「桜通信(OVA)」

総合得点
計測不能
感想・評価
6
棚に入れた
40
ランキング
7719
★★★☆☆ 2.7 (6)
物語
2.5
作画
2.6
声優
2.8
音楽
2.8
キャラ
2.8

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ネタバレ

アルカット さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

慶応大学物語。

その筋では有名な"遊人"先生の作品をアニメ化。製作はシャフト。

タイトルにも書いたとおり、大ヒットセラー「○○大学物語」をお手本にしたようなお話が繰り広げられます。


◇ストーリー◇
 S修大学とK沢大学、それと記念受験に慶応大学を受ける予定の主人公・"因幡冬馬"は一人、ホテルで勉強していた。するとそこに訪問者が。"春日麗"と名乗るその女子高生は体で誘惑。迷惑に思った冬馬は追い返したのであった。
 そしてS修大学とK沢大学の受験当日、風邪をひいてしまった冬馬は落ちてしまう。残すは記念受験の慶応大のみ。もちろん通るはずも無い。が、試験を受けに行った先で、同じ受験生の"四葉美咲子"と運命的な出会いをしてしまう。
 美咲子は合格したのだが、不合格だった冬馬は強がりで合格したと嘘をついてしまい、そこに麗も巻き込んだ奇妙な恋愛がスタートしてしまったのだった・・・。



◇感想◇
 まず、最初に抱いた感想としては、「ネタが古い(笑)」ですね。ブルセラ女子高生とか、若い人はもう知らない死語でしょう・・・w(ブルセラの説明は割愛)
 連絡手段にも普通に、ポケベルや公衆電話が使われています。うんうんw
面識のあまり無い人からのカラオケの誘いにも、目を赤くしてホイホイ付いていく女子高生も可愛らしかったです。


 さて、連載元の対象年齢の割に、アダルト過ぎる描写で世間とToLOVEるを起こした遊人先生の作品でしたが、観てみるとHな描写はマイルドに抑えられており、恋愛描写の方が濃く描かれていました。

 90年代なので画も古いですが、シャフトらしく作画があまり崩れないラインで描いてくれてました。ちなみにシャフ度は無し。

 注目すべきは女性キャラの可愛さ。どこか古めかしいですが、普通に今観ても可愛かったです。それにスタイルも抜群。見とれてしまいます(苦笑)




 本来ならもう少し上の評価を付けたかったのですが、この作品、原作の途中に発表されたので、打ち切りみたいな終わり方になっちゃってます。そこが残念過ぎました。


(※)後から調べたところ、12話ガッツリ観ても、原作からすれば序盤の出来事なので、原作の販促アニメといった方が良いのかも知れませんね。(原作の四分の一くらい?)

 ちなみに、1998年発売のセガサターン版ゲームでは、このOVAと同じストーリーが結末付きで観れるようです。何かもうセガサターンと聞いただけで「古い」の一言ですが、この作品の古めかしさには丁度良いですねw

投稿 : 2014/08/22
閲覧 : 415
サンキュー:

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