Baal さんの感想・評価

3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

これは引き込まれますね。

諫山創による漫画作品を原作とする作品です。

全２６話、原作未読。


繁栄を誇っていた人類だったが、突如出現した天敵

「巨人」の手によって滅亡の危機に瀕することになった。

三つの壁を用いて作られた城壁都市によってなんとか

延命することができた人類。それから時が流れ、巨人の

襲撃もないまま１００年が経ったころ突然超大型巨人が

現れ、再び人類に危機が迫るのだった・・・


私はグロイと評されてきたものはそれだけでほとんど

避けてきました。この作品もその一つであって以前は

一度たりとも見ることはない作品だろうと思っていました。

偶然にも映画が上映されるにあたって、前半１３話までが

ニコ生で一挙放送されるということを知り、こんな

チャンスができたのだから最初だけでも見ておこうかなと

思いました。最初の二、三話あたりはもうやめようかな

と思いましたが六話あたりから引き込まれ、１３話まで

見たあとは続きが気になって即刻視聴してしまいました。

正直なところ六話あたりでこの先の展開が読めてしまい

ました。巨人の力が圧倒的すぎてこちらが同等以上の

力を得ないと勝ち目はないだろうと思ったのでそれならば

と考えていた事が大体あたっていたかなというところです。


とまあ前置きみたいなのはここらへんまでにしといて

作品についてですが、先ほど言ったように展開は途中で

読めてしまうところがあったのですがそれぞれの話の中

でエレンやミカサ、アルミンの過去の出来事やそれに

よって生じた感情や思い込みがうまく絡みあっていて

それが展開が読める中で物語に深みを与えていたように

感じました。

ただ巨人の謎やエレンなどの巨人化することのできる人

の理由、あの地下室にあるという巨人の真実がほとんど

判明することなく終わってしまったのでそこのところに

期待していた私は少し残念だったなと思いました。


グロ系が苦手な私がいつの間にか引き込まれてしまう作品で

そういったタグのようなジャンルだけで一概に視聴するか否か

を決定するのはやっぱり良くないなと思いました。

この先もアニメ化してほしいなと思いました。

でもやっぱりグロイのでそこのところが苦手な人は少し注意

して見ることをおすすめする感じです。


◆個人的点数評価　78.505点