蒼い星 さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態：観終わった
一つ屋根の下。
アニメーション制作：ブレインズ・ベース
2014年4月 - 6月に放映されたTVアニメ。全12話＋OVA1話。
原作は、恋愛ラボの宮原るり。ヤングキングアワーズで連載中。
概要
親の転勤で男子高校生・宇佐和成は、
老女・河合住子が管理人をしていてる食事付きの格安の下宿で、
新生活を始めることに。
しかし、そこの住人は変人だらけだった。
宇佐は、付いていけそうになく思い出ていこうとしたが、
下宿には憧れの先輩で文学少女の河合律がいた。
観た感想
ちょびっとエ○ゲでありそうな主人公と舞台設定。
個室に鍵がついてなくて、
一つ屋根の下で他人同士が毎日顔を突き合わせて、
一緒にご飯食べるようなアットホームな環境も、
今時あんまりないような？
めぞん一刻でいう四谷担当と朱美担当の住人がいるなあ。
ていうか冒頭がめぞん一刻をかなり意識してるような。
色彩が綺麗なことは綺麗だけど発色が濃くてビー玉みたい。
一話目を観た後に思ったのだけど、もしかして女尊男卑アニメ？
男性陣の性格付けが、
モノローグの多い常識人な男子高校生（主人公）＆マゾの変質者。
と、イマイチ味付けが薄く感じたものの、
麻弓＆彩花の賑やかしの女性陣のキャラ付けは、
女性の作者視点から女の腹黒さをコミカルに描いていて良かったと思います。
宇佐の憧れのヒロインの河合律は、口数が少なく人付き合いが苦手。
一見無個性な感じもしますが、花澤香菜の演技がハマっていました。
そんな律と宇佐の心の距離がちょっとずつ縮んでいく課程を楽しむラブコメですが、
お話がスローペースで2人の仲も然程進展しないままに終わっちゃった感じで、
2期や3期があることが前提じゃないと不完全燃焼なアニメですね。
原作がどうなっているのか知りませんが、
個人的には律を巡った三角関係が欲しいかな？と思ったり。
そういう系統の作品ではないのでしょうけど！
{netabare}と思ったら、原作では恋敵が出現して一騒動あったみたいですね！アニメでも、それを観てみたいです！{/netabare}
ギャグとして下ネタが所々にありますがソフトな感じ。
作品としては突出してここが凄い！という部分はありませんが
全体的に爽やかな雰囲気であり、終始安定の内容でした。
これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。
