「バッテリー(TVアニメ動画)」

総合得点
57.5
感想・評価
331
棚に入れた
1376
ランキング
6806
★★★☆☆ 3.0 (331)
物語
2.6
作画
3.2
声優
3.1
音楽
3.1
キャラ
2.8

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ネタバレ

天啓 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

言いたいことはなんとなく理解できるのだが・・・

ノイタミナミナ枠 熱血スポ根ものと思いきや


岡山の中学を舞台にした 野球を題材にした 主人公 でピッチャーのタクミと
キャッチャー ゴウの 友情と信頼の物語?なのか?

主人公タクミは 中学1年ながら 小学生のとき全国大会も経験した豪腕投手
設定では140キロオーバーのボールを投げる
どうやら いままで同世代で自分の投げるボールをまともに捕球できるキャッチャーがいなかったらしい

そんなタクミ君は 家庭の事情で 家族でお爺ちゃんの家に引っ越してきた
家族と言っても 弟のセイハ君と 母親とタクミの3人 父親はいない
どうやら そのあたりが引越しの事情ではないか?と勝手に想像する


人付き合いも苦手な様子
そして、その新しい地で キャッチャーゴウ君と出会う
二人は地元の中学へ進学 野球部に入部し 一緒に野球をすることに
しかし、かなり天狗でわがままな主人公、周りと上手くいくはずも無く
部内の人間関係はガタガタに

さてさて このタクミとキャッチャーゴウはどうなるんでしょう?

今までの野球に限らずスポ根物は 友情、努力 チームワークを題材にした物が多かったが
本作はまったく違っている
友情は無いわけではないが あまり表現されてないというか・・・
殆どが主人公とゴウの心情描写 それもズバっと描かないで 視聴者に感じ取れと言わんばかり
自チームだけでなく 相手チームの内部のゴタゴタまでも描いていて
チームスポーツの裏事情で嫌な面を多く描いている

キャプテンの知り合いで強豪中学横手の4番打者と 対戦することになったタクミとゴウ
{netabare}快速球を投げるが 打ち込まれる
打ち込まれたのは タクミが全力で投げなかったから
そして怒るゴウ 何故自分を信じてもらえんのか?
再び横手との親善草野球
この前打たれた 4番は三振に取るものの 他の選手に打たれるタクミ
これも理由は同じ タクミは全力で投げていない
全力で投げればゴウは捕れないと勝手に思い込んでいるタクミ{/netabare}
自己中わがままな思考そのまま
それに腹が立って仕方ないゴウ とうとうタクミと喧嘩する

そこから タクミとゴウの話ではなく 横手の内部事情の話が数話続く

卒業近くなった キャプテンがグランドに姿を現し
監督の計らいで 打席に立つ
バッテリーは当然ながら タクミとゴウ
{netabare}しかし、物凄く荒れ玉でなかなかストライクが入らない
あれだけコントロールが良かったのにどうしたんだ?と不思議がるキャプテン海音寺{/netabare}
実はこれこそが タクミがゴウを信頼したあかし
コントロールが良かったのはゴウが捕れないのでは思うあまり 全力で投げていなかったから

それにしても どうしてゴウを信頼する様になったのか? ゴウはタクミのボールを取るためにどこまで
努力したのか? など一切語られていない これは致命的な本作の欠点
また試合シーンも音が殆ど無く、タクミのボールの凄さとか 試合の迫力とか殆ど伝わってこないのも欠点


この作者が言いたかったことは最終話で 横手中学との親善試合 スタンドで見守るセイハと新田東中学の校長との会話
私は野球は好きだが 体も弱く、運動神経も無いので ・・・・(校長)
{netabare}おじちゃん それは違うで! 野球好きなら 体が弱かろうとなんだろうと 誰でも出来るんで!
僕な 野球して いつか兄ちゃんに勝つんだ!{/netabare}

ということらしいが それまでの ストーリーの流れが どうもそのメッセージがチグハグに思えて仕方なかった

声優もセイハと監督さんがちょっとスティックで 興味を削がれる

小説原作らしいが アニメには向かなかったと思う

投稿 : 2016/09/25
閲覧 : 270
サンキュー:

18

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