当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「獣戦士ガルキーバ(TVアニメ動画)」

総合得点
計測不能
感想・評価
6
棚に入れた
43
ランキング
7719
★★★★☆ 3.8 (6)
物語
3.8
作画
3.6
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.9

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

獣戦士ガルキーバの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

突然戦う宿命背負わされた少年たちのバトルアクション。重厚な力作だが打ち切りの不遇作。

異世界からの侵略者と戦うべく、同じ異世界から来た桃太郎モチーフの獣人戦士たちと共に、主人公らが戦士として立ち向かう。

【良い点】
ファンタジーバトル物ながら、シリアスで重厚なドラマ性。
主人公が異世界に呼ばれる系が多い中で、本作は地球が舞台で異世界からの侵略者に立ち向かう。
侵略で破壊されていく街や傷付く人々など、戦災の描写が重く、よくある痛快ヒーロー物と一線を画す。
人々の為に戦うのに疎まれる展開は無敵超人ザンボット3の路線継いでいる。
中盤以降は主人公らが廃墟と化した街を転々とするゲリラ戦続き、独特の雰囲気も魅力。

主人公は普通の高校生として生きてきて、突然実はお前は異世界の戦士だ、と戦いを強いられる。
サンライズ矢立肇作品だけあって、ザンボット3以来の子供が戦争強いられる系の重みあり。
ふたりの主人公が戦いの現実、敵含めた人々の死、自身の死の恐怖など、戦士としての葛藤を丁寧に描いている。
戦いに優しさは不要か?
優しさを勇気に変えられぬものは戦士になれぬ。
ただし葛藤はするがウジウジ引き摺らず、重厚なドラマの中でテンポ良く成長していくのと、個々のストーリーが良いためか、ストレスはあまり感じず。
個々のエピソードを通じて優しさや愛をテーマとしてしっかり描けていた。
それだけならば普通の良作だけど、本作の凄いところは戦争の中で無理矢理背伸びして成長した破綻まで描いている点。
終盤は桃矢の破綻が浮き彫りにドラマが重苦しくなり、逆に弱かったキラが大成すると思わせてのドンデン返しで揺さぶられる。
御都合主義ではない、重厚なドラマに挑戦した気概を感じる。

桃太郎モチーフの獣人戦士たちも魅力的に描かれている。
戦士の先達として未熟な桃矢(とうや)や煌(きら)を導いたり、個性的な地球人たちとの交流で彼らもまた学んだり。
理知的なグレイファスとビークウッド、若年で感情的なガリエルとテディアムそれぞれのドラマが良い。
彼らアニマノイド各々にスポット当たる個別回が軒並み良く、特に18話病弱少女と狼獣人のハートフルな交流と悲劇は印象的。
ゴリラ(猿)獣人ガリエルが一番人間臭く、地球人のバイタリティー溢れる女性と交流して成長する回が軒並み面白い。

戦いと無縁だった人間主人公組と、戦士たるアニマノイド組が、互いに学び合い成長していく。
前半は桃矢たちが戦士として成長というより割り切っていくが、後半は逆にアニマノイドたちが戦う以外の色々な価値を知っていく感じ。

敵側の思惑や内部抗争も、戦隊物の敵組織のお約束で中々面白かった。
敵幹部も武人肌や卑劣な傭兵や権勢欲に憑かれた小物などキャラが立っている。
最強ライバル格のダー・レムは同年の「ふしぎ遊戯」の心宿(なかご)ぽいカリスマあり、彼を慕う女戦士ダー・ユンの存在もふしぎ遊戯ぽい。
ユンに惚れていた敵戦士の散りざまなど、敵側のロマンスの方が良かった。
ドーラ・ギルは哀れな小物司令官だけど、終盤の執念と末路は印象的だった。
なんとなくダイ大のザボエラぽくて好き。

作画は粗さはあるものの演出が力強く、バトルアニメとしての迫力は申し分なし。
楽曲は主題歌がカッコイイ、テーマに沿っている。

【悪い点】
2クールで打ち切られ?中途半端に終了。
終盤が駆け足で盛り上がりはあるものの雑、最終話で唐突に新要素や新展開で戸惑う。

ダブル主人公どちらも居た堪れない。
桃矢は終盤いいところ無しのまま強引に主人公補正で勝たされ、キラは成長したのに唐突に退場させられた感。
2クール終盤で大きな転機を迎えた矢先の打ち切りの悲劇か。
yuugetu氏が仰る通り、時間が無かったに尽きる…
特にキラは好きな女の子に命を懸けた勇気を拒絶される。
これもあり、ヒロインの印象が悪いのも難。健気な良い子なんだけど、戦場がリアル故に、戦場で足引っ張るヒロインの印象はどうしても悪くなる。

少年たちが戦いの中で短期間で成長を強いられ、背伸びをした挙句に犠牲になる物語。
そういう重厚さもまた魅力とも言えるけれど、楽しくはない。

個々のストーリーは良いが、縦軸ストーリーが単調なのが難。
敵側のドラマもレムにユンが捨てられるのが唐突だったり、その後のユンの見せ場が中途半端だったり。
終盤の内ゲバは面白くはあるが、本筋の盛り上がりには枝葉でしかない。

戦闘シーンは気合入ってはいるが、やや単調。
必殺技とか特に無いためか、外連味に欠けてやや地味。

【総合評価】7~8点
平成初期の隠れた名作、になりきれなかった不遇作。
捨て難い魅力に溢れているが、粗も多い。
評価はとても良い付けたいところだけど惜しい「良い」

投稿 : 2022/05/13
閲覧 : 191
サンキュー:

0

ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ドラマ性が強く全体的に重いけれど、それが最大の魅力

1995年に放送されたTVアニメ。
設定は王道のファンタジーヒーローものですが、アクションよりもリアリティとドラマ性を重視した作品です。
ですのでリアルな心理描写が苦手な人にはあまり向かないと思います。特にヒロインは正直好かれないタイプで、製作側はそれをわかって作っていますし。

ストーリー展開とキャラクター描写が良くできていてその点では素晴らしいのですが、視聴できる環境はDVD-BOX買う以外ないです。
ラストはよくまとめてはいますが物語自体は途中で終わってしまっていますので、万が一新規視聴できる方がいたらお気をつけください。
※現在、バンダイチャンネルの見放題で配信中です。月額料金は必要ですが。(2018.11追記)

監督:日高政光(すぐ後に初代「ポケモン」監督)
シリーズ構成:金巻兼一(後の「地獄少女」三部作のシリーズ構成)
キャラクターデザイン:平井久司(言わずもがな)

…と、主要スタッフは今でも最前線で活躍している方たちで、しかも日高監督と金巻さんはDVD‐BOXブックレットに熱烈なコメントを寄せていたりします。

メインキャラクターが人間らしい弱さを持っていて、ほのぼのとした場面もあれば重く辛い部分もあり、全体通してドラマ性の強さが大きな魅力。廃墟になった東京で生きる人たちの描写も面白い。
望まずに戦うことになってしまった子どもの葛藤を描くという点では富野ガンダムや初代ファフナーに感触が近いです。
ごく普通の青少年が「非日常」に放り込まれて精神的に押しつぶされて行く悲壮感は、まどマギに通じる部分があるかも。

1年予定であったのが半年に短縮され(放送前に決まっていたのか打ち切りなのかはちょっと判断が付かないですが)、主人公の完全覚醒も見られないまま「俺たちの戦いはこれからだ!」エンドになってますがストーリーは一貫性があり、テーマであった「人間の業の肯定」にも、ある程度の区切りを付けています。

本筋に関わる部分は構成の金巻さんが脚本を担当していて一貫して面白く、他の脚本家さんの単発の回も好みの話が多かったです。

作画は時間的にも予算的にも切迫していた印象で、かなりキツそうな回もちらほら。
コンテ演出でカバーする部分が多かったことと、ドラマ性を追求する作風に合わせて一貫してキャラクターの仕草や表情を重視したことは、個人的にはとても好きです。

BGMは合っていると思いますが、使い方がちょっとうるさく感じるところも。
OPとEDはどちらも歌、絵、演出にどこか悲壮感やもの悲しさが漂い、作風に良く合っています。

キャスティングは全体的に上手な人ばかりでかなり好きです。(ただ結城比呂さんは重要キャラクターを2役兼任していて、演技は問題なくとも最終戦を考えると若干無理があるw)
煌だけは新人の北沢洋さん。線の細いキャラデザに芯の強い男の子らしい声というのが好きですね。最初はぎこちないですが、半年の間にずいぶんこなれていったと思います。


【ストーリー】
ある時、「エターナリア」から「ダークノイド」が突然来襲したことで東京全域は壊滅状態に。(エターナリアは時空を越えた場所にあるもう一つの地球。ダークノイドの国「ノスフェルティア」と、人間とアニマノイド(獣人)の国「ヘブンズティア」が存在し、200年以上戦争状態にあります)
剣道部に所属する普通の高校生だった神城桃矢(しんじょう とうや)は、両親から自分たちがエターナリア人で、桃矢自身もそうであること、地球を守るためにダークノイドと戦う運命を背負っていることを知らされます。
桃矢は戦いたくないと思いながらも、アースティアからやってきた3人の獣戦士・グレイファス、ビークウッド、ガリエルと共に人々を守るために戦います。
両親がエターナリアに戻り、また隣人たちからは獣戦士たちがいることを疎まれたため、桃矢は家を離れ、幼馴染である舞原このは(まいはら このは)の実家・金桃寺にやっかいになることに。
獣戦士たちや、後にもう一人の戦士と判明する金剛煌(こんごう きら)と協力してダークノイドを退けながら、戦士として次第に強くなって行きます。


【キャラクター】{netabare}

神城桃矢……戦士ラディアスの魂を宿す、地球で生まれ育ったエターナリア人。活発で明るく剣道をたしなみ、表面的には強い少年に見えますが、実はひどく優しい上に脆く、弱さを表に出す事ができない性格。最初は戦うことをはっきりと嫌がります。

舞原このは……桃矢の幼馴染で金桃寺の娘。母親が早くに亡くなっているためか、しっかり者に見えて実は寂しがり屋。

金剛煌……女戦士リュートの魂を宿す少年。ふたりの同級生で、このはとは仲が良く、桃矢とは本編開始後に仲良くなって行きます。このはが好きですが、このはの気持ちが桃矢に向いていることも知っていて、桃矢の強さに憧れも抱いています。中盤までは自分が戦士の魂を宿しているとは知らず、無力感や疎外感に悩みますが、精神的には桃矢よりも強いです。

メイン三人のみ書きましたが、アニメとしてはリアルで美点と欠点を持ち合わせた魅力的なキャラクターが非常に多いです。
獣戦士たちはみな人格者ですが、戦争が「日常」である彼らと、それが「非日常」である桃矢との感覚のズレも見られたりします。獣戦士たちは人間臭くてコミカルなシーンも少なくないため、その根本的なズレから生まれる互いの無理解が切ないという…{/netabare}


【キャラクターの関係性と結末】
{netabare}
最終盤は暗くピリピリした展開が続き、煌の死と、桃矢がそれを乗り越えて一段階成長する姿が描かれ、エターナルへ旅立つと思われる描写で終わります。
前半からのキャラクター性の積み重ねと人間関係があって、それが悪い方へ転がっていく部分は特に良く描けていると思います。

桃矢にとって、このはは自覚しないうちに一番の心の支えとなっていたのですが、後半では桃矢たち戦士は金桃寺を離れざるを得なくなり、長い期間離れ離れになってしまったことが桃矢の暴走に繋がります。
廃墟と化した東京を転戦する疲労や焦りと、このはに会いたいという気持ち、そして慢心から敵要塞に単身突入し、敵司令官に撃たれて絶命寸前のところを、煌の命と引き換えに生き延びることに。

桃矢が良くなかったのは自分の弱さを認められず、時に傲慢な態度でそれを隠そうとしたこと、自分なりに戦う理由を見つけられなかったこと。
心と力を兼ね備えた真の戦士「ガルキーバ」になれなかった理由はそのあたりでしょう。
桃矢にとって両親の告白は、私たちの感覚で言えば赤紙を受け取ったような衝撃だったと思います。(いわゆる「巻き込まれ型主人公」ってリアルに考えればそういうことだよなあ…)
そして桃矢の心には本編開始当初から少しずつストレスが蓄積していくのですが、周囲がそれに気付かなかったために、適切にサポートすることも、いっそ突き放してしまうこともできませんでした。

このはは桃矢に惹かれていながら煌に甘えることがけっこうあります。酷いとは思いますが、まあここまでは子どもだし弱い子だし…と思うんですが。
私が受け入れがたいのは…ていうかこのはの一番残酷な行為は、自分が好きなのは桃矢だと態度ではっきりと示していながら、煌と最後に別れるときにまで甘えようとしたこと。それはやっちゃ駄目よ;;
その結果、煌は正常な判断が出来なくなり、桃矢をこのはのもとへ帰すために命をかけてしまいます。
ただ、煌が戦士になってこのはを守ると言ったとき「煌くんが戦う理由を私に押し付けないで。もし私のために煌くんが死んだら、私はどうしたら良いの?」と言ったことはなんかもう共感せざるを得ない。酷い言葉かもしれませんが、17歳の女の子には人の命を背負うのは辛すぎる。
このは自身も桃矢と同じように弱さを抱えていて、桃矢に会いたい一心で危険地帯に飛び込んでしまったりもします。
桃矢と二人で成長していけたら一番良かったのかもしれませんが、中盤以降、最終回まで再会は叶いません。

煌は序盤の疎外感や無力さから、戦士になった際に無邪気にはしゃぎます。ですが、このはのために戦うという意思を拒絶されてから、自分なりの戦う理由を見つけるのは早かったです。
自分を無力だと思いながらも「僕は弱い」と時には言葉に出来、素直に強くなろうとする姿が良いです。
ただ、一番振り回されてしまって可哀想なのは事実なんですが、このはに「もし私のために煌くんが死んだら、私はどうしたら良いの?」とはっきり言われた事を自分の中で噛み砕けていなかったとは思います。
「戦いが終われば桃矢くんに会えるから」というこのはに対する自分の言葉を嘘にしないために、つまりこのはのために自分の命と引き換えに桃矢を救いました。
我が子が戦うことを嫌がっていた両親を省みることも無かったですし、自分の命も他人の命と同じ重みを持っていることを自覚できていなかった印象。
煌があと一歩のところで「ガルキーバ」に届かなかったのはこれが理由かも。煌が戦士になってから精神的に成長しきるだけの時間がなかったのではないかと思います。
劇中ではずっと夏服でしたから、戦士になって2ヶ月程度と思われます。(桃矢だって半年くらいですよね…二人とも頑張ったよ;;)
{/netabare}


【ラストについて】
{netabare}
ラストでザザを退ける場面で、桃矢はリュートの魂にはっきりと「お前はまだ力不足だから、私と煌の力を貸す」というようなことを言われています。「ガルキーバ」になるために、桃矢はまだ乗り越える壁がいくつも残っているわけで、私としてはちょっと気が重くなるというか悲しいなあと思ってしまいました。
ですが、ザザに顕現させられた「煌の姿をした自分の心の影」を、桃矢は見事打ち破っています。自分の弱さを直視する強さを手に入れた、自分の「業」を背負って生きる覚悟を決めたという印象です。

このはも精神的な成長が見られるとしたらここからだと思うんですが、それが示されなかったのは残念です。

主人である煌を思わぬ形で亡くした獣戦士テディアムは、最初桃矢に対して激怒しますが、煌の魂が桃矢に力を貸したことを知って気持ちに区切りをつけています。主が戦いの中で命を落としたのでないのはなおさらショックだったと思いますが…。
桃矢と仲良くなるところも見たかったなあ。

ラストではどのキャラクターにも、悲しみこそあっても、怒りや憎悪というマイナス感情は無かったのでそこは個人的には救いでした。
{/netabare}


ガツンと鬱展開が続くわけじゃないんですけど、最終盤はちょっと泣きたくなるようなシーンが少なくないです。(「慟哭の牙」みたいな人がダイレクトに死ぬ話より、自分に置き換えて精神的に辛いシーンの方が私は泣く)
本作は全体的に辛く重いですが見始めると止まりません。物語は折り返し地点で終了していますが、魅力ある作品だと思っています。(2015.12)

投稿 : 2018/11/22
閲覧 : 570
サンキュー:

7

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/11/12
閲覧 : 61

△℃ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2014/02/07
閲覧 : 247

梨姫 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

投稿 : 2012/05/20
閲覧 : 298

林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2011/07/01
閲覧 : 313

獣戦士ガルキーバのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
獣戦士ガルキーバのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

獣戦士ガルキーバのストーリー・あらすじ

伝説の獣戦士ガルキーバを目指す少年・桃矢の戦いを描いた、ハードSFアクション。主人公・神城桃矢はある日、獣の顔をした3人の男から、自分が異世界エターナリアの戦士であることを告げられる。彼らによれば、エターナリアのダークノイド戦士が、この世界を侵略するために現れたという。戸惑いながらも、桃矢はその潜在能力を発揮し、宿命の戦いを繰り広げていく。3人のアニマノイド(獣)戦士と共に戦う桃矢は、犬・猿・雉を従えた「桃太郎」をモチーフにしている。だが、そのストーリーは一貫して暗く、重い。なお、当初は4クールの予定だったが、その半分の2クールで終了してしまったため、多くの謎が残された。また近年では、キャラクターデザインを『機動戦士ガンダムSEED』の平井久司が担当していることでも再注目されている。(TVアニメ動画『獣戦士ガルキーバ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
1995年春アニメ
制作会社
サンライズ
主題歌
≪OP≫ZNX『Don't look back』≪ED≫田嶋里香『会いたくて会いたくて ~Voice of Moon~』

声優・キャラクター

岩永哲哉、北沢洋、一条和矢、坂口賢一、巻島直樹、優希比呂、根谷美智子、紗ゆり、中田和宏

スタッフ

原作:矢立肇、 監督:日高政光、キャラデザイン:平井久司、プロテクトアーマーデザイン:平井久司/やまだたかひろ、シリーズ構成:金巻兼一、音楽:川井憲次

このアニメの類似作品

この頃(1995年春アニメ)の他の作品

ページの先頭へ