「赤髪の白雪姫(TVアニメ動画)」

総合得点
74.8
感想・評価
1056
棚に入れた
5633
ランキング
856
★★★★☆ 3.8 (1056)
物語
3.8
作画
3.8
声優
3.9
音楽
3.7
キャラ
3.8

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

ネタバレ

chariot さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

誰か、壁持ってきてくれないか?

少女漫画が原作の全12話。
(2期が既に決定しているので分割2クール作品なのかも?)

薬剤師の女の子・白雪が王子ゼンと出会い・・・
彼を支えたいと宮廷薬剤師になった白雪とゼンのラブストーリー・・・か?


物語。
王道的少女漫画です。
偶然出会ってピンチを助けてくれたのが気さくでイケメンのクラリネス王国の第二王子。
最初は恋心も下心もなく、純粋に彼の力になりたいと考えていた白雪。
しかし彼と会い会話を重ね、王子としての志を知るうちに無意識に惹かれて行き・・・
とりあえず、白雪が恋に気づくのは後半、ゼンが行動を起こしてからなんですが、その前からいちゃいちゃいちゃいちゃ・・・・
あ~もう。
こいつらを爆心地にして世界なんか破滅しちゃえばいいのに!ぐらいいちゃいちゃしてます。
恐らく今期1番壁の需要が高かった作品じゃないかと。


キャラ。
正直、ゼンは偉ぶらず国民思いで少年っぽさを残していて、まさに理想の王子様って感じのテンプレさを感じてあまり好きじゃなかったです。
いい奴なのはわかってますけどね。

白雪もいい子なんです。しっかり自分を持っていて身分が上の人にも毅然とした態度で意見を言えるような強い子です。
しかし、赤髪が珍しいって言われても他のキャラも緑とかいるので微妙に違和感が・・・(笑)

ゼンの兄で第一王子イザナ殿下。
石田です。いや、石田ならもっとねちっこくても良かったと思うんですが、イケメンで頭が切れて人を使うのも上手い。
まさにラスボス感たっぷりの王子様なんですが・・・
今期だけだと結局ゼンと白雪を認めるのかどうかわからないんですよね。。
反対勢力だとかなり手強い相手なんですが。
でもなんかブラコンっぽさがあるし、身分がどうので反対し続けるほどアホじゃなさそうなんで、白雪のいい所を見れば結局認めそうですよね。。

オビ。
ゼンの従者。
白雪の事を好きっぽい雰囲気はあるけどゼンとの仲を見守ったりからかったりして真意が掴めないですね。
飄々とした感じで好きなキャラでした。

忘れちゃいけないラジ王子。
アホです。一応タンバルン王国の王子ですがアホです。
cv:福山潤でアホさ加減がいいです。
1話ではダメだこいつクズだわってヤツですが再登場した時はそのアホさで従者にも小ばかにされていていいギャグ要員になったと思います。
このアホっぽさは癖になる感じですよ。2期でも出るといいな。。


まとめ。
女性向けである事は間違いないですが、ドロドロした所もない爽やかな恋愛物なので男性でも恋愛物が好きな方はいけるかもしれません。
序盤はあまりの少女漫画チックな展開に断念の選択肢もよぎったのですが
「石田が出るから」と見続けた結果、意外と普通に観終えられました。
まあ、それでも壁が必要な展開でしたが。。
面白かったか?と聞かれると答えは「それなりに」ではありますが、ギャグ的な物も割とすんなり笑えましたし、まあ損した感じはなかったです。

2期も観る予定ですが、ものすごく綺麗に終わった1期からどう展開して行くのか?
大きなトラブルが起きるのか?
白雪の薬剤師としての活躍はあるのか?
イザナ殿下はどう動くのか?
地味に期待して待ってたいと思います。


難点というか疑問。
{netabare}このまま行くと結婚まで見えてくる流れだけど、身分の違いとか気にしないのかな?
イザナ殿下の考えるように、王妃としては隣国の姫や貴族の娘をもらって、白雪は愛妾としてかかえるべきだと思うんだけど。
王子としての存在価値って王家としては他国や貴族とのつながりを固める事だと思うし、自由恋愛とかないだろうと思う・・・。
まあ、それじゃ少女漫画としてはダメなんだろうけどね。。
19歳のゼン王子に許婚の一人もいないってのも結構無理してるかな。。 {/netabare}

投稿 : 2015/09/26
閲覧 : 239
サンキュー:

18

赤髪の白雪姫のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
赤髪の白雪姫のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

chariotが他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ