「繰繰れ!コックリさん(TVアニメ動画)」

総合得点
71.0
感想・評価
924
棚に入れた
4855
ランキング
1397
★★★★☆ 3.6 (924)
物語
3.5
作画
3.6
声優
3.8
音楽
3.5
キャラ
3.8

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ネタバレ

animeneko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

シュールすぎて笑えないギャグ

(総評)
物語の設定がいまいちよくわからないアニメだったな。シリアスとギャグをいったりきたりのような感じで、どこに設定ポイントがあるやら、フワフワ感があって、突然現実に引き戻されるような気分が何度も味わったな。

コックリさん自体が妖怪または神様なのにそのようには扱ってもらえず、一番まともな人格を持ち、他のキャラはみな変なキャラばかりという世界だった。

このアニメのヒロイン、コヒナは古いお家に1人で住んでおりカップ麺をこよなく愛する小学生で、家庭崩壊とか、児童放棄を連想させるキャラクターで新鮮だけど不安定だった。コヒナはなぜか他の大人の助けを借りることなく生活しており、コックリさんの庇護欲を、と同時に読者の庇護欲も大いに刺激してしまう。

泣ける話?らしきエピソードもあったけれど、どこか世界を達観しているというか冷たく現実を見つめているようでもあり、最後に外道系のネタが出てくることも多いな。

コヒナが自分自身を「人形」と規定しており、「人形」だから人間並みの悲しさとか苦しみは感じないし、友人も必要ない、と主張しているのはよく考えるとヒドイ設定でもあるが、コヒナが人形設定を捨てて、人間並みの苦しみに目覚めて、友人が欲しいと願うことってあるんだろうか?アニメではそこらへんまで描かれることはなかった。

ギャグアニメだけど、悲惨な現実をギャグで笑っちゃう系とでもいうべきか。

(以下過去感想)
2話まで視聴。

自分を人形だと思っている電波系少女?1人で暮らしてカップ麺だけ食べている小学生?この設定って、この主人公のコヒナは孤児か遺棄児童ということだよね?
自分を人形と言い張る当たり、いかにもだけど、現実ならこれ、保護しないといけない事案だなあ。シャレにならんが、児童養護施設にコヒナ移して何とかしなきゃ。。
でもマンガではコックリさんが心配していろいろ世話してくれるから、そのほうがいいか?
第二話では狛犬?らしきのも取り付いて少し賑やかになったし??
コヒナは笑顔がなくて無表情なのか。無理に笑うと顔が歪んで変な顔になっちゃうの。時々、見せるシリアスシーンはコヒナの顔がカワイイけど、なんだか怖くて笑えない。。
カップ麺ばっかり食べているあたり栄養とか発達だいじょうぶか?ギャグかましている場合じゃねえぞ、ちゃんとしたもの食え、というレベルのギャグマンガかよ。
これ泣けるとか悲しいとかいうお話超えているんじゃなかろうか?
原作は月刊ガンガンか?児童保護とかの知識彼らにあるんだろうか??疑問がいろいろと浮かぶなあ

第三話
{netabare}
すっかりコヒナのための主婦業がいたについたコックリさん。朝食を作って、コヒナを学校にいかして、家の掃除に洗濯に、買い物に夕食に。。コックリさん、コヒナのお嫁さんか。
イヌガミさんは家事をしないからどちらかというと被扶養家族またはペットやん。イヌガミさんは捨てられた過去があるのですさんだ心を持っている。。
このアニメ、心あたたまるストーリーにする気あるのか?

コヒナはカップ麺中毒であり、すきあらばカップ麺を食べようとする。特に、カップ焼きそばが好きである。カップ焼きそばって中毒性あるよね。長々とカップ焼きそばについて語るコヒナ。カップ焼きそばを取り上げようとすると首を吊ると脅かすヒナタ。笑えるんだか笑えないんだだかわからないギャグは相変わらず。
どうしてコックリさん、コヒナの世話を焼くのか?どうやら何か理由があるようだ。
さらに、ホームレスのおじさんみたいなタヌキのおじさんにも憑かれてしまったコヒナ。
このアニメはベドアニメなのか?コヒナのロリコンアニメでひっぱるのか?どっちの方向にも微妙な危うさが魅力か?
{/netabare}

第四話
{netabare}
やっぱりダメな荒廃した家庭をギャグにしようとして失敗している作品だったな。
新登場のタヌキはアル中でギャンブル好きで家庭を崩壊させて歩くクズキャラだった。
コヒナはあんまり現実感のない孤児なので、幽霊という設定があとから出てきてもいいが、というかそうでもしないと説明ができなくなりそうだな。
イヌガミは役立たずのBLギャグ要員でストーリーにあんまりからめない。
こっくりさんのみコヒナの保護者ポジションで役に立ちそうだな。

タヌキがお金を借りて何をやっているかというと児童養護施設に寄付していた。いい人だと思ったら、施設にいる子どもはタヌキが崩壊させた家庭の子どもだった。人から借りたカネで贖罪するクズタヌキだった。

すっかり保護者感覚でいるコックリさんはコヒナが学校でイジメられていないか心配だ。心配しないでも、自らを「人形」と名乗るコヒナは電波と呼ばれている。コヒナの好きな男の子は、宇宙人のヤマモトくんだったw
ヤマモトくんの妹は、エイリアンみたいな怪物だった。ギャグとして笑えないヤマモトくん。。ここで笑えるか?いや、笑うセンスの人とかもいるわけだな?
宇宙人が気になる男の子というコヒナも壊れているよなあ。

この特殊な笑いのセンス、ウケないような気がする。少なくとも人に勧めることはしないな。もう笑うことは期待しないが、ギャグの地平を確かめるために視聴してみようか
{/netabare}

第五話
{netabare}
このアニメ笑えないからもう次はどんな虐待ネタかなとか研究する心がまえ。
Aパート、コヒナの学校の机には毎朝、違った花が花瓶に供えられている。
これはもちろん、イジメなのだが、しかし、コヒナはまったく気にしていなかったので効果なし。イジメをやっていたのは転校生で友達のいないジメコちゃん。コヒナの学校での評価もあんまりだが、ジメコもヒドイな。
コヒナはジメコを相手にはしないので友達にはなりそうもない。ジメコは友達になってほしいらしいな。

Bパート、学校でコヒナがイジメられてないか心配なコックリさん。ついに転校してきた。もうホント、コックリさんのコヒナへのラブはスゴすぎるぞ!
しかし、コヒナはあくまでコックリさんの愛情は拒否するのだった。というか、人形である、というポジションを崩したくないようだ。
ついでにイヌガミまで転校生になって出てきた。これは余計だなあ。まわりに美形キャラがならんで、かえってクラスで孤立しちゃったコヒナ。コックリさんは、友達作りに協力したかったようだが、コヒナは余計なお世話みたいだ。

これコヒナが実はコケシのお化けでも幽霊でも驚かない設定だけど、コヒナがどんな風になるか、見ものといえば見ものだなあ。ギャグになってないけどね。
{/netabare}

第六話
{netabare}
Aパート、コヒナが霊感が強くなりモノノ怪が見えるようになってしまった。もうコヒナは妖怪ハンターやったほうがいいんじゃないか?
どうでもいいけど、コヒナ家の家計はどうなっているのだろう?生活費誰がだしているのか、設定あるのかな。
Bパート、野良の一つ目のモノノ怪を隠れて飼っているコヒナ。モノノ怪の襲われるところをタヌキに助けられる。初めてのタヌキが役に立ったエピソード。でもコヒナはこのモノノ怪をカップ麺のトッピングにしようと育てていたのだった。。これ、いい話なのか、どうなのかww
Cパート、イヌガミが自分も他人もみんな嫌いで、心病んだキャラだということがはっきりとしたエピソード
{/netabare}

第七話
{netabare}
Aパート、猫神が登場。一目惚れ、こっくりさんに?とみせかけて、人形いやコヒナにだった。久々に出てきたコヒナの人形設定だった。
猫神に拉致されて、特製カップメンで買収されるコヒナ。しかしうるさい注意の猫神がうざくなって帰ってきたwよかったよかった。
しかし、あんみつ風のカップめんとかネタがもうぶっ飛び始めているな
Bパート、ついにコックリさんが女体化。タヌキがウザイからいやだなあという約束の展開だったwコヒナの家の古い蔵には危ない呪いの品がたくさんあるのか。しかし、キャラ付けがどうとかメタネタが増えているな。ネタ切れを感じるぞ
{/netabare}

第八話
{netabare}
温泉回でした。
前回、女体化したコックリさんが温泉で元に戻れるかと温泉へと向かう!
ネコガミが強引についてきて、イヌガミも女体化して、コヒナと女体化コックリさんとでご入浴!なんともすごいテコ入れ回!
コックリさんは以前からも女体化したりしたが、モテすぎて困るので女体化したくないのだったw
それにしてもタヌキオヤジが本当にヤクザだったw体に刺青はあるし、タバコはやる、消毒用アルコールをお酒として飲もうとするアル中でもあるわ、テキヤの経験もあるw
コックリさんのを元に戻る方法がなんか外道だなw異性にときめきを感じた時に元に戻るとかコヒナ家の秘宝ってみんなこんな外道設定?
{/netabare}

第九話
{netabare}
コックリさんがハゲになるのを気にする回。
なにげにコックリさんて、染めてたのか。動物時のキイロは染めてたのな。
そして、イヌガミさんのみんなの注目が欲しくて家出する回。しかしみんな気にしてくれない、まあストーカーだからね。
{/netabare}

第十話
{netabare}
いつまでもモミジのままのカエデの木の下で人を待ち続ける少女、クレハ。
クレハに待ち人を探すことを頼まれたコックリさんとコヒナ、天狗さんのところで事情を聞いてみた。コノハは地縛霊で、待ち人もとっくの昔に死んだ人だった。クレハを成仏させようとコックリさん達、口寄せで待ち人である死人を呼び寄せようする。携帯電話で、、携帯で霊界に電話で問い合わせるってwタヌキおやじには無理な仕事だったが、コックリさんだときちんとお問い合わせができたwコックリさん大人!まともな人は、このアニメではコックリさんだけかw
待ち人は、実はとっくにもう近くに転生していたのだった。。これいい話かな?えーと成仏は必要ないのかな?
あれ、家出してたイヌガミさん忘れられていたが、さすがに自分で戻ってきたのかw
ネタが古いというか月並みだが、コヒナの雪ん子スタイルはカワイイな。天狗のショタ趣味とか、一発ネタが売りのアニメだなw
{/netabare}

第十一話
{netabare} 怪しげな若返えりの水を飲んで、赤ん坊になってしまったイヌガミと、タヌキおやじ。見かけはカワイクなったが中身はさほど変わらない。コヒナは赤ん坊嫌いみたいだ。特に世話とかしたくないのな。
二人の世話でノイローゼになったコックリさんも水を飲んで子どもになってしまう。
三人の世話ができないコヒナはツイに大人を呼ぶ?ってネコガミのことか。
ネコガミの作るカレーライスはなにやら怪しげな食人怪物入りなのでまるで食えない。やっぱりこのアニメ、まともに子どもの世話ができるキャラはコックリさんだけ。
コヒナ、コックリさんだけは自分のことを覚えておいて欲しいのか?コヒナは放棄児童の成れの果てのような、他人にはやさしくできないが、自分は覚えて置いて欲しいタイプか?
{/netabare}

第十二話(最終話)
{netabare}Aパート、クリスマス回
クリスマスの買い物に出たコヒナに、不審者らしき男が声をかけてくる。
影で監視していたコックリさんが男をぶっとばす。
男は娘へのプレゼントについて聞きたいと幼女に声をかけて回っていたのだった。家庭放棄だった男のために、コックリさんはクリスマスパーティまで付き合って上げることに。相変わらず面倒見のよいコックリさん。
ツンデレ娘とパーティして満足したかというと、男は別れを告げないといけない。男は死んでいた幽霊だった。やっぱり、最後は落とすこのアニメ。
Bパート、いきなり、こんどは元旦ネタ。
神社にみんなでお参り。こらこら、コックリさん、あなたはお参りする方ではなくされる方だろというツッコミはやめておいて、コックリさんも願いをこめる。「できるだけこの時が長く続くように。。」

しかし、コックリさんとコヒナのもっと昔の出会いは描かれなかったな。
コヒナの正体、幽霊なのか、座敷わらしなのか、人形のお化けなのか、も明らかにはされないまま。まあどうでもいいか。もうファンタジーギャグでしかないし。お小遣いネタとかお年玉のお話出てきたが、コックリさんとかは収入あるのかな。
{/netabare}

投稿 : 2014/12/22
閲覧 : 334
サンキュー:

10

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