蒼い星 さんの感想・評価

2.6
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態：観終わった

箱根町の宣伝になっていれば良いのですが。

アニメーション制作：旭プロダクション/プロダクション リード
2015年10月 - 12月に放映された全13話で1話あたりが3分30秒程度のTVアニメ。
原作は、由伊大輔によるweb漫画です。

【概要】

温泉街・箱根湯本の温泉饅頭屋の息子のメガネ君・冬哉。
家の裏山にある源泉を掃除して祠にお供えと神頼みをするのが彼の日課。
ある日、冬哉がお供え物の温泉饅頭を源泉に落っことしてしまうと、
ツインテールに巫女服の小さな女の子が登場。

彼女の名はハコネ。
1000年以上存在する温泉の精霊の一人であり、
本来の力が失われて見た目が幼くなっている様子。

温泉街を舞台にした地域振興系コメディに類するアニメです。

【感想】

見た目がロリっぽいハコネが色々やって、
作中の登場人物の口から『ハコネちゃん可愛い』と言わせるだけアニメなのですが、
はっきり言わせてもらうと、そんなにも可愛くないｗ
イカ娘の劣化版みたいなイメージのアニメですね。

1回が3分しかないのに、ストーリーも退屈で眠くなっちゃうことが多々。
言葉の力が弱いんですよね。

萌えにもネタにも特化してるわけでもなし、
日常系としても、癒やしのパワーもなし。

ライバルの精霊が出てきて、対決したりするんですが、
この作品を通じて何を表現したかったのか全くわからない、
自分はこれをやりたくて作品を作っているという芯の不在が、
冷めた薄いお茶を飲んでいるみたいに、
観てて美味しさを感じないアニメだと思いました。


単なる印象しか語っていませんが、これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。