esso-neo さんの感想・評価

4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

タイトルなし

　シナリオに重きを置くのではなく、キャラクターたちがまさに「バカ騒ぎ」をする群像劇。一組の狂言回しを軸に数々の物語を繰り広げる。時系列を統一せず、数々の物語が存在し、それを狂言回しによってあっちへ行きこっちへ戻り、結末を終盤にすべて明かすため、常々引き込まれていく。ここでキャラクターの魅力が重点であり、これを欠かすと興味が薄れてしまう。どれかひとつの物語にもこれを欠かせばこの作品はきっと瓦解していくのだろう。よく作られたものだと思う。