「ラブライブ!サンシャイン!!(TVアニメ動画)」

総合得点
73.7
感想・評価
841
棚に入れた
3382
ランキング
968
★★★★☆ 3.6 (841)
物語
3.3
作画
3.8
声優
3.5
音楽
3.8
キャラ
3.6

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ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ラブライバーから見たアニメサンシャイン

☆☆☆1話視聴後レビュー☆☆☆

ラブライブ!サンシャイン!!ついに放送開始です
ラブライバーの中でも割と派閥で意見が割れていて
サンシャインは認めないμ’s原理主義者と
あっさりアクアに鞍替えしたサンシャイン信者と
日夜戦っている様は
さながらデレマス発足時を思い出しますね(--;

私のスタンスとしては
アニメも観ないうちから全否定している奴も
ほとんど露出の無い段階で既に信者になってる奴も
まずアニメ見てから話そうぜ・・・?
って感じだったので
ようやく話題に参加できるなぁといったところ

1話観た限りではとりあえず悪くはなかったです
そこで{netabare}START:DASH!!{/netabare}は反則でしょうw
という気はしましたが
千歌の強いμ'sリスペクトには共感できる部分があって
まだまだ始まったばかりですが
継続して視聴していこうという気になりました

アクアの声優さんはよく知らない方ばかりなのですが
鈴木愛奈だけはラブライブと無関係のイベントで何度か歌を聴いてます
アニソングランプリのファイナリストだけあって
演技力はともかく歌唱力に関しては間違いないなという印象でしたが
1話でわずかにセリフのあった似非外人しゃべりに
何だか一抹の不安が・・・(@@;

とりあえずもう少し様子見しつつ視聴継続です

☆☆☆視聴後レビュー☆☆☆

全体的に楽しく見れました
元祖ラブライブよりも
ギャグシーンは切れがあって面白かったと思います

キャラも割と嫌いじゃない感じでした
μ’sではかよちん推しでしたが
aqoursで一人選ぶならずら丸かな
ってどっちもなんか食べてばっかだな・・・w

楽曲に関してはどうしてもμ’sに見劣りします
もちろん中にはいい曲もいくつかあって
アニメ無関係のものも含めて何枚かCDを購入する程度には好きですが
出てるCD全部買って非売品の特典曲もすべて揃えてたμ’sと違い
気に入った曲だけの購入となりました
全体的に穏やかなしっとり聞かせる曲が多い反面
ガツンと胸に響くパワーのある曲が足りていません
しかもアニメ版1期μ’s最大の弱点ともいえる
ラブソングが使えないという致命的欠陥は引き継いだままなので
どうしても物足りない印象が残ります

ラブライブシリーズ最大の売りであるライブシーンに関しては
無印の頃を劇場版含めて大きく越えるクオリティで圧倒されました
ただ、3話の曲の途中でライブ止めたのはNGですね
あの演出は最悪でした

全体のストーリーに関しても
いまいち何が言いたいのかよくわからない部分もありましたが
無印1期の終盤がいろいろひどかったのに比べれば
よっぽどよかったと思います
ただし終盤の展開に関してはかなり不満が残りました

{netabare}と言ってもネットで炎上気味だったミュージカル関連は
割とすんなり受け入れられました
μ’sも2期1話や劇場版でたくさんミュージカルしてましたしね
それが不自然なのは理解しつつまったく気になりませんでした
だって、それ言い出したらコンペ形式で勝者の発表もしてないのに
アンコールで歌い出す無印2期の方がよっぽどおかしいでしょ

俺戦エンドなのもファーストライブで2期発表があって
事実上の分割2期になるんだろうと
最初から思っていたので完全に予定調和です

私が疑問に思ったのはそのひとつ前の回
μ’sを追いかけることをやめる千歌のセリフ

「μ’sのすごいところって
きっと何もないところを何もない場所を
思いっきり走ったことだと思う
みんなの夢を叶えるために
自由に、真っ直ぐに
だから飛べたんだ
μ’sみたいに輝くってことは
μ’sの背中を追いかけることじゃない
自由に走るってことなんじゃないかな?
全身全霊
何にもとらわれずに
自分たちの気持ちに従って」

このセリフはすごく良かったと思う
未だにμ’sの栄光に縋ってる
μ’s原理主義者の興味を
μ’sからaqoursに移すための
きわめて商業主義的な思惑が
見え隠れする気がしないでもないですが
やっぱりaqoursがずっとμ’sの影を追いかけるばかりでは
μ’sを越えることは到底できないし
決別はどこかで必ず必要だと思います

その直後の空から降ってくる羽根を千歌が受け取る演出は
言わずと知れた2期EDのものであり
以来中の人のライブでも取り入れられていたパフォーマンスです
私はこれを最初に見たとき
μ’sの追っかけから脱却し
一歩前に進んだaqoursが
μ’sと同じと高みを目指す資格を手に入れたことを表現している
というように解釈しました

そして最終話でμ’sとは違う
aqours独自の魅力というものが見れる
少なくともその片鱗は見せてもらえるはず
と最終話にはかなり期待していたのですが・・・

最終話で一番悲しかったのは
ライブシーンの直前の点呼
「1」「2」「3」「4」「5」「6」「7」「8」「9」
「「「10!」」」
いやいやいや!
9人の点呼の後に観客みんなで叫ぶ「10」
それはμ’s(中の人)のライブで
ラブライバーたちが自発的に行い始めた
いわばμ’sを象徴するコール&レスポンスでしょ!?
μ’sの追っかけからの卒業を宣言した直後にそれ!!?

ミュージカルパートだって
μ’sが今までにもやってきたことですし
そうなってくると羽根の演出も
単に無印2期の焼き直ししてるだけ
結局μ’sの影を追うのはやめたって言いながら
μ’sの遺産で食いつないでるだけじゃねぇか!

残念ながらμ’s離れができていないのは
実はラブライバー達ではなく
むしろスタッフの方なんじゃないかと思います
aquorsをμ’sの代用品ではない
本物のアイドルへと昇華させたかったら
まずはスタッフが無印での成功体験から脱却し
一歩踏み出さなくてはいけないんじゃないでしょうか?{/netabare}

全体的にはとても楽しめました
無印1期2期より面白かったと思います
ただ、おそらく来年あたり2期があると思いますが
その方向性にはだいぶ不安を感じます

投稿 : 2016/10/09
閲覧 : 286
サンキュー:

25

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