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「藤子・F・不二雄のSF(すこしふしぎ)短編シアター ポストの中の明日(OVA)」

総合得点
計測不能
感想・評価
5
棚に入れた
24
ランキング
7719
★★★★☆ 3.4 (5)
物語
3.4
作画
3.6
声優
3.4
音楽
3.3
キャラ
3.2

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藤子・F・不二雄のSF(すこしふしぎ)短編シアター ポストの中の明日の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

SF恐怖新聞。今の水準では凡庸な作品です。特にキャラが駄目。

 原作既読です。未来がわかる新聞と言えば恐怖新聞73年~75年があります。本作原作が75年なので影響がないとは言えない気がします。それ以前に前例があるかどうか知りませんので、オリジナルをどこに求めるかは別問題です。

「青ブタシリーズ(原作)未アニメ化部分」でも「とあるレールガン」でも扱っているテーマですので類似性はそれほど気になりませんし、話の内容がそもそもオカルトではないです。

 ただ、令和の今見ると、類似が多い分ストーリーに求めらる水準は当然高くなりますが、正直それほど高水準ではありません。「当時としてはどうか」というのは置いておいて「今見ると」という感想です。

 寓意がないのはいいとしても、人間の自然な描写が出来てないので物語に迫力がありません。もともと藤子F不二雄氏の人間描写は、手塚治虫の記号的なマンガ表現を更に強化したような感じです。記号化が極端で駒にしか見えないことがあります。そのいい例でしょう。サブキャラが「ドラえもん」とそっくりな人物配置でした。

 印象としてはストーリーはそれでもまだ見られなくはないですが、キャラの不自然さはかなりのものです。


  結末について、{netabare}能力で助かるのはいいですが、何か設定か意味、伏線があればかなり質は上がったと思います。私が読み取れていないだけかもしれませんけど。
 私の解釈では、自分に関わる未来予知をしてしまったので能力が消えたとも見えますが、そこに何か付け加えて欲しかった。{/netabare}


 そして、ただでさえあまりレベルが高くないキャラ描写なのに、登場人物の年齢層を上げてしまったので更に不自然さが増したのと、アニメオリジナルの下手くそな恋愛のサブストーリーを入れているのも減点ポイントでした。

 この作品の面白いところは、SF作家が出てきてこの未来予知についての解説をするところです。これがなかなか面白いです。精神医学のことなので50年近く前の知識が役に立つか分かりませんけど、1999年まではオカルト、超自然が今よりもずっと広く信じられていた時代なので、この解説はSF作家としての面目躍如だと感じました。

 ということでアニメ化にあたり、この作品をチョイスした理由がよくわからない上に、アニメ化そのものにも不満が残る作品でした。

投稿 : 2023/08/01
閲覧 : 67
サンキュー:

3

ネタバレ

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

作中の挿入歌がしつこかった

主人公が明日の出来事が見えるようになる未来予知を題材にした短編アニメでした。

一見すると便利なように見えますが、その出来事を未然に防ごうとしても他人から信じてもらえず、むしろ不審がられたりしてしまうのが見ていてもどかしいものがありましたね。

そんななかで主人公は友人達とのハイキングで遭難するというのを予知しますが、それも友人達から信じてもらえず、遭難と。要所で流れる挿入歌がシンプルなフレーズながら強烈なインパクトがあって耳に残るのですが、しつこいくらい流れるお陰で暗くなりがちな場面も払拭させるぐらいの威力があります汗。

それにしてもハイキングのメンバーが主人公以外、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃん的ポジションのキャラで固められていて藤子Fの短編作品では一番ドラえもんを連想させられる内容だったなと感じました。

投稿 : 2023/02/06
閲覧 : 87
サンキュー:

1

kuronotuki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/06/28
閲覧 : 70

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2020/03/07
閲覧 : 60

きききき さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2014/01/03
閲覧 : 123

藤子・F・不二雄のSF(すこしふしぎ)短編シアター ポストの中の明日のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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藤子・F・不二雄のSF(すこしふしぎ)短編シアター ポストの中の明日のストーリー・あらすじ

『ドラえもん』や『パーマン』など国民的キャラクターの生みの親、藤子・F・不二雄の短編コミックをマジックバスがオリジナルビデオアニメーション化。主人公の少年は、ひょんなことから明日の新聞を見ることができるようになってしまった。そこにはいろいろな出来事が書かれているのだが、それを防ごうと思っても何一つ自分にできることはない。少年は何もできない自分にもどかしさを感じ悶々とした日々を送っていた。そんなとき、明日の新聞に自分たちが富士の樹海で遭難するという事件が載る。なんとか事件を阻止しようとする少年だったが……。(OVA『藤子・F・不二雄のSF(すこしふしぎ)短編シアター ポストの中の明日』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
OVA
放送時期
1990年4月1日

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