コンビーフ さんの感想・評価

3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

面白い

ロアナプラという架空の街での、ハチャメチャアクション劇

【良い点】

・よく動く
・キャラ
・かっこいい

【悪い点】

・くさいセリフ
・わけのわからん心理描写


ガンアクションといえばこのアニメが代表的でしょう。ロアナプラという架空の街で、マフィアや政府、そして何でも屋などが暴力で物事を解決していく。それがこの作品のストーリーです。

また個性的なキャラが多いのも良さの一つです。
生まれも育ちも日本の商社マン、暗い過去を背負う女、スパイの暴力シスター、ショタ好きのターミネーターなど、様々です。

作画は基本的にいいです。ガンアクション時にはよく動き、中途半端なCGなども使っていません。音楽はOpがいいですね。雰囲気をここで作り出しています。


悪い点を挙げるとすれば、セリフと心理描写です。
まずセリフから。
一見深い意味があるかもしれないセリフも、ただカッコつけたくさい言い回しです。ほとんど伏線なんて含まれていません。攻殻のように物語を意味付けるものでもないし、物語シリーズのように雰囲気や世界観を醸し出しだすセリフでもないのが特徴でしょうか。無視しても問題ありません。

次にわけわからん心理描写です。例えばレヴィの、過去の話を持ち出すと目つきが変わるとか、別にいいと思いますがこんなもの中学生までしか通用しません。
特に、十二国記を見た読んだ方なら誰でもツッコミたくなると思います。

「不幸は平等」とね

作品自体は面白いです。アクション系が見たい方は是非ご視聴を