「ソードアートオンラインⅡ(TVアニメ動画)」

総合得点
88.2
感想・評価
3900
棚に入れた
22332
ランキング
125
★★★★☆ 4.0 (3900)
物語
3.9
作画
4.1
声優
4.0
音楽
4.0
キャラ
4.0

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作 1~15巻、Web版時代の完結まで 既読

★評価は観終わるまで変えてません…。
時系列
(精神世界など考慮せずざっくりですが…)
アインクラッド編 ①②⑧巻
(キリトSAOへ 22/10/31月 ~ 24/11/07木)
フェアリィダンス編 ③④巻
(キリトALOへ 25/01/20月 ~ 22水)
ファントムバレット編 ⑤⑥巻
(キリトGGOへ 25/12/13土 ~ 12/16火)
マザーズロザリオ編 ⑦巻
(25/12/24水 ~ 2026/4)
アリシゼーション編 ⑨~⑮巻
(26/6~8/17月)
未発売
(web時代の加筆なしでも2~3冊のストック)


この作品は、川原礫さんが初めて書いた小説。
2002年に電撃ゲーム小説大賞に応募しようと書いたものの、上限枚数を大幅にオーバー、まとめられずに応募断念、自身のサイトを立ち上げ、2009年の書籍販売までずっと書いていた長編。


6話 視聴
{netabare}
6話で、ファントムバレット前半の1冊が終わり、7話から後編2冊目突入です。
原作のいくつか気になるカットになった部分がある以外は、丁寧に書いてると思います。


アインクラッド編の殺人(レッド)ギルド「ラフィン・コフィン」
【ギルドマスター「PoH」(プー)の描写部分が丸々カット。】
〜Aパート マントのヤツが去ったあとに〜

SAOはじめの頃、拘束された1万人は基本ネットゲーマーで犯罪には無縁だったが一人の男「PoH」により変わった。

エキゾチックな美貌、 アジアと西洋の混血、 日本スペイン英語3カ国語をスラングまじりでDJのラップのような喋り、 周りの価値観を染め変えるカリスマ。
友斬包丁(メイトチョッパー)という大型ダガーを自在に操る天才的な強さ。

しかし、マントの奴の喋り方は「PoH」では無い。マントの奴はラフコフに居た、剣を交わしている、しかし思い出す事を自分自身拒否している…

ラフコフの一人から攻略組への密告により、討伐隊を結成。 
(web版時代に書いてあった、まだ販売していないずいぶん先の実はメインに絡むエピソード。)

〜そして、アニメのラフコフ討伐回想へとつづく〜


【シノンの心理描写も地味にカット。】

〜アニメのBOB予選5回戦でシノンがキリトを少し回想するシーンに補足されてる原作部分〜

現実世界で、同級生に利用され、誰も頼らないと誓ったのに、キリトと買い物や三輪バギー。久しぶりに笑い、楽しんでいる自分。

キリトが男だった事に怒っているのでは無く。 無防備になった自分が許せない。
キリトを撃ち抜く事で出会った頃より強い自分になると誓う。
〜そしてキリトとの戦闘でのエピソードに繋がったわけですね〜 {/netabare}

7話 視聴
{netabare}今回は、原作2冊目冒頭と言うこともあり、スローテンポなお話でした。徐々にシノンに対する新川くんの行動の違和感が顔を出して来た回でした。

原作を今後読むにしても、話しの進行的にも、特に気になるカット部分はありませんでした。

高級ネットカフェなどで、感覚遮断ダイブできるカプセルがある話しから、流れでSAOのナーヴギアに比べ、アミュスフィアは音、光、振動などの刺激によってセーフティが発動して現実へ放り出される過剰なまでの安全対策があるなど。
今後特に出る事のない機械や設定の部分くらい。

次回は、決勝戦 30人のバトルロイヤル
直径10kmの1つのフィールドに、1km感覚でランダム配置。
15分ごとにスパイ衛星で、各自の端末マップに位置や名前を表示。潜伏待ち伏せも15分間隔が限界。

戦闘シーンの映像がどんな感じに表現されるか楽しみです。{/netabare}

8話 視聴
{netabare} キリトくんまさかのサービスカット…アニメオリジナルです。
戦闘シーンの映像化の回は嬉しいです。
あと地味に端末マップが想像よりかなりデカくて個人的には驚きました。

今回気になったところは、

キリトがシノンに30名の決勝出場者で知らない名前を聞く際
「銃士X」「Pale Rider」「sterben」
原作では、じゅうしえっくすは日本語表記であとの2つはアルファベット表記だ…とスペルが書かれてなかったのですがサラッとですがスペルが見れる。

シノンの《PGM・ウルティマラティオ・ヘカートⅡ》現実では条約で対人狙撃を禁止されている、射程1.8km、鯖で10丁ほど、破壊力特化ライフルの対抗馬

《アキュラシー・インターナショナル・L115A3》射程2km以上、存在は噂でしか確認されてなかった、サイレンサーが標準装備の対人特化狙撃ライフル。沈黙の暗殺者(サイレントアサシン)が登場。

まだ105/443頁 まだまだ序盤なのでマッタリペース。後半の早いテンポ回にも期待です。
{/netabare}

9話 視聴
{netabare}まだ最終冊の170/443頁、1クールだと後半バタバタっと駆け足で終わるのか…
今回の件からたった一週間で巻き込まれるアスナepマザーズロザリオ編も絡めて2クールなのかしら…。

6話でも思いましたが、シノンの心理描写を丸々省いてますね…。
シノンがPTSDを抱えた女の子なだけに描かれてて自分の解釈とは若干感じ方が違うのかなと思いました。
原作を読んで僕が感じたのは{netabare}、シノンが現実とは向き合えない、でも自分を変えたい、悪意や殺意の無い仮想世界で強者と対峙して恐怖に打ち勝つ事で弱い自分も打ち砕きたい。
その思い描いた強い姿のキリトを倒せばきっと自分も…。しかし、初めて芽生えつつある淡い想い…まさか…。
みたいな感じに捉えた章でした。{/netabare}

【カット】〜キリトの「駄目だ!君も見ただろう……」の後にシノン心理描写〜
{netabare} 殺伐としたGGOでも、シノン/詩乃にとっては《優しい世界》
本物の悪意や殺意は無い。銃撃戦でやりとりされる誰よりも強くなりたいという目的意識。一滴の血も流れない。悔しさは生まれても恨みは生まれない。
強者との戦闘は、自信と反省そして敬意。

だから現実世界の弱い自分と、過去の忌まわしい記憶との緩衝装置に選んだ。ここで戦い続ければ、「シノン」の築いた自信の総量が、「詩乃」を苛む怨念の深さを越えてくれると願って。

VRMMOに本物の悪意など……それは目を背けてる現実の暗闇そのもの…。
…からの「私は…認めたくない。PKじゃなく……」に続く流れでした。{/netabare}

【カット】〜「ほんとにそんな奴がGGOに…」に続くシノンの心理描写
 {netabare}キリトの話が本当なら「死銃デスガン」はSAO時代に現実世界での命を失うのを承知の上、自分の意志で殺した。《本当の人殺しVRMMOプレイヤー》
今この瞬間ここにログインし実際に殺しをしている…。ようやくそこまで理解した瞬間
…からのあのトラウマ映像、キリトの「シノン!シノン!」に続く流れです。{/netabare}

【カット】〜夏侯惇の「うっそぉ!」の後のシノン心理描写
{netabare}光剣(フォトンソード)は至近距離でヘカートⅡの弾を切断した想像を絶する威力があるどんな弾も斬れる最強防御兵器。。。とは言え幅3cm、音速の銃弾。
技術はもちろんの事、「糞度胸、信念、魂の力」現実と仮想を超えた強さ。
シノンの目指す境地。
狙撃手として冷酷さ非情さを身につけ、現実の弱さを打ち砕く。そのターゲットを求めGGOを彷徨ってきた。
キリトと全身全霊で戦い、打ち勝てばきっと…。

でも、同時に胸の奥にもう一つの感情が芽生えつつある気も…。
GGOの前の世界。現実世界すら…。今まで誰かにそんな風に感じたことは一度もなかったのに……。
…からの「シノン、今だ!」に続く感じです。{/netabare}

【カット】「30秒後に戦闘を…」のあと、キリトの背中を見つめながらのシノンの心理描写
{netabare}シノンの胸の奥に生まれて初めての感覚を自覚していた。緊張?不安?似てるけど違う。そう、これは心細さ……。何を馬鹿な!自分を叱咤。
…からの高額な弾、電磁スタン弾で倒れるに続く。{/netabare}

【カット?】次週?《メタマテリアル光歪曲迷彩(オプテイカル・カモ)》シノン解説
{netabare}光を滑らせ、自身を不可視化する究極の迷彩能力。超高Lvボスのみが持つ技。しかも迷彩中は衛星スキャンすら回避。
{/netabare} {/netabare}

マザーズ・ロザリオ編
原作の中では1番好きなお話。

最低2回以上読む事になる作品でした。

アスナ目線で進んで行くので、初見は素直にアスナ目線で楽しんだお話。

しかし、再度読みなおすときは、自然と違う人物の目線で読む事になりました。

完走
話が単純なだけにアニメ化するのは、良い作品だと思いました。
今回の絶剣、1期のサチなど、1回のエピソード限りのキャラがよく登場させる作者さんです。

完結まで既読ですが、今後に絡む伏線は茅場周りの事くらいなのと、説明が結構長く入ると思われますので、あまり深く考えずにハリウッドのアクション映画を見るみたいに何も考えずに楽しむにはよいと思います。

~~~追記~~~
原作の川原礫さんツイッターでマザーズ・ロザリオの解説が良かったです。
{netabare}
@kunori
ロザリオはポルトガル語で、英語ではロザリーですが、カトリックでお祈りに使う数珠のことです。正式なロザリオは珠の数が決まっていて、基本となる《一連ロザリオ》は小さな珠が10個、大きな珠が1個の計11個で作られます。ユウキのOSSが11連撃なのはそのためです。 #sao2_jk

23話で教会のシーンが出てきましたが、二年前に亡くなったユウキの母親はクリスチャンでした。OSSマザーズ・ロザリオは、ユウキから母親に捧げる祈りでもあり、ユウキを見守り続けた母親の象徴でもあるわけです。 #sao2_jk 23:39 - 2014年12月27日 {/netabare}

投稿 : 2017/01/06
閲覧 : 327

ソードアートオンラインⅡのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
ソードアートオンラインⅡのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

ページの先頭へ