「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(TVアニメ動画)」

総合得点
91.9
感想・評価
3320
棚に入れた
18034
ランキング
27
★★★★★ 4.2 (3320)
物語
4.4
作画
4.1
声優
4.2
音楽
4.1
キャラ
4.3

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

Eila✝ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

概要Ⅲ

「月刊少年ガンガン」で連載されていた漫画『鋼の錬金術師』をアニメ化した作品である。タイトルの英訳である「FULLMETAL ALCHEMIST」を正式タイトルに付加している。英題は『Fullmetal Alchemist: Brotherhood』。

鋼の錬金術師は2003年にも一度アニメ化されているが、2003年版アニメは原作の終了予定の目途も立っていない時期に製作されたことから、ストーリー・設定にオリジナル要素が強く、本作との関係性はない。本作は第1話が完全なオリジナルシナリオで描かれた以外は、ほぼ原作に沿った展開や内容となっている。制作にあたり、原作者から「登場人物に "死ね" と言わせない」「いくら錬金術が便利だからと言って、空は飛ばないように」と頼まれたという。2003年版アニメと製作会社及び放送局は同じであるが、メインスタッフや声優陣は大幅に入れ替わっている。ただしエルリック兄弟をはじめ、ヒューズ・アームストロング・イズミなどの一部キャラクターは2003年版の声優が続投し、また2003年版に出演した声優が別のキャラクターで再出演した例もある。

当初、正確な放送話数が定まっていなかったが、2009年11月1日に開催されたイベントにて、テレビ放送は5クール(1年3ヶ月)の計画であることを発表。2006年10月に日5枠の前身にあたる土6枠で放送された『天保異聞 妖奇士』以降は2クールで終了する作品が続いたが、本作では久しぶりに(テレビアニメとしては)『BLOOD+』[注 1]以来の2クールを超えて放送した。毎日放送制作のストーリー番組が5クール以上放送したのは『ウルトラマンコスモス』以来。2010年2月28日に放送された第46話「迫る影」では、当日午前からチリ地震の影響による津波警報が画面右下に常時表示されていたため(一部地域を除く)、視聴者から苦情や再放送を求める声が相次ぎ[2]、同年3月6日深夜に再放送が行われた(再放送分はローカルセールス枠、提供クレジット表示がない)。

原作は月刊少年ガンガンの2010年7月号をもって連載終了となったが、それとほぼ同時にアニメも最終回を迎えることになった。単行本化されていない部分を描いた第60話後半以降は、ガンガン本誌に掲載されてから短期間でアニメ化される形になった為に、荒川に完成する前のラフの状態での原稿をもらい、それを元に絵コンテを描いていた。原作最終回のボリュームが予想以上で(通常の倍の110P超)、1話でまとめられなかった為、予定していた6月27日放送終了から1話追加として、7月4日に最終話を放送した。

最終話放送終了後、劇場版『鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星』の制作が発表された。アニメ制作は引き続きボンズが担当し、キャストも本作に準じているが、スタッフは一部が本作から変更されている。2011年7月2日公開。

投稿 : 2012/01/22
閲覧 : 336
サンキュー:

2

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMISTのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMISTのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

Eila✝が他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ