「ガールズ&パンツァー(TVアニメ動画)」

総合得点
88.3
感想・評価
3198
棚に入れた
14038
ランキング
117
★★★★☆ 4.0 (3198)
物語
4.0
作画
4.1
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
4.0

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ガルパンのススメ。その魅力あらためて(加筆)

※加筆修正しました
まずはキャラに最高点をつけておりますが戦車と人物の合計です
音楽はSEを含めた点となっております
劇場版含めてガルパンの世界を考え、つたない文章ですが
魅力をお伝えできれば幸いです

では
ガルパンの魅力について語らせていただきます

・はじめに
当初、女子高正がメインの萌えアニメだと勘違いしていました
部室でコアなミリタリーネタをおしゃべりするんだろうくらいに。
様々な部活動が出尽くし、もう目新しい要素なんて出尽くした感もあります

完全に誤解していました


・TVシリーズ設定
主人公は戦車道家元の娘にして戦車道の名門高で活躍
しかし過去に試合中でおきたトラブルがトラウマとなって
戦車にのることを止めて転校してしまう
転校先は廃校の危機にあり
それを防ぐには戦車道の大会で優勝するしかない
生徒会長の強引な勧誘により再び戦車道へかえっていく
しかし全国には強豪が待ちうけ、最大のライバルは自分が逃げ出した
高校。そこには実の姉が待ち受けている

設定を書いてみましたが
くだらなそうですか?それは大間違い
設定とは裏腹に青春ドラマとして芯となるテーマが
込められております。


・ガルパンのテーマ
「復活の物語」
シリーズでは2つの復活が描写されています。
①廃校予定の学校
②一人の少女

特に②主人公西住みほの復活が爽快で胸を熱くします
行き場をなくし、情熱を向ける機会を失っていたみほが
再び戦車道を志すことで
仲間たちと力を合わせ、時に支えあい戦いに挑むことになります
試合を重ねるごとに絆はより強固になり
みほの輝きもましていくのです。
美しい友情物語は劇場版でさらに熱く膨らみます!


・CG技術のみに頼らない戦車のリアリティ
素人のじょしこうせいを搭乗させ
キャラクターの感想や体験を通して
戦車とはどういったモノののかが私たちに伝わってきます
画面をとおしてみる戦車に迫力と臨場感がでるように
走行時や射撃時にだす音の再現度
そして戦車内、また装甲に人が飛び乗ったときに出る音まで表現
このこだわりは尋常ではありません


・日常劇も素晴らしい
ぬくもりがあるんです・・・町おこしに採用されるのも納得
高校近辺の住民が戦車道に協力的に応援してくれています。
戦車が危険なものだという意識はあるのでしょうか?
あたたかいエピソードとして
戦車に家を壊されてしまっても住人からでたひとことは
「家を新築できる!」
いままでの日常アニメでやっていた掛け合いを
戦車の中でもみれます。


ここまで良いところだけあげましたが
いくつか気になる点もあります
要望でしかないのですが。。

そもそも戦車道というものが未だにわかりません
戦術らしきものがあることはわかります。
武道であるからには精神的な教えもあるとは思うのですが
教本なりが登場してスポーツの技術的な説明が少し欲しかった

いらぬ心配だとも思うのですが
戦車の砲弾が当たると車体がひしゃげてるし、戦車はしょっちゅう横転してるけども中の子たちは平気なんですよね?
この丈夫さも戦車道の奥深さなんでしょうか

全国決勝は市街戦だったのですが、どうせなら
住民が避難しないで普通に暮らしてる中で戦闘してる絵のほうが
楽しくないでしょうか?作画がきびしくて無人にしたのでしょうが。。
ハチャメチャな戦闘がもっとみたかったです


・さいごに
水島努監督らしさ全開の娯楽作品でありドラマ性も充分です
幅広い層から共感と支持をうけるべき作品であると思います。
じぶんの欲をつけたさせて戴くとしたら
初戦の惜敗以上にもっと大きな敗戦でがけっぷちから
這い上がるような熱いスポ根展開もみてみたかったです。。
そういうド根性ものはダメでしょうか。。

最後までご覧いただきありがとうございました

投稿 : 2016/05/02
閲覧 : 300

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