ろれ さんの感想・評価

4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

流行った理由は見ればわかる

最終回後にdアニメで視聴。


放送前は絵を見て完全に「こりゃムリ」でしたね。
本編見てもないのにツイッターなどでは考察班がウダウダ言ってるのが見えて「え？これどんなアニメなの？」って気になって最初はそれが始まりでした。

「新世界より」の作品名を交えた考察もあり完全に見る気に。
ボスがたしかにミノシロモドキでしたね。しかも「図書館」って。

で、ストーリーやそれにまつわる考察はいろんな人が書いてるのでそこは控えめに、素直に思ったことなど。

まず迷子になったかばんちゃんがサーバルちゃんと出会います。
かばんちゃんは自分が何者なのかわからないので「図書館」なる場所に行って教えてもらおうとサーバルちゃんと行動を共にします。

1話の最初のほうでキャラクターの目的が明らかになり話が進みます。
これって私的にはかなりの高ポイント。

始まってから数話「結局こいつら何がしたいの？」って話が見えてこない作品も多々あるしそういうのは飽きちゃいます。

そして1話からキャラの目的が明らかになるのと同時に視聴者である自分も「かばんちゃんて何者？」と惹き付けられます。
さらには舞台であるジャパリパークはサバンナやジャングルなど広大なエリアがいくつかあります。
ジャパリパークそのものが気になる。ここで世界観にも惹きつけられます。

あとはマスコット的なボス（ラッキービースト）というキャラ。
印象的なデザインのセルリアン。
これは私の好みなだけなんですけど。
ぬいぐるみ欲しい。

本編としてはツイッターなどでも流行った「すごーい」「たのしーい」など汎用性の高いセリフや特徴的な言い回し。
これらを用いたゆるーい感じの前半。
後半になるとシリアスになったり、たまに泣けたり、終盤はアツかったり。
かばんサーバルボスの大冒険ですが暴力的なセリフやシーンもあまりないし安心して見てられました。

いつでも弱音などを吐かずにポジティブなままのサーバルちゃんが本当に愛しかった。
セルリアンとのラストバトルでの最後のほう {netabare} 紙飛行機を飛ばすところでトドメさされました。このアニメ見ると感情のコントロールができない。{/netabare}

ストーリーとしてはオマージュだのパクリなど気にしない、単純に面白ければいいと思うタイプなのでほぼ文句はないです。
面白かった！
で、最初に思った「キャラの顔が歪んでてキモイな」というのもすぐ慣れたし、今となるとあの絵以外考えられないです。

BGMも好みなのが多かったのでサントラ買うか～。

気になってる部分とかまだあるし、整理できてない部分も多いので2周目行きたいです。
BD付きガイドブック安いし勢いでポチッた。