「ガールズ&パンツァー(TVアニメ動画)」

総合得点
88.3
感想・評価
3112
棚に入れた
13617
ランキング
103
★★★★☆ 4.0 (3112)
物語
4.0
作画
4.1
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
4.0

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Tnguc さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

【お気に入り】 視聴前「まーたパンツ絡みの萌えアニメか?」→視聴後「なんだこの凄いアニメは…」

~
 本作「ガールズ&パンツァー」では、戦車同士の戦い(試合)を通して描かれるスポ根、即ち「燃え」の部分と、戦車に搭乗する可愛らしい女子高生たち、つまり「萌え」の部分があり、この2つの要素は、下手をすれば相反する要素にしかならないが、水島努(みずしま・つとむ)監督と、脚本・吉田玲子(よしだ・れいこ)の手腕によって巧く融合されている。普通、こういった美少女をむりやり絡めた作品は、とにかく商業主義として制作されている場合が多く、そのシワ寄せとして、世界観に悪影響を与えたり、物語がご都合主義になって萎えるパターンが起きてしまう反面があるが、この作品に限ってはそういったご都合主義をあえて隠さず、視聴者に対して上手く説明していることが、結果として多くのファンを獲得できたのではないのかなと思う。女の子が普通に戦車を運転したり…、戦車が大破しても搭乗者にケガがなかったり…、戦車や砲弾の脇には観客が普通にいたり…と、もはや現実味なんて全くないけれど、それをさも当然の様に観ていられるのは「ガルパンに細かいことは気にしないでね」という注意事項がケレン味として物語の至る所で配慮されているので、「あ、これはそういうアニメなんだな」と、視聴者は身構えることをやめてしまうからだと思う。とくに1話のラストで「戦車道」というムチャクチャな設定さえも些細なことのように見せた演出(世界観)は圧巻。その奇抜な世界の中で活躍する少女たちも魅力的で、女子高生あるまじきと言わんばかりに良い子しかいない。普通に観ているだけでは全キャラクターの名前も覚えられないまま終わってしまうが、キャラクターたちはチーム単位で扱われているのでとくにストレスは感じない。チームの垣根を超えた交流が殆どない部分は少し勿体なかったなと思うが、様々な特色を見せる個性的なチームの和気あいあいとした掛け合いがそれぞれ独特で微笑ましい。勿論、「燃え」の部分である戦車の描写も抜かりなく表現されていて、戦車同士の一騎打ちはとくに見どころ。思う存分、彼女たちの戦車ロードを堪能できる。本作のタイトルだけは当時から知っていたが、「パンツァー」の部分でパンツ絡みの萌えアニメだと思いスルーをしていた(アホ)。映画化記念による再放送(BS11)で視聴した際に水島努監督の凄みを改めて痛感。正直、面白いアニメはもっとあるけど、ここまでハマったアニメはガルパンが初めてかも知れない。エンタメ作品において、アニメならではの表現方法を見せてくれたエポックメイキングな作品だと思う。世にも奇妙なスポ根モノなのに、これほどまでに熱くなれる新感覚。新しいアニメの境地を見た気がした。


総合評価:★★★★★(5.0点)

投稿 : 2021/10/18
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サンキュー:

36

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