2009年春(4月~6月)に放送されたおすすめアニメ一覧 86

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92.0 1 2009年春(4月~6月)アニメランキング1位
鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★★ 4.2 (3016)
16371人が棚に入れました
錬金術、それは「等価交換」の原則のもと、物質を理解、分解、そして再構築する、この世界で最先端の学術である。
この錬金術において、最大の“禁忌”とされるもの「人体錬成」。亡き母親を想うがゆえ、禁忌を侵し、全てを失った幼き兄弟。巨大な鎧に魂を定着された弟、アルフォンス・エルリック。機械鎧(オートメイル)をまとい、「鋼の錬金術師」の名を背負った兄、エドワード・エルリック。
二人は失ったものを取り戻すため、「賢者の石」を探す旅に出る。兄弟は「賢者の石」の真実に近づくにつれ、大きな陰謀の渦中へと突き進んでいく…。

声優・キャラクター
朴璐美、釘宮理恵、高本めぐみ、三木眞一郎、折笠富美子、内海賢二、藤原啓治、うえだゆうじ、佐藤美一、柿原徹也、浜田賢二、名塚佳織、柴田秀勝、三宅健太、井上喜久子、白鳥哲、高山みなみ、吉野裕行、沢海陽子、中井和哉、大友龍三郎

スガル72 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

錬金術について考えてみました

【鋼の錬金術師】は魅力的なキャラが多いと思います。
エドワード・エルリック、アルフォンス・エルリック、ロイ・マスタング、マース・ヒューズ、キング・ブラッドレイ、アレックス・ルイ・アームストロング、ヴァン・ホーエンハイム、グリード、リン・ヤオ。
ウィンリィ・ロックベル、イズミ・カーティス、リザ・ホークアイ、オリヴィエ・ミラ・アームストロング。
女性作家だと、男同士の友情を描くのが苦手な作家さんもいますが、荒川弘は男性キャラも女性キャラも、素晴らしく魅力的な描き方ができる作家さんですよね。

エドとアルは目的のために手段を選び、自分が救われるための他者の犠牲を受け入れません。
ロイ・マスタングは目的のために手段を選ばず、全てを救うために軍での出世を求めます。
ウィンリィはエドとアルが帰って来られる場所であろうとし、ホークアイは依存することなくロイ・マスタングの側にいて彼を助けます。
皆、魅力的ですね。

私が特に好きなのは、グリードとリン・ヤオの関係です。
グリードは創造者により造られたホムンクルスであるという支配関係に囚われず、リン・ヤオは数多くの怨嗟の中に居ても自分を失いません。
二人共、何に対して強欲になればよいのか、それに気づいてるんですね。


最後に、荒川弘に敬意を表して、私も錬金術について少だけ語っておきましょう。
賢者の石が赤い色をしている理由など。

錬金術師達は、賢者の石を追い求めていました。
賢者の石は、不老不死と知恵をもたらすものだと信じられていました。
錬金術には西洋の系統のものと東洋の系統のものが存在しますが、その根は同じです。
賢者の石が赤い色をしているのは、その材料が赤い色をした硫化水銀だからです。
硫化水銀は硫黄と水銀の化合物です。
錬金術では、硫黄は火に例えられ、水銀は水に例えられます。
その化合物は賢者の石と呼ばれ、別名を赤い黄金と呼びます。
錬【金】術と呼ばれる所以です。

古代中国では、錬金術は錬丹術と呼ばれました。
丹とは赤い硫化水銀の異称です。
錬丹を行う技術は仙術や方術と呼ばれ、不老不死薬は金丹と呼ばれました。
金丹は赤い黄金という意味です。
これを服用した者が仙人と呼ばれます。

北欧神話においては、赤い黄金はカワウソの賠償と呼ばれる神話に登場します。
あるときオーディンと旅をしていたロキという神が、カワウソを殺してしまいます。
しかしそのカワウソは、オトという者が魔法で変身した姿だったのです。
オトの父はオーディンの身柄を拘束し、ロキにカワウソの賠償を求めました。
そこでロキは、アールヴ(エルフ)の国に住むドヴェルグ(ドワーフ)のアンドヴァリの持つ赤い黄金を奪い、オーディンの身代金に充てました。
この赤い黄金は、竜に化身したオトの兄弟ファーヴニルによって永い時を守られていましたが、英雄ジークフリート(シグルズ)によって奪われてしまいます。
ジークフリートはこの竜を倒してその心臓を食べ、知恵を手に入れます。
そのとき竜の血を浴びて不死も手に入れたそうです。
伝説ではこの後、ジークフリートはその血を唯一浴びなかった箇所を狙われて、死んでしまいます。
その後赤い黄金はジークフリートの妻の兄弟に渡り、フン族(古代中国の漢と敵対した匈奴の一族)の計略(ジークフリートの元妻と結婚し、その兄弟を祝宴に招く)により、ジークフリートの義理の兄弟は囚えられますが、その兄弟の兄が弟の心臓を要求してこれを殺し、自分も自殺して赤い黄金の秘密を守りました。

このフン族は、考古学的にはアジアからヨーロッパに向かった匈奴族のこととされます。
中国と敵対していた匈奴は、冒頓単于(ぼくとつぜんう)の時全蒙古を支配し、漢の劉邦を降しました。
後漢の時、匈奴は南北に分裂し、五胡十六国の乱に活躍した南匈奴は、北魏の華北統一後に漢人と融合同化し、北匈奴は2世紀の中頃カザフスタンに移住します。
4世紀ヨーロッパを荒したフン族が、この北匈奴の子孫だとされます。

司馬遷の史記、匈奴列伝より
『冒頓単于(前209-前174)の時、匈奴の騎兵隊は、西方の軍がすべて白馬、東方の軍がすべて青ぶちの馬、北方の軍がすべて黒馬、南方の軍がすべて赤みがかった栗毛の馬に乗っていた。』

旧約聖書ゼカリヤ書には、天の四方に向かう風と呼ばれる赤・黒・白・まだらの四種類の馬の引く戦車が登場します。

新約聖書ヨハネ黙示録には、赤・黒・白・青白の、世界の四分の一ずつを支配する馬が登場します。

古代インドには、マハーバーラタにも登場する、王者の行う祭式の中でも最高位のものとされる馬祀祭(アシュヴァメーダ)というものがありました。
それは太陽の象徴である神聖な馬を、東西南北の四方位に導く祭式です。
アシュヴァメーダの祭詞
『汝は天界に三個の親縁を有す。三個それは水中に。ゆえにヴァルナと同一』

エジプトはもともと太陽崇拝の国ですが、ピラミットの四辺は正確に東西南北に面しているそうです。
四辺+頂点で、四角錐を作れますよね。
ちなみに、ピラミッドは中南米にもあります。

マヤ族の神話には、チャクと呼ばれる四方位神が登場します。
東のチャク・シブ・チャク(赤い人)、北のサク・シブ・チャク(白い人)、西のエク・シブ・チャク(黒い人)、南のカン・シブ・チャク(黄色い人)。

中国には東海青竜王・南海紅竜王・西海白竜王・北海黒竜王の、四海竜王の伝説があります。
また玄武、青竜、朱雀、白虎の思想は、中国の戦国時代(前403-前221)頃に現われたそうです。
黒い玄武は北を表し、青い青竜は東を表し、赤い朱雀は南を表し、白い白虎は西を表します。
中国の四方位神の一人である白虎は、金星の化身とされ、艮(ウシトラ)方位の鬼門の魔神とされます。
白虎は別名を金神(こんじん)、太白(金星)、白帝、西海白竜王といいます。

アステカの神話では、四方位神の一人、西を守護する白いテスカトリポカ(人類に文明と火を与えた白蛇神ケツァルコアトルの別名)の心臓が、炎の中で焼け残り、天に登って金星になったといいます。
ちなみに東を守護する赤いテスカトリポカ(別名はトナティウで人身御供を司る神)もいます。
アステカ人は、生きた生贄の心臓を太陽神に捧げていました。
伝説では、トピルツィン・ケツァルコアトルという、ケツァルコアトル神の名を持つ首長は、生贄の風習に反対して敗れ、『黒と赤』の国に去ったそうです。

ジークフリートは竜の心臓を食べて知恵を手に入れ、竜神ケツァルコアトルの心臓は天に昇って金星になります。

金星は、古代インドでは知恵を授ける星とされました。
菩提樹の下にいた釈迦も、明けの明星(金星)を見て悟りを開いたそうです。
仏教では金星は虚空蔵菩薩と呼ばれ、知恵の化身とされます。
漢訳された虚空蔵菩薩の『虚空』とは、サンスクリット語ではアーカーシャといいます。
アーカーシャとは古代インドの思想で、過去・現在・未来の全ての知識が収められた空間のことです。
つまり『過去・現在・未来の全ての知識』を蔵した菩薩が、虚空蔵菩薩というわけです。

日本に真言密教を伝えた空海は、この金星の化身である虚空蔵菩薩の修行法(虚空蔵菩薩求聞持法)を行い、金星が口中に飛び込んだ幻を見て、どんな経典でも一語一句違わずに暗記できるようになったそうです。

日本の陰陽道とは中国の仙道(道教)が伝わったものですが、陰陽道では金星の精を金神(こんじん)と呼び、艮(ウシトラ)方位の悪神として、鬼門の神と呼びます。
陰陽道の金神は、別名を白虎といい、黄帝を頂点にした四方位神の一人です。
この黄帝を頂点にした四方位神は、木火土金水(もくかどごんすい)で表され、五行と呼ばれます。
図にすると五芒星(ペンタグラム)になります。
陰陽師の安倍晴明は、この五行印を好んで使用し、家紋にも用いました。
安倍晴明が使用した五芒星は、晴明桔梗と呼ばれます。

この五芒星は古代バビロニアでは、ギルガメッシュ王が不老不死を求めるきっかけとなった、金星の女神イシュタルの象徴でした。
ギルガメッシュ叙事詩の中でギルガメッシュは、不老不死を求めて太陽の通り道を辿ります。

五芒星は黄金比を持ちます。
円に内接する正五角形の構成要素である、二等辺三角形から作られる二種類の菱形。
この細い菱形と太い菱形の比が黄金比ですが、太い菱形の内角は72° と108°で構成され、細い菱形の内角は36°と144° で構成されます。

ヨハネの黙示録には、144000人の信者・42ヶ月・1260日・3日半・獣の数字666という数字が登場します。
42ヶ月は日数に直すと1260日なので、この二つの数字は同じものです。
3日半を年として考えれば3年6ヶ月です。
3年6ヶ月は日数に直すと1260日なので、この三つの数字は同じものです。
3年6ヶ月の36という数に注目して、1~36までの数字を順番に足してみると(1+2+3+・・・36)、答えは獣の数字と同じ666です。
そして144000が36を四倍した数144を表していると考えれば、
12×3=36
36×1=36
36×2=72
36×3=108
36×4=144

ヒンドゥー教の神話では、世界は生滅を繰り返していて、
その1サイクルは四期に分けられ、それぞれの期間はユガと呼ばれます。
第一期のクリタ・ユガは172万8000年続き
第二期のトレーター・ユガは129万6000年続き
第三期のドヴァーパラ・ユガは86万4000年続き
第四期のカリ・ユガは43万2000年続き
世界の消滅の後、また世界は生成され、同じサイクルを歩みます。
現在の人類は四番目のカリ・ユガに生きているとされます。

この数字が何を表しているかというと、

第四期のカリ・ユガの43万2000年を二倍すれば
第三期のドヴァーパラ・ユガ86万4000年になり

第四期のカリ・ユガの43万2000年を三倍すれば
第二期のトレーター・ユガ129万6000年になり

第四期のカリ・ユガの43万2000年を四倍すれば
第一期のクリタ・ユガ172万8000年になりますよね。

そしてこの四期を一年の4季節、春夏秋冬と考えれば、
一年の12分の1、つまりカリ・ユガ43万2000年の三分の一は
144000年になります。

つまり
144000×3=43万2000
43万2000×1=43万2000
43万2000×2=86万4000
43万2000×3=129万6000
43万2000×4=172万8000

太陽は黄道12星座の上を、右回りに巡行して行きますが、基点とされる春分点における太陽の位置は、72年で1°づつ、背景の黄道12星座に対して、左回りに逆行して行きます。
一周は360°ですね。
25920年で一巡し、この春分点における太陽と、太陽の進行方向と逆方向にスライドして行く背景星座との見かけ上の関係を歳差と呼びます。
25920÷12は2160年です。
2160年毎に天の春分点における太陽の背景12星座の位置は、スライドして隣の星座に移り、古代の神秘主義者はその背景星座を時代の星座と呼びました。

漢初までに作られたと言われる易の解説書、繋辞上伝によれば、
天を表す数は1・3・5・7・9
地を表す数は2・4・6・8・10
天数と地数の合計は55(1+2+3+・・・10)で、この55の数が全ての変化を表すとあります。
さらに易の乾(天)の策数は216本、坤(地)の策数は144本、合計360本で一年を表すとあります。

ヨハネ黙示録ではサタンは赤い竜の姿で現れ、イエスは子羊の白い血に染まった白い衣を着て、明けの明星(金星)と呼ばれます。
イザヤ書では、バビロンの王は天から落ちた明けの明星(金星)と呼ばれます。
西洋の伝説では、光の天使だった堕天使ルシファー(明けの明星を表すラテン語)も、天から落ちた明けの明星(金星)と呼ばれます。

リグ・ヴェーダ
『言語は四個の四分の一と測定せられたり。バラモン達は熟慮してこれを知る。三個は、秘密に隠されて運動せしめられず。言語の四分の一を人間は語る。』

『されどプルシャはさらに強大なり。万有は彼の四分の一にして、彼の四分の三は天界における不死なり。プルシャは四分の三をもって高く昇れり。彼の四分の一は、下界にありて新生せり。』

ブラーフマナ
アグニは始め四つに分かれていた。彼らが最初にホートリ祭官の職に選んだアグニは逃れ去った。第二番目に選んだアグニも逃れ去った。第三番目に選んだアグニも逃れ去った。そこでこの現在のアグニは恐怖のために身をかくした。彼は水の中にはいった。彼を神々は発見して、無理に水から連れ戻した。』

チャーンドーグヤ=ウパニシャッド
『心臓には褐色の微細な脈管がある。白色のもの、青色のもの、黄色のもの、赤色のものなどがある。この太陽も褐色であり、白色であり、青色であり、黄色であり、また赤色である。』

旧約聖書の創世記では、知恵の木の実と命の木の実の生えるエデンの園には、四つの川が流れています。

無量寿経より
『さまざまな宝石よりなる青蓮華、紅蓮華、黄蓮華、白蓮華に満ちた、美しい川や池を見たであろうか』

中国の仙界である崑崙は、四階層に分かれていて、この人間の世界はその最下層にあるとされます。
この崑崙の上層には、玄武・青竜・朱雀・白虎に四方位を守護された、黄帝が住むそうです。

玄武・青竜・朱雀・白虎は別名を黒帝・青帝・赤帝・白帝と呼ばれ、中心の黄帝と合わせて天帝と呼ばれます。

中国には易経に載る、四象(ししょう)というのがあります。
太陰(吸気)・少陽・太陽(呼気)・少陰です。
この四象は太極という一点から生じます。

インドのウパニシャッドによれば、白い心臓には四方位と上方を守る五人の門番がいて、上方の道を辿ると太陽に達し、人は不老不死になるそうです。
この五人の門番は、呼気・吸気・腹気・体気・上気と呼ばれます。
四辺+頂点で、四角錐を作れますね。
この四辺を円=球で表現したものは宝珠と呼ばれます。

ユダヤ教神秘主義思想のカバラによれば、世界は四階層に分かれていて、この人間の世界はその最下層(最外層)にあるそうです。
そしてこの四階層世界は、アイン・ソフという一点から生じます。

仏教では第八識である阿羅耶識(あらや識)を最高の境地とします。
第一識~第五識までは五感の対象世界で、この物質世界のことです。
第六識は意識界で第六感の対象世界です。
第七職はより高次の末那識(まな識)界です。
第八識はさらに高次の阿羅耶識界です。
こうして見ると四階層ですよね。
さらに八識である阿羅耶識の清浄な面を九識として捉える考え方があり、その場合の九識を阿摩羅識(あまら識)と呼びます。
これも螺旋として見れば、四角錐を作れますね。

キリスト教の十字架も、四方に伸びています。
エジプト、南米、ケルト、インドにも、十字架が象徴として存在します。

前ニ世紀の漢初に成立した淮南子より
『天の道を円といい、地の道を方という。方は幽をつかさどり、円は明をつかさどる。円は気を吐くもの、そこで火を外景という。幽は気を含むもの、そこで水を内景という。気を吐くものは万物に施し与え、気を含むものは万物を同化する(淮南子・天文訓)』

カバラの聖典セフェールイエツィラーから
『上には竜座が、下には世界が、そして最後に人間の心臓がある。
  その真中に神があり、万物を支配している。
  第一元素とは、風、水、火である。
  火は上に、水は下にあって、風の息が両者の均衡を保っている。』

創世記のエデンの園におけるアダムの創造神話では、『主なる神は、土の塵で人を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた(創世記2.7)』とあります。
創世記のノアの時代には、『その鼻に命の息と霊のあるものはことごとく死んだ(創世記7.22)』とあります。

詩編
『(神の)御口の火は焼き尽くし、炎となって燃えさかる(詩篇18.9)』
『あなた(神)の怒りの息に世界はその基を示す。主は高い天から御手を遣わしてわたしをとらえ、大水の中から引き上げてくださる(詩篇18.16)』
『御言葉によって天は造られ、主の口の息吹によって天の万象は造られた(詩篇33.6)』
『息吹を取り上げられれば彼らは息絶え、元の塵に返る。あなたはご自分の息を送って彼らを創造し、地の面を新たにされる(詩篇104.29)』
『人間は息にも似たもの(詩篇144.4)』
『御言葉を遣わされれば、それは溶け、息を吹きかけられれば、流れる水となる(147.18)』

エズラ記
『水と火の間には、たった一本の道しかなく、しかもそれは一人の人がやっと通れるくらいの小道である(ラテン・エズラ記7.8)』
『あなた(神)は今、母胎の中に体を形づくってこれに命を与え、器官を与えられると、この被造物は火と水の中で守られます(ラテン・エズラ記8.8)』
『知恵の火をあなたの心にともそう(ラテン・エズラ記14.25)』
『主は人を造って、体の真ん中に心を置き、それに霊と命と知性と全能の神の息吹を送り込まれた(ラテン・エズラ記16.62)』

ヨハネ福音書
『初めに言葉があった。言葉は神と共にあった(ヨハネ福音書1.1)』
『彼らに息を吹きかけて言われた。聖霊を受けなさい(ヨハネ福音書20.22)』
新約聖書の中でイエスはしきりに、『わたしを信じる者には永遠の命を与える』と語っています。

ギリシア語で書かれた新約聖書では、神はアルファでありオメガであるものと表現されます。
そして、神は始めであり終わりであるものと説明されます。
これはギリシア語のアルファベットの最初の文字がアルファで、最後の文字がオメガという所から来ています。
さらにこれは、仏教等のインド哲学で用いられる、阿吽(あ・うん)の思想とよく似ています。
阿吽とはサンスクリット語のアルファベットで、それぞれ最初の文字と最後の文字のことです。
阿吽とはインドの聖音オームを分解した文字で、寺社の門前の狛犬や仁王像が、一方では口を開き、他の一方では口を閉じているのがこれを表しています。
阿吽の阿は真我(アートマン)を表し、吽は梵天(ブラフマン)を表し、個人の真我は世界に遍在する梵天とかわらないという意味で、梵我一如と表現されます。
阿(a音)である真我(アートマン)とは、元々呼気を擬人化したものです。
聖書では、創世記で神の息を吹き込まれて生命を得たアダムや、ヨハネ黙示録で神の息を吹き込まれて復活する二人の証人等があります。

古代中国の思想では、人は魂魄(こんぱく)の融合から生じます。
魂は陽の気で、天に昇るほどに軽くて澄み、魄(はく)は陰の気で、地に下るほどに濁りて重いと説かれます。
呼吸の呼気を火(陽気・魂=こん・円)、吸気を水(陰気・魄=はく・方)として表現する道家の思想です。
東洋思想の『気』とは、ギリシア語での『アウラ』(原義は息や風のそよぎで、人間の身体を包んでいるとされる光彩=オーラ)と同じものを指します。
またギリシアでの魂(プシュケー)は、息という語源を持ちます。

ブラーフマナより(前800年頃成立)
『アグニ(言語と火の神)は始め四つに分かれていた。彼らが最初にホートリ祭官の職に選んだアグニは逃れ去った。第二番目に選んだアグニも逃れ去った。第三番目に選んだアグニも逃れ去った。そこでこの現在のアグニは恐怖のために身をかくした。彼は水の中にはいった。彼を神々は発見して、無理に水から連れ戻した。』
『いかなる人にもあれ、その人が病患なく生存するようにと願うならば、その人に口を開かせて息を吹きかけるべきである。アムリタをもって実に彼に息を吹きかけることとなる。』

ウパニシャッド(前五世紀頃から形成される)

チャーンドーグヤ=ウパニシャッドより
『人はヴァーナ(体気)こそウドギータ(サーマ・ヴェーダの吟誦)と崇むべきである。吸気がプラーナであり、呼気がアパーナであり、そしてプラーナとアパーナの結合がヴャーナである。ヴャーナとは言語である。その故に、人は呼吸することなく、言語を発する。』
『かの(白い)心臓には、神の出口が五つある。
その東の出口とは、プラーナ(吸気)であり、目であり、太陽である。
その南の出口とは、ヴャーナ(体気)であり、耳であり、月である。
その西の出口とは、アパーナ(呼気)であり、言語であり、火である。
その北の出口とは、サマーナ(腹気)であり、意であり、雨である。
その上の出口とは、ウダーナ(上気)であり、風であり、虚空である。
ブラフマンのこれら五人の従者は天国の門番である。』
『かのブラフマンは四足である。
言葉はその一つ足である。
生気はその一つ足である。
眼はその一つ足である。
耳はその一つ足である。』
『(白い)心臓には褐色の微細な脈管がある。白色のもの、青色のもの、黄色のもの、赤色のものなどがある。この太陽も褐色であり、白色であり、青色であり、黄色であり、また赤色である。』
『(白い)心臓には百と一の脈管があり、それらの一つは頭から出ている。
それを通って上昇し、不死に赴く。
他の脈管はあらゆる方向に出口がある。』
『彼(プルシャ)にはヒターと称するそれらの脈管があり、一本の毛髪の千分の一ほどに微細で、白、青、黄、緑、赤色の液で満たされています。』

プラシュナ=ウパニシャッドより
『かのアートマンは実に(白い)心臓の中にある。そこには101本の脈管があり、それらの一本ごとに百本ずつの小脈管があり、この小脈管の一本ごとにそれぞれ72000の毛細管がある。ヴァーナ(体気)はそれらの中を速やかに動きまわるのだ。次に、一本の脈管によってウダーナ(上気)は上昇し、善行によって福徳の世界へ、悪行によって禍悪の世界へ、善悪両行為によって人間の世界に導く。』

リグ・ヴェーダより(もっとも古い部分で、前1200年頃成立とされる)
『十二輻を有する天則の車輪は、天の周囲をたえず回転す、そは老朽におちいることなければ。子らは、アグニよ、対をなしてその上に乗りたり、720。』
『言語は四個の四分の一と測定せられたり。バラモン達は熟慮してこれを知る。三個は、秘密に隠されて運動せしめられず。言語の四分の一を人間は語る。』
『されどプルシャはさらに強大なり。万有は彼の四分の一にして、彼の四分の三は天界における不死なり。プルシャは四分の三をもって高く昇れり。彼の四分の一は、下界にありて新生せり。』

ヘルメスのエメラルドタブレットより
水銀の循環の結果、『黒いねばねばした物質ひき蛙(錬金術用語)が出来るにちがいない。これは完全なる腐敗または化合物の死を意味する。この黒い粘り気のある物質はやがて、必ず白化し、次には赤化するだろう。』

1606年にナポリで作られたヘルメスと錬金術の図より
『彼は、黒そしてその次に赤のために、白い衣服を持つ。』
『この新しく生まれた黒い息子はエリキサーと呼ばれ、純白化されるであろう』
『黒い雲が過ぎ、偉大な白が完成された』
『私を白くするものは私を赤くする』

投稿 : 2020/04/04
♥ : 7
ネタバレ

アリス★彡 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

現実(旧作)は厳しいものですが、工夫(本作)すれば、こういう結末もあるんだよ?

結末が素晴らしい....。


http://www.anikore.jp/review/1001599/
の続きみたいなものです。

■少年向けテイストな本作

手塚治虫「子供の夢を無くすことは漫画で絶対にしてはいけないこと」

wikipediaで鋼の錬金術師の項目を調べてみると、旧作と本作でジャンルが違うって知っていましたか?
「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」は、ジャンルがファンタジーになっているのですが、旧作の「鋼の錬金術師」はダーク・ファンタジーになっているのですよね。それほど作風が違うということです。

私が、旧作よりもこちらを支持している理由は、手塚治虫の言う通りですね。漫画やアニメの支持層が子供が多かったということもありますがが、「鋼の錬金術師」は少年向けなので、この台詞を引用しても良いはずです。

本作は、少年向けテイストとして作られています。もちろん、あにこれのタグに女性受けが良いと書いているように、様々な層から支持を受けているアニメです。

そのため、旧作に比べると観やすく、様々な年代におすすめできる作品です。

■エンターテイメント性

エンターテイメント性が高く、キャラクターの魅力や驚きの展開を使って、旧作よりも上手くバトルシーンを描いています。ただちょっと冗長なシーンがあったので、そこはマイナスポイントです。
{netabare} 対エンヴィー戦で、エンヴィーがホークアイ中尉に化けてマスタング大佐を襲おうしている風に視聴者に思わせて、実はエンヴィーが化けていたのはマスタング大佐の方で、ホークアイ中尉を襲おうとしていたという展開が上手かったです。トリックが上手で、思わず「あっ」と驚いてしまいました。モブとの戦いは、ただ力を押しの展開が多くて面白くなかったですね。

「マスタング大佐 対 ラスト」が一番面白かった印象があります。マスタング大佐の魅力が存分に発揮されたからという理由もありますが、テンポが良く、まさか手負いのマスタング大佐が、火で体を炙って戻ってくるとは、想像もしませんでした。
ドクターマルコーが、エンヴィーを捕えるために作戦も工夫されていて面白かったです。{/netabare}

ストーリーについては、後半がだらだらとしている印象を受けましたが、ラストの締め方がとても上手かったので、非常に救われた気分になりました。旧作で深く掘り下げていたシーンは、軽く扱われており、あまり違いにびっくりしました。
しかし、中盤にしっかりドラマを描いてくれたので、終盤は心打たれる良い展開が多かったです。{netabare} アルがエドの腕を治そうとするシーンなんて、あまりに胸を打つ展開で、感化されて泣いてしまいました。 {/netabare}

政治的な争いも、少年向けらしくあまりドロドロせずに、エド達の仲間が大円団になって、かつ心理戦が面白い抗争を繰り広げています。誰が大総統になるかという落としどころも良かったです。

サブキャラクターの扱いも凄く良いのですよね。
グリードとリン・{netabare} ヤオの組み合わせは凄く良くて出来ているなと思いました。グリードが最初は仲間のことなんて大切に思っていなかったのに、リン・ヤオの考え方に影響されて、自分は仲間がほしかったことに気づきます。
マスタング大佐が、ひゅーずの仇を打つために必死になっていたのを、エド達が諭したシーン。大総統になる人間が、復讐に染まって道を踏み外してはいけないというエド達の考えに凄く胸が打たれました。
エンヴィーが人間に嫉妬していたというのも、かなり納得がいく展開で、加えて驚きと、感動も得られる良いシーンだと思いました。
序盤のエンヴィーの人間を小ばかにしていたような台詞やシーン。実はそれが嫉妬によるもので、序盤からそういう伏線を張っていたと考えると、遥か先まで見通していて、凄いな、と思います。{/netabare}
そういう所が、旧作よりも優良な作品ということを窺わせます。
{netabare}
ハボックの扱いもそう。
このままリタイアかな、と思いきや、しっかりと最後にフォローされています。

スカーも良く成長したなぁ、と思います。作者は、復讐に対してあまり寛容な考えではないようですね。復讐は新たな復讐を生むだけだ、とか、復讐するのではなくて、内部から変えていく方が、今度のためになるとか、色々と多様的で冷静な意見が好まれています。
スカーはこの国を変えるために、個人的な私怨は捨てて、エド達の計画に協力するわけです。やっぱり、作者は復讐について、私怨は捨てて、目的のために行動するべきだという考えを持っていそうですね。

ウィンリィ・ロックベルとエドの関係についてもしっかり消化。

旧作に比べて、イズミ・カーティスさんの負の部分があまり強く描かれていないな、とは思いました。ホムンクルスのラストもそうですが。
キンブリーもあまり強く描かれていません。旧作よりあっさりご退場してしまいます。グラトリーも然り。

ラースとプライドの過去が強く描かれています。敵キャラクターですが、そういった過去を描くことで、倒される時に深い感情を生み出すことが出来て、さらに鋼の錬金術師を彩ります。あとは、人気稼ぎのために用意したキャラクターや展開をスムーズに進めるために用意されたキャラクターが殆どでした。そこはもうちょっと工夫して欲しかったです。(尺が足りなくなってしまいますか){/netabare}

■結末の巧さ

何と言っても、評価したいのは結末の巧さですね。
本作を最初に観た時に、真理に奪われたアルの体をどうやって取り戻すのだろう、というのをずっと考えていました。賢者の石は、人の命が使われているため、エドとアルは使わないわけですし、そうなると旧作のように、エドとアルのどちらかが犠牲になって、どちらかの幸福を手に入れる結末かな、と思っていました。
{netabare} しかし、良い意味で予想を裏切ってくれましたね。意外なところにあったアルの体と釣り合う通行料。それは自分自身の錬金術の才能でした。本当にそれでいいのか、と真理に問いただされますが、エドは錬金術よりも友情や愛を取ると真理に伝えました。そうすると、真理は笑って、「お前は俺に勝った。持っていけ」というニュアンスのことを言い、アルの体をエドに引き渡します。この問答は、とてもクールで清々しい気分になりました。{/netabare}

「鋼の錬金術師」の伝えたいこと、テーマというのは、ここにあるんじゃないですかね?
{netabare}
エドは、ずっと錬金術で取り戻そうとしていました。そうじゃなくて、錬金術の才能を捧げれば、いつでも手に入れることは出来たんです。何を犠牲にするか、人体錬成をしようとする人間は醜いものです。そのために争って、また不幸になる人間が増える、負の連鎖ですね。何の代償も無しに、何かを得ようとして、本当に人間というのは愚かだと思います。けれど、エドは自分自身の才能を真理に捧げることで、アルを取り戻すことが出来た。それこそが真理。
答えはすぐ傍にありました。{/netabare}

私は、旧作を観て湿っぽくてセンチメンタルなラストに、心を痛めました。
本作を観て、少年向けとして夢も壊さずに、世の中の法則(等価交換の原則)にも逆らわないラストを描いてくれたことに、とても感動しました。現実(旧作)は厳しいものですが、工夫(本作)すれば、こういう結末もあるんだよ、と勝手に解釈しています(笑)

投稿 : 2020/04/04
♥ : 28
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アルフォンスが良い奴すぎて・・・長いけど最後まで見て良かった作品

※旧作(2003年版)の少なくとも前半まで(第25話まで)を事前に視聴しておくと、本作をよりいっそう楽しめるかも。

◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


======= 鋼の錬金術師 FULL METAL ALCHEMIST (2009年4月-2010年7月) =======

{netabare}- - - - - - - OP「Again」、ED「嘘」 - - - - - - -

第1話 鋼の錬金術師 ☆ ※話は派手で面白いが、作画の雑さが気になる
第2話 はじまりの日 ★ ※エドは意外と英雄気質
第3話 邪教の街 ☆  
第4話 錬金術師の苦悩 ★ 綴命(ていめい)の錬金術師ショウ・タッカー ※ダークで意外な展開 
第5話 哀しみの雨 ★ イシュヴァールの民
第6話 希望の道 ☆ 賢者の石の手掛かり、オートメイルの修理
第7話 隠された真実 ☆ 賢者の石の正体
第8話 第五研究所 ★ エドvs.№48、アルvs.№66

<----- 第8話の途中まで旧作第20話までと同様の展開。以降別展開 ---->

第9話 創られた想い ★★ 兄弟の絆
第10話 それぞれの行く先 ★ ヒューズ中佐の死
第11話 ラッシュバレーの奇跡 ☆ 
第12話 一は全、全は一 ★ エリック&アルの師匠
第13話 ダブリスの獣たち ☆ グリード(強欲)&キメラ登場
第14話 地下にひそむ者たち★★ アルの記憶回復、大総統の正体(憤怒=ラース)、黒幕登場

- - - - - - - OP「ホログラム」、ED「LET IT OUT」 - - - - - - -

第15話 東方の使者 ☆ シン国の練丹術師(メイ)・王子登場
第16話 戦友の足跡 ☆
第17話 冷徹な焔 ☆ マリア・ロス少尉逮捕
第18話 小さな人間の傲慢な掌 ☆ クセルクセス遺跡
第19話 死なざる者の死 ★ 大佐vs.ラスト(色欲)、父親との再会
第20話 墓前の父 ☆ 人体練成の謎、兄弟の新たな決意
第21話 愚者の前進 ☆ 
第22話 遠くの背中 ☆ スカーとウィンディの因縁
第23話 戦場の少女 ☆
第24話 腹の中 ★ エンヴィ(嫉妬)・グラトニー(暴食)戦
第25話 闇の扉 ☆
第26話 再会 ☆ 真理の扉の前でアルと再会 ※話の雑さが気になる

- - - - OP「ゴールデンタイムラバー」、ED「つないだ手」 - - - -

第27話 狭間の宴 × エド&アルの父親の話だが、80%はこれまでの総集編
第28話 おとうさま ☆ 黒幕との邂逅、リンのグルード(強欲)化
第29話 愚者の足掻き ☆ 
第30話 イシュヴァール殲滅戦 ☆
第31話 520センズの約束 ☆ キンブリー出獄
第32話 大総統の息子 ☆
第33話 ブリッグズの北壁 ☆ スカーvs.キンブリー、オリヴィエ少将登場
第34話 氷の女王 ☆ スロウス(怠惰)登場
第35話 この国のかたち ★ 建国以来続く陰謀
第36話 家族の肖像 ☆ レイヴン将軍の最期
第37話 始まりの人造人間(ホムンクルス) ☆ セリムの正体=プライド(傲慢)
第38話 バズクールの激闘 ★ スカーvs.キメラ2人、エドvs.キメラ2人、エドvs.スカー

- - - - - - OP「Period」、ED「瞬間センチメンタル」 - - - - - -

第39話 白昼の夢 ★ キンブリーを欺く策略
第40話 フラスコの中の小人(ホムンクルス) ★ ヴァン・ホーエンハイムの過去(クセルクセス壊滅)、イズミ回復
第41話 奈落 ★★ エドvs.キンブリー、自らの命を賢者の石に
第42話 反撃の兆し ☆ 新たな国土練成陣、ホーエンハイムの宣戦布告、ドラクマ軍来襲
第43話 蟻のひと噛み ★ エンヴィーvs.マルコ、メイ帰国へ
第44話 バリンバリンの全開 ☆ 不死の軍団、アルと父の再会、エド回復
第45話 約束の日 ★ ラース(大総統)vs.グリード(リン)、エドとグリード(リン)再会
第46話 迫る影 ☆ 約束の日前日の様々な策動
第47話 闇の使者 ★ エドと父の再会、プライド(セリム)vs.エド&グリード、グラットニー退治(ランファン再登場)
第48話 地下道の誓い ☆ 対プライド戦(続き)、ブラットニーの最期、大総統婦人誘拐
第49話 親子の情 ★ 対プライド戦(続き)、アルの決断、夜明け
第50話 セントラル動乱 ☆ マスタング大佐の作戦始動

- - - - - - - OP「レイン」、ED「RAY OF LIGHT」 - - - - - - -

第51話 不死の軍団 ★ 続き、プライド&エンヴィー復活、賢者の石を使え
第52話 みんなの力 ★ アルvs.プライド&キンブリー、その他いろいろカオス状態
第53話 復讐の炎 ★ エンヴィーvs.マスタング大佐
第54話 烈火の先に ★★★ エンヴィーの最期(※本作屈指の感動)、アームストロング少佐見せ場
第55話 大人たちの生き様 ☆ スロウスの最期、親玉ホムンクルスvs.ホーエンハイム
第56話 大総統の帰還 ★ 続き、ラースvs.グリード
第57話 永遠の暇 ☆ 続き、対金歯医師戦、真理の扉(第一段階)
第58話 ひとばしら ☆ 続き、バッカニア大尉殉職
第59話 失われた光 ★ マスタング大佐を使った人体練成、スカーvs.ラース、アルの体
第60話 天の瞳、地の扉 × 日食、練成陣(第二段階)、※奇を衒っただけの話だったのか(失望)
第61話 神を呑みこみし者 × ホーエンハイムの大仕掛け、ラースの最期、プライドの最期 
第62話 凄絶なる反撃 ★ アル消滅、エドvs.親玉ホムンクルス、※脚本・演出の雑さは気になる
第63話 扉の向こう側 ☆ 親玉ホムンクルスの最期、アル救出、ホーエンハイムの最期、※同上 
第64話 旅路の涯 ★ それぞれの後日譚(アルの旅立ち、エドの告白etc.){/netabare} 
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)1、★★(優秀回)3、★(良回)23、☆(並回)34、×(疑問回)3 ※個人評価 ★ 4.0


============ 鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星 (2011年7月) ==========

{netabare}全1話 ☆ アメストリスとクレタの狭間にある小国ミロスの独立の話 評価3.5{/netabare}


◆総評

原作マンガの第4巻までの内容を、旧作(2003年版)は20話かけて丁寧に描き出していたのに対して、この新作(2009年版)は8話に圧縮して描いているので、そこだけは旧作の方が良いと思いました。

旧作では後半のオリジナル展開で散漫となってしまったストーリーラインや作品テーマが、最後まで原作準拠となっている新作では、さすがに確りしていて、その分評価が高くなりました。

やっぱりその作品ならではの感動ポイントがあるアニメは良いですね。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 43

90.0 2 2009年春(4月~6月)アニメランキング2位
けいおん!(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★★ 4.2 (9307)
35009人が棚に入れました
私立桜が丘高校に入学した1年生の平沢唯は新しいことを始めようとするが何も思いつかず、2週間もの間部活の入部届けを書けずに日々を過ごしていた。同じく1年生の田井中律は幼馴染で一緒に入学した秋山澪と共に軽音楽部の見学に行こうとするが、部員が前年度末に全員卒業してしまったため、4月中に新入部員が4人集まらなければ廃部になると聞かされる。合唱部の見学に来るつもりで間違えて軽音楽部に来てしまった1年生の琴吹紬は、律と澪の掛け合いを聞いているうちに彼女達が気に入り、入部することに同意する。3人は部の存続のため、あと1人を入部させるべく勧誘活動を開始した。

声優・キャラクター
豊崎愛生、日笠陽子、佐藤聡美、寿美菜子、竹達彩奈、真田アサミ、藤東知夏、米澤円
ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

見ればわかるからっ!

♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・*゚♫彡。.:・¤゚♫

原作 - かきふらい (芳文社「まんがタイムきらら」連載)
監督 - 山田尚子
シリーズ構成 - 吉田玲子
キャラクターデザイン・総作画監督 - 堀口悠紀子
楽器監修 - 高橋博行
美術監督 - 田村せいき
色彩設計 - 竹田明代
撮影監督 - 山本倫
編集 - 重村建吾
音響監督 - 鶴岡陽太
音響効果 - 神保大介
音楽 - 百石元
音楽制作 - ポニーキャニオン
アニメーション制作協力 - アニメーションDo
アニメーション制作 - 京都アニメーション
アドバイザー - 石原立也
製作協力 - ポニーキャニオン、ムービック、
京都アニメーション
製作 - 桜高軽音部、TBS
放送期間 - 2009年4月2日 - 6月25日
話数 - 全14話(本編12話+番外編2話)

(以上Wikipediaより引用)

♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・*゚♫彡。.:・¤゚♫



私がまだアニメに興味を持ち始めるかなり前の話。
アニメに興味が無くても周りから聞こえてくる
「けいおん!」の名前。

ふーん、そういうアニメが流行ってるんだ。
なんかオリコンチャートで松田聖子さん以来の
なんちゃら…

アニソンって凄いんだね。

萌えって何⁇

そんな感じでした。

それから数年後、私の部屋のキャビネットの上に
唯ちゃんのフィギュアが鎮座する事になろうとは
私自身予想だにしませんでした。

人生ってわからないものですね…

アニメって基本的にストーリーの起承転結がしっかり
していて、喜怒哀楽を楽しむものだと思っていましたので、
この「けいおん!」を見た時の「怒」「哀」が抜けた
「喜」、「楽」だけの世界が異様に感じました。
多分、受け止め方は個人差があると思うのですが、
私にはその「喜」、「楽」だけの世界が異様でありながら
も心地良く、一緒に楽しんでる気持ちにさせてくれる
不思議な感覚が日常の生活でのストレスから解放させて
くれる魔法だったのかもしれません。

そんな、とある高校の軽音部を舞台に繰り広げられる
「けいおん!」
前年度の卒業生で部員数0となった桜が丘高校「軽音部」
このままだと廃部の危機。軽音部存続の条件は4人。
入部を希望していた田井中律ちゃんが発起人となり幼馴染
みの秋山澪ちゃんを強引に、合唱部と間違えやってきた
琴吹紬ちゃんを見事勧誘。
あと1人となったところで「軽い音楽をする所(口笛とか…)
」と思いのこのこやってきたのが、天然ドジっ娘の平沢唯
ちゃん。
この4人を中心に毎日お茶したり、おしゃべりしたり、また
お茶したり、たまに練習したり、たまにイベント。

後半になると新しい1年生新入部員の中野梓ちゃんも入部。
グダグダな先輩に喝を入れようと頑張る梓ちゃんだけど、
やっぱり彼女も流されグダグダな毎日。

はっきり言えば毎日グダグダな彼女達です。
でもなぜか彼女達だと不思議と許せちゃうんです。
むしろ見ていて楽しい。

その中にある言葉では上手く言えない様なキラリと光る
いくつもの宝石を見つけられるなら、きっとこの作品を楽
しめます。

作画は京都アニメーションならではの丁寧な作りで
主題歌も劇中歌を含め全てが魅力的な楽曲で構成されて
います。
視聴してみてオリコンチャートなんちゃらも納得。

ストレスゼロの魔法のような「けいおん!」の世界。
ゆっくりまったりと楽しみましょうね。



【mio's café】
視聴後に来てくださいね♪
お茶にしましょう(●'ω')_旦~
{netabare}
見ればわかるからって友達に言われ続けてきたけいおん
は、私にとって京都アニメーション製作の2作目の作品。
(1作品目がCLANNAD AFTER STORYでした。)

CLANNAD AFTERであまりにも号泣した為でしょうか、
どんなに友人に勧められても、見ようとしなかった
作品でした。

アニメを見るきっかけになったのが「とらドラ!」で
その次に見たのが「STEINS;GATE」
その後が「CLANNAD」シリーズでした。

ラブコメ王道からSFタイムリープ大作、涙腺崩壊話題作
どれもが面白くて感動して大好きな作品になりました。

そんな3作品を見てからのひらがなタイトルで

「けいおん!」???

ひゃっ…かるっ…
前に名前だけは聞いた事がある。

キャラは何となく可愛いけれど…

最初はこんな印象でした。

この時の私は日常系というジャンルのアニメを視聴した
事が無く、これといった感動も無くただのほほんとした
アニメかなぁという様な先入観だけで敬遠していました。

ある日、あまりの暇さと友人の根気強いプッシュに
そこまで言うんだったらちょっと、さわりだけでも
って感じで視聴開始。

そしたら、なんと!

かわいいんです♡

ジャケットのイラストだけではそこまでかわいいと
思わなかったのに、実際に動画で見ると動く彼女達、
お喋りする彼女達がいちいちかわいいんです。

ここ大事なので、2度言います。

いちいちかわいんです♡

随所に見られる笑いどころ豊富な小芝居もどきの
ボケとツッコミ。

彼女達がやるからこそなんです。

だから「いいんです!」

ストーリーは、はっきり言って頑張らない
グダグダな女子高生の毎日。

本当なら私でもちょっとイラっとくるくらいです。

だけど彼女達、たまに頑張るんです。

だから「いいんです‼」

彼女達だから「いいんです‼︎」

カビラさんがいっぱい出てきたぁ…
あーなんか訳分んなくなってきちゃったぞ〜

私はそんな彼女達に律ちゃん座長率いる

「放課後新喜劇」と名付けました。

本当に彼女達のやる事が秀逸なコントなんです。
原作が4コマ漫画だからかなぁ。

そんな彼女達のお話を見ていて私が最初に凄いと
思ったのはキャラの表情の豊かさはもちろんの事、
一人一人の脚の描写の多さでした。

その脚の形や動きでの個性や感情表現をする手法に
感動すら覚えるくらいでした。

妙に現実的な脚の太さと長さ。
決して良いとは言えないスタイルがまたかわいんです♡
ごめんね…リアルに健康的って意味なんだよ。

背景やキャラの作画もそこは京都アニメーション。
桜の咲く街並み、茜色に染まる校舎、
迫力のライブシーンなど、どれもこれも素敵です。

その中でも、私がすっごく好きなのは、ライブシーンで
唯ちゃんと澪ちゃんが歌う時の横顔の口の動きなんです。

すみません凄くマニアックで…

もう、本当に間近で熱唱している姿を見ている
ようなんです。

けいおん!を見て思ったんですけれど、
横顔の描き方が凄く綺麗だなって。
おデコから鼻、唇からアゴにかけてのラインとか。

そして特に目、しかも眼球なんです!

横顔の眼球の描き方、私的に凄いです。

すみません、またまたマニアックで…

多分、京都アニメーション:堀口さんのキャラデが
私的にピンポイントだったんだと思います。

そしてもうひとつ凄いなぁって思うのが
登場するキャラクターの層の厚さです。

主要5人のキャラ

田井中律、秋山澪、琴吹紬、平沢唯、中野梓

をとりかこむ通称:モブといわれるキャラのレベルの高さで
した。(モブと呼んでいいのかわからないけれど…)

その代表格が唯ちゃんの妹、平沢憂ちゃんです。
多分彼女は他のチームに移籍しても即クリーンナップを
任せられるでしょう。
唯ちゃんがエースなら憂ちゃんは正捕手。
憂ちゃん無しでは唯ちゃんの活躍はあり得ないくらいの
存在。
唯ちゃんとはまた違う癒しキャラです。

その次にやっぱりさわちゃん先生こと、山中さわ子先生。
神出鬼没の彼女、けいおん!の中で唯一の大人のキャラ
かもです。(隣のおばあちゃんを除いて。)
とにかくそのカリスマ性が凄いです。けいおん部OBで
伝説?のギタリスト&ボーカリスト。
どっちが生徒かわからなくなるような時があるけど、
こんな先生いたら楽しいだろうなぁ。

そして唯ちゃんの幼馴染みの、のどかちゃん。
真鍋和ちゃんは頭良くってマイペース。
でも、けいおん部相手に(特に唯ちゃんに対して)繰り出す
シュールな一言が以外と強烈で面白いです。

その他にも憂、梓の同級生の鈴木純ちゃん。
私的には1番のシンデレラガール!
などなどこのモブキャラの充実度は
のちのけいおん‼︎(2期)においてさらに開花していきます。
多分、1チーム作れるくらいです。
(特に3年2組のクラスメートの子達)

OPの「Cagayake!GIRLS」、EDの「Don't say "lazy"」
をはじめ、どの曲もこれがアニメの曲⁈っていうような
素敵な曲ばかりで、曲と一緒に流れるアニメーションも
とても手が込んでいます。
見ていて圧巻の映像で特に楽器の描き方とか凄いです。

律ちゃんのドラム、今日も走ってる〜♪
あずにゃんのカッティング今日もキレッキレだね♪
的な感じで私はいつも聞いてます。
ここが彼女達の音楽を楽しむ重要なポイント。
彼女達は確かにここに存在しているんです。

そんな、いっぱいある曲の中でもやっぱり、
私的に1番好きなのは「ふわふわ時間」かな♡
このタイトルと歌詞が一番彼女達を表現してる気がするし
桜高祭でのライブで何かにつけて思い出がある曲です。

1年生の時の桜高祭での「ふわふわ時間」。

この時は訳ありで澪ちゃんのリードボーカル。
唯ちゃんのコーラスには最初ビックリしちゃって
笑っちゃうけれど、ハスキー唯ちゃんも可愛かったよ♡
あんな状態でも頑張ってる感があって凄くいいです。

でも豊崎さん、凄いです。
どうやって、あの声出してたんだろう…?

澪ちゃんには怒られそうだけど、最後のハプニング!
「しましま時間」も良かったです♡

2年生の時の桜高祭での「ふわふわ時間」は、もうこれは
私のけいおん!の名シーンでも5本の指に入ります。

一言で言うならムギちゃんの超ファインプレー。
ナイスです、good jobです!

そして唯ちゃんの「もう1かぁ〜い」の時のカメラワークが
また凄いです。
あの臨場感がたまりません。
見ていて鳥肌たっちゃいました。

私がけいおんを大好きになった理由の一つが、彼女達と
時間を共有している気にさせてくれる演出でした。

彼女達が音楽準備室でお茶している時も、
合宿に行ってる時も、講堂でライブしてる時も、
いっつも同じ空気を感じれるんです。
同じ場所にいる気になれるんです。

彼女達と同じ空気を感じれる、本当に不思議です。
説明できない心地良さと共感できる世界観とはまでは
いかないけれど、空気というか雰囲気…

あ〜わかんないっ!

これが「日常系」と呼ばれるアニメの魅力の1つ
なのでしょうか。

「けいおん!」も何がいい、どこがいいって言葉で上手く
説明できない珍しい作品なんです。本当に。

だけど、

「いいんです‼︎」

だから、最後に私は声を大にして言いたいです。

とにかく

「見ればわかるからっ!」って。

結局、友達と同じ事言ってるし…



【主な登場人物・出演者】

平沢 唯 - (CV:豊崎愛生)
秋山 澪 - (CV:日笠陽子)
田井中 律 - (CV:佐藤聡美)
琴吹 紬 - (CV:寿美菜子)
中野 梓 - (CV:竹達彩奈)
山中 さわ子 - (CV:真田アサミ)
平沢 憂 - (CV:米澤円)
真鍋 和 - (CV:藤東知夏)
鈴木 純 - (CV:永田依子)


【主題歌】

オープニングテーマ
「Cagayake!GIRLS」
作詞 - 大森祥子 / 作曲・編曲 - Tom-H@ck
歌 - 桜高軽音部
2009年4月22日発売 オリコンシングル4位

エンディングテーマ
「Don't say "lazy"」
作詞 - 大森祥子 / 作曲 - 前澤寛之 / 編曲 - 小森茂生
歌 - 桜高軽音部
2009年4月22日発売 オリコンシングル2位


【挿入歌】

「ふわふわ時間(タイム)」
作詞 - 秋山澪 / 作曲 - 琴吹紬
(作詞 - かきふらい/ 作曲・編曲 - 前澤寛之)
歌 - 桜高軽音部
2009年5月20日発売 オリコンシングル3位

「わたしの恋はホッチキス」
作詞 - 秋山澪 / 作曲 - 琴吹紬
(作詞 - 稲葉エミ / 作曲・編曲 - 藤末樹)
歌 - 放課後ティータイム

「ふでペン 〜ボールペン〜」
作詞 - 秋山澪 / 作曲 - 琴吹紬
(作詞 - 稲葉エミ / 作曲・編曲 - 川口進)
歌 - 放課後ティータイム

「Maddy Candy」
作詞 - KANATA / 作曲・編曲 - 小森茂生
歌 - DEATH DEVIL
2009年8月12日発売 オリコンシングル9位

{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 122
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

仲良く楽しく、それがけいおんの魅力

久しぶりにけいおん!を見たので、レビューを書きたいと思います。もう何回見たか覚えていませんが、想像以上に楽しめました。そして、レビューが想像以上に長くなってしまいました。すみません。


◆この作品で伝えたかったこと◆

この作品が描きたかったのは(今さら改めて言う必要もないと思いますが)、『たとえ女子校生でも、軽音を楽しむことができる』だと思います。

私は当時を知らないのではっきりとしたことは言えませんが、この作品をきっかけに、軽音を始める人が続出したみたいですね。ちなみに今でも尚、「けいおん!見て、軽音部に入ろうと思いました。」という話を耳にします(仕事柄)。ほんと、すごい人気ですよね。

私は昔から「aiko」や「ZONE」といった女性バンド(シンガー)を聞いていたのでそれほど驚きませんでしたが、たしかに女子校生がバンドをやるというのは、珍しかったのでしょう。しかもガチで練習しているわけではなく、ゆるふわな女子校生たちがお茶飲んで、おしゃべりして、ときどき練習して、と。

そんな楽しそうな雰囲気に、仲の良い演奏に、気楽にできる軽音に、多くの人たちが惹かれていったのでしょう。


◆この作品に対する批判◆

でもその反面、この作品には批判もあるみたいですね。

一つは演奏技術。あれだけしか練習してないのに、なんであんなに演奏が上手くなっているのか。私は演奏についてはさっぱりなのですが、聞いた話だと相当上手くなっているみたいです。

でもそれはどっちでもいい話で、この作品の、放課後ティータイムの魅力は「彼女たちの仲の良さから生まれる、楽しい音楽」だと思います。たしかに演奏の良し悪しの半分は、演奏技術で決まります。でも、その演奏が心に響くかどうかは、バンドメンバーの心の絆で決まると思います。彼女たちの何気ない日常が奏でる、ふわふわな音楽。そこからあふれ出す、けいおんの魅力。それらを味わえれば、いいんじゃないかと思います。

ちなみに、{netabare}『ふわふわ時間』はいい曲ですね。1期の放課後ティータイムの音楽性をよく表していると思います。新たな発見です。もう一度見返して、好きになりました。{/netabare}


もう一つは、リアル感のない人間関係。以前知り合ったアニメ好きの女性が、こんなことを言っていました。

『けいおん?私、好きじゃないんだよね。仲良いだけの女子なんて、実際はいないし。リアルの女子校は、もっとドロドロしているよ。』

正直、気持ちはとてもよくわかります。私も『Free!』という作品を見たとき、同じような感想を抱きました。

でも、これらにはちゃんとねらいがあると思います。この作品が描きたかったのはあくまで、「女子校生が仲良く楽しく軽音をやる」ということ。だから、「仲良く楽しく」ということに力点を置いたために、ドロドロした描写はほとんど描かなかったんだと思います。てか、そもそもけいおん!は日常系アニメなわけで、そういった要素を求めるべきではないのではないでしょうか。

ちなみに、{netabare}この作品は山田尚子さんが監督を務められましたが(なんと当時25歳)、「仲の良い女子校生」を表現するために、効果音や色彩などを女の子っぽくする工夫をしているように感じました。{/netabare}


◆好きなセリフ◆

{netabare}『わかるよ、みおの足音は』

第11話、りつのセリフ。いや本当に、りつとみおの仲の深さがわかるいいシーンでした。私も家族の足音聞き分けできるので、とてもよくわかります。だからこそ、その前の嫉妬やすれ違いがあるんですよね。演出の方も、重々しい雰囲気の中とても上手く表現していたと思います。(すれ違いの方)

『もう一回!』

第12話、ゆいのセリフ。文化祭でふわふわ時間が歌い終わった後の、アンコール宣言です。このまま終わりたくない、というむぎを初めとした5人の気持ちがよく表れていました。また、順番に演奏する演出のおかげで、それぞれの楽器の音をしっかりと聞けたのもよかったです。

『あっ、あずにゃん2号。どうしたの?どうしたの?あずにゃん2号』

第13話、あずにゃんのセリフ。まず、預かったねこに、「あずにゃん2号」という名前をつけちゃうあずにゃんがかわいい。そして、毛玉を吐き出してるだけなのに、焦っちゃうあずにゃんがかわいい。いや、そもそも、うたた寝しているあずにゃんがかわいい。そう、あずにゃんがかわいい。
{/netabare}


◆好きなキャラ ランキング◆

放課後ティータイム5人の、個人的好感度ランキングです。1期は性格よりも、作品に対する貢献度で決めさせていただきました。

{netabare}同率1位:ゆい
改めて見て、やっぱり主人公は「ゆい」なんだなっと思いました。ゆいがいたから、けいおん!がここにあるんだと思います。

同率1位:みお
あずにゃんの代わりに、1期を引っ張ってきた功労者。いじられキャラとしても、まとめ役としても、その存在感は大きかったと思います。

3位:むぎ
見直してみて、新たな魅力が一番発見されたのがむぎ。お嬢様ゆえの素直さと子どもっぽさが、とてもかわいらしかったです。

4位:あずにゃん
最初は、「あずにゃんのいないけいおん!は、イチゴのないショートケーキだ!」と思っていましたが、1期は1期で魅力がありました。2期以降の活躍に期待です。

5位:りつ
おそらく、2期になっても、映画になっても、この順位のままな気がする。他のキャラに比べて、かわいいポイントが少ないんでしょうね。残念。

ちなみに、ういやさわこ先生も大活躍でした。特に、1期でのういの存在は大きかったと思います。
{/netabare}


◆まとめ◆

正直、1期よりも2期の方がかなり好きです。だから、これまで2期に比べるとあんまり見てこなかったのですが、とても面白かったです。見返してみて、心からよかったと思っています。

私は「日常+音楽=けいおん!」ではなく、「日常×音楽=けいおん!」だと思っています。あれから多くの名作が誕生しましたが、今でも尚、けいおん!のもつ独自の輝きは失われていないと思います。

まだ見てない方は、1期からゆっくりとその独特の魅力を味わってもらえたら幸いです。好きな方は、いっしょに何回も見返しましょう。



今回はいつもより長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。(ちなみに、近々2期のレビューも更新する予定なので、よければ読んであげて下さい。)



◇余談◇

『新しいことに、チャレンジするということ』

{netabare}私がこの作品を見返して印象的だったのが、「ゆいの変化」でした。最初は緊張してぎこちなかったゆいが、最後にはのびのびとあずにゃんに抱きついている。そんなゆいは第12話で、こんなことを言っています。

『ねぇ、私。あの頃の私。心配しなくてもいいよ。すぐ見つかるから。私にもできることが、夢中になれることが。大切な、大切な、大切な場所が。』

中学生までは毎日をぐーたらに過ごしていたゆい。でも、勇気をふりしぼってけいおん部に入部した。怖かったけど。楽器は何もひけなかったけど。

でも、だからこそ、出逢うことができた。夢中になれることに、大切な場所に、大切な仲間に。

以前読んだ本にこんなことが書いてありました。この世の中には「福の神」がいて、その人の人生がより幸せになるような「素敵な出逢い」を与えてくれると。

そのための条件は別にあるのですが、一つは新しいことに挑戦していくことなのかなと思います。最初は上手くいかないことや失敗はあるけれども、ゆいのように一歩踏み出せば、そこに素敵な出逢いが待っている。


私もあにこれのレビューを再開してちょうど1ヶ月くらい経ちますが、本当によかったと感じています。少しですが、毎日の生活が楽しくなりました。これも、みなさんのおかげです。本当にありがとうございます。

これからも好き勝手なレビューを書いていきますし、飽きっぽい性格なのでいつまでで続くかわかりませんが、末永く末永くと願っています。


独りよがりで、恥ずかしい文章をまた書いてしまいましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。これからもどうぞ、よろしくお願いします。


{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 28
ネタバレ

TAMA さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

軽い音楽やってお菓子を食べる、それが『けいおん』!!

10周年おめでとうございます!
10年前かぁ…。私はまだ学生だな。当時はこの作品を知らなかった(アニメ等を観てなかった)のでやたら周りにギター持った子や楽器やりだした子が多かったのはこの作品の影響なのかな?


原作・未読。
アニメ・全話視聴。(全12話【番外編13・14】・30分アニメ)


『唯』の軽音を「軽い音楽って書くから簡単な事しかやらない」って少し「なるほど」と思ってしまいました(笑)
ま、実際は違いますが。
それよりバンドスコア楽譜はともかく打ち込み譜面は難し過ぎません?『けいおん』の作品の楽曲って譜面がおかしい(汗)
てかこれ出来る『けいおん部メンバー』は凄すぎです。ま、私は鍵盤やギター等の弦楽器の譜面などは分かりませんが(苦笑)
…ギリドラム譜面とドレミファソラシドが分かるくらい(汗)(あ、唯と同じかも(笑))


さて、最初から脱線しましたが感想を書きます。

私はあまり片方の性別のみの作品は好まないのですがこの作品は楽しく観る事が出来ました。
正直他作品の『バ○ドリ』よりこちらの方が「音楽(バンド)をやってみたい!」ってなりました。
空気系の王道と言いますか、起承転結はあまり気にせずまったり観させながらも視聴者に音楽をやってみたいと思わせる様な作風はとても好感が持てました。ま、好きになった作品だから私が色メガネになってると思いますけど(汗)


少し簡単に書くと主人公『平沢 唯(ひらさわ ゆい)』が高校に入り部活動を探している時に『軽音部』のビラを見て「軽い音楽って書くから簡単な…」と軽い気持ちで軽音部に。が、その考えはすぐにブチ壊された。辞めようと思ったけど『秋山 澪(あきやま みお)』『田井中 律(たいなか りつ)』『琴吹 紬(ことぶき つむぎ)』の演奏を聴いて『唯』は「あんまり上手く無いですね」とバッサリ(笑)だが『唯』の琴線には触れたみたいで入部、軽音部に。
8話以降から『中野 梓(なかの あずさ)』を加え、ここからお茶菓子とティータイムとおしゃべりとたまに軽音をやる日々が始まる…って感じですね。

…それであの演奏出来るのは羨ましいな。


前に『澪』役の『CV日笠陽子さん』が言ってたんですが、アニメが始まる前、キャラを演じる前に歌収録が先だったらしいと聞きました。だからキャラがまだ分からないのに歌が先なのはどうやって歌えば良いのか…と。
それでED曲「Don't say "lazy"」を歌ったのは凄い+プロだなぁ。…今ではおしゃべりクソバ…あ、マズい(笑)


バンドものだけど別に挫折や成長とか恋愛要素とかジャ○プ作品みたいに熱い展開!とかは無くただただ少女達の日常を観る作品。一応最初の方で『律』が「武道館!」って言ってますが…ね。
ただ何だろう?ちょっと説明出来ないんですが不思議な魅力がありいつの間にか視聴が終わってました。観終わった後は心地良さもありこーゆー作品もあるんだなと。
OP曲、ED曲の良さがかなりのスパイスになってますね。OP曲は楽しさを(梓が後半からギターやコーラス加入)、ED曲はカッコ良さを感じさせて頂きました。
そして楽曲だけじゃなく作画の良さも◎ですね。流石丁寧な仕事をなさる京都アニメーションです。そこにキャラに合ったCVが作品を盛り上げてます!


結構学生の時にバンドやろうとしてる人って「モテそうだから」「楽そうだから」「歌なら歌える」とか色々軽い気持ちでやる人は多いのでは無いでしょうか?ま、きっかけはどんな事でも良いと思います。挫折も仕方ないです。ギターはFコードで躓くしドラムは四肢が別々に動かせないといけない。
ま、ベースとドラムはリズムがズレるとかなり目立つからそこも難しいかな。んでポジション的に目立たないという理不尽さ(苦笑)
でもこの作品を観て、楽曲を聴くとそんなポジションイメージは結構払拭してくれると思います。


キャラ達もサブキャラ含め良かったですね。
各キャラにファンは多そうだなってのが最初の印象ですね。『紬』のマユゲがたくあんて…(笑)
『山中 さわ子(やまなか さわこ)』先生は清楚で優しい人…だったのに。もう誰か貰ってやれよ(笑)
『平沢 憂(ひらさわ うい)』と『真鍋 和(まなべ のどか)』はとてもいい子!…だからなのか『唯』が…『唯』が!?…てか、『憂』は色々ハイスペック過ぎる。
『梓』はもうマスコットですな♪


一応テレビ放送分最終12話は『けいおん』らしい終わり方だと思います。お時間があったり、まったり観たい方にはオススメします。
10年前の作品なので表現が少し古く感じるかも知れませんがそれくらいではこの作品の魅力は崩れないと思います。


そういえば「Don't say "lazy"」は声優『佐倉綾音さん』がカバーしてましたね。事務所の先輩の曲を。
『佐倉さん』は事務所からカバーの資料を貰った時に「ん?バカかな?」と思ったらしいです(笑)
んで『佐倉さん』が『日笠さん』にカバーした事を報告すると『日笠さん』は「え!?あ、そう!良いよ!」と懐の深い先輩でしたと笑い話してました。
多分まだ動画サイトとかにあるので聴いたこと無い方はそちらでどうぞ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さて、ここからは作品の事ではなく少し今回の事を書こうと思います。作品とは関係ないのでお暇な方で興味がある方はどうぞ。

{netabare}
本当だったら『中野 梓』役の『CV竹達 彩奈さん』のご結婚おめでとうございます!『梶 裕貴さん』とお幸せに!
って書いて締めようと当初は思ってました。

そして文章を執筆してたらニュースが目に入りビックリしました。『京都アニメーション放火・殺人事件(2019年7月18日)』。

正直「は?」と思いました。
映像を観て嘘でない事が分かり絶句しました。
仕事があったので数日後に京都伏見に行ってきました。近場に行くと色々と嫌な臭いが鼻を刺激しました。何も出来ないけどせめて献花と手を合わせてきました。

後日クラウドファンディングに『京アニ支援』みたいな募金サイトで良いのかな?そこを見つけ微々たる物ですが少しだけ支援させて頂きました。どうか何かのお役にたててくれれば幸いです。

私はまだアニメ等を観だして数年でそこまで知識はありません。ですが京都アニメーションの丁寧な作画は当時名前も知らなかった私でも絵だけは知ってました。それだけ魅力があったと思います。

亡くなられた方々にはお悔やみ申し上げます。
重軽傷の方々は怪我の回復やメンタルケア等を。ただアニメーターとかって1種の職人みたいな物だから感覚とか利き腕とかありますしそこも心配です。
助かった方も数人いらっしゃるみたいですね。その方達もメンタルケアを大事にして下さい。
残った方も同僚を失うのは非常に辛かったですよね。

京都アニメーションの作品に携わった声優さんもコメントしたり出来なかったりしてますね。出来ない人は仕方ないとこもあると思います。著名人なので一般人とは違い発言力があるので言いたくても言えない場合があると思います。
その中でも『平野 綾さん』や『豊崎 愛生さん』はコメントやラジオで発信してましたね。
『豊崎愛生のおかえりらじお』では数分『豊崎 愛生さん』が声を震わせ、本当に辛そうなのに自分の言葉として発信して凄いと思いました。

今手掛けてる作品もあると思うしこれから手掛ける作品もあると思います。応援する事しか出来ませんが今は今出来る事を無理なくやって下さい。

最後にお亡くなりになった方にはお悔やみ申し上げます。重軽傷の方には1日も早いご回復をお祈りします。
{/netabare}


最後まで読んで頂きありがとうございました。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 9

87.7 3 2009年春(4月~6月)アニメランキング3位
咲-Saki-(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (3142)
14785人が棚に入れました
宮永咲(みやながさき)は高校一年生。奇跡的な麻雀を打ってのける(毎局プラスマイナスゼロで和了(あが)ることができる)美少女。
原村和(はらむらのどか)の天才的な打ち方に感化され麻雀部に入部することを決意する。二人の天才美少女がインターハイの頂点を目指す。

声優・キャラクター
植田佳奈、小清水亜美、釘宮理恵、伊藤静、白石涼子、福山潤
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

第1回、勝手に秋の咲祭り ~麻雀って楽しいよね~

始まりました、「第1回、勝手に秋の咲祭り」。季節も秋に変わったので、お気に入りシリーズを順番に紹介していこうと思います。本編よりも気合を入れ過ぎた「余談」もあるので、麻雀の魅力を味わっていただけたらと思います。


◆この作品で伝えたかったこと◆

この作品で伝えたかったこと、それは「麻雀って楽しいよね」ということだと思います。

本作の主人公の咲は子どもの頃家族と麻雀を打っていたが、家族がバラバラになってしまったのと同時に、麻雀から離れてしまった。

しかし、高校生になって和と出会ったことによって麻雀部に入部することとなり、多くの人たちと対戦することによって心の奥底に沈んでいた気持ちを思い出す。そんなストーリーだと思います。

麻雀って聞くと、なんだか暗くて危ないにおいがする。賭け麻雀だったり、雀荘のタバコのにおいだったり。

でも本当は、音楽やスポーツとおんなじで、麻雀も人と人とをつなぐもの。新たな出会いをくれるもの。

山の嶺に咲く花のように、麻雀は私たちに美しい世界を見せてくれるのかもしれません。


◆高校別好きなキャラ選手権◆

私の好きなキャラを高校別に選出しました。基準は見た目、ではなくて、「性格」と「プレースタイル」を重視です。

☆清澄高校
{netabare}竹井久(伊藤静さん)・・・清澄高校麻雀部部長にして、中堅。あの「悪待ち」はまったく真似できませんが、自分のスタイルを貫き通す姿は魅力的。ちょっとおばさん臭くて、まとめ上手なところも私は好きです。{/netabare}

☆風越女子高校
{netabare}福路美穂子(堀江由衣さん)・・・名門風越の部長にして、先鋒。閉ざされた青い右目を開くと、場の状況を的確に把握し、自分に有利となる高度な打牌を見せます。密かに久に想いをよせているところが、またGood。{/netabare}

☆鶴賀学園
{netabare}加治木ゆみ(小林ゆうさん)・・・部長っぽいけど実は部長じゃない、大将。特別な力は持っていませんが、その場に応じた臨機応変な打ちまわしが上手いです。落ち着いた雰囲気と、冷静で的確な判断力も魅力的。{/netabare}

☆龍門渕高校
{netabare}天江衣(福原香織さん)・・・前年度インターハイ出場校の、大将。「一向聴地獄(イーシャンテン地獄)」や「海底摸月(ハイテイラオユエ)」などの強力な必殺技をもつ、まさにラスボス。でも本当は子どもで、さみしがり屋なところがかわいい。{/netabare}


☆おまけ~ルックスランキング~

{netabare}1位、東横桃子(斎藤桃子さん)・・・加治木を慕う姿と、よくわからないけど見た目がなぜか好き。あと○が大きい。
2位、福路美穂子(堀江由衣さん)・・・一番の美人はやっぱり福路さん。青い目もきれいです。あと○が大きい。
3位、原村和(小清水亜美さん)・・・エトペンを持っている姿と、頬を染めた表情がかわいい。あと○が大きい。{/netabare}


◆忘れられない思い出◆

この作品も私がアニメを見始めた「初期の作品」なので、忘れられない思い出が詰まっています。

{netabare}私が学生だった頃、バイト仲間と「チーム麻雀」というものをつくり、毎晩毎晩朝まで麻雀を打っていました。バカみたいな毎日でしたが、今思うと懐かしく楽しい時間だったように思います。

そんな麻雀を打ちながらよく見ていたのが、この「咲」という作品。特に県予選決勝戦の大将戦のラストは、飽きるくらいに見返しました。

『清一 対々 三暗刻 三槓子 赤1 嶺上開花 32000です!』{/netabare}

咲という作品があったからこそ、私の若かりし青春があったのかもしれません。


◆まとめ◆

咲の大きな特徴の一つに、「麻雀を知らない人でも楽しめる」ということがあると思います。

私も咲と同じように子どもの頃から家族と麻雀を打っていたので、ルールはそれなりに理解していますが(符の計算はできませんが)、麻雀のルールはかなり複雑で細かいです。

でも、この作品はそんなことを知らなくても十分に楽しめる。「バトルアニメを見てるのかな?」と見間違うかのような派手な演出と、常軌から逸した異能バトルによって、よくわからないけど面白い。あと何故だか「百合展開」も織り交ぜてくるので、飽きずに見ることができます。

それでもやっぱり、麻雀のルールを知っている方が楽しめますよね。

ぜひ咲を見て、麻雀の秋を味わってみてください。


最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。



◇余談◇

『第1回、松実玄の麻雀入門教室 ~麻雀入門は、おまかせあれ!~』

※ 「勝手に秋の咲祭り」ということで、またまた勝手に私(玄)が阿知賀編に登場する松実玄ちゃん(現在のサムネの女の子)に扮して麻雀教室を開催致します。麻雀を知らない方でも理解できるように努めましたので、興味のある方はぜひご一読願います。(ただし超絶長いです、ごめんなさい)

{netabare}
☆自己紹介☆

玄 :こんにちは。阿知賀高校麻雀部の「松実玄(まつみくろ)」です。今回は私が講師となって、みなさんに麻雀のルールや魅力を紹介させて頂きます。精一杯頑張りますので、おまかせあれ!

玄 :それでは、今回いっしょに麻雀教室をやってもらう特別ゲストを紹介します。どうぞー。
和 :こんにちは。清澄高校麻雀部1年、「原村和(はらむらのどか)」です。玄さん、今日はよろしくお願いします。
玄 :和ちゃん、久しぶり。今日はよろしくね。
優希:清澄高校麻雀部1年、「片岡優希(かたおかゆうき)」だじぇ。ところで玄さんは、のどちゃんといっしょでおっぱいが大きいじょ。
和 :こら!優希!
玄 :そうですね。和ちゃんは小学生の頃からいい物をお持ちで・・・。今では、私よりも大きそう。
和 :玄さんまで・・・。
玄 :それではお二人とも、今日はよろしくお願いします。


☆大まかなルール☆

優希:で、何から始めるじぇ?
玄 :まずは、大まかなルールを説明をしたいと思います。和ちゃん、麻雀ってどんなゲームかな?
和 :そうですね、麻雀は麻雀牌を使って遊ぶテーブルゲームです。最初に牌(13枚)を配ってスタートし、親から順番に山から牌を引いて手を変えて、一番早く「完成の形=あがりの形」をめざす競技です。
優希:さすが、のどちゃん!あとは、あがった手の形(強さ)によって相手から取れる点数が変化するんだじぇ。
玄 :二人とも、そのとおり!麻雀は「手を完成させるスピード」と、「手の強さ」で勝負を競う競技なのです。


☆麻雀牌とその種類☆

玄 :それでは、優希さんに質問です。これは何でしょう?
優希:何って、玄さん。これは「麻雀牌」だじぇ。(※みなさんも、Google先生で「麻雀牌」と画像検索してみてください)
玄 :優希さん、そのとおり。絵や文字が書かれているこれらの牌を『麻雀牌』と言います。麻雀牌には1~9までの数字が書かれている『数牌(スウハイ)』と、「東」や「中」といった漢字が書かれている『字牌(ジハイ)』があります。
和 :「数牌」は大きく3種類に分類できますね。赤い文字で「萬」と書かれている『萬子(マンズ)』、青色で「丸」が描かれている『筒子(ピンズ)』、緑色の「竹」の絵が描かれている『索子(ソウズ)』の3つです。
優希:「一萬(リャンワン)」や「六筒(ローピン)」、「七索(チーソウ)」みたいに、それぞれに1~9までの数字があるから、数牌だけで27種類の牌があるじょ。
玄 :すごい!優希さん。これも算数ドリルの成果ですね!
和 :いえ、玄さん。これはただの九九の問題です。特別すごくはありません。そもそも何で、玄さんが算数ドリルのこと知っているのですか。
優希:のどちゃんはおっぱい大きいのに、意地悪だじぇ。ちなみに、「字牌」には方角が書かれた『風牌』と『三元牌』ってのがあるんだじぇ。
玄 :「三元牌」は何も書かれていない『白(ハク)』、緑色の文字の『發(ハツ)』、赤文字の『中(チュン)』のことだね。この三元牌は3枚そろえると、「役」がつきます。
和 :「風牌」は『東(トン)』、『南(ナン)』、『西(シャー)』、『北(ペイ)』のことですね。それぞれにあった条件で3枚そろえると、風牌も「役」がつきます。
優希:二人とも、初心者の人にはまだ「役」はわからんじょ。字牌は東、南、西、北、白、發、中の7種類だから、麻雀牌は全部で34種類。それぞれにおんなじ牌が4枚ずつあるから、全部で34×4=「136枚」の牌を使ってゲームをするんだじぇ。
和 :これはさすがに算数ドリルの成果ですね。
玄 :優希さん、すごい!この麻雀牌を13枚配った状態でゲームはスタートし、順番に山からに1枚ひいてはいらない牌を捨てる。1枚ひいてはいらない牌を捨てる、を繰り返して「上がりの形」をめざすのです!


☆上がるための条件その1☆

玄 :それでは、優希さん。上がるためにはどうしたらいいでしょう?
優希:タコスをたくさん食べることだじぇ!
和 :優希、この場合タコスは関係ありませんよ。
優希:のどちゃん、タコス力は重要だじょ!
玄 :私もおもち好きだよ。
和 :玄さんまで・・・。「上がるための条件」は大きく分けて、「2つ」あります。一つ目は『4面子1雀頭』といわれる『上がりの形』をつくることです。(※Google先生で、「麻雀 アガリ形」と検索してみてください)
優希:『面子(メンツ)』は、「3枚の牌でつくる1グループ」のことだじぇ。『雀頭』は、「同じ牌2枚でつくる、2枚1ペア」のことだじぇ。
玄 :つまり、3枚1グループが4つ(4面子)と2枚1ペアが1つ(1雀頭)の「14枚」で上がりの形になります。基本的に手札に13枚の牌を持った状態でゲームは進行するから、最後に14枚目をひいて上がりの形が完成するんだね。
和 :3枚1グループの面子には、『順子(ジュンツ)』と呼ばれるものと、『刻子(コーツ)』と呼ばれるものがあります。『順子』は「2-3-4」や「7-8-9」のように「同じグループの数牌を連番で集めること」です。『刻子』は「中-中-中」や「三萬-三萬-三萬」のように「同じ牌を3枚集めること」です。
優希:『雀頭』はさっき言った「同じ牌2枚でつくる、2枚1ペア」のことだじょ。通称、『頭(アタマ)』とも言うじぇ。
玄 :この「頭」を1つと、「順子」か「刻子」を4つ組み合わせて、上がりの形をつくります。たとえば、「二萬-三萬-四萬-三筒-四筒-五筒-七筒-七筒-七筒-五索-五索-六索-七索-八索」といった感じになります。(※Google先生の2番目の画像のアガリ形の手です)


☆上がるための条件その2☆

和 :それでは、二つ目の条件ですね。二つ目は『1ハン以上の役が必要』ということです。
優希:さっき玄さんが言った手を子が門前(メンゼン=鳴かないこと)でつくった場合でドラを「五索」とすると、最高で「リーチ、一発、ツモ、タンヤオ、ドラ、ドラ」で跳満(ハネマン)12000点だじぇ。
玄 :そう、今優希さんが言った「リーチ」、「一発」、「ツモ」、「タンヤオ」、「ドラ」が役です。6つ(5つ)全てが1ハンの役なので、合計6ハンで「跳満(ハネマン)」となります。(※詳しくは次回説明予定)
和 :麻雀には何種類もの役(全37種類)が存在しますが、一番基本的なのは『リーチ(立直)』だと思います。
優希:のどちゃん、「リーチ」ってなんだじぇ?
和 :『リーチ』とは、「上がりの1つ手前の状態になったことを相手に宣言すること」です。このリーチ宣言をすることで、1ハンの役がつきます。
玄 :ちなみに、『テンパイ(聴牌)』っていうのは、「あと1枚牌がそろえば上がりの形になる状態」のことだね。反対に、「上がりの1つ手前の状態にないこと」を『ノーテン(不聴)』と言います。
和 :ただし、リーチをする時には以下4つのことに気をつけなければなりません。一つ目、門前でないと、リーチの役はつきません。二つ目、リーチをする時には、供託金として1000点を場に支払わなければなりません。三つ目、リーチ後は、自分の手をいじれません。四つ目、自分の捨てた牌と同じ牌でロンすることはできません。
優希:さすが、のどちゃん!まるで先生みたいだじぇ。のどちゃんの場合は、エロっエロっな先生だけど。
和 :優希、何を言っているのですか。先生なら、私は玄さんの家庭教師に興味があります。赤縁のメガネもかけていただいて、ぜひ個別指導していただきたいです。(※ごめんなさい、私のただの妄想です)
玄 :私に家庭教師できるかな。ところで、『ロン』っていうのは「相手の捨て牌から上がること」だよ。それに対して、「自分がひいた牌で上がること」を『ツモ』って言います。
和 :『ツモ』という言葉は、もともと「自分が山から牌をひくこと」を意味しますね。ただし門前でツモって上がった場合は、『門前ツモ』という役がつきます。
優希:でも、のどちゃん。最初のうちは「門前ツモ」だけで上がることはほとんどないと思うじょ。
玄 :そうだよね。だから最初のうちは手を組み替えて「テンパイ」の状態にして、「リーチ」をするのが一番確実に役がつく方法かな?
和 :そうですね、玄さんの言うとおりだと思います。


☆鳴くよ~ポン、チー、カン~☆

玄 :ところで、門前ってどういう意味なのかな?
優希:『門前(メンゼン)』は、ポンやチーみたいに「鳴いていない状態のこと」だじぇ。
和 :『鳴く』とは「山から牌をひく代わりに、相手の捨て牌をもらうこと」ですね。ちなみに「鳴く」は通称で、正式には「フーロ(副露)」と言います。
玄 :この「鳴く」には「ポン」と「チー」があるんだよね。
優希:『ポン』は「同じ牌を2枚持っているときに、誰かが捨てた牌を3枚目として吸収して刻子をつくること」だじぇ。たとえば、手持ちに「中-中」を持っていて、誰かが「中」を捨てたときに「ポン」と言って自分の牌としてもらうんだじぇ。ちなみに、ポンの場合は「誰からでも」鳴くことができるじょ。
和 :『チー』は「順子(数字の3枚続き)の欠片を持っているときに足りない牌を吸収して順子をつくること」です。手持ちが「一萬(イーワン)-二萬(リャンワン)」だったら「三萬(サンワン)」を、「七筒(チーピン)-八筒(パーピン)」の時は「六筒(ローピン)」か「九筒(キューピン)」を鳴くことができます。ただし、「チー」の場合は、「自分の前の人(左隣に座っている人)からしか」鳴くことができません。
優希:あと、咲ちゃんが得意な「カン」もあるじぇ。
玄 :たしかに、刻子ができている状態(同じ牌を3枚持っている状態)で「カン」って鳴くこともできるよね。ただ「カン」についてはルールが複雑だから、また今度専門の人に説明してもらおうと思います。
和 :ところで、玄さん。「ポン」「チー」「カン」と鳴きの説明をしてきましたが、初心者の方は鳴かない方がいいですよね。
優希:なんでだじぇ?のどちゃん。
和 :たしかに鳴くと手の進み(完成する速さ)は速くなりますが、先ほど説明した「リーチ」という役で上がれなくなってしまいます。「リーチ」以外の役を自由に使いこなせるようになるまでは、無闇に鳴かない方がいいと思うのです。
玄 :そうだね、和ちゃんの言うとおりだね。初心者の方は無理に「鳴かずに」「テンパイ」して、「リーチ」をするのが私もいいと思うよ。


☆実際に麻雀をやってみよう!☆

玄 :これで今回説明する内容は以上です!
優希:じゃあ最後に、のどちゃんがまとめをするじぇ。
和 :それは玄さんがしなくていいのですか。
玄 :和ちゃん、お願いします。
和 :わかりました。今日の麻雀入門教室のポイントは以下の3つだと思います。

①2枚1ペアの「頭」を1つと、3枚1グループの「順子」か「刻子」を4つつくること
②手を組み替えて「テンパイ」の状態にして、「リーチ」をすること
③「ポン」「チー」「カン」の鳴きは極力使わないこと

玄 :うん、そのとおりだね。
優希:あと、麻雀に興味をもった人は実際に打ってみることだじぇ。
和 :そうですね、今の時代はネット麻雀などもありますから、一人でも打つことができますよね。
玄 :うん、あとはスマートフォンのアプリでも無料でできるから、いろんな人に麻雀やってもらいたいね。(※オススメは一番下に記載)
優希:そのためにも、のどちゃんと玄さんが一肌脱ぐじぇ。
和 :なんでそうなるんですか!
玄 :まあまあ。それはともかく、麻雀に興味をもった方は、ぜひやってみてください!今日は和ちゃんと優希さん、お手伝いしていただき本当にありがとうございました。
和 :いえいえ、こちらこそありがとうございました。とても楽しかったです。
優希:そうだじぇ。次やる時も呼んでほしいじぇ。
玄 :そうだね。ただ次回はまた違うゲストの方に来てもらうから、麻雀教室ではこれでお別れなのです。
和 :そうなのですか、それは残念です。また必ずどこかで会いましょうね。
優希:今度は卓の上でだじぇ!
玄 :うん、お互い頑張ろうね。二人とも、本当にありがとうございました。

玄 :麻雀入門教室を読んでいただいたみなさん、本当にありがとうございました。来週も頑張って開催する(※予定)なので、その時はぜひよろしくお願いします。次回は、「役を覚えて、強くなろう!(仮)」です。
玄 :それではまた来週も、おまかせあれ!


※ 最後までお付き合いいただいたみなさん、本当にありがとうございました。もし何かご意見やご質問があったら、メッセージボードまでお願いします。

※ あと、初心者にオススメの無料スマホアプリは「麻雀雷神」の一人打ちです。リーチや上がりなどのアシスト機能がありますし、対戦相手がそこまで強くないので、初心者の方でもおそらく楽しめると思います。興味のある方はお試しあれ。


{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 37
ネタバレ

丸太旭日旗六四天安門 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

哭きの竜のキャラを女子高生にした青春麻雀物語

女子高生たちが部活として麻雀をやって大会で優勝を目指す話(でも競技麻雀ルールじゃないのね)。
私は麻雀は以前はやっていて雀荘にも行ったことがあるが、最近は全然やらなくなってしまった。

まずこの作品を見る上での前提として、麻雀のルールを知っていた方がいいのかどうかだが、役を一通り知っているくらいの知識はあった方がいいと思う。そうでないと登場人物がいかにめちゃくちゃな和了り方をしているかがわからないし、麻雀の試合も途中まではそれなりに真面目に描いているし(例えば10話の{netabare}「四暗刻ツモられるなら振って対々和の方が安かった!」{/netabare}とかルール知らないと意味不明。「焼き鳥」「ひっかけ」「地獄待ち」「責任払い」等の麻雀ワードも出てくるので役以外の知識もあった方がなお良い)。
ただし逆に麻雀に詳しくて麻雀漫画を読む人の場合、かなり既視感を覚えると思う。私は「ぎゅわんぶらあ自己中心派」「スーパーヅガン」という麻雀漫画が好きだったのだが、ヅガンのメインヒロインが恐ろしく麻雀の運が強くて、このアニメを見ていると咲や衣は似ているなと思った{netabare}(箱かぶってヅガーンのパロもあって懐かしかった)。亜空間殺法とか雀鬼流とか{/netabare}詳しい人はニヤリとするネタもちょっとある。

麻雀要素については、デジタル雀士の和(のどか)以外の打ち方は突っ込み所の嵐なので、麻雀知ってる人は突っ込んで楽しめるだろう。14話の{netabare}ステルスモモ{/netabare}あたりから一気に非現実的な異能力を持つ少女たちの戦いになってしまうが、{netabare}そういう異能力雀士たちへのカウンターとしての、オカルトを認めない{/netabare}第二の主人公・和の存在が面白かった{netabare}(もっとも和が咲のオカルトによる勝利に喜んでいるのは矛盾してるけど){/netabare}。
{netabare}中張牌をいきなり明槓して槓ドラ乗せて嶺上開花で和了るというめちゃくちゃな打ち方をする咲の{/netabare}主人公像は「哭きの竜」と同じであり、咲が哭きの竜オマージュ作品なのは確かだろう。和は雨宮だと言える。
昔、映画「麻雀放浪記」を観ていて「天和を二連続で積み込むとかバカだなあ」と思ったけど、麻雀物ってその時代から既にめちゃくちゃだったんだろうね。

麻雀要素を除いた部分は、部員同士の友情(百合)を描いた青春ストーリーになっている。{netabare}10話でタコスが控室に戻ってきた時の部員たちの細やかな気遣いの描写は良かった。決勝で衣が咲に負けたのは他の人との絆が弱かったから、という展開にも説得力があった。絆の力が麻雀のバカヅキパワーの源泉になるという世界観は、なんとか作れている気はする。{/netabare}
ただ団体戦の後のアニメオリジナルの個人戦は若干内容が薄くて冗長に感じた。原作に配慮して新要素が無いまま同じネタで水増ししているからだろう。あと最終話の{netabare}咲と和の神前結婚シーン{/netabare}のせいで百合濃度が上がりすぎ感もあった。

各話ツッコミ感想
{netabare}1話
部室に全自動麻雀卓があるってすげーな。
リーチなら三色捨てて休めで和がってもいいでしょ。
いや圧倒的な力量差があっても無理でしょってさっそくツッコミ開始。
2クールあるから細かい所突っ込み始めたらきっと持たんな。
赤入れるのは別に珍しくない。
暗槓は32符だったな。リンシャンツモのみ!

2話
強運だけかー。
7700はチッチーじゃなくてナナナナって言ってたな俺は。ピンピンロクは同じだけど。
全自動卓がそこら中にある世界なんだろうか。
あの流れでなんで咲が来て和が喜ぶのかわからん。

3話
やっぱり麻雀が異常に流行っているという世界設定なのか。
タコ焼きも好きなのか。
タコスなんでタンヤオ狙いの8巡目で当たり牌の9万を持っていたんだろう?8万が3つあるからワンチャンスで安全だと思った?前順で2万を切ってるけどタンヤオ狙いだから9万を切ればよかったのに…ってまじめに突っ込んじゃだめ?
全自動のサイコロ無駄に転がすのやるよなw
和の性格がめんどくさすぎる…これで3度目の出奔w
えータコスはこの男が好きなのか…百合だけじゃないのね。
新キャラ出すぎ!

4話
なんか百合じゃない方向にも話が進んでいる。
店じゃ賭け麻雀になってしまうのでは?
カツ丼の打ち方めちゃくちゃすぎw透視能力保持者か!
和のキャラ変わりすぎじゃねw1話はのほほーんとしてたが。

5話
麻雀を同じメンツでただ打っても別に強くならんよな?って禁句?
わかったじぇ!
ツモ切り繰り返すのが何のプラスになるんだあああああ!!
ハコかぶったw
なんで麻雀をやってくたくたになるんだろう。
入浴シーン湯気ないけどええのんかdアニメストア?
予告で雀鬼流パロやるなw

6話
大会までが短く感じるがガルパンはもっと早いしな。
団体戦ってそんなルールなのか。普通なら総当たりで普通に打ってみんなのを合計するもんだと思うが。
このルールだと点差が開くと逆転困難だな。
誰かが飛んだ場合、その時点の点差で決着しちゃうのか?
密室で試合するのはサイン送りとかさせないためか。
タコスすげーいい配牌。ダブ東ドラ2で三色目もある。鳴いてるからカンはしない方が良かったような。
他の3人弱すぎ。
半荘終わるの早くね?なんかもうちょっと試合見せた方がいいような。
ミスの多いデジタル打ちって矛盾してるような。

7話
別にイッツー狙いでも普通にいいと思うけどなあ。みんながローピン切りを不思議がるのはおかしいのでは。
珍しく真面目に麻雀見せるとボロが出るなw
カードカウンティング打法ね、基本でしょ。
急に重い展開に。
2回戦は全部カットか。
ED変わった。この二人歌下手やな…最近の若手は歌唱力重視しすぎか。

8話
のどっちラーメン食べたことないってありえるのか。見てるとすげーラーメン食いたくなる。
この回は青春回か。

9話
タコス切れとかギャグなのかシリアスなのか…。
のどっちは科学至上主義者か。
地味な出だしだなw
大会で焼き鳥ルール無くて良かったな。

10話
お、和が空気読むいいシーンだね。
そんな能力あるのかよ。
敦賀はなんで決勝に出れたんや。
でたービギナーラックのタコ麻雀ゆえの四暗刻!
振ったほうが安かった。

11話
確率信奉者の和うぜえw
「そんなオカルト、ありえません」
リーチ一発ドラ4のみwwww部長がこれじゃあ。
いやスジだからって赤ウーピンは切れないでしょ。
エトペンってグッズ化されてるのか。
部長かっこいい和了り方w
小学生でイカサマかよ。
小学生で魅力的な打ち手とかあるの。

12話
文堂さんに百合パワー注入。
威嚇のためだけの純空リーチとか非現実的すぎ。言うのも今更だが。
和負けそうやな。

13話
去年は赤入れてなかったのか。競技では入れんよな。
和が二つ晒して手の内バラバラやん。
チートイの待ちで急に麻雀の基本を語りだした。
この状況でよく西を止めたな。
主人公の咲久しぶりにしゃべったな。
渋い食い替えの和了り。

14話
カツ丼何杯食うねん。
そういや龍門渕のメガネの子って何だったんだろ。
デブの子いいとこ無しやな。
一気にオカルトになってきた。
これが俺ガイルやワタモテでパロられたステルスモモか。どちらのパロも現実には無理ってオチだったが。

15話
OPが変わったというより完成したと言った方が正しいのか。ここまでのOPは本編の映像使い回しだったし。
オカルトを信じないから和にはステルス通用しないってwその幻想をぶち壊すみたいなもんか。
でた、リンシャンツモのみ。
さすがにカンしすぎで槍槓食らったかw
ぎゃん自己の「普通の麻雀がしたいよ~」というセリフを思い出した。

16話
字牌の槍槓が出来る国士を警戒するとかめちゃくちゃになってきたなwww
海底撈月が得意って意外と地味な能力やな…。
だんだん運命論勝負になってきたな。場の支配?因果律との戦いとも言える。
衣が海底で和了る運命を必死に回避するというシュールな展開やな。意外と簡単に阻止できたw
対々和ばっか和了ってるな。
あきらめた~らおわ~り~のEDをうまく持ってきたね。

17話
和の乳揺れ過ぎ!
トイレはいいのか。
0点にして辱めを受けさせると。
なんでダブル役満が無いんじゃ。四暗刻単騎もだめなのか。
いやダマテンだから間ローピン以外の待ちにできるかもしれないでしょ。
この槍槓の差し込みは意味があるんだろうか…。咲がドヤ顔してるけど点数減ってるわけで。

18話
純チャン三色一盃口って和了ってみたいけど和了れたことないな…。
ドヤ顔してるけどまだかなり差があるがw
東のカンは点数的に無意味だからしないか。
それぞれ百合の絆があるから絶望しないのか。
まーたツモリンシャンのみとか。
カンしまくって流れぐちゃぐちゃとかただのタコ麻雀ですわ。
リンシャントイトイサンアンコーサンカンツwww
和も喜んでるけどそんなオカルトありませんって言えよw

19話
役満、三連続流局聴牌、役満で逆転できるのか。
ダブル役満無しルールなのは話の都合なのかな。
四暗刻単騎和了りをスルーしなければならないって悲しいな。
三元牌とかの責任払いは知ってるが、大明槓責任払いってルールがあるのは初めて知った。なんか咲のためにあるようなルールw
鳴き清一色5 対々和2 三暗刻2 三槓子2 赤1 嶺上開花1 13翻でちょうど数え役満かw
いやこんな奴ともう打ちたくないだろw
咲「麻雀て楽しいよね♪」こんなの楽しくないだろw
コーチが携帯いじってた伏線は何だったんだろ。
で、咲はトイレ大丈夫だったのか?

20話
ここからアニオリらしいが水着日常回か…。
あの勝負が楽しかったか…?
麻雀の試合は無しか。
作画が良く動くけど崩れ気味だな。
ED2つ入れて水増ししてる。

21話
スーパーヅガンのパロだwわかる人少ないだろうなぁ…。でもアニオリなんだし京太郎メインの回があってもよかったと思うが。というかアニオリ回でヅガンのパロネタやるってことは原作者はヅガン知らないのだろうか。
部長のわざと赤5万切って7万の誘い出って実際あるのかなあ…ハネ満になる可能性が減るし、赤切るデメリットのほうが大きすぎるしありえんよな。相手がそこまで深読みしないだろw

22話
東風戦で南入ってあるのか。3万点返しできないことも結構ありそう。なんだか東風戦の存在意義自体に疑問も感じるが。
タコスはアニオリで過大評価されてる感じだな。
南捕全然役作りしないなw
集中力とツキはイコールじゃないだろw
父親かと思ったらおじい様なのか。
南捕がちはやふるのクイーンみたいなこと言ってる。
うーんこういう咲が遠慮する展開になっちゃうから原作者は個人戦は描きたくなかったのかな。原作者としては3年生に遠慮するのもありと思ってるとか。団体戦で女しかいない矛盾も浮き彫りになるし。
部長視点か。咲って主人公だけど咲視点になることあまりないよね。
競技なのに食い替え禁止じゃないの?
3人で刻子避ければ順子場になるかなあ?
やっぱステルスモモはありえん。

23話
ステルスモモ簡単に破れるやん。
嶺上使いって通り名謎すぎるな。
最後は咲対和の方が面白かったような。
チーピンは当たりだから槍槓かと思ったが槍槓は加槓だけだったか。←ルールうろおぼえ
南捕あっさり負けたな。この辺の演出はアニオリだからイマイチか。
総合トップの福路はここは降りるべきじゃないの。

24話
敦賀は一番地味な子が部長になったな。
オリジナルの日常回は内容無くてキツいものがあるな。
そんなとこで濡れた靴下干すな。

25話
二人っきりで入りたいとか百合百合しすぎんよ~。
四人ともメガネさんだじょ。
この回のせいで卓球娘が咲に似てると言われたのだろうか?
残り二話はいらない気もしたがお姉ちゃんについての話はあった方が良かったな。というかガルパンって…。
最後は百合神前結婚ENDなのか。
EDは全国編の予告みたいな終わり方。{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 16
ネタバレ

智慧ノ輪 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

個人用メモ

【製作】
GONZO(第1局 - 第14局)
ピクチャーマジック(第15局 - 第25局)
【CV】
宮永 咲 - 植田佳奈
原村 和 - 小清水亜美
片岡 優希 - 釘宮理恵
染谷 まこ - 白石涼子
竹井 久 - 伊藤静
須賀 京太郎 - 福山潤
天江 衣 - 福原香織
龍門渕 透華 - 茅原実里
国広 一 - 清水愛
福路 美穂子 - 堀江由衣
池田 華菜 - 森永理科
加治木 ゆみ - 小林ゆう
東横 桃子 - 斎藤桃子
宮永 照 - 中原麻衣
藤田 靖子 - 浅野真澄
三科 健太 - 白石稔
{netabare}
※はいてない&つけてない女の子しか存在しない、そんな楽園の様な(笑)世界における、麻雀を題材にしたアニメ。
百合要素も結構あるかな?
しかし…視聴者を引き込む為、普通じゃない魅力的な打ち方がキャラ付けに必要とはいえ、超能力の分野でしょ、ここまで行くとw
でも牌譜監修が現役のプロ雀士(たっきー)だったりで、実はきちんとしてたりします。
ちなみにタッキーって麻雀プロなのに、なぜか衣装のスポンサーついてたりする、イケメン雀士なので興味ある人は「滝沢和典」でググってみたらいいよw
作品的にはキャラ押しなんで、麻雀わからなくても見れるかな?
対戦相手とか登場人物が多いから、好みにうるさい人でも絶対にお気に入りの子が見つかるハズ!
ちなみに自分は鶴賀学園のステルスモモちゃんにヤラレました♪存在感薄いはずなのにキャラ立ってるんだよな。{netabare}胸も意外とあるしw{/netabare}
{/netabare}
ここから咲…じゃなかった、先は麻雀知らないと読んでもつまらないかもしれない。
…ハイソコ!麻雀知ってるけど面白くねーよとか言わない!(苦笑)
{netabare}
『流し見してて、お!?って思ったシーンを書いてみる。』

【4話、咲と和がカツ丼プロとの対局の場面】

状況はオーラスの0本場 ドラ5

東家 22700 知らんおっさん
南家 18500 咲
西家 25700 カツ丼さん
北家 33100 のどっち

ここでおっさんが気合い入った声で曲げて(リーチして)くる。捨て牌が2段目ラストぐらいだから10~12順目辺りかな?煮詰まってるねぇw
おっちゃんは親だから連荘あるんで安手でもいい状況だけどリーチの声からしてこの局で逆転できそうな手を仕上げてきたっぽいねw
そこに咲ちゃんがノータイムで宣言牌のまたぎ、⑥を一発目で切る。

ちなみにそんときの咲の手牌は

南南南北北二二二三四五七九

とツモorトップ直撃で逆転な手をダマテン中。まぁ⑥は怖いトコだけどラス目だし行くしかないわなw
リーチかけないのはツモか和から出る以外は見逃す&六や北引きでの手変わり待ち…ってとこかな?
…実際のトコはカンしてリンシャンに八がいるのを知ってたからリーチせずだったっぽいが。。。なにそのチート能力w

その同順、トップ目の和の手が

②②④赤⑤⑥三四四赤五六赤578 ツモ八

赤ガメてんのねwこれで他家にドラ爆の可能性少ない&アガリトップな状況からベタオリはしないけど八は切りにくい。とりあえず②落としで回し打ちへ。

実はこの2順前からカツ丼プロは

八八222234②③④⑤⑥

って感じでテンパイしてる。
テンパイ時に後ろで見てた眼鏡副部長が「リーチかけず?」って言ってるがトップと7400差な状況で逆転するには高めツモ&裏1条件。
2位でもOKだってんならともかく、トップ狙うんだったらリーチはありえねーっつのwどーした副部長w

ここで次の藤田プロ(カツ丼)のツモがドラの5。(ね?副部長、リーチしてたらカンもできなかったよ?w)
すかさず2カン→リンシャン牌が咲の当たり牌な八(だから咲さん、なぜ分かるんだw)→打⑥
このときに咲が一発目で⑥を強打しているってのが活きてるんだよね。
しかも少考しての安全牌な②切りだから、回し打ちつまり対子落しの可能性も高い。
受けを変えるなら絶好のチャーンス!

そして見事に和の②でロン、直撃3900で逆転トップ…と。

一見カツ丼プロがのどっちの②対子落しを読み、3面張崩して②待ちにしたっていう華麗な打ち筋に見えて、実は無理のない、理にかなった麻雀だった…という。
流石プロだね!!


…って…ちょっと待ったあぁぁ!!

のどっちの②落とし、少しヌルくね??
親のリーチ一発目はもう1つの現物、8切りでシャンテン維持がベターじゃないかなぁ。。。
少なくともおいらなら8切りだぬ。
②落としでシャンテン数落とすのは、この順目だと命取りかと。
対子落しで回すのは次順以降のツモによって判断すべきだねw

ちなみにこれは結果論だけど、②落としてなければ藤田プロもノベタン受けを打⑥と打②の選択になって、そこでもし打②を選んだら次順以降の振り込み回避の可能性も出てくるんだよね。
怖くて切りたくないって言ってた八も七引き→打四で一応役ありテンパイできるし。(四もすっげー怖い牌だけど、親の第1打が浮いてる字牌処理より先に一切りなので配牌に四を持ってる可能性が高い=五-八待ちより四-七待ちの方が”少しだけ”可能性が低い)
のどっち…さては弱気になってひよったな?w



『なんで主人公の能力をコレにしたん??』

街を歩いて近所の雀荘の看板を見てもらえばわかるけど、ほとんどのトコが【雀荘〇〇】じゃなくって【リーチ麻雀〇〇】って名前になってる。
つまりは「リーチ」が主流なんですよ、麻雀って。
なのに咲は主人公がリーチをかけづらい能力にしちゃってるんです。。。

なんでリーチしにくいかって??
それは麻雀のルールで咲ちゃんの得意なリンシャンに必要なカンはリーチ後だとできない場合があるんです。

具体的に言うと、
その1 待ち牌が変わるカン
その2 ツモ牌以外でのカン(送りカン)
その3 待ちの形が変わってしまうカン
その4 面子構成が変わってしまうカン
…の4つかな?
ちょっと分かりにくいので説明しますねw

まず、その1「待ち牌が変わってしまうカン」

西西西二三四四五六⑤⑤⑤⑥ ツモ⑤

これで⑤をカンしちゃうと④⑥⑦待ちが⑥のみになってしまう。これが「待ち牌が変わる」場合です。

次に、その2「ツモ牌以外でのカン」

上で述べた藤田プロの手牌がそうですね。

八八222234②③④⑤⑥ ツモ5

ここで2をカンした場合が「ツモ牌以外でのカン」です。これは「送りカン」とも言って、リーチ後ではできません。

そして、その3「待ちの形が変わってしまうカン」

②②②④⑤⑤⑤七八九234 ツモ②

こんな形でカンした場合、カンをしても待ち牌の数は③④⑥で変わらないのですが、カンをした場合はカン③待ちっていう形が無くなってしまう。
これが「待ちの形が変わってしまうカン」です。

最後に、その4「面子構成が変わってしまうカン」です。これは本当にややこしいw

東東東①②二二二三四五五五 ツモ二

これだと一見カンできそうだけど、したらチョンボになっちゃうんで注意!
カンする前の状態だと雀頭が二でも五でもとれる形なんだけど、二でカンしちゃったら雀頭が五で固定されちゃう。つまり二三四って面子がなくなってしまう。
わかりにくいかな?そしたら…少し変えて…

234②④二二二三四五五五 ツモ二

これで考えてみて下さい。二でカンしちゃうと二三四って面子がなくなる…つまり234の三色がなくなってしまう。
これが「面子構成が変わってしまうカン」です。

ね?面倒くさいっしょ?こんなルールがあるんで咲ちゃんの能力だとリーチがかけられない場面が多くなっちゃう。
勘違いしないで欲しいんだけど、”リーチしたら”カンできない状況だからね
リーチしてなければ上で挙げた全部カンできますよw

あ・そいえばレアな「カンができない状況」あったの忘れてたw
それは…

一一一二四四五六七八九九九 ツモ一

これは一二三って形で一は使ってないし、待ちもカン三のみだし、一をカンしても大丈夫そうだけど…九連宝塔っていう「役満」が無くなってしまうのでカンができませんw

え?こんな状況でリーチしねーだろって??デスヨネーwww
まぁネタ的に覚えておいてもいいんじゃないか程度のシロモノだって事ですよw

…とまぁこんな縛りがあるリーチとは相性が悪いともいえるカン(リンシャン)を主人公の能力にしちゃったんだろうw
やっぱ派手な役だからなのかな?



ここまで長々と書いてしまいましたが…
こっから先は本当に独り言なので〆ちゃいます。
半分(つーかほとんど)愚痴になってしまうので開けるの注意してね。。。
{netabare}
この咲って漫画(アニメ)のおかげで麻雀人口増えたねー。
普及って点では凄い効果だと思います。
そのおかげで昔はいわゆる「鉄火場」みたいだった雀荘も、女性でも入りやすい、綺麗な雀荘に変わったりしてるしね。

でも、そんな影響が大きい漫画(アニメ)なので言わせて貰いたい。

「登場人物の麻雀マナーが悪すぎる!!」

打牌の強打、ロン時の片手倒牌、引きツモ、点数申告etc挙げたらキリねーって感じ。。。
自分がフリーで打っててこんな客と同卓になったらソッコーでラス半入れるゎw

おいらがマナー厨に近いってのもあるかもだけど、点数申告に「ザンク」とか「チッチー」とかってキャラに略語で言わせるなよ。
あげくの果てにゃ跳満の点数申告時に「ツモ!6000-3000」とか親の点数から言う場面もあったぞ(17話の衣とか)

相手を煽るような行為をこんだけ連打されたら麻雀そのものを否定されてる気になっちゃうんだよな…
やっぱ麻雀は対人間のゲームなんだから対戦相手には敬意を持ってなくちゃいけないと思う訳ですよ。
人気があって影響力の強いモノだからこそ、マナーに関してはしっかりとしたのを描いて欲しかったな。

以上、麻雀好きなおっさんの愚痴でしたw
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 9

87.5 4 2009年春(4月~6月)アニメランキング4位
東のエデン(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (4513)
21916人が棚に入れました
2010年、日本各地に10発のミサイルが落下するテロが発生するが、奇跡的に1人の犠牲者も出なかった。
それから3ヵ月後、アメリカへ卒業旅行に出かけていた大学生・森美咲はワシントンD.C.を訪れホワイトハウスの前でトラブルに巻き込まれる。そこに記憶喪失となった日本人青年・滝沢朗が現れ、森美は難を逃れる。意気投合した2人は一緒に日本へ帰国することとなるが、その日東京へ11発目のミサイルが打ち込まれる。
その時、滝沢の携帯電話にジェイスと名乗る女性からの謎のメッセージが入る。

声優・キャラクター
木村良平、早見沙織、江口拓也、川原元幸、齋藤彩夏、斉藤貴美子、田谷隼、白熊寛嗣、五十嵐麗、小川真司、玉川砂記子
ネタバレ

ラ ム ネ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ノブレス・オブリージュの導き。

※1、以降の文は、TV版と続編映画二作を総じて書かれたものとなる。
※2、以降の文は、本作から見られる社会学的描写について思考する。
※3、対人関係の考察には触れない。
※4、危機を仰いでいるつもりではない。

目次。
〈書くにあたって、序説らしきもの〉
・社会風刺について。
・空気について、前述。
〈ノブレス・オブリージュの導き〉    目次を作る程でもないのだが、
・ノブレス・オブリージュの描かれ方。    思考の整理の為の試みだ。
・何がセレソンを生んだのか。
・独裁という手段と日本病の行方。   
・空気はやがてどこへ流れ着くか。
・ミサイル攻撃に依る国家骨抜き作戦。
・セレソンNO.の9「日本中ニート化案」。
・そして日本に志士はいない。
・ノブレス・オブリージュの導き。(了)
・台詞集。

〈書くにあたって、序説らしきもの〉
・社会風刺について。
 アニメでの社会風刺らしき描写を程よく見かける。しかし、アニメーションの概念と、大方全ての構想はフィクションであるので、その中で風刺されるものへの影響力はないに等しい。勿論、作り手は鑑賞者側への影響力を求めていない。求めているのなら、非現実及び創作物で描くのは馬鹿であるし、もっと風刺するものへ直接的に関わっていくだろう。
 しかし、そのような作品では、製作者がとにかく自分の作品を面白くしようという浮動した幼稚な思考を基盤として作られ、よってやはり何事も中途半端に物語の幕が降りるものが多い。時にそんな作品の中には、社会を批判した作品であれば鑑賞者側も内容を考察して勝手に売れ行きも伸びるだろうという媚びが感じられるものもある。

 本作がその「媚び」に標準するか見当は明確にはわからない。神山健治という人物像、おそらく違うのだろう。とにかく、下記の文がまったくの私見となるのか、作者の意図を察していたのかは知りえないし、確かめようもない事なので、この度の拝見については適当に受け流して、適度に受け止めてくれたらそれでいい。まあ、その結論なるものについては後述し、結論を朧から明かしたように思える事々について今から書いていくことにする―――。

 匿名の富豪権力者Mr.OUTSIDEから一般人12人に、それぞれ100億の電子マネーがチャージされた携帯電話(ノブレス携帯)が渡され、彼らはその額で自由な権力の行使が容認されるようになり、そして「さあ、これで日本経済を救済してくれ。」と命令される。そして「任務放棄及び逃亡、長期に渡る成果がない、100億を個人の欲望に使用し続ける、国の救済を果たせぬまま残金が尽きる場合は、的確な死が齎される」と。彼ら12人は時の権力者となり、水面下でセレソンと呼称される。12人のセレソン達は特選(国への志がある者をOUTSIDEが選抜)された主権者として、それぞれの意志のもとに行動を開始する。「東のエデン」ではこのようなことが展開される。財産とその自由行使の権利を受け取り、これで日本経済を救え、もし救えずに費用が底を尽きたら死んでもらうよ。そして十二の言動が先にはあるのだ。
 「東のエデン」に社会風刺として視点を置くと(風刺でなくとも、社会学的な視点を据えると)、それは意外性に富み、知見に生まれる物語のプロセスが見えてくる。そして、本作は先ほどのあらすじのような物語の断片の叙述だけでは展開は止まらない。しかも、ダイナミックな思考の展開でもある。

・空気について、前述。
 たとえばひとつ、本作の基盤とは「日本の空気」であるが、惹句(キャッチコピー)にはまさに惹かれるものが私にはあった。
 「この国の”空気”に戦いを挑んだひとりの男の子と、彼を見守った女の子のたった11日間の物語。」 空気に縛られる。この原因は現代人の弱さであり、現実を見据える勇気の欠如であり、歴史的精神性であり、空気に縛られるという事が一種の日本の国民性と言っても過言でない。日本史を見ても、国民の空気感によって状況が悪く転じたような事が幾度もある。現代社会に於いても、現代学校教育に於いても、空気による束縛は何かをつくづく虚ろにさせ、少年少女の自立と調和を刻々と蔑ろにさせて行っている。「非行」と「空気」は深く関係する。やがては幾つかの思想を壊していくだろう。そして最後には、おそらくみんなして後悔するのだ。「なぜこうなった!」と虚無的な混濁した空に言葉を吐きながら。辺りの空気に流されているものだから、その流れがやがてどこに辿り着くのかがわからないのだ。せめて一度は流れから外れて、岸に登って流れを見つめてみないことには、誰も自分の行動に責任も取れないのだ。
 このような台詞があった。「不確かな情報や、自分にとって都合の良い噂で、簡単に自分の意見を変えてしまう、無責任な大多数。」しごく命令形のメッセージではない。現実問題を伝えているだけだ。この問題を考える中で生まれる「今自分は何をしたらいいか」という考えは、他人から教わるものではなく、自分なりに考えて出すものだ。訳も分からず他人の色に自分の色を同化させてしまう事が、その勇気のなさから人間関係に縛られ、やがて空気に縛られるという事でもあるのだ。「空気」について詳しくは後述する。
 作品への論点の題が「ニート脱出」となっているのを多く見て取るが、本当に合っているのだろうか。本作の主題要点は「空気」であり、その「空気」が今まさに崩落させようとしている日本社会を”セレソン各位がどう救済するか”という「救済手段の掛け合い」がメインであり、主人公(セレソンNO.9)の日本救済手段案の一つである「ニートによるストライキ(日本中ニート化案)」は副題である。日本中ニート化案についてもまた後述する。―――。

 少しずつ本題に入っていこう。
 たとえばひとつ。「その携帯電話には100億円の電子マネーがチャージしてある。それで日本を救え。成果を出せずに金を使い果たせば、それは死を意味する。」と匿名富豪権力者(Mr.OUTSIDE)から強制的に命じられたセレソンたちは、我が国を考えるようになる。今、日本はどういう状況で、今、自分は何が出来るか。時の権力者となった個人が出す、その思考の果ての結論が、現代日本を脱却する手立てとなるかもしれない。
 勿論、私は卓見が出るのを期待した。作者が考える、日本に生きる立場の違う12人のセレソンたちが出すそれぞれの「日本を救済する手段」。結局、それは面白いものだった。とても現実的なセレソン12人の結論だったと言っていい(いや、やはり少し物語としては残念か)。思ったのだが、作者は洞察力もあり、人間観察をしてきたに違いない。作者は「見たくないものを”見た”」。12人分の結論が、その中の核心を突く結論が、或いは作者自身の持論が、あまりにも現実的だからだ。
 この話はレビュー本題の「ノブレス・オブリージュの導き」に繋がるので、後述する。

〈ノブレス・オブリージュの導き〉

「ノブレス・オブリージュ(noblesse oblige優者の責務)」。
 「東のエデン」に於いて、なぜJuiz(ジュイス)はセレソンとの通話の最後にいつもこの言葉を、あたかも戒めるかのように、口にするのだろうか。その作者の意図は何であろうか。本作に於ける、この言葉の本質とは何であろうか。その本質は、やがて何処に直結していくのだろうか。
 ここからは、ノブレス・オブリージュの言葉の真意に、その真意の導くところに迫って行きたい。作者の意図の深みに嵌って行きたい。

・・ノブレス・オブリージュの描かれ方。

 まず、この言葉の本編での登場を説明しないといけない。
セレソンは、100億円の電子マネーがチャージされた携帯電話端末で、自由に、たとえそれが横暴だとしても、権力をチャージ残額の有効範囲内で揮える。その権力を行使する為の方法とは、セレソンがその専用携帯電話で人工知能Juiz(ジュイス。1人のセレソンに1人ずつ付くコンシエルジュ) との通話の中で申請することができる。セレソンが電話を掛け、Juizが電話に出て、セレソンが望み事をJuizに告げて、「受理されました。」とJuizがその望みを承諾し、通話が切れ、やがて望み事が行使される、という工程を経る。言葉はこの一工程の中で必ず登場する。依頼が承諾され、セレソンとの通話を切る時に、Juizが必ず添える台詞だ。
 「(依頼は)受理されました。”ノブレス・オブリージュ”。今後とも貴方が日本の救世主たらんことを。」
 作中、幾度もセレソンたちはJuizに望みを依頼し、その度に幾度も決まってJuizはこう言うのだ。この言葉が作中で多用される自体が、あるところでの世間に向けた作者の言論とも取れるが、鑑賞者側の人間がとやかく作品からメッセージを求め過ぎるのはあまり気に入らないので、そう勝手に捉えてしまう事には触れないでおこう。唯、上記「東のエデン」あらすじの様な事がもし実際に起こったとしたら、そこから物事が派生し拡散して行ったとしたら、現実問題でどうなるのか、それについては推考された現実描写力であることを否定できない(ここで言う現実描写力とは、作中の大まかな設定を指すのであって、内容ではない。内容は、やはり商業作品でもあるのだから、多少大袈裟に描かれている事は否めないし、どうしようもない。そうでなければ、この作品を映画化するなんて出来なかっただろう)。本作品には社会学的視野が根強くも行き渡っていて、その分野で本当はもっと褒められて良いほど、あらすじの初期設定や、派生される物語、セレソンの精神性などは、深く色濃く考えられている。それは作者の人間観察と社会学分野への幾つかの知識の賜物なのだろう。
 その色濃い思考の末の本作の設定の、深い位置のある描写のあるひとつが、作中の先刻説明した状況(セレソンとJuizとの会話)に於ける「ノブレス・オブリージュ」という言語の使い方なのである。
 今日、私はここに注目するのだ。

 では抽象的な説明から、具体的な説明に入って行きたい。
「ノブレス・オブリージュ(noblesse oblige優者の責務)」の意味を、簡単に紹介しているレビュアーを幾人か見た。その紹介はこうだ。「ノブレス・オブリージュとは、フランス語で一般的に、財産、権力、社会的地位の保持には責任が伴う、ということだ」。
 この文だけを見ると、おそらくこの言葉を今まで知らなかった多くの人は、たとえば会社組織や学校組織を通じて考えるのではないだろうか。企業、会社組織内には位があるから、考えればこれだけでも浅くは理解ができる。平社員より部長の方がもちろん位は高いが、遵って部長の社会的な責任は大きく、時に重くなる。たとえば、大企業の社長は何かしらの不祥事の際には公に謝罪をするし、責任によって辞任する。高い地位の獲得には同時に責任が付属するのか、と。
 しかし、この思考展開だけでは本筋を辿れない。説明不足という事であり、本質がまるでわからない。なぜこの言葉がわざわざセレソンとJuizの会話に引っ付いているのかまるで理解し難い。
 上の説きを、歴史観を交えて押し広げて言い直すと、
「ノブレス・オブリージュとは、天下の事を自らの任務だと自覚し、その為には自己の利益をも犠牲に出来ると言う強き意識であり、責任感とも言える、エリート意識である」。

 史観を含めて説明する。
 元々、この言葉は広く貴族や皇族などの特権階級に対し使われる。たとえば、貴族は、自らが貴族であり続ける為には、その特権による自己の利益を、特権を持たない人民に提供しなくてはならない、というものだ。この例は、階級社会や貴族制度の理念が現代に息づいている英国の、上流階級に浸透している道理だ。イギリス人(キリスト教、ユダヤ教文化圏)が契約を大事にするというのは、必ずこの理念と通じている。長きに渡る歴史、その中の数々の反省から導き出された幾つもの理念、法。特権階級は、その特権を濫用してはならない。特権は、それを持たない人々への義務によって釣り合いが保たれる。上に立つ者は、それだけ社会の模範となるべき態度を取らねばならないという精神であり、不文の法である。この精神は「ノブレス・オブリージュ」の派生的なものだ。
―――。

・・何がセレソン(特級主権者)を生んだのか。

 さて、匿名富豪権力者に選ばれた12人の日本人は、100億とその自由行使の義務を与えられ、日本社会の中でセレソンという名の特異な時の権力者となった。では、それはどのような特権を持った権力者であろうか。その特権とは、自国を救済する為に100億円分の望みが叶う、というものである。 では、どのような権力者なのか。セレソンは自国を救う為、自国を考える。それは国民主権という立ち位置であり、国民主権に忠実なのを指示し、彼らは「主権者」という名を高めた存在であり、日本の救済を義務とする水面下の権力者なのだ。「特級主権者」と言っていいだろう。
※ 国民主権とは、国民が国家権力の厳選であるということ。自らが国をつくる(自らが国家である)という強い意識のことであるとも言えます。日本人の条件とは日本国籍を保持している人という意味に限りません。本質的には、前提として上の意識があり「私は日本人である」と名乗ってしまえば日本人だと言っていいでしょう。
 日本に於ける主権者とは、日本の国民主権を体得した人間のことです。
 彼等はまっとうな主権者たる主権者となったのです。

 ところで、我々日本人の多くが主権者を思い浮かべたところ、誰が(或はどのような機関が)脳裏に映るでしょうか。教科書には「日本国は民主主義国家であり、主権は国民にある」と書かれていたけれど、しかし国民と国家の間に隔たりが感じられる。国は政府とか何とかかんとかが動かしている、と思っている。自分が主権者という意識に、えぇーマジ?となる。無意識に避けている雰囲気が漂っている。
 そう。我々日本人にはパブリック=公共の概念が根付いていない。公共とは、誰かがやってくれるもの、と認識されている。自ら社会の中で合理的自立を成し得ず、この日本社会とは生まれた時から本来備わっているもの、そこに川があって山があってと同じようになくなることはないし、自分から関わらずとも自然の摂理のように普段から何かが処理、整備してくれるのだろうと思っている。このような民度の低い感性で、社会を営んでいるつもりでいるのである。
 例えば、民主主義とは元々あるものだからなくなることはない、としている。しかし、まるで人間の感受性と同じように、守ろうとしなければ失われてしまうのです。民主主義とは特に怠慢すれば容易く崩れる。資本主義すら怪しい。「日本(近代国家)に生まれてよかった」で完結するのではなく「日本に生まれたからこそ、相応の責務がある」と普通は考えなくてはならないのだ。
 明治以降、日本には「近代」の概念が輸入された。戦前には、その「近代」を更に乗り越えようとせん動き(ムーブメント)まで起こる。そして戦後、民主主義が導入されて日本は真の近代化を果たし、己自ら考え自立する近代的個人となる筈だった。
 戦後、我々は近代への努力に怠慢して来た。その結果が現代日本に刻々と現れんとしている。ハイパーインフレーションは止められるとは思えない。税率3%上がるだけでどんだけ騒いだことか。税率30%でも良いのに(これで半世紀ちょっと払い続けるのだ)。アベノミクスは失敗した。その経済政策についても我々は「月給を上げて欲しい」「政治家の給料を減らせばいいんだ」等としか言えなかった。政府は我々の愚民ぶりにつけ込んでいるのに。
 作中の言う「…自分からは何も行動を起こさないで、事態が外から好転することを夢想し、恨めし気にルサンチマンをかき鳴らし、ひ弱で役立たずのくせして権利だけは主張している…」by滝沢朗に肉まんをあげた元ニート。…である。
 選挙投票が”人気投票”になるのも、この田吾作文化から来ている。
 その怠慢に於ける知識と人間性の無知の中から、個人性が未熟で、物事を尊重しないコミュニケーションが生まれる。その社会関係に於ける相互作用が「空気」である。
 我々が「空気」を生み出さなければ、国に正常な作動が効いていたかも知れない。設定として、セレソンの生みの親とはMr.OUTSUDEではなく、我々なのだ。
 そして作中には、姿を現した日本の救世主セレソンに「任せて自らが自らを決定しない」騒ぎ立てる一部庶民の光景が描かれる。何とも、現実的である。

・・独裁という手段と日本病の行方。

 これが日本という国家レベルの国の抱える、難点である。
 セレソン各位は、日本を変えるには、この「空気感」をどう変えるか、と直結していることに気が付くのだ。
 そこで「リアリスト」ことセレソンNO.1物部は、「国民というのは、一億人のエゴイスト集団だ。」として、国民が気づかない内に自由を奪い、内務省を復活させる、云わば独断場に踏み切ろうとした。
 「ロマンチスト」ことセレソンNO.9滝沢も、「この国の王様になる」として独裁に踏み切ろうとする。((要請は「国王になる」だが、JUIZ(ジュイス、ノブレス携帯に応答しセレソンの要請を、物理法則的に可能な範囲で受理する優秀なコンシェルジュ) は「国王」を「総理大臣」と認識してしまう)) 
 さて、
1・独裁という手段の是非とは。
 独裁者でも、独裁の道理と社会秩序の倫理道徳を弁えた賢人なら別に国を任せても問題はないのです。これは常識。たとえ、デモクラシーが完璧に機能していても、悪政に、人民の生活水準が低いのならば、それは民主主義万歳!とは言難い。独裁制であっても、依って人民の生活が向上していくのなら、独裁イコール悪ではないのです。
 では、
2・なぜ、独裁か。
第一に、間に合わないのである。
 多くの人は疑問を抱くと思うが、一体何が間に合わないのか。独裁でもしなけりゃ治せない日本病とは具体的にどのようなものなのか。
 民主主義国家では国民が国家の厳選である、というのは先刻述べた通り。国を保つ、社会を営むとは、厳選された国民の人間性、知性に問われることとなる。”考える個人”でなければならない。この”考える個人”の社会性が国を形成します。
 ここから多くへ派生するのです。
 では、”考える個人”が欠如した場合、国の基盤に歪みが生じ、悪くて底が抜けます。基盤が頑丈で精巧なものであると、つみきは高く積みあげられますが、基盤が歪めばつみきは低くまでしか積めず、悪くて崩壊します。
 民主主義と取っても取れない表裏一体関係の資本主義ですが、勿論のことダメージ食らいます。
 「財政赤字」ニュースでよく聞きますね。国の歳入が歳出の半額しかないとかかんとか。国の借金は1000兆円を越したとかかんとか(国民一人当たり約800万円の借金)(ギリシャは借金30兆円で国債の暴落、経済破綻)。
 多くの人が、感覚的に茫漠とした不安を感じているのではないだろうか。昨今の選挙で無力感を抱いて更なる不安を。でも、今日も全く変わらぬ陽が昇っているので、考えないようにしようとしてしまっているのでは。国の借金だから、私の借金ではないと。
 歳入が歳出の半額しかない国が、やっていける筈はない。借金を借金して返済しているのですから。
 やがて数年(5年~8年と見積もられている)で日本国債の発行総額が金融資産を上回り、国債の消化は銀行や証券会社などの金融機関だけでは済まないことになる(銀行や証券会社に金を支払っているのは国民である)。国債とは、税収の不足を補う用途で発行される政府の借金です。国債は市場に出回り、国内の金融機関などに買われます。借金なので返済期間と利子がついて、国債が満期になれば政府は額面通りの日本銀行券と交換します(国債償還)。この国債償還を政府が国債所有者に対して(手元にお金がなくて)行えない場合、債務不履行(デフォルト)となります。既にデフォルトしていて可笑しくないのですが、平気な素振りを見せているのは不自然です。どうやら戦後の貯えを使い潰している説が真実かと。切り崩して生きているのですから、すぐ無くなります。それが、新たな天災等の異常時がない場合、あと数年で尽きるとのことです。あと、日本国は通貨「円」を持ち、「円」を発行する機関を持っているので(日銀)、お金を刷ることで国債を埋め合わせることが可能です。けれど、日本は税収の不足分と国債の借り換えを補う為に毎年約160兆円の国債を新規に発行し、この全額を日銀の通貨発行が引き受ければ、たちまち超悪性のインフレに陥ります。
→日本国債の価値が危うくなり、マーケットは国債を手放すでしょうが、買い手はつくはずないので価格が暴落。同じ事情から、新規発行の国債の金利が上昇する。すると発行済み国債が大きく下落。ここまで来ると相当に財界は騒ぎ立て、予算案は圧迫され、売りに売るのスパイラルに陥ります。銀行も負債に依って幾つか倒産し、その頃やっと国民も「空気」に依って騒ぎ出し、銀行から一斉に預金を引き出そうとします。国債の暴落によって銀行は引き出しにストップをかけると考えられます。国民の資産はふっとび、銀行の株価は下がり、企業への融資を止めることで倒産が連鎖的に相次ぎます。失業者に溢れかえり、公共機関が機能不全となります。イギリスの経済情報誌「エコノミスト」に書かれた通り、「国際社会の中で最も苦境な少子高齢化」が、ここに組み合わさることになります。経済は混乱し、多数の死者が出て、「円」、日本株は暴落します。ここで銀行が潰れて行きます。この輸入大国日本で物価が上昇し、ハイパーインフレを招きます。札束を抱えて路頭に迷います。円は瞬く間に国際社会から見放されるでしょう。公務員は大量に解雇され(ギリシャでは三分の二が解雇)、税率を引き上げ、国家規模のダイエットを始めます(セレソンNO.1物部と予見)。混乱に依って前例のない規模の死者(自殺者含む)が出ると思われます。
 経済破綻の文字を通り越していましたが、このように日本は東南アジアレベル、新興国(タイ、インドネシア)などと同程度の国家レベルまで落ち込むと予想されています。戦後から私達はもう一度やり直すのです。あの固定レート1ドル=360円の時代から。

 全ての行動に、当事者の責任が伴う。免れた責任は、必ず時を経て同形のまま再来する。
 当事者を我々日本人とするならば、近代国家としての努力を怠って来たツケが、今回って来たように思えます。

 現代の政治体制では手遅れと思われる。時間が掛かりすぎる。今から急いで踏ん張るとしても、税率を35%に上げて50年間こつこつ借金の返済に充てなくてはならない。自民党が無理やり強行すれば叶わないこともない(?)。国民は当然反対するだろう。先刻言ったように、他人に任せて愚痴を吐露する社会なのだから。
 ここで、独裁というセレソンの結論の意味がわかる。「なるほど、手っ取り早い」と。
 財政だけの話しではない。地球環境の保全についても、様々と例えられるだろう。勿論、有能な人物が独裁権を握ってこその話しだ。セレソンNO.9は力不足と思われる。
 国家規模で変革を求めるなら、国民の空気が充満する辺り、独裁の手段が手っ取り早いとなったのだろう。非現実的かも知れないが、ヒトラーに同じく、国民が愚かであればつけ込むことが出来るのだ。安倍総理もどこかの団体にファシストに任命されたと言うではないか。―――。

・・空気はやがてどこに流れ着くか。

 現代人はインターネット上に個人、或は匿名で全世界に向けて情報、意見主張を発信できるようになった。残念なことに、知識と合理性に欠けたコミュニケーションで、自分の意見を作らず他者の意見を垂れ流す主張が目に見えるようになったということである。
 先日のイスラム国の人質事件にもインターネット上では「自己責任」という意見が強く飛び交った。そんなところに行く、そいつが悪い、というのだ。今、多くの人が社会を知らぬままにプライドの先走る意見をさらけ出しているのだ。顔が見えないという心理的原因もあるかも知れない。2chは典型例である。
 国家とは、人民の生命や財産を守るためにある。国は人質解放に全力を尽くす。今回、尽くせていないが。イギリスやアメリカの対応は俊敏に変わった。これも、残念ながら民度の違いである。
 このように、無作為にがたついたプライドの先走る意見が蔓延することで、やがて日本社会の一部は社会性、連帯感を喪失し、インターネット・アノミーへと陥るだろう。無法状態である。猿並と言えば、猿に申し訳ないぐらいである。ここ5年の内に明確化して来るかも知れない。
 然も、(主に都会で)隣の住民がわからないという社会状況に加え、今後の更なる日本の低迷化。戦後、国を立ち上げられたのは隣人との気さくな仲、「always三丁目の夕陽」のような社会性あってこそだが、これでは社会を立て直す、或いは社会性を取り戻すこともいかんせん難しい。
 空気はやがて、インターネット上でアノミーを生む。インターネット上での無連帯感は、やがて現実問題として姿を現すだろう。―――。

・・ミサイル攻撃に依る国家骨抜き作戦。

 セレソンNO.1物部は、まず国民の自由を奪い、戦前「官庁の中の官庁」と呼ばれた内務省を復活させて、国家規模ダイエットを行い、有能な人材を選抜し再配置し、グローバル社会に通用する部門だけを有効に機能させる「小さくて小回りの効く国」、そして意思決定をアメリカに委ねない国家の自立を目指している。「一億総他人任せ」の空気をも解放すると言う。
 その為にまず現行国家を骨抜きにする手段として「60発のミサイル」の発射に踏み切る。
 国家緊急権が日本にはないに等しい。緊急時の対応が遅れる懸念が心配されている。しかも、日本は東京に心臓と脳を置いている為、山手線の内側を破壊させる程の威力のある爆弾を投下されれば、日本は機能不全に陥るどころか、文字通り崩落するだろう。
 「60発のミサイル」でなくとも、骨抜きにすることぐらい簡単であろうか。この国は危機に脆い。
 実際、これから現実に起こりうる事態である。戦争は五日間で終結するとの意見もあり、腑に落ちる次第だ。―――。

・・セレソンNO.9「日本中ニート化案」の説明。

 題の通り、「日本中がニート化すれば、上の連中も頭下げるってもんよ」という主張である。端的に言って、社会活動をストライキする事によって反抗する、ということ。
 現在進行形のニートがニートしていてもどうにもこうにもならないし、返って日本病が悪性になるだけだが、全国でニート化すればどうだろう。鉄道会社がニート化すれば列車は動かないし、税金払わないでいるのも有効だ。
 ここで「迷惑だから止めてくれ」と文句を言う人こそ、「迷惑」ぐらいにしか認識出来ない、我ら愚民なのである。
「テロは止めてくれ」こんな事を言う人も何もわかっちゃいない。テロは、言論を主張、議論に最善を尽くした後にやっと見えて来る反抗手段だ。明確な殺傷行為である。抵抗権とは見極めなければならない。端に会社を休むだけじゃないか。何がテロだ。
 「反抗ならデモで良いじゃん」という意見が聞こえてきそうだ。
 “デモとは、無意味な抵抗手法である。”というのが私の意見だ。なぜなら、多くの人がデモに関心を示していないからである。
かつて、デモが左翼思想やマルクス主義思想と結びついていた頃、デモ隊には同心円状に共感者、同調者が取り囲んでいた。デモが全体性民意を体現していたのである。だから政治家もマスコミも理解し応答した。しかし、現代のデモはムーブメントとしての内実が変容して来た。同調者はなく、孤島化しているのだ。しかも、デモの参加者(多くは右傾化した若者世代)はそこに自らの居場所を求めてしまっている現状である。同じ価値観を持つ者同士だけで寄り集まり、自己満足感に浸る。しかも、旅費と時間を使って集合し、叫び、解散する、この一連の流れがデモ参加者に達成感を与え、「空気」の”熱”を消費させている面もあるとのことだ。当然、政府もマスコミも呼応しない。今では、デモはパレードと呼称されるらしい。もう開き直って楽しむことが前提らしい。それでは遊び仲間は集まるが、社会への関心は集まらない。
 しかし、実際ストライキをやる人はどこにいるのだろう。誰もが利己的に自分の事情を気にするからだ。
 その例に、作中、日本救済のシンボルとしてセレソンNO.9を盛り立てる大衆のごく一部(ニート諸君)が描かれているではないか。彼らは前述の通りにNO.9に全てを任せっきりで、それは周囲の"空気"に冷ややかな視線を送られ、明らかに孤島化していたではないか(空港のシーンとか)。その孤島の中身も、誰かを象徴化し自らがそれに従属し、居場所と安心を(楽を)求める人々の集合体ではないか。思えば日本の天皇制と同調する話しだ。「空気の海」の中で「空気の島」が孤立化する状態である。どうにもならん。セレソンNO.9の考え至らず、である。―――。

・・そして日本に志士はいない。

では、「もう散々だ!」と思うので、話しを纏めに掛かりましょう。
 女子力がどうとかプリクラでキャーとか、新しいデパートがどうとかパチンコが覚醒だとか、そんな今にも時代が変わろうとしている。私たちがアニメを見ている間にも、刻々と躊躇いも労いもなく現実が押し寄せる。そういえば、地震予期作用とか火山活動とかがまた活発になってきているらしいし(周期がまた回って来たのだ)、地球温暖化(気候変動)も相当に不味い過酷な状況だ。
 バブル期も同様だったらしいが、今が幸せであれば、その後の不幸なんて見る気もしない。そんなのデマだろ、とか。お前が他人の幸福にひがんでいるだけだろ、とか。
 私たちは不幸が現前に正体を現すまで一切判断しようとしないのだ。

 私達は、偶々、古き良き時代に生きているだけなのだ。その終焉に猶予はない。
 そして日本に志士はいない。第二の維新は不可能か。

 では、生き残る人間は、どのような者か。
 ノブレス・オブリージュという概念を体得した人間。
 「我らが国家、社会の中枢である。」という強き意志を抱く者達である。
 まるで幕末の志士のようだ。
 元々「ノブレス・オブリージュ」とは、国を動かせる高位の主権者に向けられた概念だった。しかし、高い位の人しかこの意識を持ってはいけない理由はないし、全ての国民に主権のある今、寧ろ意識持って然るべきものである。 

・・ノブレス・オブリージュの導き。

 他者は自己ではない。他人の人生を生きてはいけないのだ。
 我々は立ち向かわなければならない。そして、立ち向かうとは付き従うことではないのだ。他者に頼り切ることは不自由である。自らの弱さに諦めることは限りなく不自由である。不自由とは、或いは自己逃避とは、現時点で楽な生き方かも知れない。けれど、後で更なる苦境が待っているだけだ。借金を借金して返していることと何ら変わらない。
 壁とは常に自分である。壁を模造するのも自分自身だ。己自身の力で対闘するしか手立てはない。
 人生とは辛い。しかし、最善を尽くしていれば辛くない。全ては、己を知るところから始まる。全てのノブレス・オブリージュの人も、誰もが最初、ここから始めるのだ。1人1人気が付いていかなくてはならない。全員でせーので気が付いた時には全てがとうに遅すぎる。

 明確であるべき目標が曖昧なら、歩き方も曖昧になる。未来はある程度予期できる。予想が立てられる。社会とは大きく人に影響を齎すのだから、自己の問題として自身で対策、処理を出来る範囲で行うべきだ。予想する仕事は学者などの専門家に任せてもいいだろう。今こそ啓発に耳を傾け、考える個人であるべきだ。

 日本を変える手段は教育にある。民度の向上こそ最も良き解決の糸口である。まず、エリート意識の普及である。点と点から、やがて枝分かれして途切れなければ連鎖的に広がっていくだろう。その意識の根拠として、この理念が挙がるだろう。それが此の国の未知なる標である。いつの日か新たなるJapanese democracyの開化に向かう、ノブレス・オブリージュの導きである。


・台詞集
{netabare}「この国には頭の良い連中が一杯いんのに、損な役回るやる奴がいないんだ」
「この国は、どの道一旦は誰かがなんとかしなきゃならないほど、可笑しなことになってんだからさ」

「全共闘時代、当確連がセクトの支持で成田闘争に参加すべく、彼方東を目指して掘ったトンネルです。弾劾世代が闘争ごっこ繰り広げたトンネルにピンチを救われるとは。焚きすべき世代の産物を使って敵を出し抜く、痛快な気分です。じゃが、こういったもんを私も積極的に受け継いでいけんかったんかもわからん。」

「国民というのは、一億人のエゴイスト集団だ。今や総理大臣など、ただの生贄に過ぎない。自由を手に入れ、不自由になった国民のストレスのはけ口というだけだ。」
「国民とは飽く迄、国家を構成するパーツの集まりに過ぎない。個人的な感情を注ぐ対象ではない。「1人1人は皆、何者かになりたいと思っている個人な訳でしょう。」「それが厄介なのさ。全員が何者かになるなど、そもそもありえないことだからね。」
「この国の人間は呆れるほどシニカルだ。」

「新聞を一部、譲って貰えないかね。」「良いっすよ。金はいいよ。一部だけ欲しいって人は、ほんとに新聞読みたい人だから。」「一部とは言え、売り物だろ。」「読まないのに取ってる人から貰うから大丈夫。唯、そういう奴程中々払わないんだけどね。」「たしかにな。時に小僧、なぜ今時に新聞配りなんかやっておる。」「金貰う練習の為、かな。へへっ。人って面白いもんで、金の払い方は五歳からでも知ってんのに、貰い方は大人でも知らなかったりするんだよね。そら、金使うほうが頭下げて貰うより気分良いから。お客様は神様です、なんつって、つい消費者最強を振りかざすけど、あれって本来は売る側の気持ちの話でしょ。」「そうだな。」「だけど、みんなが金を払う側になっちゃったら、一体誰がサービスするんだって話だよね。俺は、金は払うより貰うのが楽しいって社会の方が健全な気がするんだけどな。」

「嘗て、我々はこの国の為に、何かを成そうとがむしゃらにやってきた。だが今になって、あれは過ちだったと歴史の汚点のように言われる。しかし、我々とてあの時代には右も左もわからぬ新人だった。我々の築き上げて来たものが誤りなら、正解はどこにあったのか。しかもようやく何事かを成したと思った頃に、今度は世界のルールが大きく変わってしまった。この国が深みを増す前に、新しい考えが優位性を持って対抗してきた。年寄にそのことを受け入れろというのは酷な話だが、それでも奴らに権限を委譲し、責任を負わせてみろという訳か。日本人が愛して止まない坂本龍馬も白洲次郎も、実際には綺麗な立ち回り方を選んだが故に、その一張羅に土が付かなかったに過ぎん。だがこの国の本当の救世主は、日々をこつこつと生きた名も無き者たちであり、結果一敗地に塗れこの世を去った歴史の敗者たちだ。その事実を無意識に嫌うものを善しとする趨勢(すうせい)の中、NO.9はスケープゴート(生贄、身代わり)となり火中の栗を拾うという。面白い。今回のゲーム、これにて一旦の幕としよう。勝者は決した。」

「ノブレス・オブリージュ。今後も君たちがこの国の潜在的な救世主たらんことを、切に願う。」  {/netabare}



2013/8/2「noblesse oblige今後も貴方がこの国の救世主たらんことを。」投稿。
2014/8/10「ノブレス・オブリージュの導き。」改正。
2015/1/29                 加筆。投稿。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 14
ネタバレ

Pまん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

滝沢朗と名乗った男は、何故、自分の記憶を消したのか

視聴:2回(アニメ+映画×2)+総集編1回

皆のレビュー読んでたら、誰も書いてないんだもん。書いちゃった。

個人的な印象は、詰め込み過ぎ。
え、もちろん大好きですよ?
好きじゃなかったら、こんなレビュー書きませんって。

では、この物語のわりと本質的なトコロ、掘ってみますよー。

滝沢朗と名乗った男は、何故、自分の記憶を消したのか。
本編中に、登場人物の言葉で答えらしきものが提示されていますけど
まさか本気で信じたりは、してませんよね?

以下、アニメ+映画×2のネタバレを含みます。
ネタバレはアニメと映画で一応分けてますけど、鑑賞済の方のみどーぞ。


{netabare}
とはいえ、お楽しみは後の方にとっておきましょう。

まずは100億円。やっぱりみんな、コレ気になってるみたいですね。
ノブレス・オブリージュ。本作中では『持てる者の義務』ですね。
感覚的には、100億円=持てる者なんでしょう。
でも、この100億円、ホントはお金じゃないとボクは思うんだよね。
たぶん、ジュイスに働いてもらうためのポイント。ただの数字。
もちろんお金としても使えるんだけど。便利だからね、お金。

お金を使って何かするのではなく、目的のためにジュイスを使う。
コレが、アウトサイドが望んでいた本来の使い方じゃないかな。

次、ちょっとわかりにくいけど、ヒロインが牛丼かけられるトコ。
いらっとするシーンだけど、こんなことあるわけないと思ってる?
実際に社会に出ると、もっとひどい事を何度も目撃・経験できますよ。
それはさておき、ここで描いているのも、ノブレス・オブリージュ。
『位高ければ徳高きを要す』ですね。

せっかくなので、牛丼をかけさせた側の事も書いておきましょう。
たぶん、卒業旅行で面談を欠席したから嫌がらせしたのではありません。
重要なハズの面談を欠席する子がどんな子か、興味あったんですよね。
そして期待は裏切られた。2重の裏切り。描写が丁寧だなーと感じます。
牛丼をかけるよう指示する人、実行犯、『事件を期待する』女子社員。
まあ伏線のひとつですよね。こういう描き方は上手いなぁ。

次いきましょう。裸で登場。
まず、裸は持たざる者の象徴でしょう。ニート軍も裸ですからね。
『寒くないですか?』『寒いですよ』
思わず、ヒロインは帽子・マフラー・コートを貸します。

ココは推測ですが、冒頭、No9が裸で銃を構えたのはNo1の罠。
No9が自身の記憶を消した直後、罠情報を吹き込んだのでしょう。
お前はテロリストだったんだよ、ってね。
携帯で正気に戻ったのは、サポーターのおかげです。
正気に戻ったというより、もう一度記憶を消されたというのが真相かな。
ジュイスが『あのままフェードアウト』と言っていますから
自身の記憶消去から、しばらく時間が経過していると考えられます。
同じアパートの住人が、No9を見て気軽に挨拶をしているのも
テロリスト風に仕立てられたアジトに滞在していたことを示します。
『こりゃ絶対だれかにハメられてるな』とはNo9のセリフ。
丁寧な仕事、お疲れ様です。まー違ってるかもしれないけどね。

通行人がズボンを差し出すシーン。ココすごく好きです。
ヒロインはこう考えてます。『何でズボン貸すわけ?訳わかんないし』
当然です。たぶん日本では起きません。欧米だからじゃないかな。
欧米、おそらく富裕層におけるノブレス・オブリージュの意識の高さ
を感じさせるシーンなのだと思います。No9は頼む人を選んでますし。
咲さん、あなたがやった行為も、ノブレス・オブリージュですよ。

では、冒頭の記憶の消去について触れましょう。
No9は、何故、自分の記憶を消したのか。
作中では『助けた人と協力した人の双方から裏切られた』と語られます。

え、逃げたの?No9はそんな子じゃないよね。
落ち着いて考えてみましょう。何故、映画の記憶は消えてないのか。
映画の記憶が必要だったから?自分の記憶だけが不要だったから?
ボクは、こう考えます。
記憶を消す前のNo9は、客観的な感情を欲したのだと。
だから自身の感情は切り捨てた。記憶と共に。
自分の感情に惑わされないように。映画の記憶だけを頼りに。

アニメのラストで、王様になる時の決意。それと同じ動機です。
ループしてますよね。これが『上がり』なはずはありません。
{/netabare}


ここから先は、映画版を含むネタバレ。


{netabare}
さて、一気に飛んで、映画2の終盤。No1との会話シーン。
『愛が無い気がする』
コレ、字の通りに読んでもいいんだけど。
自身の感情を記憶と共に封じた事があるNo9の口から出た言葉です。
感情も、やっぱり必要だって意味ですよね。
誰かを生贄にしていたのでは楽園にたどり着けない。そういうことです。

次は、楽園についてです。
主人公は楽園へ行く方法を発見しました。
ここまでちゃんとついてきてたら、もうわかりますね。セリフを引用しましょう。
『上がりを決め込んでいるおっさんたちは、今すぐ、必死でためこんできた
ものを捨て、俺たちと一緒に、新たな楽園に旅立つ決意をしてほしい』
この言葉、あなたの胸には今、どんな風に響いていますか?
No1を否定したのですから、既得権益の再分配なんて話ではありませんよ。
残念ながら楽園は、1人の力では行けないんですよね。

映画のラスト。
アウトサイドは全員を勝者としたのに全員の記憶消去?明らかに変です。
騙されてはいけませんよ。記憶を消去されなかった者が勝者です。
え、2度目だから効かなかった?違いますよ。
アニメの冒頭とラスト+放送前、たぶん記憶は3回消えてますからね。

最後、シーンはちょっと戻るけど。
『払うより、もらう方が楽しい社会』
主人公のセリフですけど、うーん、わかりづらい表現ですよね。

『お前なんで働いてるの?』昔、会社の先輩が、ボクに聞いたんです。
当時はそんな事、真剣に考えたことなくて、親が借金抱えてたから
なんとなく『家を支えるため』って答えたんですけど
その先輩は『自分のため、お金のためだろ』って言うんですよ。
でも、ボクにはピンとこなかったんですよね。

コレ何年も考えてて、まだ答えは出てないけど、今ならこう答えます。
『誰かを幸せにするために働いている』ちょっと夢見すぎかな。
でもボクは、主人公のセリフって、そういうことだと思っています。


おまけ。
アウトサイドはサッカー好きだと作中で語られています。
各セレソンには番号が振ってありますよね。
12番のセレソンがサポーターなので選手ではありません。
では他のセレソンはどういうポジションになるんでしょう。
これだけで1本レビューが書けますね。本題から逸れるのでしないけど。

次は、そういう視点で見ると、また違った楽しさがあるかもしれませんね。

それでは。
皆様の心の奥に『ノブレス・オブリージュ』が根付く事を切に願います。
{/netabare}


ネタバレのネタバレ。やっぱり無粋かな。

{netabare}
何度も見たわけじゃないから確信はないけど、テーマは意識しました。
表テーマ『ノブレス・オブリージュ』
裏テーマ『ミスリード』
信じていいのは、登場人物自身の行動描写と、自身の発言だけ。
これを心がけると、ある程度わかりやすくなると思います。
こう考えたんじゃないかな?という発言は、裏があると思っていい。

No4の刺殺、No5の光が消える演出、No11のジョニー狩り
どれもミスリードを誘っています。

携帯の履歴は、必ずしも目的と一致しません。
たとえば『タンクローリー事故誘発』→『No9の足止め』など。

『豊洲をミサイル攻撃』→『飛行機撃墜』搭乗予定者を狙っていた。
このアニメでは、飛行機に偶然当たるなんてありえませんよ。必然です。
60発のミサイルの目的地が豊洲を含むのも、それを示唆しています。
No9さん、咲ちゃんと飛行機乗る前に携帯使わなくてよかったですね。

『記憶の消去』→携帯の履歴から、記憶の消去は咲に会う前日の昼。
アニメ冒頭の記憶消去シーンはNo9自身の依頼ではないという論拠。
また、迂闊な月曜日から日があるので絶望が直接の原因ではないと推測。
記憶を消した時点では、No9はこの日に帰国する予定だったハズ。
実際には帰国せず、翌朝、全裸でテロを実行しようとしていた。
自分から全裸になっているので、自分の意思でテロ行為に及んでいるが
履歴と行動の辻褄が合わないので、誰かの意思が働いた結果だと推測。
ジュイスを介さずに記憶を消せるのは、作中ではサポーターだけ。
No5の記憶消去は履歴に残ってませんからね。

それぞれのセレソンの行動原理もあわせて考えるとわかりやすいかな。
たとえば、No1は直接的・間接的問わず、他人にリタイヤを強いる。
ゲームを上がる方法は、1つではないからね。
目的が監視だけなら、わざわざアメリカまで足を運ばない。
No1は絶対何かしてる。ヒントは作中に描かれてるハズ。
ボクがココに目をつけたのは、No9が鉄砲を持つ必然性を考えたから。
伏線だらけなんだから、意味もなく鉄砲なんて持たせないよね。

あと作中の『ニート』は『幕末志士・浪人』をイメージしてるっぽい印象。
まー、あまり関係無いけど。
{/netabare}



更新履歴
2012/07/08 初期投稿
2012/07/09 ネタバレのネタバレ・更新履歴・視聴回数を追記

投稿 : 2020/04/04
♥ : 8

tao_hiro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

この国を正しき方向へ導くには

<追記:2015/4/25>

祝!早見沙織アーティストデビュー!!
ってことで、応援のためのレビュー更新です。

この作品は高く評価されていると思います。早見さんは「森美 咲」というヒロインを演じています。ところが、私はこのキャスティングはミスだったと思います。

キャラクター自身の性格付けが良くできていなかった事が原因だと思います。優しくて控えめな様子なのですが、とても行動力があったりして、ちぐはぐな感じがします。

早見さん自身は「先生の絵のやわらかさと優しさを声で表現するように努めた」とおっしゃっています。演じるのは結構な苦労があったのじゃないでしょうか。その早見さんの苦労のおかげでこの作品は成立したのかもしれません。

もともと歌唱力には定評のある早見さんです。ソロアーティストとして、どのように活躍してくれるか期待しましょう!

◆デビューシングル情報
早見沙織デビューシングル
「やさしい希望」
★TVアニメ「赤髪の白雪姫」OPテーマ 収録
__________________________________

【はじめに】
この作品、テレビシリーズ11話に、 劇場版I The King of Edenと劇場版II Paradise Lostを加えて完結します。一気に視聴したのでここでまとめてレビューします。

【高校生の時に考えた】
若い方にはピンとこないと思いますが、私は高校生の頃、社会的なメッセージ性の強い歌を歌う浜田省吾というアーティストにハマっていた時期があります。

日本中がバブル真っ盛りの浮かれた世の中にあって、若者の閉塞感を歌い、将来を憂いていました。(ちなみに「A NEW STYLE WAR」とか「J.BOY」とかは、まるで現代の日本を歌っているかのように聞こえます。)

多感な年頃だった私は大きく影響を受け、「この国を正しき方向へ導く」方法を考えました。

いくつか考えた中に「高校廃止」というものがあります。中学卒業後は「開発途上国での支援活動」または「兵役」に三年間従事し、それが終われば好きな大学や職業に無条件で入れるっていう制度です。高校の存在意義に疑問を持った人間の発想でしょう。

もしかしたらこの作品の主人公、セレソンNo.9滝沢くんの発想に近いかもしれません。

こんなことも考えていました。「定寿命制」です。全ての国民は65歳になったら安楽死させるっていう物騒な考えです。少子高齢化対策が主眼ですが、「ゴール(寿命)が見えていると人間は必死になれる」という心理を期待したものでもあります。

「100万人の命を救うためなら10万人の犠牲はやむを得ない」という考えにもとづいているので、もしかしたらセレソンNo.1物部の発想に近いかもしれません。

【40代のおっさんになって考えた】
この作品のセレソンと呼ばれるメンバーは、日本を良くするために100億円を渡されます。「上がりを決め込んでいるオッサンたち」の方に近い年齢になってしまった私は、100億円の価値を考えざるを得ません。

例)・・・<ざっと調べただけなので正確ではないかもしれません>
・孫正義氏が東日本大震災の復興支援に寄付した額
・アメリカのプロボクサー、メイウェザー選手の年収
・新幹線の線路建設費1km分
・トマホークミサイル100発
・ジャンボジェット1機
・盲導犬3700匹の育成費(盲導犬が必要な方の約半数分)
・東京ドームの一日の電力消費量を賄える風力発電所の建設費
・アナと雪の女王の興行収入の半分以下

・・・まともに考えたら100億円で日本を救うなんて無理な話です。セレソンの全員のお金を合わせても、東京都庁一つも建てられません。

そこで次男(中3)に救いを求めてみました。

私「日本を良くするためにはいくらお金が必要だと思う?」
次男「いくらあっても足りないね。」
私「じゃあ何をしたら日本は良くなる?」
次男「う~ん、人の心を変えることだろうね。」
私「どう変えたらいいの?」
次男「やっぱ敬天愛人でしょ!」

めちゃくちゃ優等生な答えが返ってきたので驚きました(笑)
敬天愛人とは郷土(鹿児島)の英雄「西郷隆盛」の言葉です。

まぁ敬天愛人が日本を救うかどうかは置いといても、次男が言うように「人の心」≒「この国の空気」を変えることが肝心であることは間違いないでしょう。

だからこの作品は「この国の”空気”に戦いを挑んだひとりの男の子と、彼を見守った女の子のたった11日間の物語」というキャッチコピーに落ち着いたんだと思います。

「空気を変える」ってのは難しいようで案外簡単かもしれません。子供文化
で申し訳ないのですが、しばらく前まではポケモンの天下だったのに、今は妖怪ウォッチですよね(笑)

セレソンNo.2辻は、こういったプロデュース力が高いようだったので、案外、一番「あがり」に近かったのかもしれません。

【作品について】
面白かったことは間違いないのですが、残念に思うところが多々ありました。

物語に深みを持たせるために、各セレソンの思惑を交錯させているのですが、それが少し難解な印象を抱かせます。各セレソン個別の「正義」VS滝沢くんの「正義」という構図にした方がわかりやすかったかなっと思いました。

物語を成立させるために、かなり無理(≒ご都合主義)があったように思えます。また、たぶん私の知識不足によりスタッフの意図が良くわからない個所が多々ありました。ひらたく言えばツッコみどころが満載でした。

その結果、7割ぐらいはコメディー作品気分で視聴することになりました。「細かい事は気にしない」という気持ちがないと厳しいかもしれません。

キャラクターも全体にわたって印象が薄かったです。滝沢くんの発するメッセージもあまり力強さを感じませんでした。

【最後に】
ジュイス、有能すぎ!!

投稿 : 2020/04/04
♥ : 19

86.2 5 2009年春(4月~6月)アニメランキング5位
涼宮ハルヒの憂鬱 第2期(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (3572)
17828人が棚に入れました
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」
入学式後の自己紹介で、このぶっ飛んだ発言をした県立北高校の1年生「涼宮ハルヒ」。成績も運動神経も容姿も優れているのに、傲岸不遜な態度と中学以来の奇人ぶりから、クラスで浮きまくる。その上、普通のクラスメイトをつまらないと拒絶し、ますます孤立していた。
そこで、ハルヒの前の席に座るクラスメートの「キョン」が話しかけたことをきっかけに、SOS団(世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団)に加入させられてしまうのだった…。

声優・キャラクター
平野綾、杉田智和、後藤邑子、小野大輔、茅原実里、松岡由貴、桑谷夏子、白石稔、松元惠、あおきさやか
ネタバレ

ヒロウミ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

意図とした悪の行為も無意識での悪の行為も悪にしかならないわけでその悪質性と価値に違いはない

【満足度再評価】2019/7/28
【初投稿】2018/9/16

トライ&トライで賛否両論、何を是とし何を否とするか、アニメファン(だけ)が盛り上がった。な物語。



原作小説がバカ売れし(多分)、ラノベ業界やアニメ業界を多いに賑わせたレジェンドな作品。奇抜な構成やセリフ回しなど多くの「匂わせ」や「含み」を持たせ考察マニアにはたまらん作品でもあり京アニの丁寧な描写が更に売れるきっかけとなった(多分)。

私はハルヒは嫌いだが長門の儚さや朝比奈の柔らかさは何とも表現しがたい尊さで絵も音楽も声優さんたちのハマり具合もとても良い。
本当は考察サイトをググりまくって色々知った上で2周目の周回をすべきなのだが攻略サイトを見ながら完全クリアしたりしてもクリアが必然となって面白さを感じれない、クリアしても達成感を微塵も感じない私は知識量ゼロなので当たり前に未だ謎だらけ。
「杉田さん」の名前を覚え初めて男性声優の名前を覚えれた周回にもなってとても満足!

んでもちょいちょい居眠りしちゃう「氷菓」のような文学的展開はもう少し脚色しちゃっていい気がする。まぁ、好みの問題だけど。


と、毒にも薬にもならんク◯レビューはこのぐらいにして、この視聴で2周目の完走なのだが作品の評価は他のレビューアさんたちが素晴らしいレビューしてるのでそちらを参照いただきたい。
今回は非オタな連れにアニメを無理矢理完走させてみたのでそれについて主に書いていく。連れは初見、1期は二人とも未視聴、消失は私だけ視聴済みであります。


連れ概要
深夜アニメはほぼ見ない、ディズニー&リラックマ大好き、オタクに嫌悪するのに本当はマンガと映画が大好きな四捨五入したら30歳の女の子。視聴済み深夜アニメは坂道のアポロンと猫物語(黒)序盤まで。


まずはヒロインに対する総評。
「連れ」
序盤でヒロイン(ハルヒ)が明らかに悪役で絵は可愛いけど人として可愛くない。可愛くないというのは傍若無人、言葉も行為も甚だ暴力的で意図的に悪い奴に描かれているようにしか見えなくのめり込めない。本当に人気のキャラクターなの?ウケの良い、多くの人に受け入れられるヒロインの要素がまるで無い。良いこと言ったり気遣いしてても普段がマイナス要素に振り切れててプラスに戻らないからマイナスな女の子以外に当てはまらない、最終話になっても。だそうだ。
「私」
似たようなものだが恐怖で支配された世界は北朝鮮にしか感じず意図的にク◯女に描写されているのは1周目で感じたし消失を見ても分からなかった。ただ消失の中身忘れてますけどね。
1期で放送順と作中の時系列順をバラバラにしたのはそれを緩和させるためだったのかも知れない(多分)。

クソ回と名高いエンドレスエイト
「連れ」
何これ?こんなに引っ張って普通に終わるってただ長いって思わせたかっただけ?長さの表現なんて半分以下でも良いやん。退屈過ぎて寝ちゃったし。(他の回でもちょいちょいうたた寝してます)
「私」
単に毎回違う服装や微妙に変わるセリフに裏があるのかもと思い必死で見てた。が、分からないしググってもないから考察もしてないから意図が全く分からん。ただ、長門が長く先の見えない世界でループし続けるカオスを描いてそれをひたすら観察し続ける長門に対する評価が欲しかったのかなぁ(妄想)。

この作品は作中に発声されたセリフと脳内セリフが巧みで口を開いてないのに何故かハルヒにセリフが伝わってたり杉田さんの声の巧みさも見所だと思うのだがそれを伝えても以下の結論に達してしまった。

「連れ」
深夜アニメの深く考察しなきゃ分かりにくい物語や設定は何回も見ないといけない、1回の視聴で多くを理解できない作品なんて多くの視聴者がファンで無いとするならば一過性であるはずの「消費」に対して何の意味もないしエンターテイメントとして「面白かった」となりにくい。反対にそれが深夜アニメで良しとするならばその世界がその範囲で満足してるんだから別に良いんじゃない?売れたいっていうより見たい、見せたい程度で良いなら。


もちろん非オタ、アニメに触れない人みんなが同じ感想、同じ意見じゃないけど他のカワイイダケ深夜アニメを見せたらどんな反応だったのだろうかと思うと正直恐ろしい。クズの本懐を見せたときは1話で「スマホでマンガ見てるみたい」と飽きてたくせに坂道のアポロンは原作マンガ既読だったせいか律ちゃんにキャッキャ喜びながら見てたしワンピースは面白いと言いながら月1回見るか見ないかの散発視聴するような奴が言うことなのでニュートラルな視点とは言い難いのだが。
別日に消失を見せた上で作品の話を聞きたかったのだがこんなのまだ見るの?ともう見たくないと言わんばかりのセリフ。確か消失は面白かったはずだからせめて作品の全体像を掴んでほしかったのだが。


私はアニメ全般好きだ。連れよりアニメを見ているからこそ色々許容しながら、ボカシを入れながら、自分の理想を押し付けながら作品を見ているので連れに言わせたら私も「オタク」の分類らしい。それだと似非オタクと表現すべきなのだが。

昨今はいとも簡単に「プロ」と名乗れる。プロのパチスロ&パチンコライター、プロのYouTuber、プロの絵師、プロの歌い手、プロのゲーマー。SNSのお陰で簡単にスポンサーが付いたり金を稼いだりできるようになった。職人=プロフェッショナルじゃなく簡単に得られる他人の知識でさも自分の努力のたまものと思い込んでいる幼稚なスキルと未熟な社会性を駆使し、子供の小遣い稼ぎのようなものもプロを名乗る時代は色々な言葉が曲解され本来もつ言葉の価値がデフレ傾向であろう。本物のオタクもプロも溢れかえった「エセ」のせいでその陰を潜めてしまい私が知ることはできないのかもしれない。

この業界が広く周知され多くの消費と金を生産し、その金が更に多くの作品を生み出すためのものとなることを望んでいたのだが、問題は本来もっと別のところにあるのかもしれない。




付録
平野綾炎上とアニメファンについて。この作品でググってたらこんなのが引っ掛かって記事を見せてみた。
多少過激なので伏せておこう。
{netabare}
「連れ」
声優さんやアイドルって死ぬまで処女なの?人として色々経験することで演技が深まることもあるだろうし職業はあくまでもオプションだよね。人として豊かになるためのオプションを是としないファンってファンじゃなくて人との距離感が分からない、執着をコントロールできない痛い人じゃん。ジャニーズファンもファンと言うよりオタクだし度を超えた妄想を押し付けてキモいけどオタクって言われる人達って応援していることやパトロンみたいな存在であることを忘れてるんじゃないかな。金を対価に理想を押し付けるけど作品でその対価をもらってるはずなのに更に人間像を要求って狂ってるとしか言いようがない。そんな要求って声優さんたちが不利な非等価でそもそも誰がどう見ても過大な要求は成立してないことを理解してないんじゃないかな。そんなの口約束でもサインのある念書があっても法的に成立しないような契約を押し付けるなんて怖すぎる。
しかもこの人(平野綾)って結局この作品で(非オタに)人気にならなかったからわざわざ流出させて炎上商法したんだろうけど好感度無くて不快感の多いタレントが売れるのってあんまないっしょ。昔からある売れる要素が無い残念な人がやる手法じゃん。叩くほどもなくほっとけば消えるから好きなキャラクターだけ意識して応援すれば良いじゃん。叩く方も必死すぎてウケる(笑)
キャラクターが人気なのと声優さん自体に人気があることは「=」じゃないしさ、多分キャラクターの半分もその人(声優さん)のファンっていないよね?キャラクター自身じゃないんだし。
そもそも声優さんが芸能界で人気になることって結局無理じゃない?だってかわいらしい絵で演技して商売することと見た目や身体を使って演技して商売することとは全く違うじゃん。商売相手が違えば需要がないことは火を見るより明らかだよ。


こんな事を言ってたが誰が書いてる記事を複数見せただけで当時のTwitterのやり取りが転載されてたわけでもないのであくまでも一個人の限られた情報下での感想として見ていただきたい。
ただ、アニメ業界とファンのあり方については一考の価値ありと思い記載しました。{/netabare}



最後にこの物語はハルヒが望んだ世界のようでキョンが無意識のうちに変化を望んだ物語なのかもと妄想を張り巡らせたたが結論は原作見ないし知ることはできないんだろうな・・・。
等とつらつら書いたが最後にふと思った。この作品のハルヒ単体の人気(支持)ってあるのだろうか?


杉田さん知ることできたし銀魂見たいんだけど・・・長っ!
レビューは無理だな(笑)

投稿 : 2020/04/04
♥ : 19
ネタバレ

keylove さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

いろんな意味で問題作ですね。God knows..はアニメ界屈指の神曲

この作品の存在を知らないアニメファンはいないと思います。

観たか観てないかは別として、そして完走したかそうでないかも別として。


日常に潜む異世界。

これがこの作品のメインテーマですね。


このハルヒの世界は本当にスケールがでかいです。

いやもう、ご都合主義だとかなんとか言わせないほどに、ひたすら強引にでかいですね。

観た人じゃないとわからない、意味不明のスペクタクルがここにはあるんですよね。


メインヒロイン(主人公?)の涼宮ハルヒの超わがままで自己中心的で気分屋な性格が、周りのキャラや出来事を作っていくんだけど、これがまた突拍子もなくすごいです。

一つだけ言葉を引用すれば

「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、私のところに来なさい。以上。」

これですよね。

こういうことを涼宮ハルヒは本気で望んでるんですよね。
そしてそうじゃない現実世界に退屈している。

その退屈がどういう事態を招くのか。
それがわかった時には、こりゃやばいアニメだよって感じるんだと思います。

もうぶっ飛んでるこの日常を描いたのは素晴らしいですね。


そしてこの作品のもっと良いところは、主人公が語りべとなって物語を巧妙に進めていくところでしょう。

ハルヒが語るんじゃないです。
ハルヒとたまたま同じクラスになった同級生のキョンという高校生が語るんです。

この語りがまた上手い!

ナレーションっていう役回りがありますけど、そういうんじゃないですね。
キョンが物語を進める口調は本当に独特で、あたかも落語のテンポで個人的な主観を聞かされるんだから、これは面白いです。

そういう意味では、一話から完全に引き込まれます。

後々、こういう語りをどこかで聞いたことがある気がするんですけどね、思い出せませんが。

さて、そういうことでこの作品のテーマは壮大です。

出てくるキャラたちもまた唯一無二の魅力があって、その壮大なテーマを持つ物語を彩っています。


この作品の世界観はずばり。

{netabare}

涼宮ハルヒが自覚なしに巻き起こす、宇宙レベルの危機。
そして周りにいるキャラ。
ただのハルヒの気分、まさに憂鬱が、宇宙そのものの根源を揺るがす。

今いるこの世界が無くなってしまうかもしれない。

ぶっ飛んでますよね。

そしてその周りにいるのは
宇宙人(情報統合思念体によって造られた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース)
やら、超能力者やら、未来人やら、ごく普通の冴えない男子やら。

このとんでもない人種たちの行動がまた面白くて笑える要素になってます。

{/netabare}

こういうものですよね。


ただ、これは賛否両論あると思いますし、実際にいろんな事態になってしまった作品でもありました。


それはこの二期で放送された、「エンドレスエイト」
というエピソード。

これは他にはまずあり得ない演出でしたね。

個人的には、さすがに参りました。

ここまでやられると精神的にちょっときます。

どういうものかというと。
これは完全にネタばれですからご注意。

{netabare}
タイムリープとかタイムパラドックスとかいろいろとアニメで描かれることは多いですけど、この作品で描かれた、同じ時間をループする。

というエピソードが「エンドレスエイト」なんですが。

この作品においては、そのループした時間を
繰り返し何度も何度も(実に八話に渡って)放送されたんですね。

概ね二ヶ月間、同じことを繰り返したわけです。

さすがに観る側も混乱したでしょうし、それを通り超えてイライラしたと思います。

シュタインズ・ゲートやひぐらしの鳴く頃に、なんかでもそういうちょっとしたイライラが表現されますけど、
ここまでループに執着した作品はまずないと思います。

これは本当に問題だったようで、元スタッフからの謝罪に近いものや心境暴露なんてのも出回ったほどです。


僕も最初は観る回を間違えたのかな?
なんて思いました。

でもよくよく見ると、作画やシーンの切り替えが少しずつ違うんですよね。
これは手が込んでると思いましたけど、アフレコもそうらしいです。

同じ台詞を八話に分けて、一話ずつ収録していたらしいですね。

声優さんたちもさぞかし疲れたと思います。


唯一つ良かったところは、本当に作画担当が違うので、キャラデザまで違っていて、回によって好きだったりそうでなかったりがわかることです。

これが間があいて観たのなら変化に気づかないかも知れませんが、本当に繰り返すだけなので、そういう細かいところに気づいてしまうんです。

着ている服や小物も毎回変わってますけどね。


{/netabare}

こんな感じで、このエピソードをクリアできたら完走できるみたいなハードルがあったのは事実だと思います。


あと、やっぱり特筆すべきは文化祭のシーン。

これはネタばれじゃないと認識して書きます。

作中に文化祭のシーンが描かれるんですが、その時に演奏された
「God knows」という曲。

これは本当にすごいです。

どれだけの動画が公開されたのか知りませんけど、軽く見積もっても
数千万回は視聴されている、モンスター動画です。

僕はバンドをずっとやってまして、洋楽からなにから聴いたり弾いたりしてますけど、この曲のクオリティーはハンパありません。

ギターをコピーしてみましたが、なんともセンスが良く、とてもアニメだけにとどまるのはもったいないほどのロックだと感じました。


聴いたことがなければぜひチェックしてみてください。
有料ダウンロードもできると思います。


この作品は登場人物を紹介してしまうだけで概ねネタばれになるので
今回はやめておきます。


28話ですが、それ以上に長く感じる気もしますが
やっぱり名作という呼び声高い作品なので、断念してしまうかどうかは別として、挑戦してもいいんじゃないかと思います。


読んでくださってありがとうございました。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 31
ネタバレ

景禎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい

谷川流さんのライトノベル原作の作品です。私にしては珍しく原作既読です。SFタイムトラベルものなので、私の趣味にぴったりの作品。

世界を創るほどの能力を持った涼宮ハルヒが、SOS団なる奇妙な部活を立ち上げ、未来人、宇宙人、超能力者を集めて部員にする。しかし、当のハルヒにはその認識がない。SOS団に集まった未来人、宇宙人、超能力者は、それぞれ異なった立場で異なった世界観を持ち、それぞれ異なった目的をもってハルヒに関心をもち、見守る。そんな設定です。

SFの三大巨塔である未来人、宇宙人、超能力者が一同にあつまる、というお話なら「さぞや非日常的作品なのだろう」と思いきや、ごく一般的な公立高校一年生のべたべたの日常に、有り得ないほど濃いSF的非日常が、仲良く混ざり合っている、緊張と弛緩のベストミックス的な独特の雰囲気をもった作品です。

この作品の雰囲気を決めているもうひとつの要素は、主人公のキョン(声:杉田智和さん)の目線から見た「語り」がベースとなっている点。原作のラノベの地の文を、ほぼそのまま杉田さんが語ります。この語りがとっても味があってGoodです。少なくとも私は好きです。京都アニメーションは原作に忠実という定評があります(最近はちょっと違う場合もあるようですが)が、原作の地の文まで忠実に再現してくるとは・・・。

この作品において、1期と2期の関係はちょっと変わっています。他の一般的なアニメ作品と違っているので注意が必要かもしれません。1期は、原作のいくつかのエピソードを、時系列を無視してシャッフルし再構成したような構成になっています。それに対して2期は、1期のお話の間を埋めるエピソードを追加した上で、全体を時系列に並べなおしています。なので、初めて見る場合は2期だけ見れば1期も見たことになります。ただ、1期の時系列シャッフルの構成は実験的であり、これはこれで面白いので、興味があれば1期の順序で見るのもいいかもしれませんね。

劇場版「涼宮ハルヒの消失」は2期の続きに見るとちょうどよいです。「消失」は、テレビ版視聴済みが絶対的前提となっていますが、1話~6話の「涼宮ハルヒの憂鬱」と8話の「笹の葉ラプソディ」だけ視聴でもなんとかなります。

この作品は、京都アニメーションの代表的な作品ですが、この頃の京アニはアニメ作品でいろんな実験をしています。前述のハルヒ1期の時系列シャッフルもそうですし、もうひとつ有名なのは「エンドレスエイト」のエンドレス。この作品は、原作では短編で、アニメとしては1話分のお話です。それを、題名どおりエンドレスで8回放送したのです。
{netabare}
夏休み後半を延々と1万5千回程度繰り返す、というお話です。アニメでは、その繰り返しのうち、8回分を抜粋しています。1話目は繰り返しに気がつかなかったパターン。2話目~7話目までは繰り返しに気付くが、ループから脱出できなかったパターン。8話目は、繰り返しに気付いてループからの脱出に成功したパターン。(原作は8話目相当のみです。)なにこれ、手抜きじゃん?と思われるかもしれませんが、これがまた全然手を抜いていない。8話すべて、絵や音の使いまわしは一切なし。登場人物の服装(夏休みなので私服です。ゆかたもあります)が毎回変わるので、それを楽しむのも一興かもしれません。バックの風景とかも毎回違いますし、声の収録も毎回べつべつに行われたようです。キョン役の杉田さんとか、回を重ねるごとに飛び出すアドリブの熟練度が増していくのがおもしろいです。
{/netabare}
これについては、放映当時から「手抜き」だとか「視聴者をばかにしている」だとか「消失を劇場版でやりたいための時間稼ぎ」だとか、大ブーイングが起こりました。(そのころ書かれた2chのスレとかを読むとおもしろいですよ。)たしかに同じお話を8回も放送するのはどうかとは思いますが、1期の時系列シャッフルと同様、エンドレス8回も京アニの実験の一つだったのだろうと思っています。まあ、あれだけ非難が上がった(それに対して肯定的な声はほとんどなかった)のだから、実験としては失敗だったと言わざるを得ないでしょう。でも、今までにないコトをやってやろう、という京アニの挑戦的姿勢は評価されるべきだと思いますね。

20話~24話の「涼宮ハルヒの溜息」もちょっと変わっています。
{netabare}
SOS団で学園祭向けの映画を製作する、というお話です。それだけ聞けば、なんかホンワカして楽しそうな印象ですが、実際はまったく逆です。ハルヒが無意識のうちに映画と現実の混同を起こすことにより、現実世界に深刻な影響を与える、というな、ホンワカは残しつつも、かなりハードな内容です。
話の内容はさておき、5話構成のこのシリーズの特徴は、次回へのつなぎの部分です。話と話のつなぎがブチっと切れます。会話の最中であろうが移動の最中であろうが、突然ブチっと切れてED開始。次の回の冒頭は直後から始まる、といった感じです。これも賛否両論があるでしょうが、独特の味を出しているのは確かです。
{/netabare}
現在の京アニとは絵の味が若干異なりますが、これはこれでいい。さすが京アニですね。OPやEDは1期のものは1期そのままとなっていますので、2期を見れば両方視聴することができちゃいます。曲はどっちかというと2期より1期のほうが好きです。

ラノベでは「消失」の後にも面白いエピソードがいっぱいあるので、個人的には3期以降を期待しているのですが、京アニにはやる気がないようで残念です。「驚愕」とか、アニメ化すると絵的におもしろいと思うのですが・・・。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 15

79.5 6 2009年春(4月~6月)アニメランキング6位
異世界の聖機師物語(OVA)

2009年5月22日
★★★★☆ 3.8 (1316)
8037人が棚に入れました
異世界の聖機師物語 1 [DVD] 「ジェミナー」には地球同様、多くの国々があり、互いに覇権を巡り争いが絶えなかった。当然、兵器にも亜法の技術が使われていたが、その主力は、古代遺跡で発見された「聖機神」と呼ばれる巨人体の複製、「聖機人」である。だが「聖機人」に搭載されている高出力亜法動力炉には、回転時に脳生理機能を阻害する、特殊な振動波を出す大きな欠点があった―――「聖機師」とはこの振動波に高い耐性を示す者の事であり、より高い耐性を示したのは、召還された異世界人であった……。

蟹チャーハン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

なにこの展開!?ぬるま湯シーンがこれほど心地よいと思わなかった

有名なシリーズ作品のスピンオフと知らずに初めてを見ましたが、が!が!
なんすかこのアニメ! 最高じゃないですか!

いきなりバトルからはじまって、そういう作品なんだろうと思ったら
ほぼ中盤までバトルのバの字のかけらもない平和な日常回のオンパレード。

最初はどうしちゃったんだろうと思って戸惑っていたんですが、
主人公ケンシの平和な心&男気&最強の下僕っぷり(最強の戦士でもあるはずなのに)
に何度か大笑いさせてもらっているうちに、この日常回がなんともステキに思えてきました。

そして後半の怒涛のバトルがはじまると、もう戦闘なぞいいから、あの平和だったころに早く戻って! 
と願うようになりましたw

悪い貴族が古代から伝わる最強ロボを発動させて世界征服を企み主人公たちが阻止する
とまぁ単純な話しですが、それをよくぞここまで練りに練ったなぁ~という感じです。

この作品のおもしろさを語る上で大事なのは2点。
物語がわかりやすく、登場するキャラのそれぞれの個性が抜群で素晴らしいこと。

主人公は異世界からやってきた都合上、この世界ではずば抜けた身体能力を持ち合わせていて、
メンタル重視なロボの操作技術にも優れているなど無敵な存在なんですが、本当に無敵なのはその性格。

心優しく気遣い上手、人望も厚くて頼りになるナイスガイ。
その主人公が周囲の引きたて役にまわることで、その他のキャラのエピソードが輝いて
印象にも残りやすく、見ているうちに誰一人欠けてはならない存在になってきます。

そして物語はといえば、これはできるだけシンプルに、そして味付けはひとつでいい。といった感じか。
異世界人たちの間における政争が領土戦争にまで発展しますが、ここに転生者のケンシという
未知の要素が加わるだけなんですよね。
ガンダムでいえば連邦とジオンの戦いにニュータイプというエッセンスを加えただけみたいな。
説明ベタで申し訳ないんですが、わかってもらえるでしょうかw

シナリオが長くなるのならば、本当、これくらいでいいんですよ。
後は個個のキャラのそれぞれが抱えるドラマを増やして、作品を肉厚にしていけばいい。

ただ、このアニメの場合はバトルだなんだというより、ケンシの日常エピソードの方が数倍おもしろくて、
こんな平和なアニメなら100話でも見続けられると思わせたところがスゴイのかもですね。

誰もが認めて感謝する存在とでもいうのかな。
前向きポジティブ、小間使い&下僕としても優秀で、なんでもてきぱきこなす姿は
見ていても想像以上におもしろい。

そんなケンシの姿は、
ある人からみれば無垢な少年であり、
ある人からみれば最強の戦士であり、
ある人からみれば最高の医者でもあり、
ある人からみれば夢の旦那候補であり、
ある人からみれば最大の金づるにもw 思われている。

キャラを評価するというのは、そのキャラに色をつけるということですが、
これは見る人により視点が違えばそれぞれ印象も違うもの。
本来、たくさんのキャラが登場すれば、その分だけ主人公の色もたくさんあっていいはずで、
それがこのアニメは普通に出来ているのがスゴイ。

単に戦闘に強い少年だとか、暗い過去をもつ少年だとか、彼らも人間ならそれだけではない
魅力があるはずでしょってことで。
最近のアニメはそのあたりが強引で、何かひとつ強烈なものを見せておけばいいだろう
くらいに思えて仕方なかったんで、こーいうオーソドックスな作品をみると安心します。

誠実で従順で怒られたときの泣き顔は犬そのものw
穴ほって水晶探しばかりしてるところも犬ぽいし、イメージとしては柴犬か~。

個人的には、ケンシの大好きなところとして野生児の本領発揮な“鼻のよさ”をあげたいですね。
マツタケかトリュフのイメージにも似たとあるキノコが貴重とされているようで、
それはもう珍味すぎて値がつかないほどらしいんですが、それをケンシは鼻をくんくんさせて
さも自然に探し当てちゃうスペシャリストなんです。
で、それを惜しげもなく分け与える気前のよさがこれまた最高。
どんなコワモテキャラでも笑顔にさせてしまう秘策でもあります。

最後のハッピーエンドへのもっていき方もうまく、他の天地無用シリーズも見たくなったしで、
これは文句なしお気に入りですね~。

極力人が死なない平和なバトルアニメだけに、撃退しても同じ相手からしつこく襲撃をうけたり
ちょっと理解できないところもありますが、見せ場はケンシの家事働きと思えばそれも愛嬌。
カゲキな作品になれ過ぎた目線にも優しいアニメで堪能できました。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 11

アリア社長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

異世界ファンタジーと聞いただけでワクワクしちゃうあなたへ

『ロボット・アクション!!×学園ラブコメ!?』をテーマとした異世界ファンタジーアニメ。

45分×全13話の実質2クールアニメ(OVA)
人気アニメ『天地無用!』シリーズの派生作品ですが、天地無用!を知らなくても基本楽しめます。
そもそも舞台が全く別な異世界なので。(自分も知らずに視聴しました)
ただ時々ちょっとした小ネタや会話に???となることはありました。

舞台である異世界の世界観・設定はかなりしっかり練られてます。
アニメではあえて紹介してない裏設定も多そう。
異世界ファンタジー好きとしては、それだけでワクワクしちゃいました。
2度目の視聴で色々と発見もある見応えのあるアニメとなってます。

魅力的なキャラが多い印象。特にヒロイン。自分は4人ほど好みのヒロインに出会いました。ヒット率高し。

主人公は清々しいほど俺TUEEEなハーレム主人公。
基本この手の主人公って苦手なんですが、このアニメに関しては不快感なく、むしろ好感を持って見れました(後述)
ただやはりどんな状況でも毎回最強主人公がなんとかしてくれる展開は見てて緊張感がありませんでした。

作画はさすがOVA。毎話気合入ってます。ロボの戦闘シーンは迫力満点。
ロボの描写に関して、ちょいちょい『新世紀エヴァンゲリオン』を髣髴とさせる描写がありました。
今作は2009年~2010年発表のアニメなのですが、今になってもエヴァの影響力の凄さを垣間見ました。

EDに関して、絵が『バッカーノ!』のイラストレーター「エナミカツミ」さんでびっくり(キャラクターデザイン原案もエナミカツミ)
個人的に好きなイラストレーターさんなので。

『異世界ファンタジー』『迫力あるロボットアクション』『ハーレム』
↑これらのワードにピンと来る方はぜひ見ることをオススメします。

【主人公に関して】
主人公・柾木 剣士(まさき けんし)は完全に俺TUEEEEのハーレム主人公。
自分は基本的に俺TUEEEのハーレム主人公って苦手。
なぜならそういう主人公にあまり魅力を感じないから。
主人公「ヤレヤレだぜ」→ヒロイン「キャーステキー」って流れが馬鹿馬鹿しく見えちゃう。

でもこのアニメはそういう嫌味を感じませんでした。
理由の一つは主人公がホントに心の底から良い奴で、こいつならハーレム築いてもしゃーないと思わせる魅力があるからだと思います。
ただ強いだけじゃないんですね。

もう一つの理由は主人公・剣士の声優を担当している下野紘さんの功績でしょうか。
思い返せば『神のみぞ知るセカイ』『GJ部』など、自分が好きなハーレムアニメの主人公って下野さん率高いです。
あの中性的な声が、角の立つこともなく、嫌味なく聞いてられるのかも。


異世界ファンタジーアニメとしてもハーレムアニメとしても理想的なアニメといった印象。
気楽に見れる作品なので興味持った方はぜひ。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 12

感情移入 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

集大成

1クール13話(1話約45分)のバトルアクションアニメです。

物語――――
主人公、柾木剣士はある目的のため異世界であるジェミナーへ召喚された。
自分の国へ戻るため、ババルン率いる反乱分子につき、ラシャラ皇女を殺そうとするが・・・!?

作画――――
キャラクターデザイン:渡辺はじめ
アニメーション制作:A.I.Cスピリッツ

キャラ画があまり安定はしていませんでしたが、悪くはないと思います。
声優――――
        柾木剣士:下野紘
ラシャラ・アース二十八世:米澤円
    キャイア・フラン:桑谷夏子
    メザイア・フラン:恒松あゆみ
   ダグマイア・メスト:佐藤拓也
  エメババルン・メスト:安元洋貴
    ユライト・メスト:鈴木達央
         ドール:後藤麻衣
     ネイザイ・ワン:恒松あゆみ
ネイザイ・ワン仮面なしの時:阿部彬名
  アウラ・シュリフォン:野田順子
    マリア・ナナダン:斎藤桃子
      ユキネ・メア:園崎未恵
   フローラ・ナナダン:松来未祐
  ワウアンリー・シュメ:中川里江
     ナウア・フラン:高橋研二
         学院長:赤池裕美子
   リチア・ポ・チーナ:大村歌奈
     ラピス・ラーズ:今野宏美
     セレス・タイト:笹田貴之
       コルディネ:阿部幸恵
          ラン:釘宮理恵

音楽――――
OP:Follow Me feat.Sound Around
ED:Destino

個人的にどちらも良曲です!
キャラ―――
物語の設定上、女キャラが多いので、それだけ色々なキャラがいました!

感想――――
見終わってから気づいたのですが、この作品は天地無用シリーズの最新作らしいです。
通りで観ていて少し引っかかる所があるなと思ったのですが、天地無用シリーズを少し調べればなるほど!となりました。
どちらにせよ設定は繋がっていても、ストーリーは全くの別物なので、これだけ見ても、とても楽しめました。
これは恐らく二期?があるのではと睨んでいます・・・。
まだ見てない方は見る事おすすめします!

投稿 : 2020/04/04
♥ : 1

77.7 7 2009年春(4月~6月)アニメランキング7位
Phantom ~Requiem for the Phantom~(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (1044)
6798人が棚に入れました
犯罪組織・インフェルノの暗殺者・ツヴァイは、ファントムの称号を持つインフェルノ最高の暗殺者・アインと共に、与えられたミッションをこなす日々を送っていた。実はツヴァイは平凡な日本人旅行者だったが、インフェルノの幹部・サイス=マスターに暗殺者としての才能を見出されて記憶を消去され、インフェルノに取り込まれていたのである。ツヴァイを暗殺者として養成する際、サイスは思考能力が失われるほどの激しい訓練をツヴァイに課し、彼を完全な組織の奴隷として育て上げようと目論んでいた。しかし、サイスの知らないところで、ツヴァイは運命の力に負けない意志を取り戻す。サイスの目を盗み、彼の上司であるクロウディア・マッキェネンがツヴァイの耳元で「君は組織の奴隷と思ってはいけない」とささやき、自由な生き方が残されている可能性を示唆していたのだ。自分が本当は何者なのかも思い出せないながら、ツヴァイは心の奥底で組織の奴隷ではない生き方を模索し始めた。

声優・キャラクター
高垣彩陽、入野自由、沢城みゆき、久川綾、千葉一伸、渡辺明乃、千葉進歩、志村知幸、保志総一朗
ネタバレ

fluid さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

生きる理由 殺す罪悪感

【記憶】を奪われ全てを失った少年が、人殺しを強要され【暗殺者】になるまでの苦悩を描いた作品。

絶望の中にもったった一つの希望が。
自分の中に見失った生きる目的を大切な誰かの中に見つける、そんな描写が素晴らしいアニメでした。

現代人ってアニメや映画で人の死に慣れ過ぎて、どこか他人事のように見てるとこあると思うんです。
最近は、死の重さが全然感じられないアニメが量産され、死者をバカにしてるのかと思うような作品も少なくないですよね。
それと比べると【生きる理由】や【殺す罪悪感】をここまで細かく表現した作品は珍しいんじゃないかな。

■どこにも存在できない亡霊、誰でもないファントム
逃げれば組織に殺される、そもそも海外旅行中に記憶を失い帰る家が分からない、自分が誰なのかすら分からない。
【生きる理由】を失った彼らの【絶望】の描写が素晴らしかったです。

■オレは・・・殺す、生きるために殺す。
はじめて人を殺すときの描写
相手を殺す直前でためらい、舌なめずりして逆にピンチに。
人殺しになるくらいなら自分が死んだ方が良いというあきらめにも近い力の抜け方。
そして自分が本当に殺されるという瞬間、極限状態で呼び覚まされた生存本能。 ためらいの無い一突き・・・

殺らなければ殺られる、という描写をここまで精密に表現した作品は珍しい、というより他では見たことが無いですね。凄すぎです。

■無表情、そしてギリギリ保たれる精神
一人殺すだけでも物凄い罪悪感なのに、何度も何度も殺さなければいけない、暗殺者をやめれば組織に追われる。

感情を押し殺して何も考えないようにしてるのは、そんな終りの見えない【罪悪感】によって精神が壊れないようにする為なんですよね。
自分がやってることを他人事なんだと自分に暗示をかけて、意識しないようにしてわけです。
【心の壁】ですね。ちょっとしたことで壊れてしまいそうな危うい壁。

アインがたまに見せる無表情ではない表情、そこに危うさを感じました。

■生きる理由
絶望の中で生きる理由を失った彼らが触れ合うことでお互いを大切にしたいと思うようになる。
生きる希望を見つけるまでの描写が素晴らしかったです。

自分の中に失った【生きる理由】を大切な誰かの中に見出したわけですね。

人を思う描写ってなんでこんなに目を奪われるんだろう?
と考えると、人が人を好きになる本質ってここにあるからなんじゃないかな。
好かれれば好かれるほど、必要とされるほど、好きになる。

恋愛だけでなく人付き合いにも通用する原理↑なので、身近に幸せになってほしい人や子供がいたらぜひ教えてあげてください。

いきなり告白しないで自分が好きだということを相手にさりげなく気付かせるのも有効的ですね。
まあ実際、自分もそんなトラップに引っ掛かってしまったことがありますし(笑)
ポイントは気があることを相手に気づかせてから少し考える猶予を与えることですね。あとは時間が経つうちにだんだん好きになってくれるかどうか、そこが分かれ目です。

■大切な人を殺さなければいけない・・・
知らない人を殺すことでさえ物凄い罪悪感を感じて、無感情にならないと精神を保てないほどの苦しみだったのに・・・
物語の後半、大切な人を殺さなければいけないシーンがいくつも出てきます(泣)

大切な人のためなら自分の命さえ引き換えにしたり、
昔大切だった人と今大切な人、どちらの命を選ぶのか悩み苦しんだり、
泣けるシーンが沢山ありました。

無感情になんてなれない、逃げ道のない苦しみ・・・

答えなんてない極限状態で何を選び、どうするのか、目が離せないですね。

■名作だけど見る人を選ぶ?
このアニメは間違いなく名作ですね。
実写の海外映画を見てるようなクオリティ、今まで見た暗殺アニメの中で一番面白いです。
ただ、心理描写が良すぎて、、その複雑すぎる描写を読み取れるかどうかで見る人を選ぶ作品かな?

無表情でつまらないという感想も見かけますが、、感情を押し殺すのは精神が崩壊するのを防ぐためですし、無表情だからこそ輝くたまに見せる表情に隠された心理を読み取るのが楽しいわけです。

■ドラマがホント素晴らしい!
このアニメで特徴的なのが視聴者にキャラの考えを伝えるためのセリフが必要最小限なところ。
そのおかげで、心理描写から少ないヒントを探し出し、組み上げて予測するという楽しみが倍増!

人間って1から10まで言葉にしなくても伝わったり、人の考えを予測するのが人付き合いの面白いところじゃないですか。
人間って100%自分の思い通りにならないところが面白い、自由への欲求は不自由が無ければ生まれない。とも言いますしね。

アニメの心理描写にも同じことが言えると思うんです。
全てを説明してくれるアニメの方が視聴者が理解しやすいというメリットはありますが、面白味が無い。
例えるなら、映画見てる最中に横から色々説明してくれる人がいると楽しくないですよね、それと同じです。
逆にこのアニメみたいに過剰に言葉数を減らす作品は視聴者が理解しにくいというデメリット、つまりは楽しめない人の割合が増える危険性がある反面、難しいパズルを解くような楽しみを演出できるわけです。

もちろん作るのが難しいのは後者ですね。この作者さんはかなりの頭脳派。
まあどちらが面白いと感じるのかは見る人によると思いますけど、自分は難しい心理描写の方が好きですね(笑)

ちなみに小説やラノベのように文字が原作のアニメは前者のタイプ、つまりは全部言葉で説明するアニメになりやすい傾向が。そこはアニメ制作会社の腕次第?

■ニトロプラス
ニトロプラスの原作は銃やメカ、戦闘の知識がはんぱないですね。ビックリさせられます。
なのでバトルアニメとして評価する人が多いみたいですけど、本当に評価するべきなのは中身。このアニメはドラマが素晴らしい!
心理描写のクオリティは今まで見てきたアニメの中で最高クラスでした。

■ドイツ
サイスマスターはドイツ出身。
アイン、ツヴァイ、ドライ、というのもドイツ語で1,2,3、つまりファントムの1番目、2番目、、という意味ですね。

■アインの真実{netabare}
アインはあんなに強そうに見えたのに実は心の中は普通の人よりか弱いらしいです。それを聞いてビックリ。
サイスは弱いと表現してますが、言い換えれば人の痛みに共感しやすい、感情が豊かってことなんですよね。

何も感じない無感情な人間に見えたのに、実は【感情豊かな人間】。

そういわれると納得で、人の痛みに共感しやすいからこそ自分の感情を押し殺さないと耐えられなかったってことなんでしょうね。
人殺しを何も感じないような人間は自分の感情を押し殺す必要なんてないですしね。

今、振り返ってみると、たまに無表情がピクリと崩れるシーンがありましたけど、ああ、そういうことか、という感じです。
ギリギリ保っていた無感情が崩れそうで崩れない、そこにギリギリ精神を保ってる様子が現れてたわけですね。

ということは、感情豊かな方が人形になりやすい?
サイスが選ぶファントムシリーズって女の子しかいないけど、あれって感情豊かな女性の方が人形のように洗脳しやすいってことなのかも?

それにしても・・・
記憶も帰る家も無くして、何もない、生きる理由も分からない、唯一の存在理由があのサイスマスターだなんて可哀想すぎですね(悲)
考えることを許さず人形のような振る舞いを強要するサイスマスター・・・
対する玲二は優しいクローディアのお気に入り。そんな彼を見て思うところがあったに違いない。

玲二は2番目のファントム、アインと同じ境遇。
今まで一人だったのに、自分にそっくりな玲二を見ると暗殺者としての自分の姿を写し鏡で見せられるような状況に・・・
これって何も考えないようにしていたアインにとっては大ダメージ!
玲二を見ることで自分が人を殺してるんだということを自覚し、罪悪感で震えるシーンもありましたね。
→暗殺の手順を冷たい表情で話す玲二を見て、もういいわ、と静止するアイン。

その後、クローディアから自分で考えなきゃダメよと言われた玲二。
上からの指示に対して自分の意見を話すようになった玲二を見てアインは、「考えると壊れるわよ」と一言。
殺す罪悪感と向き合うなんてアインには出来ないこと、そして、アインは考えることを許されない人形扱いなのに玲二は考えることを許され人間扱い。

そっくりだと思ってたのに、違いを感じ始めるアイン。
羨ましいような、嫉妬のような、自分には無い強さへのあこがれもあるのかな?
色んな感情が入り混じり自分にも理解できない感覚に少し嫌悪したんだと思います。
人間ってそういうとき、とっさに反発しちゃうものですしね。
アインが玲二に反対的な意見を言ったのもそういうことなんでしょうね。
子供が好きな子に反発したり意地悪しちゃうのも同じ原理。←自分が理解できない恋愛という感情に嫌悪し、本能的に防御反応を見せる。

そしてアインの玲二への気持ちが決定的に表れたシーンがこれ。
サイス「クローディアにツヴァイを寝取られないように」
アイン「寝取られても任務に支障はありません」
サイス「そうだな」
アイン「・・・」
ちょっと女の子っぽい反応に見えますよね。

そんな見え隠れする感情にアイン自身も気づきながら、だんだん玲二に魅かれていく様子、玲二に【生きる理由】を見出していく様子には見ごたえがありました。

あと最後、自分の意思では人を殺せないアインがサイスを殺すシーンはスカッとしました(笑)
{/netabare}


■感想{netabare}
生きる理由も見当たらない絶望の中、大切にしたい守りたい誰かに出会い、
何人も殺すことで生き延びた自分の命ですら、たった一人のために引き換えにするという生きざま。感動しました。


組織に追われるクローディアをリズィが殺さなければならないシーンはすごかったですね・・・
他の誰かに殺されるならせめて自分の手で・・・という言うことなんでしょうね。
クローディアもそれが分かってるからこそ最後に砂浜を選んでリズィに身を任せ、リズィが打ちやすいように決して後ろは振り向かない・・・
「最後まで・・・ごめんね。」の一言はうるっときました。

そんなリズィも結局キャルに殺されちゃいましたね・・・
玲二にもキャルにも死んで欲しくない。二人が殺し合うのなんて見てられない。
例えキャルが望み通り玲二を殺したとしても何も残らずに苦しむことが分かってたんでしょうね。
クローディアを殺した自分と同じ思いはさせたくなかったんじゃないかな。
命を懸けて、銃口を向ければ分かってくれると信じたのに結局・・・
例え、自分が死ぬことになってもそれで少しでもキャルに何か伝わるのなら、っていうのもあったんでしょうし、何よりクローディアを失ってこれ以上誰も失いたくないっていう気持ちが強かったんじゃないかな。
リズィ、良い人すぎるでしょう!


キャルはキャルで撃ち殺すことないじゃん、とは思いますけど、、もうそれくらい狂ってる、玲二しか見えてない。。
姉を殺され一人になった女の子、そんな孤独を救ってくれた玲二。
唯一信じていた好きだった人に裏切られたら、そりゃ2度目の孤独ですしね。中学生くらいの女の子ならなおさら。
もう何も信じられない、リズィの優しさすら心に届かない悲しみを抱えててもおかしくないですね。

キャルの成長は2年でそんなに?とは思いますけど、着てる服が大人っぽいだけで年齢は15~16くらいなんですよね。
その年齢の外国人が日本人の大人くらいの身長っていうのは考えてみれば自然な話。
リズィと2ショットのシーン見ると分かりますけど外国人にしては背低いですしね。子供なんだなぁって言うのが良く分かります。
胸は・・・まあ日本人でもあれくらいの成長の子は居ますよね。

キャルの憎しみはパッと見ホント異常すぎですよね。
でも、あの憎しみが実は玲二への愛情の裏返しなんだと思うと、どれほどの喪失感なのか・・・切ないですね。
もし、再開した玲二のそばにアインが居なかったら・・・キャルのその強い思いは憎しみとは別の表れ方をしてたんじゃないかな。

自分には玲二しかいない、でも玲二がアインを選ぶのは目に見えている。
微かな希望にかけて、玲二に振り返ってもらう問いかけをすることはできたんでしょうけど、期待して断られたら・・・もうこれ以上の喪失感には耐えられない、何度も失って心は壊れる寸前だったに違いないです。
それに、そんなのは彼女のキャラじゃない、自分の性格が許さなかったんでしょうね。中学生くらいですしね。

壊れかけの心を守るためにどうしても素直になれない。
これ以上傷ついたら耐えられない、絶対に本心は悟られたくない。
憎しみ続けるという理由づけが無いとそばに居続けることが出来ない、命を狙うことでしか振り向いてもらえない。
そんな選択しか残されていない彼女が可哀想すぎて仕方がなかったです(泣)

あの憎しみは一緒に居るためのフェイク。
素直になれない仮面の下には2年前の優しい女の子が居るわけで・・・あの優しいキャルが玲二と再会してるんだと思うと悲しくなりますね。


振り返ってみるとこのアニメって、バトルアニメなのにバトルアニメな感じがしない。
いやいや、バトルのクオリティは素晴らしいわけですが、それ以上に心理描写が素晴らしかったということなのでしょう。

あと、敵味方が入り混じる描写が多い割に、台詞の中に「敵」「味方」「正義」「悪」というワードが見当たらない。
この点に気づいた瞬間、このアニメすごいぞ!と思いました。
この世には誰から見ても「善」「悪」に見えるものは存在しない、有るのは誰にとって誰が利となり害となるか、ただそれだけなんです。
だからこそ、偏った意識を他人に植え付けるようなそれらのワードを使用しない。分かってるわぁこの作者!
作者は善悪についての理解も素晴らしいんだな、ホントとビックリさせられました。


音楽もすごく良かったです。
作品のイメージと音がすごく合う!
OP、EDの歌詞が作品にマッチしてるあたりを見ると作品内容を知ってる人が書いたのかな?
自分もそうですが、こういった心理描写が細かい作品はとても伝わってくるものが多くイメージしやすい、そしてレビューの走りも止まらない!
そんな作品だからこそ音を発注された側もイメージが沸きやすく良い音楽になったのかもしれませんね。


最後は、玲二があっけなく死んじゃいましたね・・・
え?って感じでした(笑)
まあでも、はかないものほど輝くとも言いますしね。

自分が生き延びるだけならいくらでもやり方あったはずなのに、アインを、大切な人のために自分の命を引き換えにという生きざまでしたしね。

罪悪感をずっと感じながら、いつか報いを受けると何度も言ってましたし。
先が長くないことなんて分かってたんでしょう、それでも少しでも長く、二人で生きる道を選んだわけです。

それを考えたら、こんな終わり方も逆に良いかも?


追記:
凄腕なのに銃弾受けたり、ラストあっけなく死んだりしておかしいという感想もありますが、良く考えてみましょう。
実際、視覚から攻撃されたら人間はよけることが出来るでしょうか? ほぼ不可能ですよね。
あらかじめ周囲の空間を把握して、どこに敵が潜んでてどこから攻撃が来そうか予想し、反射的に動けるように心構えすることくらいしかやれることは無いんです。
それが索敵能力ですね。プロなら索敵能力もかなり高いんでしょうけど、所詮人間です・・・限界がありますよね。不意打されたら普通の一般人にもやられます。

だからこそ、暗殺で一番重要なのが言葉のごとく、隠れて見つからないようにしながら相手に気づかせる前に先手を取る。
そして倒した後にどれだけ静かに逃げ切るかも重要ですね。 音を立てれば相手の増援が来て面倒ですし。 顔バレなんてしたら最悪、あんな風に町中で普通に暮らすことなんてできなくなりますよね。

つまり、狙うのが上手いからといって、狙われるのに慣れているとは限らないということです。
むしろ影から痕跡を残さずに殺すのが上手い暗殺者ほど狙われる経験が少ない、なんてこともあり得ます。
そもそも、銃弾かわせる人間なんて居ませんしね。狙われた時点ですでに遅いんです。そんなことできるのはマトリックスのネオくらいです(笑)

バトルアニメに登場するキャラクターって強い=攻撃も防御も強いっていうイメージが定着してますけど。
そもそも防御力っていう考え方もおかしいですよね。
どんなに肉体を鍛えた人間でも、あっさり殺せる方法いくらでもありますしね。 素手やナイフで十分なんです。
ましてや銃なんかで狙われたら回避なんてほぼ不可能。 銃で狙われて手を挙げるシーンがよくありますが、そういうことです。
さらには視覚から、さらには遠距離から狙われたら・・・察知や予測(索敵)すら不可能になります。

最終回で玲二があっけなく死んだのも、え?ファントム弱いじゃんって思うかもしれませんけど。
今まではインフェルノが隠れみのになってて、顔バレも無く素性も謎にされていたおかげで普通に生活できてたわけです。
素性を知ってるインフェルノに追われる身になった時点で決着はついてたわけですね。

インフェルノを裏切ったら長生きは出来ない、それでもアインを逃がす道を選んだ、ということなんでしょうね。
そう考えたら、あの、あっけない死に方・・・素晴らしい自己犠牲でした(笑)


あと、車乗ってるようなキャラがいきなり学生になるのはおかしい、っていうのもあれは実際に年齢が高校生なわけではなく、大人が学校に潜伏しているというイメージですよね。
ものすごく老けてる高校生もいれば、物凄く若く見える大人もいますし、5~10前後の違いならありえない話ではないですね。
キャルの成長がおかしいという人は、海外の15~16の女の子を実際に見てみると良く分かると思います。物凄くでかいです(笑)
{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 25
ネタバレ

丸太旭日旗六四天安門 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ゴッドファーザーの世界で綾波とシンジ君が暗殺者になる話。終盤の展開がちょっと…

私はブラックラグーンやヨルムンガンドのような、SFやファンタジーでもないのに女が銃で無双するアニメが嫌いなのでこの作品を避けていたのだが、虚淵玄の処女作を見るのはまどかファンの務めかと思って見てみた。
結果としては、メインヒロインのアインがレヴィやココよりもずっと好きなタイプのヒロインなので、愉しんで見ることができた。終盤の展開は微妙に感じたものの、まどか以外の虚淵作品ではFate/Zeroに次いでサイコパス・ガルガンティア・楽園追放よりも好きな作品になった。
でもアインのキャラは綾波レイに似すぎじゃないかと思う。{netabare}「こういう時は普通は笑うのかしら。ごめんなさい」{/netabare}とか綾波と同じようなセリフもあるし。暁美ほむらのように感じるシーンもあったけど。

作風は主人公の男がヘタレな序盤を除くとハードボイルドだと言えると思う(ヒロインのキャラデザは結構萌え系だけど)。ストーリー展開は平坦ではなく大きな転機が何度もあって(終盤の展開は驚いた。ちょっと無理があると思うが)、同じ虚淵作品のFate/Zeroのような切ない無常観が漂う。まぁヤクザ映画のアニメ版と言えばそれまでだけど。

原作がアダルトゲームだけに、ガンアクションも多いものの、それよりもヒロインたちとの心のふれあいが話のメインに感じた。主人公とアインの関係は、単なる恋愛の次元を超えて生死の境を共に生き延びた深い愛を描けていると思う。{netabare}「この世界が無限の地獄じゃないとしたら、それはあなたが生きてるからよ」{/netabare}は至言。さすがは虚淵先生。
{netabare}アインは低い声が素で高い声が演技のように見えるが、終盤のモノローグでは高い声で私の命はあなたのためにあると言っている。実はアインはいつも無理をしていて、本当の素は普通の弱い女の子であることが伺える。{/netabare}ここは声優の演技を生かしたいい演出だと思う。

気になる点はいくつかあって、{netabare}まず宿敵のサイスマスターに魅力が無い。インフェルノの道具となる暗殺者を増やしていくキュゥべえ的な存在だが、結局はボスの手下の小者にすぎない。序盤では味方に裏切られた被害者でもあるし。「鬼哭街」で言えば謝逸達程度の存在でしかない。ただ、ワイングラスを傾けながら自分の駒の戦いを眺める様は、後のFate/Zeroの「愉悦」の元になったようにも見えた。
あと原作にあったであろうラブシーンがカットされているせいで、キャルの「捨てられた」と言うセリフが軽く感じた。玲二はキャルには終始紳士的で、別に何も悪い事してないよね?って思ってしまう。{/netabare}
それとほとんど総集編の回があるけど(でもたまに新規シーンもあるので飛ばしにくい)それは抜いて24話構成にして欲しかった。
そして{netabare}問題のラストシーンだが、小池一夫のキャラクター塾で小池一夫と虚淵先生が子連れ狼のラストについて話していたことを思い出した。{/netabare}

全体的な作風、演出は2009年という年にしても古臭く感じるが、これは原作の発売が2000年だからだろう。ブラックラグーンが2001年、Fate/stay nightが2004年だからそら古いわな。

声優については沢城みゆきがロリキャラやってるのが珍しく感じた{netabare}が、終盤の展開でなぜ沢城さんなのかわかった。でも声変わりすぎじゃね?{/netabare}まあノーゲーム・ノーライフとかでもロリやってたけど。あと水橋かおりさんのキャラは笑った。意外とこの役が後のマミさんにつながったのだろうか。

なお原作がリメイクされた時の虚淵先生と下倉バイオの対談を以下で読める。
http://www.nitroplus.co.jp/game/totono/interview/04.php
虚淵先生がシナリオ書き以外の作業も全部やっていたそうで昔は大変だったんだなあと。
「ニトロプラスらしさ」の話もなるほどなあと。安堵感よりも刺激。
それにしても下倉バイオは虚淵先生の前だとこうしてヘコヘコしてるのにTwitterでまどかに対して暴言を吐いたのは許せん。

2017/2/7
http://dengekionline.com/elem/000/000/260/260281/
ここにも虚淵先生のインタビューがあるけど、{netabare}アインに名前を付けるってそういう意味合いがあったのかと感心した。フルボイスじゃない時代の良さだね。
アニメだといきなりカレンとか言い出してハァ?だったけど。
キャルについては元ネタがレオンと明言していて笑った。
虚淵先生がToHeartに影響を受けていたとは。東鳩は偉大。
日本編はここからギャルゲーになったら驚くよねといういやらしい意図があったってのは笑った。やっぱ作り手からしてあざといと思っていたのか。
後発のブラックラグーンが似たことについてフォローしているのも面白い。
でも当初の予定通りメキシコとかの方が良かったなあ。
リズィは旧版だとごつい顔だけどこだわりがあったのか。アニメスタッフからあのままはダメだと反対されたとか笑った。{/netabare}

各話感想
{netabare}1話
ご都合主義な記憶喪失だなぁ。
アインとツヴァイはドイツ語で1と2。

2話
わけがわからないよ!やっぱり虚淵作品なんだなあ。
やっぱシンジと綾波みたいだなあ。
リボルバーじゃなくてオートマチックの拳銃を使えよ。
シンジの訓練みたいなや…目標をセンターに入れてスイッチ。
決められたレールだけどスピードは自分次第ってのはいいセリフ。さす虚!

3話
エロいことされてるけどアインは処女なんだろうか?
もう何も怖くない!やっぱり虚淵作品なんだなあ。
虚淵先生は黒田洋介に3話で仕掛けることを学んだって言ってるけど別に何もなかったな。節目ではあるが。

4話
アインがキャラ変わりすぎ!
アインってそんな表に出てきて面割れしないんだろうか。
アインが乃絵ちゃんみたいな声になっとる。
銃弾回避はマトリックスのパロか。
しかしこんな所で襲撃するとか隠密性考えてなさすぎやろ。
アインちゃんちょっとデレたな。
韓国に行ったのかよ。

5話
ハードドラッグを扱わないインテリヤクザか。
原作エロゲだけどミズマッキェネンルートもあるんだろうか?
この辺の縄張り争いの話はまどかに通じる所もあるのかな。
この回はだめだな。狙撃できる所で交渉するとかありえんだろ。ボスの家族も殺さず人質でいいのでは。追い詰め過ぎず逃げ道を残すのが勝者の戦術なんだが。欲しい縄張りを戦場にしたくないんでしょ?ツヴァイが葛藤しなくなるのも早急に感じるし。やはり17年前の虚淵先生はこの程度か。黒田洋介程度の奴に軽く見られるのも仕方がない。逆に黒田のせいでこの回がダメなのかもしらんが。

6話
なんかゴッドファーザーみたいになってきたな。ずっと前に見たから内容忘れたが。
記憶喪失なのに車は運転できるんやな。
もうアインが裸でも動じないのか…。
必殺仕事人かw
アインがほむほむみたいなこと言ってる。さす虚淵!

7話
ギャグシーンって初めてか?
ミズマッキェネンはマミさんポジションだな。
NTR!
これ過去の話か、アインが電車の中にいる所で切り替わったのがわかりにくい。
またほむらちゃんみたいなこと言ってる。
この回は背景の作画がいいな。
結局内部対立の話になってきたか。

8話
原作エロゲだからここでエロ展開あるんだろうか?
なんかサイスマスターの離反についての流れが適当やな。
このシーンはセックスのメタファなんだろうけど別に原作エロゲだしメタファしなくてもいいのでは。
え?いつもの本拠地に行ったら捕まるやろ…虚淵先生~

9話
また綾波みたいなこと言ってる。
なんでエレンやねん。

10話
もう「終幕」なのかよ。
サイスマスターはロシア人だったんか。
「こういう時は普通は笑うのかしらごめんなさい」って綾波に似すぎでしょ虚淵先生。

11話
正面から4発も撃たれて海に落ちて生きてたはねーだろ虚淵先生。これじゃ黒田に文句言われるわ。
唐突に総集編が始まった。総集編なら飛ばせるようにそうはっきりしてほしい…。
一部だけ総集編じゃないとか嫌なパターン。3カ月たったのか。
なんだこのダサいファントム襲名儀式w

12話
6か月後?
梧桐組って日本人のヤクザなのか。ゴドー組とかいうマフィアなのかと思った。
「商品」って麻薬だからな。
ツヴァイがキャラ変わりすぎィ!
珍しい沢城みゆきのロリキャラ。
ヒロインをロリに交代でここからは映画「レオン」みたいな展開になるのか?

13話
ツヴァイが話をそらしてるwあれでボスを丸め込めるんかい。

14話
ワイズメルが黒幕って決めつけやん。マッキェネンって有能に見えないんだよね。
メガネがサイスと裏でつながってるやん。
マッキェネンがビッチやなあ。

15話
メガネが梧桐組をインフェルノと縁を切らせたいから裏でサイスと画策してるってオチかな?にしては犠牲が多すぎるけど。
キャルが有能なのはご都合主義やなあ。
演歌w
アメリカに二宮金次郎像ってあるのけ。
わざと外して任務完了か。交渉を決裂させればいいのかね。そうなるとメガネの策略か。

16話
まあマッキェネンには渡りに船やな。
リズィはワトソン役か。
五百万ドルの件が簡単に片が付くなら最初からキャルが見つける展開にしなくても良かったのでは虚淵先生。
そろそろこのボスすげー無能に感じるんだけど。
無駄に殺さなければいいという問題でもねえんだよなあ。
原作エロゲだからここでアレするのか?
メガネの謀略かと思ったらメガネもサイスに踊らされてたのか。サイスの目的はインフェルノへの復讐だな。
あっフラグ立ててる。

17話
フラグ立てまくりだな。
あれがマッキェネンの差し金ってわかるのはここが初めてだっけか?
サイスマスターは裏切るつもりはなくて完全な濡れ衣やったんやな。
ただ途中からはサイスにはめられてるから誤解だよな?
味方に取り込むならともかく殺すつもりなら梧桐組の親分はなんで長々と説明したんだw
向こうの車両にすぐ飛び移ればよかったのに。
ツヴァイはサイスより諸悪の根源のマッキェネンを恨むべきじゃね?
貿易のお仕事wこのJKもヤクザだってわかれよ。
フラグ立てるから…。

18話
このボス無能すぎでしょw組織ガタガタやんw
ロメロは弟だったんか。ここで初めてだよな。
フェラーリもったいねえ。
マッキェネンはもっと悪あがきして良かったんじゃないですか虚淵先生。まぁFate/Zeroみたいにバンバン殺す方が好きなんだろうけど。
なんという次元を超えた深い愛なんだ!さす虚!

19話
また総集編が始まった。総集編はもういやだ!
キャルが金持ってる展開にしたのはツヴァイとくっつけるためか。
総集編かと思うと新規カットもあるからいやらしい。
キャルはたまたま助かったのか。
ツヴァイはキャルの死亡確認ちゃんとすべき。

20話。超展開すぎ!虚淵先生ー!
えっ二年後w
学園物にwwwこの展開はねーよwwwなにも高校生にならなくてもええやろ。
梧桐組の兄貴の妹だっけ。
エレンは妹ってことにしたのか。
つーかエレンはツヴァイが取られていいのか?
エレンの今のキャラは素なのか演技なのかもはやわからんな。
早苗の中の人マミさんやんけ!
日常は前半で終わったか。
追手来るの2年後じゃ早くないでしょ。
キャル2年で変わりすぎでしょ!つるぺただったのに。
あーこの展開だから沢城みゆきだったのか。ロリキャラで終われば別の人にするわな。

21話
OPこのままでいいのかw詐欺OPじゃん。
結局三角関係になるんだろうか。
×亡霊〇昔の女
なんかブラックラグーンみたいになってきたな。
リズィが正座しとる。
ラブコメすぎる…。

22話
修羅場キター
キャルあれから2年で酒飲めるようになるのか?

23話
キャルは過去と今の姿の中間はないのかw
この回は作画悪いな。

24話
「キャルが一番好きだ!一緒に逃げよう!」で解決するようなwまあアインを殺せって言うだろうけど。
ここは原作ではレズセックスするのか?
ツァーレンなんとかはなんでみんな女なんや。
最後のモノローグでエレンが高い声なのはそっちが「素」ってことなのか。

25話
いやそこは突き放せよツヴァイwなんか三股かけてるみたいやで。
梧桐組の人たちとばっちりすぎるだろw
キャルルートの妄想か。

26話
歪んだセンスw
サイスマスターは前はツヴァイから逃げ回ってたのにどういう心境の変化があったのか。
アインはモンゴル人だったんか。
モンゴル人すげーさすが相撲が強いだけはあるわ。
最後ワロタ。あの馬車のおっさんが最強だね。{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 10
ネタバレ

love_kg さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

最終シーンの賛否両論以前に、終盤の展開について語ろーよw

原作未読です。

物語 ☆3.5
1〜3話、訓練編。4〜6話、ファントムとしての仕事。
ここらまでは展開も遅く、さして面白くは感じませんでした。

7〜10話 (11話)、逃走編?。は、良いテンポで話が進み先がどんどん気になりますね。{netabare}しかし最後のアインと礼二が撃たれた所は普通死ぬでしょw、しかもそのまま海に落ちるしw特に礼二なんて3発打たれてますからね!後々出てくる傷跡は肩口の辺に3発撃たれた跡がありますが、撃たれた場面を見ると腹部に撃たれてますよね?wwあれで生きてるのは化物です。あ、ファントムは化物みたいなもんですねw{/netabare}

12〜18話(19話)、キャル編。
ここが1番面白かったですね。ここだけなら☆4.2でも良い位ですよ(そんな星ねぇーよw)この章は、特に変な所もなく、様々な人物の思惑が交錯して面白い感じになってますw(語彙が貧困ですいません){netabare}僕のオススメは18話ですかね。礼二、アイン、サイス、クロウディア、リズィら全員が活躍して覚悟をしていきます。{/netabare}

20〜26話、日本編。
{netabare}まずopどーしたw、20話だけなら雰囲気があってたかも知れないがそれ以降の話は…。後、キャル!外人にとっての2年はそんなに大きなものなのか?w、変わり過ぎたろーww、面影なんて髪の毛の色位なもんだぜw{/netabare}

この章が1番の蛇足。まずいくら礼二の故郷だからって日本に来て銃をぶっ放すって言うのはちょっと雰囲気が合わないかなー。

{netabare}キャルがファントムとなっていますが、礼二に貰った懐中時計をまだ大事にしていて、懐中時計の音楽がきれると撃ち合うという殺し方をしてますが、あれはキャルが西部劇とかが大好きな影響でしょうか?ただ単にカッコつけてるだけだとするならあれほど寒い演出で非効率的な殺しは無いでしょー。

サイスも最後までよく分からんキャラで掘り下げに乏しかったかなー。まぁあえて考えるのなら自分の作った作品を愛してやまなかったのでしょうw

梧桐組も若頭が大輔から志賀に移ったために頭の良い立ち回りをするのかと思いきやサイスに踊らされてるだけでしたね。残念です。日本に来るまでは梧桐組は義理と人情を大切にする良い奴らだったんですけどね…{/netabare}

とりあえず日本編についてまとめると!
あんまり面白くないですw
↑ネタバレタグをみてくださいm(_ _)m

作画 ☆4.0
綺麗です。稀に崩れるのはアニメなのでしょうがないです。
{netabare}戦闘描写について、銃の扱い方とかマニアなので知りませんが、正面から撃ち合うって言うのはなんか違うなと。銃を使うなら、様々なトラップ等を使いながら気付かれず殺すって言う方がこのアニメの雰囲気に合ってると思うんですよね。なんか陳腐に見えてきてしまいますね。一体一の正面衝突と言えば、男同士の殴り合いでしょ!(笑){/netabare}

声優 ☆4.0
語れないので、割愛。特に何もないので☆4.0で

音楽 ☆3.0
op1、ed1、後挿入歌だけなら☆3.5でしたね。
op2はまじで無いでしょ!曲とかじゃなくて、背景の動画が何あれ?日常アニメ?は?まじ意味わからん!
ついでに、サントラは良い曲が多いんですがなんか使う場面が違うなーと思ったんですよね。プロの人に対して言ってるわけじゃないですよ!w
{netabare}ついでに礼二とアインが2人で車に乗って逃走してる時、礼二がop1の曲を流しますが、あれは流すなら挿入歌の方でしょ!曲名分からないけども!w{/netabare}

キャラ ☆3.5
リズィカッコいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!好きだー!
すいません、取り乱しましたw

このアニメは、
掘り下げられてるキャラと掘り下げられていないキャラの違いが大きくありますね。主要キャラに無ければ良いのですが、これがまた…(特にサイスとか、意味わからん変態じゃんw後はマグワイヤとかですかね。なぜファントムを作り、なぜ裏社会のてっぺんを目指すのか位は掘り下げて欲しいものです。)

いやーでも
礼二、アイン、キャルの3人は凄く掘り下げられていて、感情移入してしまい苦しかったですw

それとですよ!(変に語ります。)
クロウディアとリズィ!あの2人の胸熱関係?!良いですね。{netabare}18話はあの2人が輝いていました。リズィの何が良いって?やはりあの何よりも義理を重んじる所ですかね。だから友人であるクロウディアを苦しみながらも銃を向けて殺したんですねー。

いやー、リズィこそ裏社会の人間ですよw
それだけに最後引き金を引けなかったのは何故なんでしょうね?

日本では誰が好きかって言うと、みおですね。
彼女も礼二を一途に好きな所、いいですね〜。彼の本当の姿を知っても逆に応援する姿が何とも愛おしいw{/netabare}

まとめると、
キャラ項目の1番始めの文章になりますねww

総評 ☆3.6
本当の所は物語の部分を☆4.0にしたいのですが、どうしても日本編に納得出来ない自分がいるので☆3.5として頂きたいと思います。ファンの方には申し訳ない。

この物語について、
{netabare}自分はファントムは3人共死ぬと思ってましたので、最後に礼二が撃たれたのにはそこまでビックリしませんでした。逆にアインが生き残った方にビックリしましたがこれこれでありかもしれないですね。3人共、罪のない人を多く殺してきただから報いを受けるのは当たり前です。

キャル→死亡
礼二→キャルを巻き込んだ、死亡、アインと共に生きられなかった
アイン→唯一生きる意味であった礼二が死亡(あなたと一緒なら生きて行けると言っている)

この三人にはこの様に各々落とし前を付けられている。

しかし、キャルが1番マシな地獄かもしれませんね。
礼二との誤解も解け、愛しの礼二に殺された訳ですから。

こう考えると、礼二はキツイですね。
根源であるインフェルノの力を増加させて行ったのは礼二のファントムとしての力が大きいのでこれだけの報いを受けたのかもしれません。

それにしても、
綺麗に話が終わったように見えて、インフェルノは残ってるんですね。最高幹部であるマグワイヤが生きてますから。途中から彼は余り話に関係ありませんが彼を潰さなければインフェルノは残りますから、ファントムという悲しい存在はなくならないわけです。{/netabare}

色々と報われない話です。

最後に、
なんだかんだ言いましたが長い時間楽しませていただきました。ありがとうございます。時間に余裕のある方は是非見ていただきたいなと思います。

長文、駄文、失礼しました。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 2

74.8 8 2009年春(4月~6月)アニメランキング8位
ハヤテのごとく!! 第2期(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (887)
6006人が棚に入れました
あなたは知っているだろうか?この日本に想像を絶する金持ちがいる事を。
知っているだろうか?その跡取り娘に、全くの偶然から仕えることになった、借金まみれの少年執事がいる事を…。
少年の名は綾崎ハヤテ。主である三千院ナギの恩義に報いるため、日夜一流の執事となるべく努力しているのだった!!

声優・キャラクター
白石涼子、釘宮理恵、田中理恵、伊藤静、生天目仁美、松来未祐、井上麻里奈、中島沙樹、矢作紗友里、中尾衣里、浅野真澄、高橋美佳子、植田佳奈、堀江由衣
ネタバレ

助手さ~ん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

この頃のハヤテが懐かしい(^^;) キャラ紹介多めw

〈簡単なあらすじや紹介〉
親に約1億5000万の借金を押し付けられヤクザに売り飛ばされた不幸な少年、綾崎ハヤテがクリスマスの夜出会った少女三千院家のお嬢様、三千院ナギを助けた事により彼女の執事として働く事になる!
そんな借金執事の生活を描いたギャグラブコメ(バトルあり)です。1期はギャグ多めですが2期ではどちらかと言うとラブコメ中心となってます!

[キャラの紹介と最新の人気投票ランキングトップ10!]
・第1位 桂 ヒナギク(伊藤静)
本作のヒロインの一人で人気投票では3回連続1位を取ったもっとも人気のキャラ!白凰学院の生徒会長でもありまさに才色兼備です。負けず嫌いであり高所恐怖症でとても可愛いです。
2期ではそんなヒナギクの活躍がたくさん見られるかと思います^^僕の一番好きなキャラです!

・第2位 天王洲 アテネ(川澄綾子)
このキャラは2期ではちょっとだけ映るだけです。
ハヤテの初恋の相手でかつて永遠を誓った少女。
3期が原作どうりだとこのキャラ中心の内容となりますがネタバレになるのでこの辺で終わります。

・第3位 三千院 ナギ(釘宮理恵)
本作のメインヒロインで三千院家のお嬢様です。
趣味は漫画、ゲーム、アニメなどでやや引きこもりで学校にはたまにしかいかないが飛び級のため頭はいい。
性格はツンデレ、声優さんからも分かるとうりですw

・第4位 綾崎 ハヤテ(白石涼子)
本作の主人公でものすごく不幸です!
戦闘能力はガンダムなみ、とある家庭の事情により家事や料理のスキルは一流だが女の子と関わるのがあまり得意ではない。天然で女の子のような見た目からたびたび女装をさせられる。顔で笑い心で泣く少年です!

・第5位 マリア(田中理恵)
三千院家に仕えるメイドで完璧超人の一人。
第1回、2回の人気投票では2位だった人気キャラ。
基本は優しいがやや黒い所もある。
台所に潜む黒い物体が苦手。もと白凰の生徒会長でもある。

・第6位 瀬川 泉(矢作紗友里)
生徒会3人娘の一人(他 朝風 理沙、花菱 美希)
生徒会3人娘の中では唯一トップ10に入っているキャラ!
委員長をやっているが仕事はほとんどヒナギクに任せっきりです。性格は明るくいつも笑顔でニコニコしてます^^
このキャラが好きな人も割と多いのでは?

・第7位 西沢 歩(高橋美佳子)
第1回、2回の人気投票でも7位になっており不動の7位ww
特にとりえがないのが特徴!普通が似合う少女。
ハヤテの前の学校のクラスメイトでハヤテに恋心を抱いている。

・第8位 春風 千桜(藤村歩)
クールでメガネの似合う生徒会の書記。しかし実は影で咲夜の専属メイドとして働いている。メイドの時の名前はハルでメイドの時と普段では全然違います。隠れアニオタでもありゲームセンターに良くよったりする。2期でもメイド姿も出るのでその変わりように注目!

・第9位 愛沢 咲夜(植田佳奈)
お笑い好きでツッコミ役にまわる事が多いキャラ。
ナギや伊澄とは親友であり伊澄のやり取りは面白いですね!

・第10位 鷺ノ宮 伊澄(松来未祐)
天然でおっとりしていていつもオロオロしてます。
方向音痴ですぐ迷子になって気がつけば違う国にいってるなんて事もあります!機械音痴でもあり携帯が使えないなど可愛いキャラです。しかし最強の超能力者であり怒らすと怖いかも~霊感が強く以外と強いです。

・他にもいろんなキャラがいますがここまででトップ10は終わりとさせていただきます^^

[他の主なキャラの簡単な紹介]
・橘 ワタル(井上麻里奈) ランキングは13位
この作品において貴重な男キャラでナギの許婚です。
しかし本人は伊澄に好意を持っています。

・貴嶋 サキ(中島沙樹) ランキングは12位
ワタルに仕えるメガネっ娘メイド。でドジっ子
見た目は有能そうだが実は家事が苦手。
ワタルに恋心を抱いている。

・桂 雪路(生天目仁美) ランキングは19位
ヒナギクの実の姉で年は12歳離れている現在28歳。
白皇学院の世界史担当教師でありハヤテ達の担任の先生。
酒がものすごく好きで金の亡者!基本グータラでダメ人間だで面白いキャラ。

・花菱 美希(中尾衣里) ランキングは14位
生徒会3人娘の一人。
学級副委員長で主にツッコミ担当です。
ヒナギクをいじるのが好きで過去に自分がいじめられていた
時にヒナギクに助けてもらった事があり自分のヒーローのような存在だと思っている。ヒナギクに恋心を抱いているがかなわない思いと胸の奥にしまっている。

・霞 愛歌(加藤英美里) ランキングは15位
 白凰学院の生徒会副会長
基本は優しい人だが本当はサディストでジャプニカ弱点帳を作り人の弱みが書いてあり困らせ甲斐のある人を見つけると容赦なくいじりまくる。
{netabare}2期でジャプニカ弱点帳が出ますよwww{/netabare}

[好きな曲]
1クール目のED [本日、満開ワタシ色!]
歌 桂ヒナギク(伊藤静)生徒会3人娘はバックコーラス
この曲はヒナギクの現状の気持ちを表してる曲ですね。
生徒会3人娘はバックコーラスも良くテンションの上がる曲ですね^^ヒナギク可愛い!

第12話の挿入歌 残酷な天使のテーゼ 桂ヒナギク(伊藤静)
僕は原曲よりも最初にこっちを聞いたのでどうしてもイメージが強いです。原曲とまた違った良さがあっていいですね!
ヒナギクのライブシーンはかっこよかったです!

キャラソン 「Do my best 」 桂ヒナギク (伊藤静)
この曲はどんな時でもbestを尽くすヒナギクぴったりの曲ですね。かっこいい曲です!


[感想]
{netabare}2期ではヒナ祭りなどヒナギクが活躍するシーンが多いですね!ラブコメとして良かったと思います。相変わらずのギャグも健在ですよ。他にも咲夜の誕生日パーティーとか下田温泉とかいろいろありますね!
曲はヒナギクの曲が好きなので書きましたがELISAさんが歌うopのWonder Windはとても綺麗な歌声ですっと聞ける良い曲ですしKOTOKOさんが歌う2クール目のopのdaily-daily Dr
eamも勢いのある曲です^^
ヒナギクとハヤテのやり取りが見所ですね!他にもキャラ紹介で書いたキャラも活躍しますよ!(アテネ以外)
3期も楽しみです^^{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 23

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

パロネタは程々にしてラブコメ要素を加え、バランスが取れたシリーズ第2期の作品。

アニメ第1期を視聴済み、原作の少年漫画は未読で視聴。
シリーズ第2期に当たる、2クール(全25話)の作品。

パロネタを濫用していた1期と比べてだいぶ観やすくなった印象。
「ピー音」や「見せられないよ!」の表示が出てこないし、
分からないパロネタがあっても普通のギャグだと思いながらスルーできて、
自主規制の方法に少々イライラした1期と比べても好感が持てた。

もうひとつ1期との決定的な違いは、
キャラ同士の絡みが多くなり、ラブコメ要素が格段に強くなっている点。
明らかに狙っているようなシーンが多すぎるとマイナス点になるが、
この作品の場合はぎりぎりのラインを攻めてきた感じ。


作画について、
絵柄は1期と似ているけれど、色使いが鮮やかになった気がする。
どちらのほうが良いとも言えず、好みも多少分かれると思う。

声優はどのキャラも違和感がなく、演技力のある顔ぶれだったと思う。


音楽は前期・後期の曲で使用回数の振り分け方が不思議。
具体的には1曲目が1~17話で全話数の約7割を占め、
2曲目は残りの回でしか流れなかった。

前期(01話~17話)OP曲… Wonder Wind(歌:ELISA)
後期(18話~25話)OP曲… daily-daily Dream(歌:KOTOKO)
前期(01話~17話)ED曲… 本日、満開ワタシ色!(歌:桂ヒナギク 他)
後期(18話~24話)ED曲… カラコイ〜だから少女は恋をする〜(歌:ナギ&ハヤテ)
最終回ED曲… Wonder Wind(歌:ELISA)

EDは前期・後期ともに、ほとんどキャラソンのようなもの。
曲自体にはあまり愛着は持てなかったけれど、映像は面白かった。
また、個人的にはOPもKOTOKOが作詞して歌った後期の曲のほうが元気があって好き。


キャラについて、
相変わらずほとんどの人物が面白おかしい個性的なキャラでとても楽しかった。
主要キャラから背景扱いのキャラまで本当に様々なので、
準主要キャラくらいまで覚えていれば十分だと思う。
その他の人物は「いつだか登場していた気がする」程度の記憶でほとんど問題なかった。

ただひとつ気になったのが、キャラ人気投票の結果を反映させたのだとしても
ヒナギクが相当ひいきされていたように感じる。
私はヒナギクも嫌いなわけではないけれど、
ナギのほうがネタの塊のように面白いキャラだと思っていたので
出番が大きく減ってしまったのは残念。


冒頭にて設定の説明だけはあるけれど、
第1期で出ていたキャラについてはあまり説明されないので、
この作品の前に第1期を観ているのがベストだとは思う。
ところが1期は4クールもある上、
パロネタを濫用していて、ネタが分からない人は容赦なく置いていかれるような
ちょっと困った作品なのがネックかもしれない。

普通に1期から順に観るのも、いきなりこの2期から入るのも、
どこかで予備知識を得て2期から観始めるのも視聴者次第といったところでしょうか。
私は1期から観てきましたが、総じて前よりも楽しめたと思います。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 21

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

けみかけ的「ハヤテ」をラブコメとして楽しむため、グルメなヲタのあなたにオススメする調理方法☆

2期ということはこのアニメには1期があるわけです


1期はハヤテという作品の特徴である「パロディギャグ」を惜しみなく投入しまくり、
日曜朝4クールという長丁場なこともあってか、季節柄に合わせた時系列へ再構成したオリジナルストーリーでした


ようは原作とは違うんですが、このパロディギャグというのが曲者でして
元ネタがわかんない人には最後までわからず仕舞い
版権に関わる部分はいわゆる「ピー音」入れまくり
何がなんだかわかんないままドタバタと話しが進むがナントナク笑える
結果【ハイコンテクスト過ぎる不条理系カオスコメディ】と化していて、原作の方で最も需要たる「恋愛」要素が軽薄になってしまいました
正直好みがあるでしょうが陳腐さを感じましたね


2期ではスタッフが総入れ替えされ、1期からそのまま時間軸を引き継いだものの、
以後の展開に関しては原作通りに路線変更しました


そんな中でもパロディギャグに関しては全体的に控えめにされ、
逆に恋愛に絡むエピソードへの演出には特に気を配っているように伺えます


これは逆に1期からハヤテに入ったファン層を裏切る形となってしまいますが、
オイラとしては「ハヤテの醍醐味は恋愛要素(ラブコメ)にあるでしょ」と思いますのでこちらの方が魅力を感じます


新スタッフには【せんせいのお時間】【瓶詰妖精】で地味ながら堅実な仕事をしてくれた
岩崎良明×白根秀行×J.C.STAFF
(シリーズ構成は黒田洋介と共同)
さらに新キャラデザに【ゼロの使い魔】の藤井昌宏


1期では長丁場ということもあって作画には『安定感』を求められていたが(38,39話は例外)2期ではさらに『高水準』な作画を見せてくれており、全体を通してよく動く
端的にこちらの方がクオリティが高いです


さてさて、前述の通り『1期』を導入としてしまうと『2期』には違和感を感じる方が多いようです
しかしながら2期は「既に導入は終わっている」という前提で話が進んでしまうので、「2期から入る」のは少々難解かもしれないです


そこでけみかけ的に回りくどい提案なのですが・・・
「原作をサクッと5巻まで読んでいただく」
ここまでしていただければ原作6巻以降に相当する2期へそのまますんなりと入っていただけ、ハイクオリティなラブコメを存分に楽しんでいただけると思います


少々めんどくさいですが4クールある1期を見るよりは圧倒的に楽かと思いますので、オススメです


余談ですが2曲あるED曲とEDアニメーションはどちらも素晴らしいですね☆

投稿 : 2020/04/04
♥ : 15

72.9 9 2009年春(4月~6月)アニメランキング9位
クロスゲーム(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (571)
2690人が棚に入れました
スポーツ用品店の息子、主人公・樹多村光(きたむらこう)は、バッティングセンター&喫茶店「クローバー」の月島四姉妹と幼なじみ。
しっかり者の長女・一葉(いちよう)。光と大の仲良しの次女・若葉(わかば)。光とはウマが合わない三女・青葉(あおば)。そして、元気いっぱいの四女・紅葉(もみじ)。
小5の夏。若葉は、光と夏祭りに行く約束をして、キャンプに出かける。しかし、キャンプ先での事故で若葉はこの世を去ってしまう。二人で行くはずだった夏祭りに、独りで出かける光…。
高校生になった光は、若葉が最後に見た夢「甲子園」を目指して野球部のエースとして奮闘する。そして、青葉も選手として野球部に入部することになり、運命の歯車が動き始める。

声優・キャラクター
入野自由、戸松遥、神田朱未、豊口めぐみ、下屋則子、櫻井孝宏、野沢雅子、平田裕香

ぽぽたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

2009年最高のラブストーリー。 控えめなキャッチコピーだった名作

00年代屈指の名作アニメでありながら
このアニメがマイナーとされてしまう理由は
友情や青春という言葉がダサイとされた
90年代後期~00年代の風潮のせいでしょう。
そして、日朝アニメなんですよね。。この作品

この時代はTVドラマも音楽も流行が目まぐるしく変化し
漫画や、アニメすらファッション化してしまっていました。
汗臭いスポ根や、熱血、青春というジャンルが下火になり
ライトなストーリーで音楽と作画の目新しさが
大切にされた時代だったと思います。
新しいセンスが持て囃されたことは素晴らしいですが
古くからあるものが埋もれてしまいがちだったことは残念です。

レビュータイトルはアニメのキャッチコピーですが
誇大広告だと思いません。
序盤を視聴しただけで、最高のラブストーリーの片鱗を感じることが
必ずできると思います。
感動的なラブストーリーに野球が絡めてあるという物語で
あだち充作品としても、ラブコメ+スポーツ作品としても
完成型といえるでしょうか。


漫画を読まれる方なら、原作者のあだち充先生をご存知だろうし
タッチ、H2などの代表的な野球漫画もご覧になっているでしょう。
じぶんは上の2作よりも、青春恋愛アニメとしてはクロスゲームの方が
完成度が高いとおもっています。

アニメが原作を超えているとは言い切れませんが、漫画の雰囲気を
壊すことなく、丁寧にストーリー進行しますし
キャラクターの魅力も存分に発揮されています


・ストーリー
少女の夢をかなえるために登場人物が動き出す
きっかけは少女の夢です。
彼女の夢は絶対に叶えてあげなきゃいけない
自分の未来さえ見ることができなかった少女の夢

せつない恋心が登場人物たちの原動力でした
少女の夢をかなえることが、自分の夢へと変わっていき
歩む1本道は物語ラストまで逸れることはありません


・キャラクター
主人公、ヒロインだけでなく、脇役まで人物の掘り下げが
しっかりとされています。脇役たちのエピソードが物語に
深みを加え、主人公とヒロインの魅力を引き立てます。


・ヒロイン
この作品は2人の少女がヒロインです。
このうち1人のヒロインは。。ヒーローといってもいいです
寄り添うだけの容姿、性格に恵まれた
ありきたり美少女ではありません
主人公以上に努力し、主人公を導く
惹かれあいながらも、ライバルのような存在なのです。。
ラブコメなのに努力型ヒロインという、ちょっと珍しいタイプ

彼女は誰よりも野球が好きで努力も人一倍
小さい頃からずっと夢を追いかけていますが
高校野球では公式試合に女子は出場できません
それでも諦めない。
前を見つめる目に揺らぎがない


・ラブコメ王道
主人公とヒロインが意識しあっているのに
素直になれない。じれったい奥手な恋
まして恋愛よりもそれぞれの夢に一途
視聴者は見守るだけ。。でも目が離せない

ラストは祝福のハッピーエンドですから
ハッピーエンド至上主義のじぶんとしても申し分ありません
最後まで意地をはっているヒロインがかわいいです

「やっぱり嫌な奴だ・・・・・・世界中で一番・・・・・・嫌な奴だ・・」

こういう甘酸っぱいラブコメ大好きです!


・さいごに
野球を好きでなくても試合シーンは
意地のぶつけ合い、気迫の戦いですので
手に汗にぎります。

人物作画は原作のテイストが出ますので、やや古い感はありますし
止め絵が多めで、動きも少なめです。
しかし、本筋のストーリーとキャラクターの魅力が優れているため
絵は全く気になりません


全50話と長編ですが、時間をとって観る価値のある作品ですので
ご覧いただけましたら幸いです。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 19
ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

らしさの缶詰♪

あだち氏の漫画というと、、

潜在能力最強隠し持つ主人公(概ねエース)、
重要登場人物との別れ(概ね死別)、
ショートヘアとミドルヘアのダブルヒロイン、
△恋愛はヒネ気味(概ねショート)に軍配、
横恋慕型恋のライバル(概ねイケメン)、
勘違い型三枚目と太目の親友(概ねキャッチャー)
まるっこくかわいい無言画に込められた心象、間、
そして、、、、、、甲子園。
あだち氏漫画にらしさ上げれば沢山だけど、
本作には全部詰まってる感じがする、

嬉しいのはあだち漫画読んでる時の感触、
キャラの間とか行間の味みたいなものまで伝わる感じ、
氏のアニメ化作品というと、
みゆき、タッチ、日当たり良好、H2、に本作、
H2が中途半端だった印象もあり本作は、
タッチと並び氏のアニメ化作品としては、
作画含め内容的に私的ベストだと感じる、

あらすじ
{netabare}
主人公はスポーツ用品店・キタムラスポーツの一人息子である樹多村 光(以下「コウ」と記述)。近所のバッティングセンターを営む月島家とは、家族ぐるみの付き合いで、次女で同い年の若葉とは特に親しかったが、その反面三女の青葉とは犬猿の仲だった。
初めは野球に興味がなかったコウだが、三女青葉の投球フォームを見て憧れ、人知れずトレーニングしていた。そして小5の夏、若葉が突然の事故で亡くなる。
中学生になったコウは、野球部にこそ所属していなかったがトレーニングは続けていた。そして高校生になり、小学生の頃から親しかった中西、赤石と共に野球部に入部する、~wikiより抜粋
男子を上回る野球センスの持ち主青葉も、同じく中高野球部に所属するが規定で公式戦には出られない、反目しつつも気付かず主人公に自の夢を重ねる青葉であった、
{/netabare}

アニメでは初回にて {netabare} 若葉との死別が描かれる、
{/netabare}いきなりの鬱ではあるが、
以降49話に渡り図太い支柱一本貫き通し、
各登場人物の心象や記憶織り交ぜながら、
変わらないもの変わってゆくもの其々の、
成長が統一性維持しつつ物語られる、
主人公の事大嫌い?なヒロイン青葉ちゃんは、
大嫌い=意識しまくり、という事で主人公の最大の理解者、
野球センス抜群女子青葉ちゃんの女子野球回も、
アニメオリジナルだけど原作風味失う事無く、
予想外に面白かった、
我が青春のあだち漫画♪一話一話丁寧に描かれてて、
らしさのカンズメ実に楽しい無駄無しの全50話、
おススメです♪

2009年4月より全50話
原作 あだち充氏 監督 関田修氏 シリーズ構成 土屋理敬氏
制作 SynergySP

投稿 : 2020/04/04
♥ : 35

offingbook さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

夏空

2009年4月から2010年3月まで放送。全50話。原作漫画未読。

あだち充原作の恋愛×野球アニメ。

熱いイメージの強いスポーツと、純粋な恋愛。あだち充特有の雰囲気を丁寧に映像化された、
野球アニメとして、恋愛アニメとして、心に残るとっても良い作品でした。

(今作の原作漫画は未読ですが、あだち充の漫画は好きです)

それぞれに傷や喪失を抱くキャラクターがみんな優しくて、たまらなく愛おしい。

そんな彼ら、彼女らの心の動きが、一瞬一瞬の時間や呼吸、何気ない会話や言葉に
さりげなく描かれていて、その細やかな描写も素晴らしかったです。

ちょっとした会話や言葉が伏線となり名ゼリフになるあだち充的会話。
秘かにオシャレな感じで、なかなか他では味わえない心地良さですね。

そんな繊細な心理描写は野球の場面でも損なわれず。そこにスポーツアニメならではの
緊迫感や躍動が加わっても、作中の雰囲気は不変だったので“静”の場面と“動”の場面、
両方を同じだけ変わらず楽しめました。

これで胸を熱くさせるなっていう方が無理。
これで目頭を熱くさせるなっていう方が無理でした。(笑)

作品を彩るBGM。儚さも力強さも表現されてて良かったなぁ。

OP&ED主題歌もコブクロ、絢香などなど…どれも作品に寄り添う楽曲が印象的で名曲多し。
個人的には鶴(←バンド名)の『燃えるような恋じゃないけど』という曲が大好きです。

全50話だけど各話丁寧に作れているし、小難しさや重苦しさはないので
(かといって深みがないわけではないですよ)
自分もそうでしたが、楽しめる人にはあまり話数関係なく次へ次へと夢中になれると思います。
…まぁ、アニメって全部そういうものなんだけどね。(笑)

あとは熱血スポーツ!を求める人には向かないとか、最低限の野球のルールを
知っておいての視聴の方がいいとか、細かい事書き出したらきりがないのですが。

青春の爽やかさや輝きが描かれた名作だと思います。

深夜ではなく日曜の朝に放送していたので、大人から子供まで観れるアニメです^^

投稿 : 2020/04/04
♥ : 43

70.5 10 2009年春(4月~6月)アニメランキング10位
劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇(アニメ映画)

2009年4月25日
★★★★★ 4.1 (239)
1958人が棚に入れました
カミナの死を乗り越えたジーハ村のシモンは螺旋王ロージェノムと相対して、壮絶な一騎打ちの末にからくも勝利を収める。その激戦から7年後、地上を取り戻した人類は瞬く間に文明を築き上げ、繁栄を謳歌(おうか)していた。平和な世界が永遠に続くかと思われたが、宇宙にまで人類が進出をしようとしたとき、正体不明の敵が現われる。

声優・キャラクター
柿原徹也、小西克幸、井上麻里奈、福井裕佳梨、伊藤静、斎賀みつき、檜山修之
ネタバレ

アイコン さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ちゃっかりかわいい螺旋王。

ちょっとだけ久しぶりのレビュー。

一作目と二作目、同時にレビューしたいと思います。
見終わった感想は、

熱い!!熱すぎる!!
熱すぎてワケわからん!!
けど熱い!!

って感じです。
いやー胸熱でしたね。
少年にはたまらん!(笑)

原作は見てないのですが、
どうやらこの映画だといろいろ
改変された部分があったり
ラストが違うようで。

それでもこのラストには
結構納得しました。

無駄に重たくならないところが
いいですね。無駄なシーンもなく
テンポよく進んでいきました。

ただ原作読んでないと理解できない
部分があるかも?獣人の設定は
最後までよくわかんなかったです。


まぁなのでそこは原作のアニメも
見ていこうと自分は思います。

なにが熱いって、バトルが熱い!
作画が素晴らしいため、迫力が
すごいです。あと挿入歌がとても
いいですね、またそこが熱い。

キャラクターたちの全力さが
とても伝わってくる作品でした。

ま、その分内容が薄いかも
しんないですけど(笑)
それでもすきな作品ですよ。




「俺たちを誰だと思っていやがるぅぅぅ!!」




普段の私なら寒くて興醒めする
キャラクターが叫ぶシーンなのですが、
なぜかこれは鳥肌が立ちました、
いい意味で。

なんか、キャラクターの熱がこっちまで
伝わってきて、まんまと熱くさせられましたね、不覚(笑)
そこら辺の少年漫画よりよっぽど熱いかも。

特にシモンが様々な出来事の中で
成長していく姿はとてもよかったです。
最初はただのヘタレ主人公かと思いましたが、
最後の方ではもうしゃべり方に自信が溢れていて、
口調も違います。性格もカミナに
段々近づいていくのがたまらない。


特にラストのシーンはどっちも
手が込んでいて、迫力がすごいです。
曲も原作を見ている方なら
もう胸熱すぎるかもしれませんね。
話題のマトリョーシカも笑えたけど胸熱で
よかったです(笑)
なかでも螺厳編の最後のシーンの
勢いは胸熱すぎてワケわからんです。
俺も天元突破しそうでした、
ってかしました(笑)

ただ、螺厳編の途中の宇宙のシーンはちょっと
だるかったです、あまり勢いがなかったですね。
紅蓮編のシモンがいろいろあって
落ち込んでるシーンも長かったです。
もうひとつ、あるキャラクター{netabare}カミナではありません、名前忘れました(笑){/netabare}の死が
少し軽すぎだったかなと。
そのキャラクター自体の描写も少なかったので、
そのせいであまり印象に残りませんでした。
かわいそうです、頑張ってたのに(笑)

そんな感じで悪いところもあげましたが、
仲間というテーマでは本当によくできた
作品ではないかと思います。
とりあえず熱いです、とにかく熱い。
合う合わないはあるでしょうが
少年の心を持った方には
見ていただきたい作品ですね。

胸熱とは関係なく印象に
残ったシーンは、
螺旋王がハッキングするシーン(笑)

投稿 : 2020/04/04
♥ : 3
ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

総集編のその先をいくドリル

前作紅蓮篇の続き。

ロージェノムとの戦いはあっさりとまとめ、すぐに青年期へ。
アンチスパイラルと宇宙規模の戦いに身を投じていくグレン団が描かれる。
{netabare}
前作はテレビシリーズを上手に編集して、さらに新しい風を吹かせた意欲的な総集編といった感じで、それでも十分楽しめたのだけど、本作はもはや総集編という次元ではなく、まさに完全版と言った方が良いレベルの作品。

全体的に説明が多いけど、作品としてまとめるためには仕方がないこと。
テレビ版とは大きく演出や展開が変わっているところがあって、その違いを楽しむのも一興。

ロシウの贖罪シーンはテレビ版の方が良かったかなぁと思う。
キタンのギガドリルブレイクはテレビ版でも劇場版でもすげー泣ける。
多元宇宙迷宮から抜け出すとことかもいちいち涙腺を刺激してくるし、、ラストバトルの盛り上がりも正直ここまでやるかってくらい振り切っている。

ニアとヨーコのあらぶる乳首も拝める、まさになんでもありのお祭り的な劇場完全版。
こんなにもなんでもありならば、ラストもニア救済ルートも用意してくれたらなお良かったなとも思った。

それでもここまでの作品を作ってくれたことに本当に感謝したい。常に進化を止めないシモンたちと同じようにアニメスタッフも進化したのでこういう作品を作れるんだろうなと思う。
こういう風に感じる作品って少ないので、これからも自分の中で大事にしていきたい作品。
自分も常に一歩一歩進化していきたいと思った。
{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 0

桐咎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

劇場版グレンラガンその2

衝撃的に熱血ロボットアニメなグレンラガンの劇場版後編。
アニメ版を超える熱さ、前編なんて比べ物にもならない衝撃ロボット、などなど色々と見所のある映画です。
前編と同じく色々とアニメ版から削られているところはありますが、まぁあらすじを知っていれば付いて行けるレベルです。
アニメ版で既に理解の外だったロボットがさらに進化します、熱すぎます。。。
ストーリーのほうも若干の改変がありますが、アニメ版から解離しているという程ではないです。
紅蓮篇を見た人はこちらも絶対に見たほうがいいです。螺巌篇を見たい人は紅蓮篇も見てください、この作品は2つでひとつです。
アニメ版の感動を忘れられない人は劇場版も見てみてはどうでしょうか。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 2

69.1 11 2009年春(4月~6月)アニメランキング11位
電波的な彼女(OVA)

2009年5月1日
★★★★☆ 3.8 (522)
2415人が棚に入れました
不良少年の柔沢ジュウは堕花雨と名乗る少女にある日突然忠誠を誓われる。少女の奇怪な言動に振り回されながらも、その真摯な言動にしだいに存在を受け入れて行く。
しかし、巷を騒がせる連続殺人にクラスメイトが犠牲になってしまい、ジュウは雨に不信感を抱くようになるが…。
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

電波発言にも理由がある。

紅-kurenaiに登場する、女性にして最強の揉め事処理屋、柔沢紅香さんの息子、高校生の柔沢ジュウとその下僕を自称する堕花雨を主人公としたサイコサスペンス作品です。

同じく片山憲太郎先生原作の紅と違って、純粋なバトルシーンが殆ど無い半面、一方的な暴力シーンや残虐シーンは多くなっています。耐性の無い人は覚悟して見る必要があります。

主人公のジュウは柔沢紅香さんの息子と言う設定ですが、恵まれた体躯と驚異的な丈夫さを除けば、荒事に対処出来る能力は普通の高校生の域を出ず、紅の真九朗君の様に体術の心得や人間離れした能力がある訳でもないので、危険な人物と対峙した時の抵抗力はそれ程強くはありません。彼の武器となるのは主に勇気で、味方となるのは※1ちょっと電波な雨さんです。雨さんは前髪で目元を隠し、滅多に素顔を見せない為、特異な外見が印象的ですが、高い情報収集力と分析力を持った知性派ヒロインでも有ります。※2影の様にジュウに付き従い、ジュウが窮地に陥れば必ず助けにやってきます。ジュウの傍らにはいつでも雨さんの姿があります。

雨さんの見識の広さや洞察力が事件の全貌を解明する印象が強く有る作品ですが、そんな雨さんをジュウの正義感と優しさが引っ張っていく印象もあり、両者とも、互いの欠けた部分を補い合う、良いパートナー同士として描かれているのではないでしょうか? ジュウについては、先に述べた言葉だけでは彼の資質を説明するには恐らく足りず、凶行に走った人物に対してさえも、その内に秘められた苦悩を理解しようと努め、相手を抱きしめる事が出来る度量の大きさも加えなければなりません。雨さんの言葉ではないですが、さながら王の様な威厳さえ感じられます。先に紅を知った自分としては、さすが紅華さんの息子という※3納得に近い感情を覚えざるを得ませんでした。

人間の良い部分、延いては社会的に正常と思われる部分、転じて単純な悪意や憎しみだけを描いている作品と異なり、他者から見れば一見不可解な人間の心理を噛み砕き、結論として理由の無い狂気は存在しないと言う事を丁寧に説明している貴重な作品でもありました。
{netabare}
「みんな狂ってるさ、狂っているから気付かない。この世界がどれだけ歪んでいるかに!」ジュウのこの台詞には、この作品のみならず、姉妹作とも言える紅-kurenai作中にそこはかとなく漂う無常感を端的に表現している趣があります。狂っている人間は往々にして、自分が狂っている事に気が付かないものです。
{/netabare}

※1:重度のストーカーな雨さんですが、実はジュウにも責任があり、電波な妄言の連発も、本心を口にする事が出来ない雨さんの、遠まわしの恥じらいの様にも思われました。

※2:紅に登場する犬塚弥生さんを思わせます。原作紅のリンさんの「くっ、柔沢の犬め!」に続く弥生さんの「犬です」の台詞は潔くも力強くて痺れます。ジュウの騎士たる雨さんが、ちょっとだけ紅香さんに追従する弥生さんの様に見えました。

※3:紅では咥え煙草と拳銃、不死身にして無双のイメージの強い紅香さんですが、原作3巻に当たる「醜悪祭」においては、非常に子供思いである事が明かされています。ジュウの持つ優しさも紅華さん譲りという事が分かります。紅香さんがジュウに贈ったと思われる特注品の腕時計もジュウを救いました。「メカを大事にしねえ奴は人間じゃねえ」とか誰かに言われそうですが(笑)

投稿 : 2020/04/04
♥ : 13
ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

サイコパスの法則

制作はブレインズ・ベースで原作はライトノベルです。
ジャンルはサイコサスペンスです。
少々グロいので苦手ならば注意です。


不良少年の柔沢ジュウは堕花雨と名乗る少女にある日突然忠誠を誓われる。
彼女の奇行に振り回されながらも、次第に彼女を受け入れていく。
しかし、巷で話題の連続殺人の被害者にクラスメイトがなったことで、ジュウは彼女に不信感を募らせる。


本作はラノベ原作なんですけど重いw
精神的におかしな人々が犯罪をするのを描いており、グロ描写も相まって見ててちょっと疲れるかもしれません。
基本的に登場人物でまともなのが主人公だけですからね。

基本的にサスペンスですが犯人あて要素もあって飽きさせない構成になっています。
{netabare}犯人のミスリードの仕方も上手くてよかったのでは?{/netabare}
シリアスな雰囲気を醸し出す演出・音楽もさることながら、ホラーチックな部分もあって心臓に悪いw


サイコパスは「社会不適合者」のことを指します。
彼らは一般の人とは違う常軌を逸した考えを持っているとされています。

そんな彼らは彼らなりにルールがあるようです。
完全な無秩序なんてものは人間には不可能らしく、統計をかけると必ず何かしらの法則が出るとか。
本作でもそんな描写がされています。


一つ有名な問題を出しますね。
妻、夫、子供の三人暮らしの家族。
夫が亡くなって葬式が開かれた。
その際に喪主であった妻は夫の会社の同僚である一人の男のことが気になった。
その後、妻は自分の子供を殺した。
さーて、どうして?
問題が解けたら、ひょっとするとあなたも本作の登場人物たちと仲良くできるかもw

答えは{netabare}「I miss you.(会いたかったから)」。
葬式を開けばまた会えますからね。
その人と付き合うために子どもが邪魔だったという理由じゃないのがミソです。{/netabare}
ちょっと有名な問題すぎたでしょうか?
私は「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」っていう桜庭一樹の小説から知りましたが、ネットでは結構有名なようなので。


総括して、これだけでも十分面白いと思いますが私は二話目の方がお気に入り。
この世界観が気に入ったならばぜひ次も見てみてください。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 42
ネタバレ

いっき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

グロ系シリアスアニメ

全2話のOVAアニメ。

話の中に思いっきり紅-kurenai-のDVDパッケージがw調べてみると紅の派生アニメであることが分かった。

紅は見ていましたが、こちらは未見だったので見てみました。

ごく一般な不良生徒柔沢ジュウ、そのジュウに''前世の絆''があると言う同級生''堕花雨''が周りで起こる事件を解決する話。

当時は電波を受信してるとか電波的なキャラだなとか言っていましたが今ではこういうの中二病っていうんでしょうか。

電波と中二は両方意味が少し違うかもしれませんね。

電波的中二キャラ達がこのアニメの主軸をになっています。

まず、このアニメはOVAならではのグロ要素、暴力シーンの見せ方が過激である。

死に至らしめるくらいの暴力、レイプ、死体の描写、バットでの殴打シーンなどTVで流すならまずR-15の内容。

しかし今の規制アニメでは味わえない物語の展開や見せ方が魅力のアニメでした。

{netabare}
1話は連続通り魔事件。

宇宙人と自分で認定した人間を殺すのが任務の政府の秘密工作員と思い込んでいる電波的中二キャラ''賀来羅清''。

兎に角、考え方が異常すぎるキャラ。

レイプしておきながら勝手に我に返って「誰にやられたの?」と異常行動を認識していないのが手におえない。正直このようなキャラは嫌悪感しか湧かないので倒されてスッキリしました。

そんな犠牲者であった紗月美夜はかわいそう。。。ではなく同じ愉快犯になってしまい。どのキャラも癖がありすぎるアニメでした。

そんなシリアスアニメに小林ゆうさんの声はずるっ!とコケそうですが、なんか奇怪な行動をするキャラがあっているような気がします。小林ゆう声の紗月はありだと思います。

前世の絆で結ばれているジュンは知らない間に夜、家に忍び込まれるなんて。。。うらやましい。。いやなんでもありませんw

しかし製作ブレインズベースですが下請けのアニメ会社がすごいですね。ガイナックス・GONZO・XEBEC・P.A WORKS・ufotableなどなど。


{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 3

68.8 12 2009年春(4月~6月)アニメランキング12位
PandoraHearts パンドラハーツ(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (577)
3924人が棚に入れました
『PandoraHearts』(パンドラハーツ)は望月淳による日本の漫画作品。『月刊Gファンタジー』(スクウェア・エニックス)にて2006年から連載。
【ストーリー】四大公爵家ベザリウス家の次期当主であるオズ=ベザリウスは、15歳の成人の儀の最中、身に覚えのない罪により闇の監獄・アヴィスに堕とされる。
オズはそこで血染めの黒ウサギ(ビーラビット)と呼ばれるチェイン『アリス』と出会い、彼女と契約を交わすことでアヴィスから脱出することに成功するが…。

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ん~・・諄いかも?

「不思議の国のアリス」[鏡の国のアリス」等の童話を
モチーフにしたダークファンタジー風のミステリー?

キャラデザは違うし重視するテーマも全く違うけど
何処と無くCLAMPの作品を意識した様な雰囲気・・
挿入歌等の雰囲気がツバサ?OPはSEED?と思う程。
ゴシック調の世界観を舞台にアクションも多い作品。

ダークというかグロでホラーっぽい映像も精神崩壊
サスペンス風の煽り内容に惹きつけられる前にギブ
しそうになるかも?
複数の人が其々複数の時間を飛び越えていたりする
ので・・物語の本線のテーマも煩雑・・基本過去の
失敗を引きずり現実を嘆き堕ちて行くネガティブな
描写も多い・・過去回想も多いので時系列が飛んで
感じる部分もある。

時々コミカルな描写もあって息抜きできるけど・・
ある程度話数が進まないとキャラの個性が強すぎて
不協和音のような不快な濁りに感じるかも?
※ダークな雰囲気を演出する為の・・とは思う。


四大公爵家の一つベザリウス家の次期当主で陽気な
悪戯好きで腹黒な少年「オズ」が見に覚えのない罪で
「闇の監獄アヴィス」に堕とされてしまうが・・

血染めの黒うさぎと呼ばれるチェインと違法契約を
交わすことでアヴィスを何とか脱出できたが・・
脱出した先は10年後の世界だった・・其処で自分を
アヴィスに落とした罪や理由の謎を探す旅が始まる。


石田さんが・・あの癖者風に出てくると悪役決定?
とか川澄さん黒なの?白なの?とか・・結構やばい。
福山さんもラスボスっぽく出てきてしまうと・・
誰がどうなるのか・・結末は?予測もつけにくい・・

前に見た時はラストの部分のみ・・ふ~ん・・って
拍子抜けしたような・・これでいいのかな?という
ような記憶だったけど・・再視聴すると結構重いし
暗い・・こんなに陰惨だったけ?・・

10話迄は世界観の印象付けとミステリアスな雰囲気
の演出が主で断片描写が主で・・11話以降は本格的
な謎の解明に向かっていく。

1クール終わって2クールの中盤まで一進一退で・・
緩急繋ぎの緩いコメディが微妙かな・・終盤に向い
溜のコメディ描写が増えていく部分でも有る。
ということはラストは・・とか怯えたりもする・・

結局最後まで視てしまうわけだけど・・最近の展開
が速いアニメ視てる人には苛々するかも?
又・・エロ露出厨二馬鹿台詞路線の様に笑える作品
でもないので・・疲れてしまうかも?


オズ=ベザリウス(皆川純子)ベザリウス公爵家次期当主。
女好き節操なし口説き上手?陽気で悪戯好きな腹黒少年。
頭の回転が早く大人びた一面も持つ。妹を溺愛してる。

アリス(川澄綾子)血染めの黒うさぎと呼ばれるチェイン。
凶暴かつ男勝りで自己中心的だがいさっぱりとした性格。
時折ツンデレな一面も見せる。小柄で可愛らしい容姿。

シャロン=レインズワース(花澤香菜)パンドラの契約者。
契約の影響で体の成長が16歳で止まっている美少女。
ゆったりマイペースな性格だが、強かで腹黒な面も有る。

ギルバート(鳥海浩輔/坂本梓馬)パンドラの一員。
オズの親友であり忠実な従者。猫とピーマンが苦手。

鴉「レイヴン」(鳥海浩輔)ギルバートの正式契約チェイン。
巨大な鳥の骸骨に無数の鎖と漆黒の巨大な翼を纏った姿。

ザークシーズ=ブレイク(石田彰)パンドラ正規の契約者。
つかみ所のない飄々とした性格で、慇懃だが人を食った
ような物言いをする。本来は忠誠心に厚い生真面目な人。

ヴィンセント=ナイトレイ(福山潤)穏やかな物腰に反して
冷酷かつ意地の悪い性格。ギルバート以外には滅多に心を
開かないブラコン。ナイトレイ家に保護され養子になった。

エコー(広橋涼)ヴィンセントを主とする従者。
常に無表情・慇懃な口調で話し、機械的に行動する。

その他人気声優さんも結構密かに出てる感じ。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 0

Ssoul(輝子P) さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

この作品は超おもしろいのにあまり知られていないなんてとても残念です。こんなにおもしろいのに・・・ かなりお勧めします。

ストーリー

主人公のオズ=ベザリウスは四大公爵家ベザリウス家の次期当主でした。けれど、15歳の成人の儀の最中に身に覚えのない罪によって、闇の監獄(通常アヴィス)へと堕とされました。アヴィスで合ったのはアリスっと言うチェインに合いました。そのチェインは「血染めの黒うさぎ(ビーラビット)」と呼ばれる伝説のチェインでした。オズはアリスと契約し、アヴィスを脱出しましたがでた世界は・・・・

私の感想。

かなり楽しめましたね。はじめはまったくこの作品の話の内容、そして世界観がまったく分かりませんでしたね。今まで、世界観がまったく分からなかった作品はありましたが、ここまで分からなかったのは久しぶりですかね。本当に分かりませんでした。3~4話まで、「なんだこの世界観。意味不明だし。」っと言っていましたが、分かってきた途端テンションが上がりだして、最終的に分かった時は超うれしかったですね。そして、世界観以外にキャラクターの関係も分かりまして、超うれしかったです。はじめは主人公以外に誰が誰だかわかりませんでしたが、この作品を進めていくうちに分かりまして、超うれしかったです。

そして、この作品のストーリーが超最高でした。先ほど言ったようにはじめは意味がまったく意味が分かりませんでしたが、最終話に近づくうちに超展開になったり、超おもしろいイベントが起こったり超おもしろかったです。私的には是非皆さんにお勧めしたい作品ですね。

この作品で私が一番好きなキャラクターはアリスです。なぜこのキャラクターを気に入っているかというと、やはり体系でしょうか。あんなに強くて、自己中心的な性格なのに身長が150センチっと言う所が最高です。けれど、私がこのキャラクターを気に入っている理由は主人公の性格です。ツンデレかわいいですね~ 結構私、ゆるいツンデレ好きですよ~

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品は私が何度も言ったみたいにこの作品ははじめの頃はまったく意味が分かりません。けれど、あきらめないで最終話までみてください。超おもしろいので、是非見て下さい私がおもしろい事を保証します。

オープニング

「Parallel Hearts」
私の中では神曲ランクだと思います。けれど、私が思うにこの曲はすごく気に入る人とすごく気に入らない人と別れるでしょう。私はすごく気に入りました。もう、かっこよくて超気に入っています。あまり知られていない事が不愉快です。たぶん全員が全員気に入れない曲だからでしょうか・・ まあ、神がかかっている事は事実ですので、是非きいてください。私がこのオープニングを気に入っている理由は画像にもあります。画像が神なので、最高です。もう、曲とシンクロしています。

エンディング

「Maze」
いや~ かわいいですね~ アリスかわいいですね~ 私、こういう曲もそして、一人のキャラクターを強調したエンディング好きです。曲も最高です。

「私をみつけて。」
このエンディングはキャラクターの説明が超最高です。このエンディング、大好きです。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 23

いしゆう さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

続きが気になるファンタジー作品 原作EDも観てみたい! 

あらすじは あにこれを参照ください     

放送時期:2009年4月~9月    
連載時期:2006年6月号~2015年4月号

この作品の結末はアニメオリジナルとなっております。

”そこは 全てを飲み込む闇だと誰かが言った・・・・ 
でも  決して光が無かった訳じゃない!”

冒頭 闇に飲まれる街に 目が釘付けになりました
そして”アリス”等の 童話の世界が織りなす 世界観にハマりました 
この作品は 中世時代の様な世界で巻き起こすファンタジー作品です

主人公は 四大公爵家ベザリウス家の次期当主 オズ・ベザリウス
15歳の成人の儀の最中 突然死神から 
”お前の罪 それはお前の存在そのものだ!”と身に覚えのない罪を
言い渡され闇の監獄・アヴィスへと堕とされる 
そこで チェインと呼ばれる少女 アリスと出会い 契約を結ぶ!
アヴィスを抜け出したオズが戻ってきた世界は10年後の世界だった・・。

はい もう謎だらけです・・・
オズが狙われた理由 アリスとは アヴィスとは・・・・
ちなみに この先 もっとたくさんの謎が出て来ます 気になります 
続き観ます 眠れません 寝不足です ああ! そんな中毒アニメです!

外見がとても可愛らしい主人公のオズ そんな彼が過去のトラウマと戦い 
人と出会いながら色々学び 物語が進むにつれ変わっていく姿は 
観ていて気持ち良いし 何か勇気もらえます♪

魅力的なキャラクター 沢山出ます!
あえて1人挙げるなら ザークシーズ=ブレイク でしょう♥ 
前半と 後半 こんなに印象が変わるとは・・ わたしビックリです!

他にはギルも好きですね あのナイトっぷりはたまりません♪
その先も色々なタイプのキャラが登場しますので観てのお楽しみに!

あと アリスの肉好き ブレイクの甘党 観ていて お腹空きます
”ジェラシー 何だそれは美味いのか?何だロマンスとは 美味いのか?”
何でも食べ物に例えるのは面白いです♪ あ~あ!お腹空いた・・・。

あと 繰り返し聴いてると癖になる 主題歌 イイです♪
♪< 僕らは 未来を変える力を   夢に 見てた >♪
そして 曲の終わりに流れる オルゴールの音色 耳に心地よく響きます

観終わって 
詳細は書けませんが 面白かったです!大人でも子供でも楽しめる物語
ファンタジー好きなら 惹きつけられる要素 たっぷり!の世界観 +
オズの成長 謎解きなど 熱い展開に 観ていて凄く興奮しました♪ 
 
☆○o*:;;;:*o○☆○o*:;;;:*o○☆○o*:;;;:*o○☆○o*:;;;:*o○☆☆○

冒頭に書いた通り この作品の結末はアニメオリジナルです
賛否両論 勿論あります だからこそ 原作ED 観たいです
そうすれば 両方 WINWIN ですよね♪

わたしは 正直 このパンドラハーツの 先の展開を観てみたいです! 
回収していない謎解き  エリオットなどのキャラも もっと見たい♪
原作EDで新作観たいけど  無理でしょうか?

以上 最後までお読み下さりありがとうございます。
( 最後は 思わず願望入ってしまいました すみません!でもお願い♪ )


 
  

投稿 : 2020/04/04
♥ : 25

68.0 13 2009年春(4月~6月)アニメランキング13位
戦場のヴァルキュリア(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (649)
3709人が棚に入れました
時は征暦1935年。ヨーロッパ大陸は東西の二つの大国に分断されていた。
鉱物資源・ラグナイトをめぐり勢力争いを広げる専制君主国家「東ヨーロッパ帝国連合(通称・帝国)」と、王政を廃した共和国の連邦国家「大西洋連邦機構(通称・連邦)」の両国がついに開戦する。
争いは、武装中立を国是とする小国・ガリア公国へも飛び火し、国境の町・ブルールで出会った少女アリシアと青年ウェルキンは、「必ず故郷へ戻る」ことを誓い、義勇軍への入隊を決意する。

声優・キャラクター
千葉進歩、井上麻里奈、櫻井孝宏、桑島法子、皆川純子、乃村健次、田中敦子、福山潤、大原さやか、大塚明夫、大塚周夫

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

戦場の荒野で育まれる愛・・・

この作品の原作は未プレイですが、PCやPSを媒体に複数作のゲームが制作されており評判も上々・・・そして、何よりジャケットの女の子が可愛いとなると俄然興味が湧いてくるわけですが、今回は皆さまのレビューのタイトルを少しだけ拝見させて頂きました。
2クールもの作品を全くの無知で挑んでいく事に少し抵抗があったので・・・^^;
目についたキーワードは「恋愛ファンタジー」で、この一言が私の背中を後押ししてくれて・・・今回の視聴に至りました。

この作品の舞台は架空のヨーロッパ・・・そして人類は大きく3つの民族が存在しています。
現代の世界を征する大多数を占める一般人類、超人的な力を備えたヴァルキュリア人、そしてかつて大陸を手中にしていましたがヴァルキュリア人によって打ち倒され、現在では差別される民族として苦汁の生活を送るダルクス人です。
そして、物語は自国の領土を広げようとする戦争の真っ只中・・・ガリアの義勇軍を構成している小隊を中心に動いていきます。

この作品の主人公はガリア義勇軍第7小隊長のヴェルキン・ギュンター・・・かつて「ガリアの英雄」と称えられたベルゲン・ギュンターの息子なのですが、大学で生物社会学を専攻する彼は、戦という単語が凡そ似つかわしくなく、生物のスケッチを趣味とするのんびりで穏やかな性格の持ち主です。

ですが祖国の保有する資源に目を付けた他国からの攻撃を受けたことをきっかけに戦争が始まってしまい・・・徴兵制度という法律の名のもとにヴェルキンも戦争に参加することを余儀なくされてしまいます。
そして、ただでさえ戦争が不似合いであるヴェルキンに課せられた枷はそれだけではありませんでした。
英雄の家系に生まれ育った彼は義勇軍の一個小隊の長になってしまうのです。
もともとは祖国を守るため・・・ですが戦争に出る前から守るべきモノが膨れ上がったヴェルキンでしたが、彼の冷静な判断と奇策が部隊の危機を何度も救うことになるのです。
こうしてもともと最前線で血を流している兵から決して快く思われる事のない士官候補生である彼は、自らの行動で仲間の信頼を勝ち得ていきます。
「部隊が危機を乗り越える」
言葉にすると単純ですが実践し・・・繰り返していく事はとても難しい事だと思います。
それが自らの生命のかかった戦争なら尚更です。
それをやり遂げられるのは、小隊の皆んなが隊長に命を預けているからに他なりません。
そして隊長はそれを自覚し・・・その責務を果たすためにあらゆる方向から物事を捉え、常に最適な答えを選択し続ける・・・
ヴェルキン隊長率いる第7小隊の人間模様・・・とても魅力的に描かれています。

そしてこの第7小隊・・・隊長が優秀なだけではありません。
傍らで隊長をサポートし続けるヒロインのアリシア・メルキオットも絶対に外せない存在です。
彼女は頭にスカーフを付けているのですが、そのスカーフは彼女がパン職人である証なんです。
例え戦争の様な過酷な状況でも自らの本分を見失わない・・・それだけでも十分に彼女は魅力的なのですが、明るくて・・・優しくて・・・正義感に溢れていて・・・そして愛くるしい彼女は、まるで第7小隊の太陽みたいな存在でした。
レビューの冒頭に記載した「恋愛ファンタジー」の鍵となっている彼女・・・彼女の一挙手一投足からは決して目が離せません。

アリシアが太陽なら第7小隊のお月様は、ヴェルキンの義理の妹であるイサラ・ギュンターだと思います。
イサラは・・・ダルクス人です。どの様に生まれるかなんて人に選択肢はないのに・・・彼女はきっとこれまで数え切れないくらいの偏見の眼差しに耐えてきたんだと思います。
その様な自分の持つハンデを理由に横道に逸れてしまう・・・或いは自分への下手な言い訳で本心を誤魔化そうとする・・・人間の心は弱し傷つくのも苦手だから仕方無いことだと思います。
イサラの偉いのは、周囲の目線に動じることなく、誹謗中傷にも怯むことなく自らの使命に没頭するんです。
彼女は亡き父が残してくれた「エーデルワイス号」という戦車の操縦士兼整備士なのですが、小隊の皆んなのため常にエーデルワイス号を最高の状態に整備し続けるんです。
小隊の中にはダルクス人を許せないくらい憎んでいる人もいるというのに・・・
私の中で言動に一番心が震えて・・・涙で前が見えなくなった存在だったと思います。

一部のキャラの紹介しかできませんでしたが、他にも魅力的なキャラがたくさん登場します。
戦争の行方・・・戦場で育まれる愛の行方・・・見どころはたくさんある作品だと思います。
圧巻の全26話でした。気になる方は是非本編を視聴してみて下さい。
視聴者が納得できる範囲までしっかり描かれていたと思います。

いま悩んでいる事・・・アリシアのフィギュアの出来が良いんですよね〜
とネットで見ていたらAmazonからアリシアのフィギュア情報がバンバン入るようになっちゃいました^^;
何度も見ていると・・・ホントに欲しくなるんですね^^;
これって新たな商法なの・・・^^;?

投稿 : 2020/04/04
♥ : 20

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ゲームの番宣。ゲームに興味のある人用。

2009年4月TV放送された。全26話。製作はアニプレックス。
2008年4月24日発売PS3用ゲームソフトを元に制作された。

途中で中弛みに感じて8話迄で視るのやめてしまった作品。
進行方向と結末には凄く興味があったので機会があれば。

少し興味はあったので改めて一話から視聴。

感想。矢張り視ない方が良かったと・・後悔が多い。
※描きたいのは恋愛でウェイト8割。後は盛り上げる演出。
至るところでナンセンスな恋愛模様が繰り広がられる。

設定&概要。
作品の全体像は、恋愛45%/戦闘25%/仲間との交流30%程度。
"戦闘中"も含めて"恋愛"の要素は全体的に振り分けている。

架空のヨーロッパが舞台。※異世界風の時代改変もの??

ガリア公国が物語の中心。征暦はヴァルキュリアと呼ばれる
超人的民族がダルクスと呼ばれる民族を打ち倒したとされる
年を紀元として、純血種が絶滅しているという世界観。

"1930年代"でヴァルキュリア人は伝説や神話、御伽話の存在
となっている。一方ダルクス人は被差別民として存在し続け
ており、作中にも幾人かのダルクス人が登場する。

"ラグナイト"と呼ばれる鉱物資源があらゆるエネルギー資源
として使われ、ガリア公国はラグナイトの産出国である事を
要因に戦争に巻き込まれている。


感想。

物語の設定上、人種差別を大きく描く事も多い。
緩いラブコメ風の描写が殆どなので、そういう部分だけ重く
リアル追求風に表現する所は歪で余り良い印象は受けない。
時代改変ものかと思いきや・・異世界ファンタジーな作品。
女の子が変身ヒロインものみたいに沢山出てきてパンツ見
せる作品と変りない。(パンチラ無いけど)

"1930年代"風の戦場でミニスカートで生足出して・・大きな
リボンで長髪の兵士は・・戦場を駆け抜けて敵の銃撃を受けて男に庇われ倒れた時にラブコメ演出とか巫山戯た作品。

ラブコメ風描写だったり・・終始恋愛ごっこしてる最中での
戦争描写で重みはない・・そしてやたらと差別的なキャラが
多く登場するので・・苛っとするだけで余計重みがない。

1話目・・名乗れば済むのに何度も機会がある中でも余計な
無駄話して名乗らないで済し崩しに巻き込まれていく演出。
此れは流石に主人公の性格を表すにしても稚拙過ぎる。

8話迄ベタッと軽いラブコメモードで何がしたいか意味不。
以降ヴァルキュリア人云々の伏線で戦争以外に陰謀がある
という描写になるけど、一旦お預けで2クール目に入る。

色々な登場人物の恋愛模様描写が殆どで演出の為のゲリラ戦
や白兵戦・・18話辺りで肉親の死の演出で恋愛補強って・・

作品である以上演出は必要だし抑揚のない物語を商品化する
筈もなく・・戦場では人は死ぬものだ。ただお涙頂戴演出が
過剰に多い。抑揚がない作品の緩急が其処だけでドン引き。

肝心の恋愛模様も・・主人公に全く魅力が感じられず・・
アリシアとコーデリア姫のダブルジャンヌのような雰囲気。
イサラの死を乗り越え・・盛り上がっていく??と思わせ

ヴァルキリア人一人で戦局が変わる程のファンタジー作品。
※ゲームを知ってる人には楽しめた作品かもしれない。

クライマックスも子供が書いたような馬鹿馬鹿しい展開。
シュールなギャグアニメを視ている感じでした・・

ミリタリーモノを余り視た事無い人やファンタジー作品と
して視るならそれなりの気もするけど地味で殆ど恋愛描写
の為の演出なので見終わっても此れじゃ無い感が半端無い。

キャラデザはそれなりだったかな?程度・・




キャスト。

ウェルキン・ギュンター 千葉進歩
アリシア・メルキオット 井上麻里奈
ファルディオ・ランツァート 櫻井孝宏
イサラ・ギュンター 桑島法子
ロージー 皆川純子
ラルゴ・ポッテル 乃村健次
エレノア・バーロット 田中敦子
マクシミリアン 福山潤
セルベリア・ブレス 大原さやか
ラディ・イェーガー 大塚明夫
ベルホルト・グレゴール 大塚周夫
ラマール・ヴァルト 成瀬誠
ダモン将軍 塩屋浩三
エレット 進藤尚美
スージー 戸塚利絵
ヤン 平井啓二
イーディ 鹿野優以
ホーマー 庄司宇芽香
オスカー 外村茉莉子
エミール 日比愛子
マリーナ 阿川りょう
カロス 坂熊孝彦
アイシャ 井上ひかり
ハンス 池田千草
コーデリア姫 能登麻美子
ボルグ 柴田秀勝
ザカ 中井和哉
カール 岡本寛志

投稿 : 2020/04/04
♥ : 2

アリス★彡 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

恋愛物でふ。

【更新履歴】
■8/22 文章を訂正

-------------

■戦争として考えると優しすぎるかもしれません。

前提として、戦争特有の「グロさ」が少ないため、実際の戦争と比べると、作品内の戦争というのは少し優しいものなっています。
キャラクターは死ぬので、全く「グロさ」が無いわけではないのです。
ただ、緊張感の無いシーンがあったり、死者がモブキャラばかりで、重要キャラの死亡者が少なく、悲劇的な演出がとても少ないです。そのため、「戦争の残酷さ」というものが余り伝わってきません。戦争の悪い部分(人種差別)については、描いているシーンはあります。そのため、一部分だけは、似ていますが、実際の戦争とは少し異なるものと考える方が良いでしょう。


■恋愛物

本作は、恋愛物として見るのが良いです。
戦争物として見ると優しすぎますが、恋愛物として見るとちょっぴり甘酸っぱいです。

アニメ版のヴァルキュリアの魅力というのは、ここです。
ガリア公国義勇軍第3中隊が戦争という同じ目的を持ち、そのガリア公国義勇軍第3中隊内での恋愛というのが本作の魅力です。

恋愛物として見るか、戦争として見るかで大きく感想が変わってくるでしょう。


■戦闘面を見ると

ただ、見た目は、戦争物の本作。
原作は、シミュレーションロールプレイングゲームなので、戦争を楽しめるシステムなのかもしれません。

しかし、アニメにおいては、そういった楽しみが生かされないため、別の楽しみ方を考えるべきなのですが、戦闘シーンに特筆した楽しみはありませんでした。戦闘シーンに爽快感もなかったですし、驚くべき策略で視聴者を驚かす展開でもなく、緊迫感もいまいち伝わらなかったです。

『戦場のヴァルキュリア』という題名にしているのですから、やっぱり、恋愛だけでなく、戦闘の要素を加えないとタイトルに見合わないのではないか、と思いました。
原作は『シミュレーションロールプレイングゲーム』なのですし、やはり「戦闘の楽しみ」があってこその原作。
アニメという媒体では、戦闘の楽しみを描ききれなかったのかもしれませんが、描く努力はするべきだったと思います。
そもそも、恋愛やほのぼのしたシーンが多かった以上、最初から戦闘を描く気が無かったと捉えられても仕方がありません。

■宣伝用として見て

仮にこのアニメを、視聴者に「戦場のヴァルキュリアとはこういうものだよ。買ってみると面白いかもしれませんよ」と宣伝するためのアニメだった、と解釈します。
そうして見ても、『戦場のヴァルキュリア』は、恋愛が中心でストーリーが進んでいき、戦闘は蔑ろにしているんだな、という誤った印象を与える可能性があり、私は宣伝用として見ても、この作品は失敗だったのではないか、と感じます。


■総評

これから見る人は、恋愛物と割り切ってみるのが良いと思います。
ただ、このアニメから受けるゲームの戦場のヴァルキュリアの印象は全く違うと考えてる方が良いでしょう。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 11

67.0 14 2009年春(4月~6月)アニメランキング14位
To Loveる -とらぶる-(OVA)

2009年4月3日
★★★★☆ 3.7 (437)
2911人が棚に入れました
高校生になったが恋愛に奥手な結城リトの元に、宇宙人のデビルーク星の王女ララがやって来た。この二人と周りの登場人物が織り成す、ちょっとHだが愉快痛快なドタバタラブコメディ。

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

色々と解禁

TVシリーズ(1期)後に製作されたOVAです。
元々連続性のあるストーリーでもないので、1話完結の無難なエピソードを個々にやっています。
1期が原作とは違うらしいので、TVシリーズには居ないキャラが突然出てきたり、設定が変わっているキャラが居たりしますが、そこはご愛嬌。気になる程ではありません。

コメディなので、脱ぐためのしょーもないドタバタ事件を繰り返して主人公が酷い目に遭って終わる・・・・というものです。可も無く不可も無く、いつもどうり。


特筆すべきは、やっぱりエッチ描写。
こんな作品にもかかわらずTV版はパンチラすら許していませんでしたが、本作は大解禁。女子は登場する度にローアングルから撮影され、義務のように下着を晒してくれます。
風呂にもよく入るし、服が破れるイベントも多数。
まぁ、お約束ですよねw
乳首は微妙に隠して描いていますが、エロ描写率が5割増しです。流石はOVA。

作画もかなり丁寧です。
とにかく女子の登場キャラが多いですが、みんな可愛くキレイに描かれています。
パンツのディテールと尻肉への食い込みラインの描き方に拘りを感じましたw


ジャンプ伝統の微エッチ好きの人なら楽しめる1作。
アニメ作品としてのクオリティは高いので、お嫌いでなければ、軽い気持ちでどうぞ。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 4

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

そろそろ逃げ切れない時期?

1期はシナリオと演出が酷く全てエロネタ落
で片付けて・・中盤以降多少持ち直したけど
各話の中でさえ中弛みする酷さで露出だけ・・

OVAは露出は当たり前?エロで勝負するしか
無くない??予想道理・・OPから胸揺れ重視。

演出がエロくなったのと露骨なパンチラが増え
たくらいかな?掴みやテンポが良く潔い感じ。
同じエロでも演出で凄く笑える仕様みたい。

猿山のキャラも効果的になって、他も全体的に
お馬鹿補正が割りきれて良くなった感じかな?

キャラデザも絵のトーンも柔かな感じで1期より
すこし可愛らしい感じ。

各キャラの個性も魅力的かな。

音効も若干センス良くなった感じ。
割り切れてる分OVAの方が圧倒的に面白い感じ。

女体化や水着回やRPG風等やりたい放題はファン
も喜ぶ仕様なのでは?という感じかな?

1期は・・主人公の設定に無理があり馴染めない。
一途路線の描写が強引で半端すぎて好感持てず。
前振りがやたら長くて落ちない話も多すぎだし。

所詮ハーレムなら年相応のスケベで優柔不断の
駄目男の方がエロギャグ路線なんだし笑える。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 5

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

驚きました

原作未読。
1期の後にすぐ視聴しましたが、この作品の出来に驚きました。
まずはOPのアニメーションは登場キャラ達の胸揺れだらけのアニメーション(笑)。
作画は1期より柔らかくなったようなタッチでかなり綺麗に描かれています。
肝心のストーリーはあいかわらずエロ満載ですが、1期に比べると断然面白い。
何が変わったのか?と制作スタッフなどを調べましたがほぼ1期と同じメンバー。
ではこの面白さは?とさらに調べたところ、1期はオリジナルストーリーが多いらしく、このOVAは原作通りに制作されたらしいです。
この作品は週刊少年ジャンプでは人気があったけど、オリジナルのアニメ化は失敗してしまったというパターンですね。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 4

66.6 15 2009年春(4月~6月)アニメランキング15位
初恋限定。(初恋リミテッド)(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (465)
3045人が棚に入れました
雪ノ下中学の二年生、有原あゆみは、男の子から愛の告白をされることを夢見ていた。
その願いはある日、最悪の形で叶うことになった。野獣のような風貌の高校生・財津操から告白されてしまったのだ。操が恐ろしくてなかなか交際を断る勇気を持てないあゆみ。そんな中彼女は、毎日操につきまとわれて疲労困憊する姿を心配してくれた、同級生の財津衛を好きになる。
だがどんな運命のいたずらか、衛はあの操の弟だったのだ…。

やる気梨 さんの感想・評価

★★