと敬遠していたのですよね。
(『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』も話題になっていたので、お気に入り
登録までしたが未だ腰を上げれず放置w)
・女子のギスギスした揉め事が好みじゃない
率直なところ主人公仁菜は”女子”というより
「稚拙な正論を振りかざす”おこちゃま”」
って感じなんですよね。
そういう意味では、あまり嫌悪感なく楽しめたかなっと。
仁菜は
・常に鬱屈した感情を抱えている
・ひん曲がって、拗らせまくっていて面倒くさい
・でも自分の心に正直で嘘がつけない
・会話術に引き出しがなく直球勝負のみ
という感じで、自分の(独善的な)思いをドストレートに押し付けて
くる結構ウザいキャラではあります。
桃香は現実をいろいろ知っているので、毎度”折り合い”をつけるような
選択をしがちですが、仁菜は折れることを知らないのでエンドレスに
ぶつかり合いが続くという。
・仁菜にとって桃香は”ヒーロー的存在”なので、桃香には妥協して欲
しくない
・仁菜の言葉には、(桃香が切り捨てた)青臭いながらも”正しさ”を
含んでいるので、桃香も完全に拒絶することはできない
2人のガチンコバトルは見応えがあります。
でもこの本作の面白さは「熱いぶつかり合い」だけにあるのではなく、
総合的な組み立てによるところが大きいのかなっと。
主題的な話だけでなく、細かい部分
・雑談的な会話や前フリ
・コメディや小ネタの挟み方
こういうところも(手抜きせず遊び心もあり)ちゃんと面白く、
・主題だけをみせるではなく作品に奥行きを持たせている
・さりげなくキャラの積み重ねを生んでいる
・テンポ作り等主題への流れをスムーズにしている
こういう下準備をして、主題を爆発させてるって感じなんですよね。
結構計算されて脚本が描かれているのを感じますね。
それと個人的にはルパさんがよかったですね。
・控えめで普段は調整役や癒し枠要員
・それでいてかなり肝が据わっている
クセが強い面子がそろっている中では貴重な存在で、上手くバランスを
取っていたように思います。
ただダイダスとのくだりはあまり興味を引かれなかったかな。
というか、この辺気を付けないと、同時期にやってた『ヨルクラ』の話
とごっちゃになるんだよな(笑)
・ガールズバンドの楽曲が好みじゃない
楽曲については「10~30代をターゲットにして『ボカロ音楽』を意識」
したものにしたようです。
なるほど、従来のロックをベースにしながらも高速BPMが印象的で耳に
残るって感じですね。
正直ガールズバンドアニメの楽曲の認識が変わりましたね。
これはレベル高いなあっと。特にボーカルとキーボードが。
(さすがガールズバンド「トゲナシトゲアリ」と連動したプロジェクト
だなっと
あと3P→5人体制で音の広がりを印象付ける演出も上手かったかなと)
歌詞は青臭さもあり個人的にはあまり好みではなかったですが、これも
作中の「世間への反抗心を音楽でぶちまける」というコンセプトにマッ
チしてた点は評価できると思いますし。
ただアニメ視聴者層にウケるのかといえば、ちょっと小難しさがありど
うなのかなあという感じはしましたね。
(万人受けするキャッチーさはちと薄いかなあっと)
それにこんな恵まれた環境でデビューした『トゲナシトゲアリ』ですが、
この7月に早くもメンバー2人(智とすばるの人)が体調不良のため活動
休止と暗雲が立ち込めているんですよね。
(声優と音楽の2兎を追ったり、プロジェクトを背負ったりと新人には
結構過酷な環境なんだよなあ)
・3DCG作品が好みじゃない
3DCG作品ってあまり観ないのでよく知らないのですが、技術も進歩して
意外と違和感なく観れたかも。
近年観た作品『カミエラビ』と比べると(予算が違うのか)かなりまと
もだと感じましたね(笑)
ただ細かな動きをみると
・手書きアニメのそれじゃなく
・かといって実写の動きとも違う
やっぱ3DCGという不自然さを感じる部分はありますね。
しかしライブシーンは「もう3DCGじゃないと!」いう圧巻の出来でした。
今まで3DCG作品は敬遠していましたが、認識を改めた方がいいのかも。
ビジュアルとしても
・中指や小指を立てたり
・もらった照明器具を振り回して感情を吐き出したり
・居酒屋で喧嘩して飲み物をぶっかけ合ったり
とインパクトのあるシーンも多く、なかなか上手い演出だったかなっと。
視聴前はどうかと思いましたが、総じて楽しめましたね。
いうても花田十輝さんの脚本の力が大きかったように思いますが。
足利さんのレビューを拝読しなければ、まず視聴していなかったと思います
ので、足利さんには感謝ですね。
アザ━━━(*゚∀゚*)ゞ━━━ス!!
(追 記1)
2期については含みを持たせているようですが、個人的には反対ですかね。
{netabare}「最後に茨の道を選んだ、彼女たちの運命は如何に?!」
余韻を残したままだからいいのであって、そこを描いてしまうとなあ・・・{/netabare}
とはいえ、実際2期が始まると手のひらを返すかもですがw
それにこんなプロジェクト立ち上げて売れるとなれば、そりゃ乗っかって
くるでしょうね。
しかし上述の通り「メンバー活動休止」があるので、これが長引けばネッ
クになりそうですね。
(追 記2)
>ただアニメ視聴者層にウケるのかといえば、ちょっと小難しさがありど
>うなのかなあという感じはしましたね。
なるほど、音楽性を高めるとこういうことになるのか。
それは盲点だったわ~。
>ガールズバンドの楽曲が好みじゃない
そういう意味では、ガールズバンドアニメの楽曲は上手い落としどころを
見出だしていたのかも。
これは新たな発見でしたね。
まっきー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
バンドだけじゃなくて人はこういうものだと自分は思うかな?
誰かに憧れたり、物足りない感情を誰かに吐き出してみたりして行き着いた先がこのアニメではバンドだった。
現実的にはそういう感情を言えたり行動に起こしたり出来ないかもだけど、突き進んで理想を大事にして自分を曲げずに進んだ先にあった結果がバンドのボーカル('-')
アニメがどうだったかと云うと面白かったからオススメな作品ですd( ´ᾥ` *)
メタルジャスティス さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:今観てる
かんぱり さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
[2024.6.29見終わって・・]
事務所と契約できてプロになれて、あとは武道館目指して・・って、2期を熱望する声もネットでちらほらあるけど、私はガルクラは2期やるべきじゃない、ここで終わるのがガルクラらしくていいってずっと思ってました。
でも13話(最終話とは言わない!)見て、インディーズに戻って清々しい顔をしてる彼女たちが、EDの黄色いバンでツアーを行う姿をとても見たくなってしまいました!!
トゲトゲメンバーの声優も最初は危なっかしいとこもありましたけど、どんどん上手になってほんとキャラに合った演技をしてくれたと思います。仁菜も桃香もすばるも智もルパさんもあの声がぴったりと思うくらいに。
3D表現も表情がコロコロ変わったりするのが良かったし、ライブシーンの臨場感は3Dだからこそ出せたんだと思います。
花田十輝さんのオリジナル脚本作品として、よりもいのざまぁみろみたいに、仁菜たちが小指を立てながらまっすぐ前を向いてロックしてる姿が心に刺さりました。同じく花田さん脚本のユーフォ3期の12話も自分の意志を曲げずに貫く姿がとても良かった・・この方の脚本は熱いものがあってとても好きです。
アニメ1期が終わってもトゲナシトゲアリの活動は続きます。YouTubeで「【Official Music Video】トゲナシトゲアリ」で検索するとMV見れますので、興味のある方はどうぞ覗いてみてください。
13話・・この終わり方は続編につながる展開だと思いたい!!
{netabare}OPで空の箱聞いてる仁菜のシーンにヒナが加わってる!
「全部さらけ出して生きてやるんでしょ?」
ヒナなりにニナを気にかけてて励ましてくれたんだよね。
コタツの上でギターかき鳴らしながら思いを吐き出して、なんてちっぽけなんだろうってつぶやく仁菜がやっぱり好きだな私。
「でもね・・だから私はあんたに惹かれたんだと思う・・あんたの歌声が好き」って言ってくれた智のシーンに共感してうるっときちゃいました。
あれ?桃香が着てる衣装って確かダイダスの時に断ってたやつじゃ・・桃香の中で何かが吹っ切れたのかな。
最後は思ってたよりあっさりとした終わり方でしたけど、逆に続編につなげるためだと思いたいです。{/netabare}
12話・・そう来るんだ。。次回のライブは爆ぜてくれそう。
{netabare}結構すんなりと契約できてプロになったんだ・・
もうひと波乱あるのかなって思ってたので、ちょっと肩透かしwもちろん良かったですけど。
最後の牛丼みんなで食べるとこいいな。
過去のことがあって、このまま走り出すことが怖いと思ってる桃香に自分を歌を信じてくださいって伝える仁菜。
みんなが気に入ってイケるって思った曲のまさかの結果・・・・・
ここからじわじわと人気でる場合もあるから気にしなくていいって言いたいけど、でもあれだけの思いがあってダイダスとの対バンも控えてのこれはヘコむのもしょうがないかな。
対バンまで残り1か月。
ここからもう一度立ち上がって小指を立てながらロックする仁菜たちが見たい。
次回は最終話。ライブで爆ぜてくれる姿を楽しみにしたいです。{/netabare}
11話・・5人がひとつになって挑むフェス!!ライブ凄くて鳥肌が。。
{netabare}冒頭の練習シーン。5人の雰囲気が良くなってるのが感じられていいな。
ダイダスのライブ!ライバルバンドの演奏をきちんと見せてくれるんだ・・
8話のあのシーンを見てるから、ダイダスメンバーが小指立てたシーンにじんわりした。
ライブ前のサウンドチェックのシーンも良かった。ルパさんが弾いた曲ってもしかして・・
ここでもうエンドクレジット!?これライブシーンを最後までやるってこと?
もう期待しかない。
仁菜がつぶやいて、桃香と智がとんがり反応して、それをすばるがうまく紹介にもっていって、ルパさんが締める。
すばるが本名で名乗ったところも。
5人がひとつになってる。
ライブシーンめちゃめちゃ良くないですかこれ。鳥肌立ちました。。
ちらっと小鳥が二羽から三羽そして五羽になって羽ばたいていく演出もニクい。
メンバーそれぞれの家族が見守ってるところも。
仁菜父が不登校シャツ飾ってるの見てほんわかして可笑しくなった。{/netabare}
10話・・ちゃんと家族を描いてるとこも良きです。
{netabare}このお話で両親やお姉さんの仁菜への気持ちがきちんと描かれてたのはすごく良かった。
柱に書いた跡、お姉さんの優しさ、不器用なお父さんの思い。
たぶん仁菜って昔はお父さんっ子だったんだろなぁ。。
学校からの謝罪文だとかそういうのはどうでも良くて
空の箱を聞いていい曲だと言ってくれたことがすごく嬉しくて素直になれたんだよね。
これで川崎に帰って終わりかなぁと思ってたら・・
お父さんからの「いってらっしゃい」
ここでうるっときちゃいました。。
仁菜もものすごく嬉しかったと思う。
1話で東京に来た時はすごく不安な表情をしてたけど、今回は笑顔でただいまって言えて。
メンバーが待っててくれたのもベタだけどなんかいいな。
次回のフェスでのライブ、とても楽しみです(^^♪{/netabare}
[2024.6.2]
なんで私、この作品にはまっちゃったのかなってちょっと考えてみました。
ガルクラは彼女たちがぶつかり合いながら気持ちを通じ合っていく過程がリアルっぽく感じて、そして共感できるところもあったからなのかも。
私の中には仁菜の部分も桃香の部分もすばるの部分も少しずつあって、彼女たちが葛藤したり悩んだりぶつかったりしてる姿に自分を重ねてしまい感情移入できたからなんだと思います。
もちろん、ライブシーンの素晴らしさもあります🎵
それから声優さんについて
元々はトゲナシトゲアリというバンドが結成されて、そのメンバーが声をあてているので、本職の声優さんじゃないし、多少上手じゃないのも仕方ないのかなって思ってたんですけど、思ってたよりもちゃんと演技できてる気がします。特に仁菜役の人は初なのになかなか上手なのではと思ったり。すばる役の人はがんばって・・って思う部分は最初ありましたけど、すばるというキャラにはぴったりな感じが今はしてます。
9話も良かった!
{netabare}もう一人のとんがりメンバーのトモちゃん回でした。
過去のことで本気でぶつかることに臆病になっていた彼女が何を言われてもめげずに一生懸命練習してる仁菜にちゃんと向き合ってヘタクソーー!!って叫んだシーンが良かった。その後ぼそっとヘタクソ・・ってつぶやいたのは自分に対してだったのかな・・{/netabare}
[2024.5.26初回感想]
バカみたいにまっすぐで
曲がることを知らなくて
だから器用に生きれなくて
ぶつかってはころんでばかり
そんな私のココロに響くあの曲
いつも元気を、勇気をもらってた
小指を立てろ!
私が私らしく生きるために
間違ってないと証明するために
小指を立てろ!!
嘘をつきたくなくて負けたくなくて
思いを気持ちをぶつけるために
だからトゲ出しながら今日も歌う
それが私のRock 'n' Roll
8話を見て泣いちゃって、思わず1話からリピ視聴して、感想書きたくなって
気づいたらヘタクソポエム書きなぐってましたw
なんていうか、そんな気持ちになっちゃう熱い作品、それがガールズバンドクライ。
ガールズバンドものってあまり見なくて、これ見る予定なかったんだけど
友達におすすめされて見て、どんどんはまっちゃいました。(いつもありがとう🌞)
シリーズ構成は花田十輝さん。
名作「宇宙よりも遠い場所」以来のオリジナル脚本みたいです。
最初3DCGに違和感あったんだけど、ライブシーン見て納得!!
すごく臨場感あって、歌も演奏も良くて、ライブシーンは毎回リピ再生して見てました。
8話冒頭の回想シーンが3Dじゃないとことか、メリハリのある演出も◎です♬
全13話で残りあと5話。
これからどんな展開が結末が待ってるか、狂犬ニナの暴れっぷりやライブシーンも含めてとても楽しみです🎵
鬼戦車 t89 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
最終話(13話)まで観ました。2024.07.19
一気にメジャーデビューで駆け抜ける!と、思いきやロック魂を優先して、地道に頑張る様です。
2期に期待をもたせる様なラストでした。これで2期あれば良いですが、メインキャストが休業したりと、怪しい感じです。ロックなんだから、1期で完全燃焼しても良かったかもです。
バンド物は、ヒットしてもメンバー同じで2期と言うのが少ない感じですが、楽曲の提供やバンドメンバーの関係とかで色々あるのかな?
ラストで何となく視聴者が冷静になってしまう感じなのが、少し残念でした。
………………………………………………………………………
11話まで観ました。2024.06.17
バンドブームが来ているのかは不明ですが、若い女性が集まって何かに挑戦、ギスギスあり、軽い百合あり、友情あり、成り上がりありの青春ものとして、バンドものは非常に優秀な様です。
バンドリマイゴでも思いましたが、鬱になりそうなくらいギスギスしていても、音楽やって成功すれば何となく解決した感じになるのも大きいです。カタルシスがありますね。
しかもバンドは圧倒的に若者文化なので、嫌味な感じもあまりしないです。自由と解放もテーマにしやすいです。他の分野だと、大人に支配されている面が大きく、ダーティーなんですよね。
ユーフォニアムも傑作音楽ギスギスアニメですが、所詮部活なので、登場人物達は吹奏楽ユニットの兵隊に過ぎません。
人生を賭けてやってはいますが、個人の自由度は低いです。個々人の個性は使用武器(楽器)の種類と練度と才能の差のみです。チームが勝っても顧問の功績で、兵隊達に与えられるのは自己満足のみです。
本アニメは、バンドのメンバーが揃ってからとても面白くなってきました。主人公のニナを始め、みんな拗らせていてとても良いです。もうすぐ終わりなのは残念です。是非、成功してもらいたいです。
てんてん さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
とろろ418 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
全体的には良くも悪くも尖った作品という印象でした。
まず3Dに関してですが、ライブシーンなどの一部のシーンが独特の表現で際立っていると思う反面、やはり気にならないと言えば嘘になりますかね。ここ手書きだったらもっと良かっただろうなと勿体なく感じた部分も多いので、及第点ではあるがベストではないといった感じ。
次にストーリーとキャラ。このタイプの作品では珍しくキャラ間での衝突やライブシーンが多くあり、思っていたよりも見応えがありました。故に評価も高めではありますが、しっかりキャラを描こうとした反動か進行は遅めで、終わり方も中途半端。続き次第ではありますが、現状は消化不良と言わざるを得ませんかね。
あと気になったところでいうとロックという観念でしょうか。描き方自体はいいと思うのですが、もうちょっと補足が欲しかったのが正直なところ。例えば雨の中ギター持ち出して演奏するまでは『ロックだから』でいいと思うのですが、その後なんの描写もなく、それを使い続けるのは流石にどうかと。ストーリー的な観点でも起こるはずのエピソードを潰しちゃってますしね。バンド名もロックというよりはただダサいだけ。普通にCRYとかのほうが良かった気がします。
総評としては転換期における影響を色濃く受けている名作候補(最終的な評価は今後次第なので)といったところでしょうか。やはり全編手書きだったらという思いは払拭できませんが、3Dアニメやガールズバンドものに対しての印象はだいぶ変わったので、それだけでも見てよかったと思える作品でした。
101匹足利尊氏 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
【物語 4.5点】
多くのバンド作品が、心に溜まった鬱屈した諸々をライブで発散するシナリオを描くのに対して、
本作は最初から言いたいことをぶちまけ合っているのが特徴的。
歌う前から既に、主人公の“正論モンスター”井芹 仁菜が、
諦めた夢への憧憬と逡巡の間で葛藤するバンドマン・河原木 桃香に、
狂犬の如く噛みついてゴングが鳴る喧嘩バトルなどを軸に、気持ちを曝け出し尽くす。
(文字通りの水掛け論とか久しぶりに見ましたw{netabare} これを即出禁にしないで見守ってくれる居酒屋さんは優しいですね{/netabare} )
それでもまだ足りないと言わんばかりに、尚もライブで叫びたいことを叫ぶ。
これが奇数話のライブ回(フェスに向けて溜めた9話は除く)ごとに繰り返される。
花田 十輝氏による暴投スレスレの脚本がスリリングな、
とにかく爆発力があるロックなオリジナルアニメでした。
構成としては8話で桃香の葛藤に仁奈が決着を付けに行くドラマとしてのヤマがあって、
11話のフェス回にてライブとしてのヤマがあり、
私はこの辺りで視聴テンションがMAXに。
ただラスト2話は現実の冷水を浴びて主人公トゲトゲメンバーたちの在り方を見つめ直すような、案外静かな幕引き。
これもトゲトゲらしくて悪くはなかったのですが。
願わくば11話のピークを最終話に持って来るような構成にすれば、
名作まで突き抜けていたかもとは感じました。
これもセオリーとは違う物で魅せるという制作方針の現れであり、
予定調和に満足しないこのスピリッツこそが本作の勢いを生み出していた面はあるのでしょうが。
というより、スタッフたちは続編が作りたくて仕方がないのでしょうね。
今後の展開はまだ決まってないようですが、
2期や劇場版があったら私も注目していきたいです。
【作画 4.5点】
アニメーション制作・東映アニメーション
昔『プリキュア』シリーズのED映像にて。
3DCGのフルアニメーションでプリキュアたちを、変態的なくらい滑らかに歌唱ダンスさせる“実験動画”の数々を眺めていて。
私はもしも東映アニメが本気で音楽アニメ制作を担当したら、是非観てみたいと思っていました。
なので東映アニメが参加する本企画は、立ち上げ当初から注目してアニメ放送実現の日を心待ちにしていました。
劇場版の『ドラゴンボール』『ONE PIECE』、再アニメ化となった『ダイの大冒険(2020)』など、
近年の東映アニメのCGを見ていて私が感じていたのは、
同スタジオはCG、作画双方の長所を、長い経験の中で理解して、使い分けるのが上手いなということ。
本作はCGでキャラデザの元イラストを精巧に動かす“イラストルック”の技法を採用し、
3DCGアニメーションの新境地を切り開いた、CG苦手な人でも一見の価値がある。
などと評価されたりしていますが、私はむしろCGと手描きの巧みな融合に惹かれました。
本作はライブシーンなどではフルアニメーションとスピーディーなカメラワークを実現し易いCGの利点を生かした演奏シーンで迫力を出し、
バンドメンバーたちの心情が吐露される過去の回想カットなどでは手描きの繊細さを生かしてエモーショナルな映像を構築する。
そんなCGと手描きのハイブリッドな魅力が遺憾なく発揮されたのが11話フェス回のライブシーンだったのだと思います。
もっとも私がライブシーンのCGで一番好きなのは5話の{netabare} “脱退”、“嘘つき”、“不登校”の{/netabare} 痛いTシャツ(※COSPAで絶賛予約受付中w)で全てを曝け出すパフォーマンスなんですけどね。
あとは智の爬虫類ペット群のツルツル感もCGならではで好きです。
({netabare} 蛇を怖がる乙女な桃香さん。何か萌えましたw{/netabare} )
狂犬・仁菜がささくれ立つ度に発生する赤黒い棘のオーラも硬質なCGの特徴を生かした刺々しい心情表現でした。
でも私が何より大好きなCGは3話。{netabare} 朝っぱらから、リズムを刻む鳩さんの首振り運動?に合わせて、
仁菜がバンドにのめり込み、学業が疎かになるカット。{/netabare}
ああいったシュールな演出もCGの得意分野なのだと思いますw
いずれにせよ、本作はアニメーションもまた、CG、作画共に個性を殺さず、棘を出しまくっており、
消化に優しい刺抜きされた映像に慣れた方は、濃厚な画面に、ちょっと面喰らうかもしれません。
ですが、私は挑戦的な姿勢を高く評価したいです。
【キャラ 4.5点】
脚本・花田 十輝氏はその昔アニメ『ラブライブ!』にて、
9人いるなら1人くらい不登校の子を入れて欲しいと提案して却下された
という逸話もある書き手。
キャラが社会のレールから外れる程、筆が走る側面があるようで。
その点、本作は、
ボーカル・仁菜……熊本の高校でのイジメ不登校から上京して予備校から大学を目指す外れ者({netabare} 後に予備校も退学{/netabare} )
ギター・桃香……{netabare} バンド仲間たちと高校中退してダイヤモンドダストを結成するも、売れるためのアイドルバンド路線が受け入れられず脱退。{/netabare}
ドラム・すばる……唯一、学生服姿で陽キャを振りまき、仁菜に大いに嫉妬の棘を出させるが、{netabare} 通っているのは高校ではなく俳優要請アクターズスクール。学生服は役者の道を求める祖母への反抗も醸したカモフラージュ。{/netabare}
キーボード・智……良いとこのお嬢様だが、今は中卒フリーターとしてルパさんとルームシェア。未成年なため保証人もルパ頼みという子供が一人で生きる難しさをここでも痛感。
ベース・ルパ……南アジア系の父と日本人の母のハーフ。その親族を幼少時、事故で亡くしている。因みに南アジア系は実際に川崎市臨海部の人口の1割を占める。
川崎のリアルの一端を体現したキャラでもある。
など見事にレールから脱線したロックンローラーが揃い、
花田氏のフリーダムな爆走(暴走)を遮るキャラ設定などありませんw
ライバルとなるアイドルバンド・ダイヤモンドダスト。
こんなダイダス間違っている。
桃香さんは間違っていないという怒りが仁菜の棘の主要原材料であり、
仁菜&桃香のカップリングを引き立てるスパイス。
が、ダイダスもアイドル路線にプライドを持って挑んでおり、
憎めない、むしろ今のダイダスも好きになるまである好敵手。
ダイダス新ボーカルのヒナだけは、仁菜との因縁で最後までバチバチするかと思いきや、
仁菜&ヒナは仁菜&桃香とはまた別種の尊さを持ったカップリングのポテンシャルを秘める。
その他、仁菜にキツイ家訓と世間体を強いた教育パパを始め、
若者を圧迫するヒールと思われたキャラたちが、後に良キャラ化する展開も好感できました。
【声優 3.5点】
ボーカル・仁菜役……理名
ギター・桃香役……夕莉
ドラム・すばる役……美怜
キーボード・智役……凪都
ベース・ルパ……朱李
(以上敬称略)
まずはプロとして演奏と歌唱ができる実力を有すること。
その上で声優としてもプロとなれる素質と意欲があること。
求人票とかに乗せたらネタかwと嗤われそうな位のハイスペック要求。
当然、選出は難航を極め、オーディションに1年半も費やす。
結果、選りすぐったメンバーですが、やはり先行するのは演奏&歌唱力。
演技の方は素人同然で、当初は特に、
すばるのような、アンニュイも匙加減を間違えれば棒読みになるキャラボイス辺りで、未熟さを露呈。
が、EDクレジットでひときわ目をひいたのが、演技指導役として表記された小島 幸子さん(仁菜の母役としても出演)。
このクレジットを序盤から見て、私は、このアニメは声優初心者を放置せず育て上げる覚悟を持った作品。
メインキャストの演技は必ず良くなると信じていました。
実際、小島さんはトゲトゲメンバーを手取り足取り熱心に指導されていたそうで。
加えて、トゲトゲメンバーたちもミネ役の沢城 みゆきさん等、先輩プロ声優の好演を見学して技術の吸収に励んだとのこと。
人間ドラマがピークを迎えた第8話。
あの名エピソードは、感情を爆発させる仁菜役・理名さんら、キャストの成長と熱演無しには成立し得なかったと思います。
しばしば自己紹介でトゲトゲで“修行中”だと語る彼女たち。
今後の特訓の成果を期待しています。
【音楽 4.5点】
プロデューサー・平山 理志氏、ディレクター・酒井 和夫氏、脚本の花田氏と、
かつてアニメ『ラブライブ!』シリーズで2.5次元旋風を巻き起こした布陣。
本物のバンドがキャストも務める本気のロックアニメで魅せるため、
音楽制作を依頼したのがJPOP界でヒット曲を量産するagehaspringsの主宰・玉井 健二氏。
10~20代の心に刺さる音楽を表現するため、
今の若者が原体験として共有しているボカロ、Vtuber界隈のスピード感を取り入れたロックンロールは、高BPMの高難度曲ばかり。
これをキャストが生でも披露できちゃうのが『ガルクラ』のコンテンツ価値。
OP主題歌の「雑踏、僕らの街」のハイテンポなキーボードに酔いしれていると、
私は弾いてもいないのに指がもつれそうになりますw
と言うより川崎市民の皆さん。
OPで“嘘みたいな 馬鹿みたいなどうしようもない僕らの街”とかディスられちゃってますよ(苦笑)
因みに一応、川崎をフォローすると、
川崎が舞台になったのは、上京する若者のリアルを追求したロケハンにて、都内だと家賃が高過ぎて現実的じゃない。
そこでスタッフの目に留まったのが家賃も手頃な“音楽のまち・かわさき”
決して安直な聖地巡礼ビジネスの一環ではない。
令和時代のバンド物語のリアリティを表現し得る価値を見出されての川崎指名だったという制作エピソードは強調しておきます。
ED主題歌の「誰にもなれない私だから」
最終話、特殊EDで飛ばされることなく、通常通りに締めたのもトレンドとは異なる意表を突いた構成。
あのEDアニメは{netabare} トゲトゲのインディーズ全国行脚編だったということなのでしょうか。{/netabare}
ここでもスタッフたちは、続編作りたくて棘出しまくってますw
【参考文献】「メガミマガジン」2024年8月号
【第8話感想】脚本・花田十輝氏の必殺技が炸裂
{netabare}
ここまで散々、仲良く喧嘩しまくって来た仁菜と桃香。
こんだけやって、ま~だ言い足りないのかwって感じで二人の衝突が天王山を迎える第8話は、
これまで断片的に語られて来た二人の過去の回想も深堀りされ、
二人がぶつかり合いながらも惹かれ合うことが如何に宿命であったか?
仁菜にとって、桃香にとってロックとは何であったかが熱く語り尽くされる特濃エピソードに。
みんなが私たちを“普通じゃない”と白眼視しても、
私もあなたも間違っていないし、
私とあなたならそれを理解し合える。
――これは、“愛の告白”
これまで、脚本・花田 十輝氏が女子の友情を極める表現として、
幾度となく私をノックアウトしてきた必殺コンボ。
本作でもどこかで、間違いなくこの8話で仕掛けて来ると分かっていましたし、
私もガードを固めて挑んで挑みましたが、
分かっていても威力は抜群で、ラストは胸を打たれました。
このコンボが決まるとなると、今後、本作も名作に化ける可能性が高まって来ましたが、
登場人物がやっていることは相変わらず客観的に見て毎回ロックで無茶苦茶ですしw
ダイダスのボーカルが{netabare} 仁菜因縁の同級生?{/netabare} とか誠に都合が良すぎますし。
依然、脚本暴投のリスクもはらんでいます。
いずれにせよ残り数話、最高にロックでスリリングな展開が期待できることは間違いありません。
棘出しまくっているトゲトゲのメンバーの中の良心で{netabare} 運転{/netabare} もできるw頼れる姉さんとしてルパさん株も私の中で上昇中。
そんなルパさんが{netabare} バイト先の吉野家で外国系だからと見下されるカスハラに笑顔で耐えた後に
「私にもロックは必要ということです」{/netabare}
とこぼす描写も印象的でした。
俺にもロックが、『ガルクラ』が必要だということです。
私も終盤、いっそう鑑賞ギアを上げて挑みます。{/netabare}
【2話までの感想】東京よりも近い川崎で中指を立てるw
長くなるので折りたたみ。
{netabare}
束縛の強い家庭環境、学校でのイジメ……。
抱えきれない葛藤を抱えて高校中退し九州から“上京”を志した少女が、
{netabare} 不動産屋に言いくるめられて{/netabare} 川崎に流れ着き、
色々こじらせている内に、もう全部吐き出しちまえと、バンド活動へと誘われていく。
同名2.5次元企画の東映アニメーションによるオリジナルCGアニメ。
アニメというより実写邦画ドラマの手触りという第一印象を受けます。
熟練の俳優よりも、新人やら子役やらを集めて、
ストレートに青臭い諸々をぶちまけて共感を得ていく。
そういった実写映画企画等の如き表現を、CGで再現していくようなタイプの作品なのだと感じました。
こういうジメジメした痛いノリが嫌いでない方なら楽しめると思います。
脚本は今年、絶好調の花田 十輝氏。
『僕ヤバ』2期、『戦国妖狐』、そして今期『ユーフォ』3期と原作物のシリーズ構成・脚本でも筆が走ってる感アリアリな花田氏。
このオリジナル作品では、萌えに配慮することもなく、
2.5次元キャラの汚い部分も洗いざらい書ける無礼講に興が乗ったのか、
フリーダムな青春劇が展開され楽しいですね。
この意味不明に面倒臭いけど笑える感じ、黒めの『よりもい』を想起させられます。
2話では、初めての都会でのひとり暮らしで、さらに自己嫌悪のモヤモヤを募らせた主人公・仁菜(にな)が、
{netabare} 部屋に取り付けるためにと、友達の友達から、せっかく頂いたライトを夜中に咆哮しながら振り回して破壊して{/netabare} 面倒クセェと笑われる衝(笑)撃展開w
川崎市民の皆様、この度、最高にヤベェ女が“上京”して参りましたw
今期、川崎はロックな嵐に飲み込まれますw
この春は光の『ユーフォニアム』と闇の『ガールズバンドクライ』。
花田 十輝氏脚本の食べ比べなど如何でしょうか?
【余談】関東民の方々にデリケートな質問なのですが、
例えば仁菜みたいに地方から川崎市に移住することは上京と言うのでしょうか?
上京経験のない私には判断が付かないので“”を外すことができません。{/netabare}
teji さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
うにゃ@ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
最初は3Dで動きが大げさなのが気になっていたが視聴重ねると花田十輝作品で話はとても面白く気にならなくなった。後半大げさ感がなくなってクオリティーもあがったのかな?
個々のキャラの個性も強くぶつかり合って成長していくのは、仲良しバンド物と違い目新しさを感じた。
基本的にサクセスストーリー。最後もトゲトゲのサクセスという形で終わったのかなと。
100点中80点
ahiro さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ヤマナ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
初見評価
基本的に3DCG?の作画は好きじゃなくあまり期待せず視聴開始。
でも、クオリティが上がってきてるのかな?
あまり違和感なく、むしろ見せ場では綺麗とも思えるくらいには思えた。
ただ、迫力とか線の強弱とかで訴えてくる作画にはまだ敵わないかな。
でも、単純に女の子も可愛く歌唱も迫力あり今のところ好印象。
ストーリーも高校中退した女の子が上京し憧れのバンドの人と出会いって感じでまあ、ありきたりだけどこれからの作り込み次第で期待できる。
4話まで視聴
OP勢い合ってすごい好き。ただ口の動きは全然あってない。
作画は相変わらずCGって感じで普段の描写はいまいちなんだけど、最後の見せ場の歌唱は素晴らしい。
あ、安和すばるの声優があってないというか下手。
ストーリーはまあゆっくり進んでいく感じ。仲間が一人増え少しずつ中が深まる。
最終話視聴
全体的によかった。
作画もフル3Dならではの美しさを見せてくれて新しい可能性を感じた。
物語はよくある、悩みとか葛藤をもった10代の女子達が集まってバンドする。
って感じで濃いくはないけど性格がさっぱりしてて見てて気持ちよかった。
そして一番の魅力は音楽がすごいよかった。
アニメじゃなく音楽だけで聞いてたりするのだけどアニソンらしさがなく普通に音楽だけでもやっていけそうなクオリティ。
ガールズバンドクライのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
ガールズバンドクライのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
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