もろう さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.5
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 1.5
状態:観終わった
詰め込みすぎてる
家とか街のデザインが良かった。
表情や仕草が細かく表現されていた。
九太が大人になっても、二人の関係が根本の部分ではあまり変わってないところが面白かった。
九太が突然渋谷に続く道を見つけてしまい、騒音と共に渋谷に戻ってくるシーンがあり、かなりの時間をバケモノ界で過ごしてきたはずなのに、渋谷に戻ってきてしまった事への驚きや焦りを感じているシーンがなかった為、違和感を感じた。
正直に言って楓との出会いは必要性を感じなかった。熊徹と九太の絆と成長を描くアニメで良かったのではないかと思った。無理に楓との出会いを詰め込むから、逆に薄っぺらい感じになってしまったように感じた。
渋谷に戻ってから、人間界とバケモノ界を行き来しているようだが、初めてバケモノ界に来たとき、道が急になくなって戻れなくなっていたのに、急に行き来できるようになるのは不自然に感じた。理由があるなら、そのシーンや説明が欲しかった。都合が良いように見えてしまう。
細田守監督だったので、期待して観たが、キャラクターに対する魅力を感じられず、内容的にもあまり楽しむことが出来なかった。