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「花田少年史(TVアニメ動画)」

総合得点
73.7
感想・評価
193
棚に入れた
957
ランキング
982
★★★★☆ 4.0 (193)
物語
4.3
作画
3.8
声優
4.0
音楽
3.9
キャラ
4.1

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花田少年史の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

みゃー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

私が人にすすめたいNo.1の埋もれさせてはいけない名作

漫画原作、原作を先に読んでおります。

この作品はとことん笑えるし、とことん泣けるノスタルジーアニメの最高傑作です。

まだ見たことない方は1話冒頭5分だけでも見てください。そこで自分には合わないと思われるようなら仕方ありません、諦めます。

ただし、絵で敬遠することだけは絶対にやめてください。この絵だからいいんです。

お、ちょっと良さそうだなと思われた方には是非ともおすすめしたい回があります。
それはズバリ
{netabare}6話~7話の壮太と桂ちゃんの親同士の再婚の話です。
私が見てきたアニメ史上間違いなく上位必死の号泣エピソードです。
{/netabare}
時代背景的にも非常にノスタルジックな作品のはずなのにop、edで流れるバックストリートボーイズの曲がなぜかめちゃめちゃ合ってます。

ちなみに原作とは違う終わり方ですが特に気にならないと思います。
一応オチはついてるので気になる方は漫画読んでみてください。

皆さんも是非この作品の、ひいては花田少年の優しさに浸ってみてください。

投稿 : 2020/12/30
閲覧 : 477
サンキュー:

12

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

絵柄で敬遠しないで。隠れた名作ですよ。

<2020/10/26 初投稿>
原作は一色まことさんの1990年代の漫画。
原作好きでした。
アニメの本放送は2002年だそうですが、アニメ化されてることすら気づかず、数年前の再放送で初めて視聴しました。


時は昭和30〜40年頃。
舞台は日本のとある田舎町。
主人公は悪ガキの小学生「花田一路(いちろ)」

ある日、いつものようにイタズラがばれた一路は、追いかける母ちゃんから自転車で逃げ回り、挙げ句に三輪自動車と出会い頭に激突!
するとどうしたことでしょう。
一路はなぜか幽霊が見えて話せるようになってしまいました。

本作はここから始まる「一路とお化けと生きてる人たちが織りなす、笑えて泣ける物語」です。

そうなんです。
本当に心の底から笑えて、
心の底から泣けたんですよ。

一色まことさんの漫画はかなりクセのある個性的な絵柄。
でもめちゃくちゃ「上手」。
コマ割りも台詞回しも読者に十分伝わりながらも余分が何もない。

そしてキャラクター。
表情も仕草も、まるで漫画のコマの中で生きているよう。
一路はもちろん。
各エピソードのゲストキャラやゲストお化け。
レギュラー陣の一路の母ちゃん、父ちゃん、姉ちゃん、爺ちゃんと子犬のジロ、幼馴染みの男の子と女の子。
他にも同級生や近所のババアなど。

みんなみんな、命が吹き込まれ、「生きて」いました。

さらに凄いのは。
本作は1話完結で原作では12エピソードあったのですが、似たようなエピソードが一つとしてないこと。
お化けと人間の話なので似た話が繰り返し出てきそうなところですが、それがない。
そしてどれ一つとってもレベルが高い。

ジロとの出会い、ちんちんジジイ、ハムカツ、ひまわり、瀕死、ゴンパチ、そして倫子などなど。
どのエピソードもハズレがない。
ハズレなく笑ったり、感動したり。

一色まことさんは真のストーリテラーだと思います。

さてアニメの方ですが。
アニメではこの珠玉の原作を高いレベルで再現し、動かしています。
2002年の4:3比率の画面とは思えないハイレベルな高品質。
(ただ、原作の表現力があまりにも高すぎて、原作ファンの私にはそれでも少々物足りなかったり)

声優も花田一路役のくまいもとこさんを始め皆ぴったり。
ちなみに一路の家族は
お母ちゃんは海賊王になる予定の人
お父ちゃんはZZのパイロット
お爺ちゃんはスペースコブラ
お姉ちゃんは七代目火影
と最強一家です。

OPとEDはなぜか洋楽。
それも"あの"Backstreet Boys。
よく許可取れたよな。
でもなぜか少年・一路と麦わら帽子の映像にマッチしてたり。

と、長々と冗長にいろいろ書いてきましたが。
まだ観たことない、というそこのあなた。
本作はオススメですよ。
キャラデザは確かに可愛くないけども、それも3話目ぐらいで慣れます 笑。
もしよかったら一度、ご視聴チャレンジしてみてくださいませ。

投稿 : 2020/10/27
閲覧 : 526
サンキュー:

20

Tnguc さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

【お気に入り】 正真正銘、笑って泣ける作品

~
「クソガキ」を絵にかいたような少年・花田一路(はなだ・いちろ)は、可愛げの「か」の字もないようないハナタレ小僧で、どうしようもないトラブルメーカーでした。ある日、事故をきっかけに後頭部に九つの縫い跡を持ってしまった一路は、幽霊が見える特異体質になってしまいました。という話。
この作品は、そんな少年一路を中心とした花田家のドタバタギャグの一面と、様々な幽霊との出会いが生み出す感動ドラマの側面があり、他の作品にはない特殊な二面性を持っています。ギャグの部分については、とにかく一路たちのクソガキらしさが前面に出ているので、やっていることは心底下らない感じです。でも不思議と微笑ましさすら感じる面白さがありました。きっとそれは、どんなに下品なやりとりだとしても、その根底には「家族」という素朴な温もりがあるからだと思います。もう一つの側面である幽霊との物語は、幽霊が見える体質であるばっかりに、色んな幽霊から未練の代役を頼まれてしまうのですが、その中には、しょーもない未練を依頼する者や、大切な人との別れをお願いする者など、様々。とにかく幽霊の依頼内容が多種多様のため、ある時はコメディになったり、ある時はヒューマンドラマになったりと、物語のバリエーションがとても豊富です。最後まで飽きることはありません。
この作品は「浦安鉄筋家族」と「夏目友人帳」を合体させたような作品で、登場人物や作風自体は「浦安鉄筋家族」、設定や物語は「夏目友人帳」を彷彿させます。普通に考えると、この二つの作品は噛み合いそうにありませんが、実はその通りだったりします。幽霊メインのドラマが始まると、一路が蚊帳の外になったりして、主人公にも関わらず舞台装置のような扱いになったりしていました。それでも、時には笑い、時には胸が温かくなるような、一粒で二度おいしい作品であることに変わりはありません。

物語:★★★★☆
・本文参照。個人的にメロンとクリスマスプレゼントの回がお気に入り。
作画:★★★★★
・水彩画のような背景が素朴な雰囲気を演出しています。
声優:★★★★★
・有名な声優が多いけど、普段とは違った演技が見れるので新鮮。
音楽:★★★★☆
・バックストリートボーイズは今だからこそノスタルジックに聴こえてしまう不思議。
人物:★★★★★
・子供がみんな生き生きとしています。桂ちゃんが可愛い。

個人的評価:★★★★☆ (4.0点)

投稿 : 2018/02/04
閲覧 : 839
サンキュー:

6

タケ坊 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

笑って泣けるハートフルコメディの名作

☆物語&感想☆

カラーテレビが普及しだした頃の昭和の田舎が舞台で、
ある日車にはねられた事をきっかけにおばけ(霊、生霊)が見えるようになった主人公一路のもとに、
あの世へ行けない霊や生霊が助けを求めてやってくる、という内容の物語。
基本1話~3話完結のエピソードで全25話。

成仏できない幽霊を助ける…となると「あの花」のようなあからさまに泣かせる系の話か、
と構えてしまうところではありますが、
基本的に主人公の一路は非協力的で、とんでもない悪ガキ(糞ガキ)なのが他作品とは異なるところ。
どのエピソードも中途半端なギャグアニメ以上に笑えるコメディでもあるので、
あざとい感じはそれほど受けません。

まぁ幽霊のお願いもシリアスなものもあれば、結構ライト!?なものまであって、
泣かせるエピソード一辺倒というわけじゃないところも飽きさせなくて良いですね。
後半は特にどれも感涙必至な珠玉のエピソード中心ですが、
前半8話の童貞のまま死んでしまった織田の話は異色で、かなり笑えるもので自分は好きですね。

一路の悪ガキぶりだったり、母ちゃんのお仕置きなど、
今ならちょっと放送コードに引っかかりそうな描写も結構ありますが、
当時は今ほど規制とかうるさくなかったんでしょう。
結果的に昭和の時代感がとてもよく描かれていてノスタルジーを感じる所でもあります。

この作品が幅広い年齢層に高く評価されているのは、
笑って泣ける物語で、昭和のノスタルジーを感じる作風だということは明らかですが、
一貫しているのが、親子だったり恋人同士だったりの愛に溢れた普遍性を描いていること。
花田家の面々を観ていても、家族の温かみを感じない人は居ないでしょう。

☆声優☆

主人公一路を演じた、くまいもとこの好演が何と言っても見事ですね。
これほどこの役に嵌るキャスティングはなかなか見つからないでしょう。
また、一路以外にも花田家の面々の演技も素晴らしい。
母寿枝役はどっかで聴いたこと有るなぁと調べてみると、ドラゴンボールでクリリン、
今はワンピースのルフィを演じているんですねぇ~感慨深い。

徳次郎役の野沢那智さん、数々の名優の吹き替えをされてた方ですが、
アニメで思い出すのはあのスペース・コブラ。
もうずいぶん前に亡くなられてたんですね。。

その他各エピソードのゲスト声優も今となってはベテラン揃いの実力派ばかり。

☆キャラ☆

主人公一路の最初の印象が悪すぎてかなりイラッと来ましたが、
観ているうちに慣れ、家族や友達、幽霊との関わりを通じて、
回を追うごとにちょっとづつ成長していく様が見て取れたのが良かったですね。

花田家の面々は個性豊かで演技の良さも相まってかなり笑わせてもらいましたね。
いつも一路を叱っている母寿枝の一路を思う気持ちに涙。
一路にアプローチしてくる霊たちも、バラエティに富んでいて飽きさせませんでした。

☆作画☆

クレジットを見てみると回によってはかなり少数精鋭で制作されたことが判りますが、
キャラデザインが今風の絵柄じゃなく、アクション的にもそこまで派手な場面も多くないので出来たんでしょうね。
ただ表情の描き方なんかはしっかりしていて、手抜き感は感じられません。

高く評価したいのは何より背景&美術の方。
これがとても淡くノスタルジックで素晴らしい出来。
2002、3年の作品ですが、デジタル環境が整った現在のものと比べてもかなり質が高い。
もしこれから観てみよう、という人が居たら背景、美術に注目して観ると良いと思いますよ。

☆音楽☆

OP,EDがバックストリート・ボーイズの楽曲が用いられているのが意外ではありますが、
曲自体は作品に合ったもので違和感はありません。
まぁこれだけ素晴らしい作品なので、やはりこの作品のために歌詞から作って欲しいなぁとは思いますが、
作中BGMの方は絶品。
アコースティックな楽器、生音に拘った温かみや懐かしさを感じるもので、
曲数はそこまで多くないながらも素晴らしい出来、しっとりと染みますねぇ。


内容に難しさはないものの、
昭和のノスタルジーを感じるという意味では、
ある程度大人の方がより感慨深いのではないかと思います。
作画、声優、音楽、クオリティはマッドハウスの本領が発揮された素晴らしいもので、
今時のアニメファン以外の一般層にもオススメして間違いない、名作なのは言うまでもありません。

投稿 : 2017/09/18
閲覧 : 660
サンキュー:

13

waku さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

泣けてすごく家族がほしくなる

とてもためになるアニメ
家族がほしくなって
恋もしたくなって
家族のために働きたくなる

やっぱ人間死後のやりのこし系は泣けますね
自分ができなかったことしたかったこと
恋人のこと家族のこと
とても心温まる作品

オール5評価確定です!

投稿 : 2017/02/22
閲覧 : 751
サンキュー:

4

511 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感動するに決まっとるやろがぁぁぁ!!

1話完結のアニメを探しててこの作品に出会えました!
実際には2,3話完結ですが毎回心温まる話ばかりでした!
夏目とか好きな人は多分好きになれる思います。
個人的には後半のグローブの話と倫子の話が凄く好きです!!というか涙なしには見られないw op,ed共に良かったです!

投稿 : 2016/11/13
閲覧 : 478
サンキュー:

3

クリスク さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

子供の純粋さ

一番のイメージとしてはテーマソングがバックストリートボーイズということ。

話自体は全体的に心温まるストーリーが多い。

子供ならではの思考や行動がよく描かれていると思う。

重過ぎることもなく、中身が無いわけでもない。
気軽に観れる作品のひとつといえるだろう。

投稿 : 2016/09/15
閲覧 : 278
サンキュー:

1

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

小さな頃の、夏の思い出

この作品は幼少期の夏休み中にレンタルし、観た。
幽霊を題材とした作品と聞くと、出てくる幽霊はおどろおどろしいのでは?と思ったりもするのだが、この作品に出てくる幽霊はとても温かだったと記憶に残っている。
印象深いのが、息子へのプレゼントにグローブを買ったが死んでしまった父と、その息子とのキャッチボールのシーンである。
最初は野球ボールだったのだが、息子のグローブにボールが入る瞬間、それは雪玉に変わり、父の幽霊も消える。
その時の息子と父の会話や演出も相まり、私はそのシーンを思い出す度に泣いてしまう。
温かで、切なく、時に笑えて、とても良い作品だと思う。

投稿 : 2016/08/20
閲覧 : 308

虹の旅人 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

主題歌を好きにさせるアニメ

オープニングアニメの曲との一体感は素晴らしすぎて、BSBも好きになったくらい。
ストーリーも感動する話が多く、一色まことのファンにさせるくらい。

投稿 : 2016/04/16
閲覧 : 321
サンキュー:

1

ペチ14 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

Q質問 A解答 T突っ込み(いい意味で特徴的でとても感動する

Q、このアニメを見て気になったことはありますか?

A、素晴らしい作品だと思う
特に最後のは涙腺崩壊だね(気になる人は本編だ!)
曲もすごくいい曲で久しぶりにいい作品に出会えたね
一路はある出来事により幽霊が見えるようになり
幽霊に振り回される毎日を送るが
そういう日々を送るごとに一路は大人になっていく
これは絶対に見た方がいい作品

T、これを機にいろんな人にこの作品が知れ渡ればいいな

投稿 : 2016/03/08
閲覧 : 309
サンキュー:

2

ネタバレ

あたまいたい さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

楽しかった♪( ´▽`)

面白かったです。
設定はありがちな、事故にあって霊が見えるようになる少年と頼み事をしに来る霊たちの話です。
でも、霊たちが個性的で一路とのやりとりに笑いました。
真っ裸の浮気ジジイ、おっぱいに未練で成仏できない学生、詐欺師だけど死後に覚醒したマンダム、など。
シリアスな話もあって泣きました。
全25話でしたが、もっと見たかったです。

投稿 : 2016/01/09
閲覧 : 270
サンキュー:

0

ネタバレ

ニャンキチ君 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

愛なんだなぁ.(,,・ω・,,)ノ

 感動作のアニメというのに 絵柄からしてずーっと観る気が起こらなかったのですが、最近それでもと思い観てみました。

 あらすじは あにこれに載っているとおりです。主人公の一路がなんとも手におえない悪ガキで 一路のお母さんに思わず同情してしまいました。

 このアニメは心情を丁寧にえがいているため 1話観て2話観てと次々観ている内に笑って泣いて…。亡くなった方の想い 残された人の想いが胸にしみてきます。

 名前の「 一路」は一筋の道、一筋の道をまっすぐに、ひたすらの意。その名の通り 時にはさんざんな目にあいながらも幽霊の未練を果たすため奮闘し 人として少しづつ成長していろんなかたちの愛を知っていきます。

 
 
 原作は1995年度 第19回講談社漫画賞受賞作品。アニメは東京国際アニメフェア2003 テレビ部門最優秀作品賞及び第8回アジア・テレビジョン・アワード長編アニメーション部門最優秀賞受賞作品だそうです。

投稿 : 2015/12/17
閲覧 : 412
サンキュー:

10

ネタバレ

ビアンキ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

知る人ぞ知る感動の名作アニメ

10月25日、ちょっと手を加えた。


1年前、カートゥーンネットワークで全話視聴

今から2年ぐらい前にNHKで見た「スノーマン」以来、
とんでもない名作を見たと感じた。


1970年前後、日本。
主人公:花田一路はいたずら大好きな小学3年生のわんぱく小僧。

ある日もいたずらをし母親から叱られ、
母親を挑発し、追いかけてくる母親から自転車で逃げた。
その先でトラックにはねられて、頭に9針縫う大怪我をしてしまう。

頭がハゲになって、縫い目が出来た事以外は何も変わらないはずだった。

しかし その怪我をした日から一路は、幽霊を見て、幽霊と喋ることができるという、
お化け大嫌いの一路にとって非常にありがたくない能力を得てしまった。

そして一路は、自分の元に来る幽霊たちの依頼を(嫌々ながら)受けて、
その結果少しずつ人間的に成長していく。
品のなさと感動を持った一作


基本的に1話から数話で1つのシナリオが完結する。

話の流れとしては
一路が幽霊と出会い、
幽霊からの依頼を嫌々ながら受け、
一路が幽霊に従って行動し、
成仏出来ない理由の核心に一路が触れると、幽霊の回想が入る。
回想が終わると物語はクライマックス、一路は感動的な「奇跡」を見て、幽霊は成仏する。
で、主人公は家に帰って「帰りが遅い!」と母に叱られて終わり。

例外もあるが、大体こんな流れである。

一見ワンパターンな流れに見えるが、
さまざまな要因が、この物語をワンパターンにしていない。
非常に面白い。


ワンパターンにならない大きな理由はいくつかある


・ギャグ、品のなさ、下品さ

言葉としてもモノとしても結構良く出てくる「ちんちん 」「うんち」「おっぱい」
そして主人公の言葉の間違い、そしてその間違いがほかのキャラクターに伝わった時の掛け合いの面白さ。
ギャグでない時のセリフ回しも面白い。

こういった間の抜けたギャグが作品全体の緩急を作り、
クライマックスの際の感動を作品全体の影で支えている。



・依頼者となる幽霊のキャラ
どのキャラも見た目、性格共に特徴的で記憶に残りやすい。

第2話の若くして亡くなり、幽霊になった
ゆきおばけ

第5話:全裸で登場、浮気ぐせおじさん
ちんちんじじい

第15~17話:初登場時は生きていて、途中で死んでしまい依頼者となるそろばん塾の厳しい先生
ゴンパチ

第22~25話に登場する最後の依頼者
りんこ

…など
紹介していない依頼者も含め、
どの依頼者も一癖あって、それぞれ何かに対して一途で
とても魅力的である。

この依頼者たちの性格やバリエーションは、作品全体の大きな魅力であり
本作がワンパターンにならない大きな理由でもあると思う。



・音楽
1エピソードごとの、奇跡のようなクライマックスは
絵的な見せ方自体も非常に美しいが、
そういった部分で流れる音楽も非常に美しい音色で、
もうすでに感動的なシーンをより感動的に演出する。
これは流れる、涙が。

クライマックスではないシーンの音楽も耳に残る曲
で良い、ドタバタしていて、明るくて。

オープニング、エンディング曲は洋楽。
1970年代の日本を舞台にした作品、ということでミスマッチ・合ってないとする声もあるが、
少なくとも曲調は合ってると思う。
私個人は好きだ。

歌詞に関しては、私英語苦手なんで分からない。
合った歌詞なんだろうか?



・上述の物語の流れの説明でも触れたが
本作、クライマックスに至るまでに長い回想が入る。
これがシナリオ的に非常に面白い上、
クライマックスまでの「溜め」に、うまいこと作用している。
ワンパターンにならない理由としても、
作品そのものの魅力としても、
この回想の面白さは大きいだろう。



・幽霊ということは、つまり人間の死が絡む。
本作は、そんな暗くなりそうな部分を抱えていながら暗くなっていない。

大きな要因は主人公だ。
明るく下品で馬鹿で純粋なわんぱく小僧、
主人公:花田一路のキャラクターが本作を暗くしない、させない。

今まで私が書いてきた感じだと、
依頼者の幽霊の方が目立っているように思えるかもしれない。
しかし本作は「花田少年史」なのである。

このキャラクターがいなかったら本作は
「明るく下品な感動物語」
にはなっていなかっただろう。

主人公はあくまで花田一路。
当然といえば当然だ、本作は「花田少年史」なのだから。



・本作の作画は2002年制作、放送のものとしては非常にクオリティが高い。
よく動き、崩れない。

色はデジタル初期の作品のため、ややどぎついがまぁ仕方ない、
こういうのも味だ、味。


キャラクターデザインに癖がある、というだけで見ないのはもったいない「名作」だと評価する。

纏まりのない下手くそな文章、お読みいただきありがとうございます。


2015年5月23日、初投稿。

投稿 : 2015/10/25
閲覧 : 529
サンキュー:

10

ネタバレ

xx-ryu さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

現代の都会にはもうない心の奥底に響くノスタルジー

 高度経済成長期の片田舎の少年、花田一路は地元で有名な悪たれだが悪戯をして逃げる途中に車にはねられて頭を9針縫う怪我をする。それがきっかけで幽霊が見えるようになるが、それを当てにした幽霊たちが生前に思い残した事を果たそうと一路に頼み込む。お化けの類が苦手な一路はいやいやながら頼みごとを引き受けるようになっていく。
 ノスタルジックな日本の古きよき時代。貧しいながらも人と人の繋がりはとても強い。話が分かるんだか分からないんだか…な父親の大路郎に肝っ玉かあちゃんの寿枝、孫の機嫌をとってばかりの祖父徳路郎、思春期真っ盛り、弟との仲は悪い姉の徳子、一路が近所のばあさんに託された子犬の二路。個性豊かな家族に家族ぐるみのつきあいの村上家(市川家)、仲人をしたがるタバコのババア、犬のチロを飼っている吉川のばあちゃん。
 出てくる幽霊たちは皆残した人への思いを一路に託していき、一路はその頼み事をこなしながら多くの人と出会い別れて少しづつ成長していく。
面白おかしく進むストーリー、でも最終話は決して涙なしには見られない。
 豊かになるのと引き換えに荒んだ現代人の心にしっとりと染み渡る、そんなストーリー。
 声優陣も豪華、一路を演じるくまいもとこや母ちゃんの田中真弓、山口かっぺい、高山みなみ。自分も小さいころから(あ、平成生まれです)聞きなれた声が子供のころの記憶を思い出させてより一層引き立てる(学級王ではないしバーローとは言いませんし腕も伸びませんが)。
てか1話見てください、気がついたら全話見終わってますよ、きっと。

(追記)以下過度なネタバレになるかも?まだ見てない人は注意

最終話に出てくるカタクリの花、花言葉は「初恋」そして「寂しさに耐える」。これを知って再び涙が出てきました。このはなしの最後を見事にまとめた花では無いでしょうか 。寂しさに耐えた倫子に幸多からんことを。

投稿 : 2015/10/24
閲覧 : 341
サンキュー:

3

ネタバレ

uppo さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

死んだ者の想いと残された者の想いを描く物語

タイトルが「花田少年史」っていうだけあって一応主人公の成長物語なんだが、その辺は取っ払って見た方が感情移入しやすいかもしれませんね。
2話で一路が「恋って何?」と投げ掛けた答えを最終話で理解する事になります。
その辺の構成は良く出来ているとは思うのですが、一路が成長した姿をアニメで見たかったですね。
見た感じ子供向けアニメっぽいですが、子供では理解しにくそうな感情だったり思いがあるので大人向けアニメなんだと思います。
知名度低めみたいなので、もっと色んな人にみてもらいたい作品です。
気になった回の感想をちょっと書きます。

2話 ユキお化けの願い
「清司は一晩で一生分の恋をくれたんだって」
ユキは清司に想いを伝えられないまま亡くなります。
状況がちょい似てました、アニメでは無く原作の方の「グリーングリーン」の早苗ちゃんに。分からない方はすみません。
中々想いを伝えられず亡くなるパターンって無いと思うんですが、そのもどかしさ故に込み上げるものがあります。
死んでもなお伝えたい想いがある・・・。

4話 ひまわりの咲く家
ひまわりと新の母親がすごい対照的に感じました。
愛の本質とは「執着」と言っている人がいましたが、何だか納得してしましました。

17話 おばけ桜の下で
ひまわり→サクラ
ゴンパチが逃げ出した気持ちはすごい分かります。
こういう結果になってもこの行為は間違ってなかったと思います。

25話 かたくりの花
ひまわり→サクラ→かたくり
かたくりの花言葉は「初恋」
この回にぴったりの花だったと思います。
恋なんかとは無縁な人生を送り若くして死んだ倫子と一路の初恋物語でした。
この手の話は何度見ても心が抉られるような思いになります。

投稿 : 2015/08/26
閲覧 : 741
サンキュー:

9

ネタバレ

あじかん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

幽霊はワガママ

イメージとしては浦安鉄筋家族×幽霊×感動みたいな作品。
笑って泣けてほのぼのとした話が多いです。

90年代の田舎が舞台になっているのですが、意外と時代背景がしっかり作り込まれていて飽きることなく観れました。
キャラも立っていて、ユーモアがあってみんな個性的。

下品で幼稚、暴力的な場面もあるので好みが分かれる作品かもしれない。
しかし人との繋がりであったり、友情、愛情などが自然にストーリーの中に詰め込まれていて、人間味のあるいい作品だと思う。

{netabare}個人的に最後のエピソードお気に入りです。それまでのほのぼのとした話とは一転して、2chオカルトスレ並みの鳥肌の立つような展開にゾクゾクしました。題材は花田少年史らしくない内容に思ったけど、それだけ印象が強かったです。

最後に。カタクリの花言葉は「初恋」「嫉妬」「寂しさに耐える」。{/netabare}

投稿 : 2015/08/11
閲覧 : 369
サンキュー:

2

mania2015 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

笑いあり!涙あり!

清々しい作品です。笑えるし、泣けるし、考えさせられる作品です。声優陣も最高です!豪華です。何度でも楽しめると思います。一度は観て欲しい作品の一つです!オススメ出来ます!

投稿 : 2015/05/10
閲覧 : 395
サンキュー:

1

ネタバレ

アルジャーノン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

涙で映像が見えない

主人公はクレヨンしんちゃんを田舎のクソガキにしたような少年です(笑)

舞台は昭和中期?(テレビが普及し始めるころ)
主人公の花田少年が、車にはねられて死にかけて以降、幽霊が見れるようになりますが、本人は大の怖がりなので初めはとても迷惑がります。
1話~3話くらいで1つの幽霊との出会いを描かれています。
冒頭に書いたように、主人公はクソガキなのですが(笑)、幽霊との出会いで少しずつ大人に成長していきます。その過程でいろんなことを経験していくのですが、後半は特に涙無しでは見れません。見たらきっとわかると思います。

何話か忘れましたがコナンの声の人が幽霊役で出ている回は特に涙で目が腫れました(笑)

絵が古臭いので敬遠していた人も見てほしい作品です。

投稿 : 2015/02/22
閲覧 : 311
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1

サブアカウント01 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

う~む。良作だとは思うのですが

内容は万人向けで昔ながらのアニメといった感じで
目が潤いそうになる回もあり良作だと思います。
特に15~18話のゴンパチ回はオススメです。


しかし作風が合いませんでした。
物語全体の古さ、少し下品さがある序盤、古いキャラデザ、
最近の作風に慣れてしまっている自分には、あまり見ていて楽しめませんでした


ちびまる子ちゃんやサザエさんと同じゾーンのアニメなので
アニメを普段見ない人、最近の作品が合わない人、家族で見たい人にはオススメできそうです。

間違ってもアニメに続きが気になる派手なシナリオ、萌えや新しいモノ
を求める方は視聴しない方が良いです。

投稿 : 2014/11/08
閲覧 : 386
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ネタバレ

みかこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

命について学ぶ。

死んじまえ!って言った次の日にその人が死んで仲直りできない。
これが一番明日から使えることかもしれないけど、

もし、そうなったら、どれだけ自分が苦しむか。
そう思って、どんなに腹が立っても死ねは言っちゃいけない。
そういうふうに考えるようになりました。

物語はオリジナリティがよくでていて、自分では考えつかないものばかりで見ていて楽しかったです。
でもちょっと長いかなw楽しかったけどw

自分が助けた幽霊たちが「いちろのピンチにきっと助けにくる」って言ってたから、最終話で命の危機に面したいちろを助けに来るんだろうと思ってたけど、出番はなし・・・ここが一番残念でした。

あとは鼻水とか、うんちとか、ちんことか、死ねとかw
子供らしさあふれる表現がさすがだなと思いましたw

声優さんに対してですが、どの方も大物ばかりでw
豪華!ほんとに豪華wwww
だけど使いまわししすぎじゃありませんか?

モブはモブでも、この人もこの人も・・・ってなってて。
ちょっと雑に思いました。
変な一般人を使うより、それはいいと思いますけど、作品的に使いまわしし過ぎは評価低くなっちゃいます。

キャラに対してですが、昭和臭がするというか。
近年のキラキラ、色気。みたいなものは感じられません。
それは原作の先生のもつ味。
この味がとてもすきでした。

よく腐女子が集まっちゃうような、イケメンばっかりな感じでなく、ほんとになんて言ったらいいか。。。リアル?も違う気がしますが。
同じ顔の人がいないというか。
でもかっこいい人、美人は見ただけでわかる。
本当にいい味だと思います。

作画に対しては、全然雑さを感じませんでした。
使いまわしは時々ありましたが、作画、動きがとてもいいのでこれは申し分ないです。

音楽は見て聞いてしてると涙が出てくるんだけど、単体としてはそんなに・・・って感じでした。

個人的な感想でしたがw

命を題材にしてるだけに涙が出ることがよくあるアニメでした。
原作も読んでみたいなぁと思います。

投稿 : 2014/07/17
閲覧 : 363
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5

1061000you さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

美しくない

事故が原因でお化けが見えるようになった主人公が、
嫌々ながら、お化けの頼みごとを聞いていく。
その経験の中で、いろんなことを感じ、学んでいく主人公。

物語自体悪くはないのですが、
なにせ、登場人物が可愛くない。
恐らく、昭和前半が舞台になっていて、
ある意味、忠実に描写されているのかもしれないのですが…
美しくない。

それが、気にならなければ楽しめるのでないかと。

投稿 : 2014/06/07
閲覧 : 357
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ネタバレ

えびぃ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

名作

幽霊を成仏させるお話。
メロンの話はヤヴァイ・・・
殆どの話が泣ける。

投稿 : 2014/05/02
閲覧 : 385
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0

なんともかんとも さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

一度は見てみるべき

自分のお父さんが子供だったぐらいのころのお話だと思います。
ビジュアルで見てない人が多いかと思います。
記憶に残る良作アニメなどのスレではなかなか出てこないアニメですが、本当によいアニメです。
何度も泣きました。雰囲気もとても良いです。
作画も安定しているし、見せ方も美しいです。
心に来るストーリーです。

投稿 : 2014/02/04
閲覧 : 347
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3

さぁ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

普通。。

なかなか良かってんけど。。

そりゃー死を扱ってたら心に響くわなあ
と思ったけど、死に関係なく感動させてくれる事も

でも毎回同じようなパターンやからちょっと飽きが。。

あとずっとなかなか良いと思って観てたけど、最後の話と終わり方があんまりやったから、4近い評価やったけどそれで3に

投稿 : 2013/10/03
閲覧 : 334
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ななりす さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

少し下品だけど、沢山の笑いと感動の名作!なので

全25話
ジャンル:幽霊コメディ 感動

この作品は沢山笑えたし、沢山の感動の涙の連続でした。今まで200作品程アニメを観たけど、回数でいうと一番泣けた作品です。私思ったんですけど、この作品はサムネで損をしていると思います。私もその一人でしたが、その為に敬遠する人多いと思う。

1970年代、昭和の長閑な田舎が設定の舞台、世界観が凄く良いですね。都会に住んでると味わえないです。昔ってこんな感じなのかぁとちょっとビックリ!?。その田舎を舞台とし絵に描いたような悪ガキの主人公の一路(いちろ)。この一路のイタズラ等の悪ガキぶりや下品なギャグ、行動に笑える。ドタバタコメディなんですけど、この下品で笑えるようなギャグ、行動は、クレヨンしんちゃんみたいでお馬鹿です。特に前半は食事中には観ない方が良いかも(苦笑)。この下品ささえ大丈夫でしたら、沢山の感動を味わえると思います。でも、この下品な描写がなかったら、もっと良かったかも。

登場キャラは立っていて田舎という設定もあり、口は悪いですけど暖かみのあるキャラが多く、とても魅力的。このキャラ達の人情を感じ、日本ならではの文化を感じることが出来ました。萌えとかは一切ないんですけど、観た目は愉快なキャラが多く微笑ましいです。そのキャラ達を演じる声優さん達はベテランの豪華声優陣。

雰囲気は夏目友人帳にそっくりに思いました。雰囲気だけでなく、話の内容も結構似てると思います。夏目友人帳は妖怪が主人公にお願いをするのですが、こちらは妖怪ではなく幽霊が主人公にお願いをします。夏目も苦労してましたが、一路も四苦八苦しながら苦労するのは似ている設定だと思います。

「死」をテーマにしていて普通は重いんですけど、一路の言動、行動にギャグなどのコメディを交えていて、あまりそうは感じなかったです。これもこの作品の特徴だと思う。ギャグで沢山笑えてシリアスも多々あり、バランスが凄く良いと思います。また、テンポが良いので飽きなくて面白かったです。悲しい話もあるけど、基本的に心温まる感動の話ばかりで凄く良かったです。最後に犬の二路ちゃん可愛い!感動作を観たい人にお勧めの作品です!

投稿 : 2013/09/21
閲覧 : 527
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12

メルヘン◆エッヘン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人生の味をゆっくりかみしめたくなる時、この作品をおすすめします。

人生の味をゆっくりかみしめたくなる時、この作品をおすすめします。

■おばけと少年のこころあたたまる話

「一色まこと」は天才である。私はずっと言い続けてきた。これは原作の評価である。このアニメもよくできていた。

おそらく、1960年代後半あたりの田舎が舞台だろうか。そこで事故をきっかけにおばけと対話できるようになった少年が主人公だ。そこからこの物語はまわり始める。

泣かされるし、笑わされる、どちらでも涙が出てしまう。

再度、人生の味をゆっくりかみしめたくなる時、この作品をおすすめします。

※ピアノの森がアニメとしては失敗だったからといって、この作品をみない理由にはならない。ぜひ、気にとめておいてください。派手ではないです。

投稿 : 2013/07/01
閲覧 : 655
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23

Mr.D さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

泣き笑い

とても面白かったです!
笑えるアニメだとは予想していましたが、こんなに泣かされるとは思いませんでした。何回泣いたかわかりません。
主に人の死に直面することが多いのですが、子ども目線から死をとらえているからか、泣いた後にほっこりできるようなアニメです。

見終わって、登場する子ども達のような純粋な気持を忘れていたなぁと感じさせられました。

投稿 : 2013/06/18
閲覧 : 370
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0

瑞樹 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

稀に観る高品質アニメ

タイトルは少し言いすぎかもしれませんが、最近ではこのような幅広い(広すぎる)人物像が登場するアニメは存在しないため、非常に良く出来た作品だと思いました。展開も決して一方的になりすぎず、納得のいく進み方で話は進み、和やかに終わっていきます。

調べてみたら、原作者は女性なのですね。女の人が面白いものを描くと、異常にレベルの高い作品ができる傾向にある気がします。

結構前のアニメなので、今では大御所? の声優さんが多数登場します。

投稿 : 2013/04/13
閲覧 : 396
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4

ごんごん さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

見て損はしません!

 初め見た時に、作画の古臭さと第1話のつまらなさで切ってしばらく見てませんでした。その後、こんなに泣かされるとは・・・。

 1話~4話くらいのショートストーリーで、分かりやすい内容ながら非常に心震える内容に感動です。作品内の音楽の使い方も秀逸です。第1話を見たときにOPとED曲とアニメの作画、内容にギャップを感じましたが(笑)話が進むにつれて、歌詞の内容と相まってぴったりの曲になりました。

 もっともっと皆さんに見てもらいたい作品です。

投稿 : 2013/03/22
閲覧 : 316
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花田少年史のストーリー・あらすじ

近所でも有名な腕白小僧、花田一路は悪戯を叱る母親から逃げようと道路に飛び出し、車にはねられてしまう。頭を9針縫いながらも、奇跡的に助かった一路であったが、これ以降なぜか幽霊が見え会話出来るようになってしまう。そして様々なオバケ達が生前の未練や願いを果たすためにと、自分たちと会話可能な一路の元にやって来て無理難題を押し付けられる事となった。(TVアニメ動画『花田少年史』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2002年秋アニメ
制作会社
マッドハウス
主題歌
≪OP≫BACKSTREET BOYS『The One』≪ED≫BACKSTREET BOYS『Drowning』

声優・キャラクター

くまいもとこ、桑島法子、矢尾一樹、田中真弓、野沢那智、竹内順子、久川綾、伊倉一恵、永井一郎、ゆきのさつき、井上倫宏、真殿光昭、松本梨香、山口勝平、小林沙苗、堀勝之祐、大原さやか、金月真美、高山みなみ、田中秀幸、かないみか、たてかべ和也

スタッフ

原作:一色まこと(講談社 アッパーズKCDX)、 監督:小島正幸、企画:大澤雅彦/大島満、プロデューサー:山下洋/田村学/丸山正雄、キャラクターデザイン:兼森義則、プロップデザイン:清水洋、美術:池田祐二、アニメーションプロデューサー:吉本聡、音楽:平野義久

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