退会済のユーザー さんの感想・評価

4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

ガンダムが人類を繋げたって事で！

この作品がリアルタイムで流れていた当時は、批判してました。見もせずに批判してました。「こんなキッズ向けな絵のガンダム見るか～っ」って感じで(＝A＝;)
（よくよく考えれば最近見てたガンダムビルドファイターズも、いやむしろそっちの方が子供向けではあるよなぁ・・・）

自分が昔決めた大事な事忘れていたわけです。もう見もせずに決め付けるのはやめようと。アニメ好きにさせてくれたとらドラを見たときに決めたことなのにー(ﾉ＿＜､)。

そしてこの作品、最近見る機会があって見てみると、なにこれ面白いじゃないか。絵は確かに子供向けで、話も難しい言葉とか展開とか避けてるように感じるけど、なんだ普通にガンダムじゃないか。Gエグゼスかっこいいじゃないか。そういうわけで、ようやく自分AGE２１の年にこの作品に対する誤解を解くことが出来たわけであります(＾ー＾)ゞ

次からネタバレ含む


フリット編　1話～15話

運命の始まりってやつです。正体不明の敵によって家族、故郷を失うことになった少年フリットが、母が残した設計図からガンダムを作り出し、それを自ら操縦し復讐していく物語。（暗い暗い(＝A＝;)

第一世代だからかガンダムの見た目は初期のガンダムのような風貌です。物語が進むと、ガンダムが、タイタスとスパローっていうのに換装することが出来るようになります。むしろこの装備をしている状態の方がイマイチかっこよくなくて、それが批判の原因だったのかも？

物語はやっぱりガンダムでした。わかりやすくてすごく良かったと思う。
ただガンダムってやっぱり悲しいですね。・・・・ユリン・・・っ。
ヒロインが死ぬシーンとユリンの容姿からガンダムOOのアニューを思い出して、さらに悲しくなりました；；　わかりあえてたよね・・・なんて・・・

というわけで１５話まで見終えて、次回予告見たら次の世代になる模様。
チラッと見えたヒロインっぽい女の子かわいかったな～。期待期待！！


アセム編 15話～28話

あの星になりたい
opであるねごとのsharp#という歌で、好きなフレーズです。希望の星的な？ｗ

アセム編はseedっぽいかな。学生の頃の親友が敵となって目の前に現れるみたいな。この第二世代の物語が一番熱くて良かった。

フリット編から２５年後だから、まだ第一世代で活躍した人達は現役で頑張ってる人達もいます。ウルフさんが出てきたときは嬉しかったな～。そして主人公だったフリットも２５年後には親父になってるわけです。あれ、可愛い顔してた彼がダンディな感じになってるじゃんとｗ

今回から新しいガンダム。AGE2が主役機になるんですが、AGE2もかな～り活躍します。性能では劣ってるはずなんだけど、フリットが乗るとまさしく白い悪魔のよう。息子アセムが乗るAGE2より、動きが良いとはどういう・・・

でもAGE2は1に比べると、一気にかっこよくなってます。変形機構もあるし、Zガンダムみたい。そういえば、次回予告で三世代目のガンダム。おそらくAGE3はさらにごつくなってるように見えます。つまり、ZZガンダム？ｗ


アセム編はほんと面白かった。ものすごく悲しい事もあったけど。
ウルフ隊長。。。生きてて欲しかったなあ。

最終話でアセムはガンダムを白く塗りつぶしていたけど、白い狼と呼ばれたウルフさんの意思を受け継いだって事で良いんだろうか。
最後にアセムに対し「お前はそのままで良いんだよ・・・」「お前はお前のままでいい」って言ったのに、アセムのやつウルフさんのモノマネしてるじゃん。って最初思っちゃったんだけど、たぶんウルフさんが生きてたらこう言うんじゃないかな「それもお前だ」って。そんな気がする。

最後の最後は、ヒロインのロマリーとの結婚式で幕を閉じました。
「君の事を守り続けるよ」

人生で一度は言ってみたいですな(´･ω･｀)



キオ編　29話～

29話のサブタイトルが「じいちゃんのガンダム」だった事からわかるように、フリットはじいちゃんになってもまだガンダムで戦います。孫も居るのにね！Σ(＞д＜)

そういうわけで、フリットの孫アセムの息子キオ・アセムが今回の主人公になります。この三世代にも渡る長い戦争の最後の主役です。

キオが生まれ、アセムが最後の任務に向かってから十数年後、戦争はまだ続いていました。
「この戦争がなかったら、お父さんに会えたのかな」
このキオの発言で視聴者は誰もが驚いたんじゃないかと思います。え、うそ・・・アセムが・・・

まあ結局行方不明になってただけで、キオとも再開するんだよね(･ω･｀)
驚かせやがってー！生きてて嬉しかったキャラです(ﾉ＞д＜ヽ。)ﾟ・

でもアセムは生きてたけど、キオを最後に戦争が終結するので、それまでにアセム編から馴染みのある人たちがたくさん亡くなられました。どれも悲しいお別れだったなあ(ﾉ＿･､)。

特にアセムとゼハートの二人の決着した場面が辛かった～
学生時代に一緒に過ごした時の話とか。あのときが一番満たされてたとか。もう涙が出てきたよ(･ω･｀)

それでも最後の最後は、連邦軍と敵であるヴェイガンがお互いに手を取り合い、多くの命を救ったんです。このクライマックスに感動の涙！そして戦争は終結しました。天使の落日（戦争が始まってから）１００年後。ようやくフリットは眠りにつきました。。。フリット、本当にありがとう。


というわけで、久々にめっちゃ感情移入できた作品だったなあ。絵が子供向けだったり、物語があっさりしてて展開早いっていうのは、まあ否定は出来ないけど、それでも十分楽しめました！！全４９話とあまり長いと見続けられない僕が最後まで見れたのはすごい事です！（そういやガンダムseedは５０話ちょいあったけど見逃してる話が多かったな(＝A＝;)）

最後はホロホロ泣きした台詞で締めようかな。


セリック「・・・長い休暇が取れそうだ」