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「蛍火の杜へ(アニメ映画)」

総合得点
80.6
感想・評価
1070
棚に入れた
5192
ランキング
440
★★★★☆ 4.0 (1070)
物語
4.2
作画
4.1
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
4.0

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蛍火の杜への感想・評価はどうでしたか?

ひいろ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

静かに心に残る作品

原作も大好きですが、アニメもとても良かった。
数ある中でもとても好きな作品。

切ないお話です。切なく、儚い。
見終わった後は、主人公たちの想いが静かに心に降り積もり、人に優しくなれる気がします。

自分の中でこれからもずっと大切にしていきたい作品。

投稿 : 2013/08/10
閲覧 : 194
サンキュー:

5

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

わすれないで

人間は必ず死にますね。

わたしは、絶対に死なないよと言い切れる人は

手を上げてください。はい、無理ですね。

死ぬのが怖いとか、死ぬのが不安だとか

ああだこうだと悩んだところで最期は絶対に死ぬんですね。

これは、生まれた時から決して避けることのできない単なる事実です。


では、例えば死後の世界(天国や地獄やあの世)はあるのか?それとも無いのか?

僕は、今までダラダラと生きてきましたけど、

まだ一度も死んだことがないですから、そんなこと聞かれても困りますね。

考えたところで全く分かりませんし、正直どうでもいいことです。


では仮に死後の世界(あの世)というものがあったとしましょうか。

あなたなら、その死後の世界に何を持っていきますか?

大切な家族や恋人ですか?

苦労して蓄えた財産ですか?

お気に入りの服や車や高級マンションですか?

たとえどのようなモノに思い入れや未練があったとしても

何一つとしてあの世に持っていくことなどできませんよね。

だって自分以外の全部はそのまま元いた世界に残るでしょ?

人間は死ぬとき、たった一人きりで何ひとつとして持たずに死んでいきます。

困りましたね、これではあまりにも寂しいですね。

もしも、もしも仮にでもあの世というものがあるならば、

大切なものを何か一つだけでも持っていきたいものです。


そして僕は、歴代最高といっても過言ではないこの[蛍火の杜へ]と出逢いました。

この作品のあの場面を号泣しながら何回もくりかえして鑑賞してたとき、

僕はたった一つだけ大切なものを持っていけることに気がつきましたょ。

それは、あらゆる世の中の財宝や名誉など足元にも及ばない・・・

人生さいごの瞬間に一番ふさわしい願い・・・そして想い・・・


これだけは、閻魔さんとか何かスゴそうな神様が文句を言ってきたとしても、

僕は断じて、否定される気はまったくないです。

※この作品に対して僕のようなケガレた人間の
文章を書くことが非常に罪悪感でした。

お疲れ様です。m(__)m

投稿 : 2013/08/09
閲覧 : 339

ぱぱまにあ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

すごくイイ作品です

あらすじや内容を知らずに観た感想です。

観た後にあらすじを読みましたが、夏目友人帳の原点となった究極のラブストーリー、と書いてありましたので、夏目友人帳が好きな方なら間違いなく楽しめる作品です。

個人的に好きな、切ない系の物語でもあったので◎。

まだ観てない人は是非ご覧ください♪

投稿 : 2013/08/08
閲覧 : 188
サンキュー:

4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

儚いということは一瞬のことなんだよね

すごくよかった
なによりよかったのはギンのキャラクター性というか

無駄にかっこいいセリフばかり

{netabare}
ギンは人間ではないため体がもろいので、人間に触れられると消えてしまうって設定なんだけど
大好きな蛍に対して
「飛びつけばいい、本望だ・・・・」きみのためなら嬉しいってことだよね
「デートデスネー」適当にごまかしたり、そうに決まってるといわれるよりも嬉しいな

「蛍、もう俺、夏を待てないよ・・・・人ごみを掻き分けてでも、蛍に会いに行きたくなるよ」消えそうになっても会いに行きたいって
「来い、蛍!やっとお前に触れられる・・・・」これで君を思いっきり抱きしめることができる

{/netabare}はよかった。言われたいセリフ
あと切なくて儚すぎて
涙が出る前に一瞬って思った

長い時間生きてきても死ぬのは一瞬それが儚いということなんだ

投稿 : 2013/08/07
閲覧 : 248
ネタバレ

ほち さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

きゅ、救済措置を!

ほんと夏目友人長のような作風で、とてもよかったです。
さすが同じ方が原作かかれているだけのことあります^^
ギンの声優さんが夏目意識してのことか、たかし君にしか聞こえなかった(笑
最後にふれ合えてほんとよかった。
でも個人的には救済措置がほしかった(><;
ふれても実は消えないとか、生まれ変われるとか。
とても切ない物語でした。

投稿 : 2013/07/20
閲覧 : 267
サンキュー:

14

repra さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

老若男女にオススメできる短編もの

夏目友人帳好きなので
同じ雰囲気のこの作品も大好きです。

夏目つながりで原作を見ていたのだけど
ようやくアニメのほうも見れました。

しっかり?作られていて文句無しです


老若男女にオススメとか書いちゃったけど
面白いと思ってもらえるかは別の話

ゆっくりしたテンポだし
つまらないと思う人もいると思います

うまく表現できないけど
現代風の童話とか
にっぽん昔話ならぬ、にっぽん現代話みたいな感じ?

投稿 : 2013/07/20
閲覧 : 193
サンキュー:

3

魔女旅に出る さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ただただ手を繋ぎたい・・・それだけのことなのに。

すべては森で迷子になった一人の少女がお面を被った青年と出会うことから始まります。約45分の短い映画ですが内容はとっても濃いお話です。

投稿 : 2013/07/18
閲覧 : 327
サンキュー:

36

ネタバレ

真祖 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ゆっくり流れる時間の中で

蛍がギンに出会った頃はまだ子供で彼に抱く感情は

おもしろい友達

でも蛍が中学、高校と成長してくにつれて純粋な恋心に変わ

っていく 

二人が同時に育て上げてくその思いの心理描写がとても丁寧

で気持ちよく浸ってしまった

おそらく同い年位の時、お互い結ばれないと分かっていたの

に触れ合うことが出来立たこの二人の物語はhappy end

投稿 : 2013/07/16
閲覧 : 207
サンキュー:

9

神撃のニャンコ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作の短編漫画と変わりないです

凄く良いお話だと思います
緑川さんの作品は、これが初めて手に取る漫画ですが

とても良い作品で 過去に観た夏目友人帳は
アニメよりも原作の漫画で読むべきだったのでは?

アニメの評価=その作品の評価っと早合点してただけでは?
っと 思ったくらいです

この蛍火の社へは 面白かったので
アニメでも観たいなっと思いました

近い内にツタヤに借りに行こうと思います

やっと借りる事ができたので早速 観ました
映画だったみたいですが40分程の短いアニメでした

元は漫画の短編なのでこの位が丁度良いでしょうか?
物語の内容は漫画と全く同じでした 素敵な物語を

そのまま普通のアニメに仕立てた感じです
つまり作画も音楽も凡 私としては

この素敵な物語を声優 作画 音楽等で
引き立てて欲しかったので そこが残念です

ま~面白さが目減りした感は無かった分 幸いでしょうか?
とりあえず物語は好きです

投稿 : 2013/07/12
閲覧 : 269
サンキュー:

7

ネタバレ

エミ(エミタク) さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

もし…

あにこれ離れどころかアニメ自体から遠ざかっていた数ヵ月間。
TSUTAYAに行ってもアニメコーナーに入る事すらなかった私が久しぶりにアニメに触れるキッカケになったのがこの作品だった。

っと言っても観たくて借りたワケではなく
どこぞの誰かが元のケースに戻さず
適当に洋画のケースに入たようで
それに気付かず借りてしまったワケだw

《金出したからには観ないと勿体ない》
って事で軽い気持ちで観始めた…のだが、
すぐにのめり込み真剣にみいってしまっていた。


たまたま出会った2人。
いや 出逢うべくして出逢ったのだろう。

それにしても神様も罪な事をしなさるなぁ…

もしギンが森に捨てられなければ…
もし山神さまが妖術をかけなければ…
もし………

言い出したらキリがない

切ない…切ないよ(>ω<、)


観終わって数時間経った今でも2人の台詞が頭に残っている。
{netabare}ギンに…逢いたいです。
ギンに…触れたいです。

ねえギン、何があっても絶対私にさわらないでね

蛍…忘れてしまっていいんだよ

飛び付けば良い 本望だ

蛍オレもう夏が待てないよ
離れていると人込みをかき分けてでも蛍に会いに行きたくなるよ

デートみたいですねぇ~
デートなんですね~ {/netabare}

普段人と会話していても右から左な私がこれだけ書けるのはスゴイ事ですよw

2人がこの台詞をどんな気持ちで言い
どんな思いを込めているのか…


沢山言いたいことがあり沢山伝えたいが、
私にその文才がない事が悔やまれる。


まだ観てない方は是非観てほしい。
一度ではなく何度も
私はこの作品購入決定です!!


最後に…
違うケースに入れた奴 グッジョブ(◆'з`b)b

投稿 : 2013/07/11
閲覧 : 318
サンキュー:

13

ネタバレ

cross さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

儚い恋の始まりから終わりを短い時間の中で纏め上げた感動作品【総合評価:77点】

2011年9月に放映された作品。

夏目友人帳の原作、緑川ゆきの短編をこれまた夏目友人帳のスタッフが作り上げた作品です。
夏目友人帳のスタッフが手掛けていますんで、雰囲気、絵、音楽、更には人間と妖怪の心の触れ合い、どれをとっても夏目友人帳を彷彿とさせます。

人に触れられると消えてしまうという妖怪のギン
祖父の家に遊びに来て、森の中でギンと出会った少女蛍。
とある夏の日に森に迷い込んだ蛍と森に住まうギン、二人の偶然の出会いから、徐々に恋へと移り変わる10年に渡る物語
祖父の家に訪れる夏の間の数日だけ会う約束をする二人。
子供から徐々に大人になるにつれ、ギンへの想いが強くなる蛍。
出会った時から、全く姿は変わらないもののギンも徐々に蛍に心を許していく。

触れさえしなければ、何時までもそこに居てくれるギン。
しかし、成長していく自分に対してギンはほとんど成長しない。
いずれ自分がギンの歳を追い越してしまうのか?
そんな不安を抱えながらも、はやく夏になって欲しい、ギンに早く会いに行きたい。
思春期を迎える蛍は、日々そんな風に考えるようになっていく。

蛍とギン、触れ合うことは出来ずとも心の距離を会う度に縮めていった二人の心情がとても丁寧に描かれています。
展開としては非常にシンプルで時間も50分と言う短い作品ですが、それでもラストでしっかりと感動できたのは、やはり二人の心情描写をしっかりと描けていたからでしょう。

{netabare}そして迎えるラストシーンではもう感動せずに入られませんね。
時を重ね、互いへの思いを深めていった二人が最後の最後に抱き合うシーン
消え行く中でも、今まで触れたくても触れる事が出来なかった蛍へと触れられる喜びに「やっとお前に触れらる」と顔をほころばすギン
そして、最後の最後にギンに触れ、残されてしまう蛍に、今まで蛍とギンを温かく見守って来ていた妖怪達の「ありがとう」と言う言葉にも感動でした。
何というか、本当にギンは幸せの中で消えていったんだなぁと感じさせられました。{/netabare}

予想に容易い展開ではありましたが、切なくも儚い展開には感動を抑え切れませんでした。
視聴後、非常に心温まるとても素晴らしい作品、夏目友人帳が好きな方なら、絶対に楽しめると思います。
終始、暖かく優しい展開、それでいて夏目友人帳以上に心情描写を丁寧に描いている様に思えます。
それ故にラストでの感動は、寧ろ、夏目友人帳を超える作品ではないかと思います。
是非とも一度視聴してみる事をオススメ致します。

投稿 : 2013/07/10
閲覧 : 673
サンキュー:

60

milimikan さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

切ない

とてもよかったけど。。。なんか寂しいような悲しいような。
私は泣けました!とても切なくなりました。

夏目すきな人はぜひ〜

投稿 : 2013/07/05
閲覧 : 211
サンキュー:

2

きんかん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

触れたいけど触れられない。

切なくなりました。

投稿 : 2013/07/02
閲覧 : 183
サンキュー:

1

ネタバレ

みっぱ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

切なさたっぷり

最後は泣けてしまった・・・
一夏の恋とよく言うけれど、10年超の夏の恋ですかね。
出会いがあって終わりがあるのが恋物語。
切なさたっぷりの映画です。
1時間もないので、さらっと見れますが
ものすごく余韻が残るが、なぜか晴れ晴れします。

背景もとても綺麗、音楽もバッチリあって、その場その場を盛り上げます。

「約束の夏、ギンは私を待っていてくれました・・・」

{netabare}
主人公の竹川蛍は、毎年夏の間お爺ちゃんの家で過ごす。
6歳の夏、近くにある山神の森という妖怪が住む森に迷い込み、「ギン」と出会う。

それから毎年ギンに会うのが楽しみになり、夏が待ちどうしい日々を暮らす。
年を重ねるごとにギンに気を寄せる蛍。
しかし、ギンには触れることさえできない。
ギンは人に触れると消えてしまう身体であった。

ギンは赤子のときに森に捨てられ死にかけていた。
山神様が哀れんで妖術を使い生き続けることができたが、
人間に触れると術が解けて消えてしまう身体になっていた。
「いつまでも成仏しない幽霊のようなも」のだと、
高校生になった蛍に事実をギンは打ち明ける。

いつ消えるか分からない身体
人間に触れることのできない身体
「もう忘れてしまっていいんだよ」
とギンは蛍に語る・・・

「触れると消えてしまうなんてまるで雪のようね」
と比喩する蛍。
いつの間にか一年中ギンのことを考えるようになっていた蛍も「私のことを忘れないでね」と語る・・・

そんなことを語り合った夏
ぎんは「妖怪夏祭り」蛍をさそう。
人間の祭りの真似をした祭りだ。

楽しく祭りを過ごした帰り道
「もう夏を待てないよ、人ごみを裂いてでも会いに行きたくなる」と語るギン。
そんな言葉を聞いて、ギンに抱きつきたと思うが、それをこらえる蛍。
そのとき、ギンが蛍にお面をかぶしてそっとキスをする。
ギンはそれが精一杯であった・・・。
そんな仕草を蛍は別れの時なんだなと察しながら歩いていた。

そんな二人のわきを、二人の子供が走り抜けようとした。
そのうちの一人が転びかけたとき、ギンは腕を捕まえて助けた。
すると・・・
その手から光が発し砕け散る身体
その子は祭りに迷い込んだ人間の子であった。

「こい蛍、やっとお前に触れられる」と両腕を広げて呼ぶギン。
そして、飛びついた蛍。
でも、その体は一瞬にして消えてしまい浴衣だけが残る・・・。
{netabare}

投稿 : 2013/06/29
閲覧 : 188
サンキュー:

6

ネタバレ

らしたー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

やさしい世界の、残酷な風

良いお話だと思います。

開始5分で想像がつく結末を、あえてそのまま最後まで描く、というのは、
原作があることとはいえ、なかなか気持ちのいい態度のように思えた。
同時に、このクオリティの短編をぽんぽんっと描けちゃうのが
緑川先生のすごいところなんだろうなあ、とも。

が、自分はどうしても本作の溢れんばかりの情緒性を拒絶してしまう。
受け入れ可能な情緒性レベルが閾値を超えてしまったことによる、
一種のアレルギー反応みたいなものが出てしまった。

破瓜期の娘さんが寝る前に布団の中で考えていそうな物語、と言うと
高い評価が並ぶ中でえらい恐縮なんだけれども、感想としてはまずその辺になってしまう。
6歳の時の主人公の台詞回しが、嫌な感じに大人びているのも引いてしまった。

友人帳はよくてもこれはダメだった。
やはり女の子視点なのが合わなかったのだろうか。
あるいはニャンコ先生の不在か。単純にそれが大きいのかもしれない。

もう少し長い作品であれば感想もまた変わってきたのだろうと思う。


ただ、さすがだなあと思うシーンがあって。
{netabare}
主人公に好意を寄せているらしき少年と手をつないで登校する、あの場面。
一見、いい感じの雰囲気なのに、少年の声はフェードアウトしていき…。
主人公の頭の中は、手をつなぐことができないギンへの想いだけ。
ギンにあいたい、彼にふれたい、と。
{/netabare}
あの、見ようによってはひどく残酷な描写。
ウェットでやさしい世界に吹く、一陣の乾いた風。
直前の、{netabare}ご飯が喉を通らない、{/netabare}という描写からの一連の流れには正直舌を巻いた。

あの繊細さは、男性作家では生涯到達できない地点じゃないだろうか。

投稿 : 2013/06/28
閲覧 : 292
サンキュー:

7

CountZero さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

夏が待ち遠しいね

何かさくっと観れる短編はないかなあと、あにこれで検索。
みんなの評価も高いので観てみました。

うん。
評判通りの良作でした。

お面の妖怪と人間の女の子の夏に重ねる恋物語。
優しくて切なくて爽やかな余韻が、とても気持ちのいい作品です。
触りたいけど触れない、けれどもどんどん近くなる二人の様子がとても良く描かれていました。

作品に合った控えめな音楽ときれいな作画で、自然とストーリーにも引き込まれます。
キャラクターもクセのないデザインなので、世代や性別を問わずだれでも楽しめる作品だと思います。
お勧めです。

投稿 : 2013/06/18
閲覧 : 279
サンキュー:

13

sakuya さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

夏休み

あっという間に終わってしまう

投稿 : 2013/06/05
閲覧 : 220
サンキュー:

2

イブわんわん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

夏目友人帳ファンなら

約50分程の短編映画です。

夏目友人帳が好きな方なら感動間違いないでしょう。

ギンと蛍の淡く切ない物語。

ふとしたきっかけで出会った二人。

会う度に成長して行く蛍。

少しづつすこしづつ惹かれあい、そしてある夏の日のお祭りの夜・・・・。

ホント切ないなあ。



☆追記(6/1)☆

子供から
「ニコ動に、奥華子さんの蛍火で蛍火の杜へのMAD見つけたよ」
と目をうるうるして言われた。

早速私も見てみたが・・・

涙腺崩壊してしまいました。

投稿 : 2013/06/01
閲覧 : 287
サンキュー:

16

ネタバレ

caju さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

高純度の短編アニメーション

蛍は6歳の暑い夏の日、山神の森で一人迷子となり一人の少年に会った。
そんな蛍が心細さからその少年に抱きつこうとした時である。
その少年は身を翻し、蛍は地面に激突するはめに・・・。
そして少年は謝りながらこう言うのだ。
「お前は人間の子供だろう?俺は人間に触れられると消えてしまう」




作品自体は1時間弱の短めのお話。
しかし 泣けます。

妖怪と人間の子のふれあいがとても丁寧な描写で描かれています。
イメージをとても大切に再現し映像化してくれた様に感じました。
夏目友人帳と同じ原作者とスタッフで安心して見ていられます・・・ニャンコ先生がいない事に違和感感じる程。

ギンの仕草のかっこよさや、蛍の反応のかわいさに胸がきゅんとします。
触りたいのに触れないもどかしさと切なさに胸がつまります。

時間の残酷さ、四季の巡り変わり。儚く切ない話ではありますが45分の間に暖かい喜びも憂いも感じられるはずです。
個の成長と近づく目線・・・心の琴線に触れっぱなしでした。
時間経過の描写に四季を描くのは日本人ならではの感性なのでしょうか。
よくある演出ですが、四季のある日本に生まれ育って良かったと思います。


{netabare}
ちなみに、個人的に一番のセリフをあげるとするなら

「もう夏を待てないよ」です。
これもう遠まわしに告白ですよね!

{/netabare}

EDも素敵でした。
神々しい歌声と監督やスタッフさんのツィッターで評されたのも納得!

もしこのアニメを原作未読の状態で観て二人に共感ができたなら、原作も読んでみてください。






蛇足ダヨ
{netabare}
本当に妖怪ものって素敵な作品多いですよね。
「うしおととら」が一番好きな作品になっている時点でお察しですが・・・。
人間と妖怪の友情や愛情に弱いのかも!
もしオススメあれば教えてください(≧▽≦)ゞ
{/netabare}

投稿 : 2013/05/22
閲覧 : 310
サンキュー:

31

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あぁ、溢れてる

原作未読。
夏目友人帳の緑川さんの作品(知りませんでした)。
夏目友人帳の世界観を気楽に感じたい人はこちらをどうぞ。1時間弱ですので構えて観なくていいですし…。しかし、癒しと愛は充分溢れてます。オルガン?ピアニカ?カスタネット?のBGMが幼い頃の小さな世界、ポワンとした空気を思い出させてくれます(私は田舎出身なので…)。
最後はわかっているけど…切ない…でも悲しいんじゃない…感じてみてください。

私のツボ:シャツの模様

投稿 : 2013/05/18
閲覧 : 245
サンキュー:

8

。mine。 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

切ない儚い物語。・゜

夏目友人帳のスタッフが贈る
もうひとつの妖奇譚。(全く別のお話)

人間の少女・蛍と、人でも妖怪でもない・ギンとの
切なく儚い物語。

少しずつ絆を深めていく二人。
越えられない一線。

切なくて…涙を流してしまいました(uu。)

投稿 : 2013/05/05
閲覧 : 249
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

せつなかった

人間に触れられると消えてしまう狐のお面を被ったギンと竹川蛍の切ないラブストーリー。
45分ほどの短編映画。短い割にはとても見ごたえがあった。
ようやく触れ合えたとき・・・・・・・
涙が止まらなかった。

投稿 : 2013/04/30
閲覧 : 186
ネタバレ

ちゃいにーず☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

せつなかったなぁ

すっごい切なくていい映画でした!
なんか40分しかないのだけれど充実してたし、十分感動できた!
みんなにもおすすめの映画です☆

投稿 : 2013/04/29
閲覧 : 217
サンキュー:

22

さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ヽ〔゚Д゚〕丿スゴイ

すごく面白かったです。
切ないけれど、感動ものでした。
みなさんも見てください。

投稿 : 2013/04/27
閲覧 : 260
サンキュー:

3

ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

言葉だけでは伝えきれない本当の想ひ(ネタバレ注意!)

森の中で迷子になった竹川蛍(たけがわ ほたる)の前に狐のお面をかぶったギンという青年が現れる。
人間に触れられると消えてしまう不思議な存在のギンと蛍によって描かれた恋愛ファンタジー作品。

人間は、子供から大人になるために成長します。
その成長過程で子供だけが許される幼児性を捨てなければ大人になれません。
体だけが大きくなっても精神が幼稚なままでは、本当の意味での大人にはなれないでしょう。
人間である蛍が大人になるためには、ギンとの別れは必然だったのかもしれません。

幼少の頃に出会い、毎年の夏休みが来ると森で遊んで、お互いの距離がだんだんと近づいて惹かれあっていきます。
ギンが人間に触れてしまうと消えてしまうため空間的な距離がありましたが、心の距離は近づいていきました。

手をつなぐなど仲良く触れ合いたい気持ちを抑えて一緒に過ごす事は、楽しい時間を共有できますが、お互いにとってツラい事だったのかもしれません。

ギンが消えてしまう前に蛍を呼んで抱き寄せたのは、線香花火が消える前に最後に一番綺麗に輝くような事でしょうか。
ギンの最後の願い、それは蛍と触れ合う事だったのかもしれません。

ギンの存在が消えても蛍の心に残れば、ギンとしても本望だったのでしょう。

ギンと蛍の2人にとっては、淡くて切なくて儚い初恋物語でもあります。

人間の致死率は100%です。
誰しも別れなければいけない時が必ず訪れます。
その別れの時に悔いを残すか満足しているかは、各々の人生の過ごし方によって決まります。

大人になっても一生忘れられない思い出や初恋などを思い出すキッカケとなる良質の作品で
した。

投稿 : 2013/04/25
閲覧 : 327
サンキュー:

25

ぽめら さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

結末がわかるからこそ切ない

夏目友人帳が好きで、原作もアニメのスタッフも夏目友人帳と同じなんだ!と知って観ました。

物語も素晴らしいし作画も綺麗です。
なにより、お面をかぶった男の子・ギンの仕草や発言が優しくて原作者の緑川ゆき先生らしい作品だなと思いました。

また夏に観ようと思います^^

投稿 : 2013/04/18
閲覧 : 242
サンキュー:

12

ネタバレ

ハムスター さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

急に。。

最後、、、なにあれ

愛する人を失うって。。。悲しいね

投稿 : 2013/04/17
閲覧 : 169
サンキュー:

1

ネタバレ

にゃあちむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

元人間の妖怪と女の子の切ない恋物

原作を読んだあとに見たのですが
やはり緑川先生の話しは素敵です

絵も綺麗ですし話も面白い


{netabare}
蛍が夏に出会ったのは
人に触れたら消えてしまう銀
1年に一度だけ会える好きな人
だけど触れることはできない

蛍の気持ちを考えるとすこし
切なくなりました


銀が消えてしまうシーンは
泣けました

やっと最後に蛍に触れられて
よかったけどやっぱり
悲しかったです
{/netabare}

おすすめです!

投稿 : 2013/04/08
閲覧 : 241
サンキュー:

13

ネタバレ

daruma さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

もっと長く観たかった

ストーリ構成、話の内容、キャラの心理描写の丁寧さなどなど素晴らしい点はたくさんありました。

しかし、時間が短かった!
もう少し長く作って話に厚みがあればもっと感動できたと思います。
主人公の成長とともに銀への思いが少しずつ変化していく描写や、二人の思い出となるエピソードをもっと多めに取り入れてほしかったです。別れのシーンもいきいなりであっけなかったので、あと30分でいいから長く作ってほしかったです。

話の内容などは素晴らしいだけに非常にもったいない気がします。

投稿 : 2013/04/07
閲覧 : 184
サンキュー:

5

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

感想

45分。恋愛・癒し・妖怪・感動もの。

夏目友人帳と同じ原作者・スタッフまで同じ別作品で、
妖怪とのふれあいを描かれています。

優しく美しい作画、雰囲気、妖怪たち、BGMと全てにおいて夏目友人帳を観ているようでした。
ニャンコ先生がいないことくらいしか違和感ないですね。

それに設定も良いと思います。
ギンと蛍が会えるのは1年に1度というのも七夕みたいにロマンティックですね。

ギンと蛍が出会ったときに大体EDは読めてしまいましたが、
短い時間という限られた中でうまく作られていると思います。

また、ときどきギンが被るお面(ドラゴンボールの悟空のお爺ちゃんもこれに似たお面つけて出てきたな~)から見えるギンの顔を見つめる蛍がなんともいえない表情で切ないです。

ラストのEDなんですが、いや~、そうきましたかーでした。。。
てっきり・・・。でも、とても切ないですね。。
それに美しかった・・・。

最後のED曲もいつまでも余韻に浸っていたいカンジがしました。

夏の風景といい設定といい、また夏に観たい作品ですね。

もう少し時間が長ければもっと良いと思いますが、良作だと思います。
切なく・ピュアな恋愛ものを観たい人にお勧めの作品。

投稿 : 2013/04/02
閲覧 : 194
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蛍火の杜へのストーリー・あらすじ

祖父の家へ遊びに来ていた6歳の少女・竹川蛍は、妖怪が住むという山神の森に迷い込み、人の姿をしたこの森に住む者・ギンと出会う。人に触れられると消えてしまうというギンに助けられ、森を出ることができた蛍は、それから毎年夏ごとにギンの元を訪れるようになる。(アニメ映画『蛍火の杜へ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2011年9月17日
制作会社
ブレインズ・ベース
主題歌
≪ED≫おおたか静流『夏を見ていた』

声優・キャラクター

内山昂輝、佐倉綾音

スタッフ

原作:緑川ゆき、 監督:大森貴弘、キャラクターデザイン:髙田晃、美術:渋谷幸弘、色彩設計:宮脇裕美、撮影:田村仁、編集:関一彦、音楽:吉森信

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