しゃしゃのあ さんの感想・評価
2.0
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 2.0
音楽 : 2.0
キャラ : 2.0
状態：観終わった
過小評価
はてさて、グレンラガンがめでたく十周年(今年は十一周年)というアニバーサリーな年を迎えたのにグレンラガン×うまい棒コラボカフェのPVの再生回数がうまい棒の穴のごとくスカスカだったり、近所のプラモデル店にはグレンラガン関連の商品が未だに悲しく鎮座してる話はこの際に水に流すとして、
先日のニコ生で一挙で見られる機会がまた得られたのでそこで感じた感想やら垂れ流していきたいと思います。
(今回のニコ生でグレンラガン見たのはレンタルDVD合わせて二週目になります)
グレンラガンを二週して見たけどハッキリ言うとお前らが思うほどグレンラガンはスケールも大きくないし面白くも熱くもないぞ、
まず、この作品は物語が発展するほどスケールも銀河を最終的に戦いの舞台にする程の大きさに発展してするのが売りなのだが、
実際にはグレンラガンvsラゼンガン、アークグレンvs超巨大ムガン、天元突破グレンラガンvsグランゼボーマ(アンチスパラル)とスケールがほぼ1:1のタイマンで保っていてとてもじゃないがスケールが相対的に大きくなる訳じゃないので、ただ単に同じ地平で戦ってトントン拍子で大きさだけ発展していくだけで、ただのロボットのインフレで止まってるのは、作品の売りであるスケールの大きさを駄目にしてると思う。
しかも、まだこれだけじゃなく月衝突あたりでロージェノムが月を簡単に止めれる事をそこまでピンチじゃないときに暴露するなど裏技的な攻略法で簡単にスケールの違いを覆すのも多い、
この時点で戦闘を形骸化の波が作品全体に蔓延してるのは明らかであり、見てて面白味も関心も何もないただ同じ展開を出されて飽きるだけ、もうこれ螺旋族殲滅システムに組み込んだ方が進化する気が萎えるから今すぐこのアニメをアンチスパラルに導入を検討するかして欲しいレベルでつまらない茶番劇だからな
そして何だかんだで現実の世界とアニメの世界両方の世界で崇拝、心酔されてる皆の兄貴ことカミナ、物語では途中で散ってしまうものの隔絶宇宙での脱出に一躍買って出たりと皆に信頼されてる彼だが、お前は俺からしたらグレンラガンの中で一番要らないキャラだと思ってるからな。
理由として、コイツ単体で成し得た業績は初めてガンメンをぶんどった位だぞ、その他の兄貴はカミナに比べちゃんと悪を挫いたりと沢山成し得たことあるけどカミナは本当にこれだけだぞ、雀の涙かな？
口上だって指揮を上げる為でもなく使用用途が自己紹介位にしか使わないのは縛りでもしてんのかな、それに、ダイガンザン乗っ取り時のシモンを勇気付かせる時にヨーコのデスキッスのせいで進行上言わざるおえなかった気がするが「お前が道に外れたときは俺がこうやって殴ってやる」って中々ヤバい荒療治だしもうちょっと脚本練って男の友情をまた深める話に変えるとかカリスマ性を上げる為にもっとやる事あるだろ。
もう、こんなんで皆に心酔されてるのが、俺にはさっぱりわかんねぇ。しかも、このカミナを越えるキャラがグレンラガンの登場人物の中で誰も居ないのもこの作品の度量の低さがうかがえるのも残念でならない。
挿入歌とかに関してはどんな作品であろうと涙を誘ったり熱くなったりできる重要な部分ではあるがグレンラガンに関して言えば、ガンダムAGE第４オープニングのオーロラのような問答無用で盛り上げてくれる曲とかBGMが無いのは致命的な欠点であり万人に熱くする作品ではないし、変なとこで思い出補正で過大評価されてようにしか感じられない。
これらのことから登場人物、スケール、BGMとドラえもんなら四次元ポケットに匹敵する構成要素が、ここまで駄目だと音楽で盛り上げてくれる所は盛り上げてくれるアレンジをしている映画版の方を見た方が断然いいと気がするし無理して本数の多いTVアニメを見る価値は皆無に近いよ。
(超天元にはアニメは成長しないし)
最後にこの作品はカミナが頑張ってる姿は普通に見えるし、物語もトントン拍子とは言え詰まりがそれほどないので、間食しながら見る分にはなんら苦痛はない作品だと思うし、良くも悪くも普通のアニメ作品と言ったところでしょう。
